男性にはこれまで付き合ってきた中で、忘れられない女性がひとりくらいはいるものです。
忘れられないというのは、相手を恨んでのこととは限りません。
忘れたくても忘れられないほど良い女性であったということもあります。
相手の記憶にいつまでも残り続けるような良い女になれたら素敵ですよね。
今回は男性が忘れられない女性の特徴を詳しく紹介していきます。
男性には必ず忘れられない女性がいる?
恋愛観について男性は「名前をつけて保存」、女性は「上書き保存」と例えられることがあります。
これは過去の恋愛をパソコン上のデータに例えたもので、男女での考え方の違いを表しています。
女性は過去の恋愛の上に新しい恋愛の記憶を上書きしていきます。
過去は過去と割り切り、新しい恋だけを真っ直ぐに見つめています。
男性は過去の恋愛の思い出を大切に保管しています。
それぞれに思い出があり、新しい恋愛を楽しんでいても時々過去を思い返すことがあります。
このような違いは男女の脳の構造によるものです。
女友達で集まると恋愛トークで盛り上がることもありますよね。
女性は男性よりも言語能力が優れており、自分の恋愛を他者と共有することで消化できます。
しかし、男性は男友達と集まってもそれほど自分の恋愛を語りません。
そのため過去の恋愛を自分の中に閉じ込める傾向があり、大切に保管するようになるのです。
忘れられない女性って多いの?
多くの男性には忘れられない女性が一人や二人くらいはいます。
これも男女の脳の構造に違いがあることが大きく関わっています。
性別に関わらず、人間は良い思い出も嫌な思い出も一定期間は脳に記憶されています。
しかし、時間が経つにつれて嫌な記憶は薄れ、良い記憶だけが残るようになっていきます。
女性は感情的な部分に長けており、記憶も感情とともに記録される傾向があります。
そのため、大きく感情が揺れ動いたときの記憶は鮮明に残すことができるのです。
彼がサプライズをしてくれて感動した思い出などの良い記憶はもちろん、彼と大喧嘩して怒鳴り散らしてしまった嫌な記憶も感情が大きく動いた思い出なので強く残ります。
一方、男性は関心のない記憶はすぐに消去してしまいます。
自分にとって良い思い出、都合の良いことなどは強く残る傾向があるのが特徴です。
そのため、過去の恋愛においても元カノとの良い思い出は長く記憶され続けます。
過去を思い出すことで幸せな気持ちになり、時間とともに美化されることも多いでしょう。
このように男性には良い思い出はいつまでも記憶し続けられ、時には記憶が美化される特徴があるため、忘れられない女性も何人か存在するのです。
忘れられない女性の特徴
それでは忘れられない女性にはどのような特徴があるのでしょうか。
前項でも述べた通り、男性は嫌な記憶よりも良い記憶を大切に保存しておく傾向があります。
つまり、男性にとって良い女性ほど記憶に残りやすいのです。
次は男性が忘れられない女性の特徴について詳しく紹介していきます。
一途
男性は自分を一途に想ってくれた女性を忘れることができません。
一途に尽くしてくれる女性は、男性にとって自分を大切にしてくれる貴重な存在です。
一緒にいるときにはそのありがたみに気付くことができなくても、彼女を失った瞬間にいかに自分を大切にし、尽くしてくれていたかを実感するようになります。
特に彼女に甘えてばかりいた男性には、心に大きな穴を空ける存在となるでしょう。
家に一人でいるときや仕事で疲れているときなど、ふとした瞬間に孤独を実感するようになります。
このように自分の気持ちを満たしてくれる女性は簡単には現れません。
新しい恋を始めても、小さな心の隙間を埋めてもらえないと元カノのことを思い出すでしょう。
初恋
初恋は性別に関わらず、誰にでも思い出深いものです。
特に男性は女性をリードする側なので、いろいろな緊張や葛藤を経験した可能性があります。
初めてのデートでどこに行こうか悩んだり、初めての彼女をどのようにリードすれば良いか困ったりするなど、失敗や悩んだ経験などもたくさん記憶されています。
人から与えてもらったことよりも、自分で与えようと努力した記憶の方が強く印象に残るものです。
女性にとっても初恋は初めてのことだらけで思い出深いものですが、男性にとっては初めて酸いも甘いも経験した大切な思い出なのです。
このような衝撃的な記憶を簡単に忘れることはできませんよね。
特に大きなイベントや出来事がなかった恋でも、初恋であるだけで男性の記憶には深く残ります。
最後の恋人
初恋と同じように、最後の恋人というのも記憶に残りやすい傾向があります。
特に結婚をしてこの先に新しい恋がないという場合は、本当の意味で最後の恋人になります。
何事も最初と最後が一番記憶に残ります。
多少喧嘩別れをしても、「最後の恋人」という肩書がネガティブな記憶さえ良いものにします。
また、最近別れたばかりというのも大きなポイントです。
今の恋人と何年も付き合っている場合は別ですが、最近まで付き合っていた可能性もあり得ます。
この場合、まだ記憶も新しいため思い出しやすいのです。
良い思い出しかない
付き合っている間に良い思い出しかない女性は、いつまでも忘れることができません。
前項でも述べた通り、男性は悪い思い出よりも良い思い出を長く記憶し続ける傾向があります。
良い思い出というのは、思い出すたびに幸せな気持ちにさせてくれます。
今の恋人と喧嘩した際などは「昔は良かったな」「元カノは良かったな」と現実逃避をします。
このように良い思い出ばかりであれば、嫌なことがあるたびに思い出して癒されることができます。
過去のことであっても、良い思い出であれば彼を癒す効果を十分に発揮するのです。
結婚まで考えていた
真剣に結婚まで考えていた女性を簡単に忘れることはできませんよね。
これは男性にとっても同じことが言えます。
結婚まで考えていたのに、結婚に至らなかったのには大きな原因が衝撃、葛藤があるはずです。
たとえば思い切ってプロポーズをしたのに、受け入れてもらえなければショックですよね。
人生に一度のイベントですから、普通に告白をして振られたのとはショックのレベルが違います。
他にも結婚前の同棲期間で別れてしまったのであれば、一緒に生活をする中でお互いの存在が当たり前になっていたでしょうし、デートだけよりも思い出の数が多くなります。
なにより結婚したいと思うほど、男性にとって本気の相手であったことも大きなポイントです。
生涯一緒にいたいと思えるのは、そう簡単なことではありません。
死ぬまで一緒にいたいと思えるということは、それだけ素敵な女性であったということです。
体の相性が良かった
体の相性が良いのも忘れられない女性の特徴です。
男性の中には夜の相性を重視し、記憶に残している人も多く存在します。
やはり男性ですから、少なからず下心を持っているものです。
男性は夜の営みでもリードする側のため、さまざまなことを考えながら行動しています。
単純に気持ち良いかどうかだけでなく、見た目がとてもセクシーだった、彼女もとても気持ち良さそうだったなど視覚から得る情報も深く記憶しているのです。
興奮度合いが高ければ高いほど、男性の記憶には根深く残ります。
新しい恋人ができても、体の相性がイマイチだと思わず元カノを思い出してしまうかもしれません。