遠距離恋愛をしているカップルは別れるのがじつは普通のカップルよりも難しかったりします。
なぜなら、なかなか会えない距離にいるため別れを会って伝えることが困難だからです。
せっかく両思いになり付き合うことになったパートナーに、最後の別れくらいはきちんと会って今までのお礼を言って別れたいと思う人が多いですよね。
逆にいえば、別れを切り出される側も、付き合った相手からの突然の別れ話が電話やメールだけではなんだか寂しい気持ちになったりもします。
なかには直接会って言ってくれないと、別れることに納得ができないという人もいるでしょうね。
最近では別れ話がもつれて、相手がストーカーになってしまったり、恐ろしい事件へと発展したりと、恋愛でも恐怖との紙一重ですので、なるべくなら穏便に済ませられるようにしたほうが良いでしょう。
今回は、そんな遠距離恋愛をしているカップルがパートナーと別れる時に、後悔しない納得のできる別れ方を6個ご紹介していきたいと思います。
距離は心の距離を生む?
好きな人とはなるべくたくさん会いたいものです。
「今日はこんな嬉しことがあった」というときには1番に大好きな人に話をして「よかったね」と言ってもらいたいし、とても悲しいことがあったときは「こんな悲しいことがあったよ」と言って慰めてほしいです。
それはやっぱり・・・直接会って言いたいというのが、大好きな恋人がいる人すべてに共通する感情でしょう。
しかし、遠距離恋愛の場合なかなかそうもいきません。
遠距離恋愛を自分で選んだわけですから、それが自分でももちろんわかっています。
だから、会いたいと思っても自分に無理やり理解をさせて我慢をさせます。
それがいつしか、心の距離を作ってしまうとも知らずに・・・。
遠距離恋愛はやっぱり難しい
遠距離恋愛を好きで始めるカップルはいません。
大抵は距離がある理由があるものです。
たとえば、最初は同じ街に住んでいても大学の進学や、会社の転勤などで片方が県外に行ってしまうというケースです。
なかには最初の出会ったときから県外に住んでいることを知っていて、それでも付き合いたいと思って交際を始めるカップルもいるかもしれませんが、そのカップルですらできれば近くに住んでいたらなぁと願うものです。
遠距離恋愛は、会いたいときに会うことができないぶん、やっぱり続けていくことはとても難しいです。
普通のカップルが仕事終わりに「食事でもしよう」という約束ができないですし、記念日や休日ですら、お互いの休みが合わないと会うことができません。
そして、会いに行くのにもお金がかかるというデメリットがあります。
そんななか、その恋愛関係をうまく続けていくことのできるカップルは一体どれくらいいるのでしょうね。
成功するカップルは少数
遠距離恋愛は、続けていくことはなかなか難しいとは思いますがもちろん良い関係を続けてそのまま結婚するというカップルもいます。
しかし、それはじつはとても少数なのです。
人間はやっぱり自分の欲望には正直ですし、距離があり相手の生活が見えない分、通常の近距離カップルには分かり得ない心配事が多かったりします。
たとえば、通常の近距離カップルはパートナーが浮気をしていたら、同じ地元の友達やつながりのある人からその情報が相手に流れてきたり、実際にパートナーと会う回数も多い分浮気を見破るのも簡単だったりします。
しかし遠距離恋愛カップルの場合、会う回数がとても少ないので浮気も隠しやすい特徴があります。
そして時間が経つにつれて、遠くの恋人より近くの友達というように、近くにいる浮気相手のほうが好きになってしまったりすることも少なくないのです。
このようなとても難しい環境でも、いつまでもお互いを1番に思い続け一途でいることはなかなか簡単なことではありません。
遠距離恋愛を見事成功させて、結婚をするカップルというのは本当に奇跡にでも近い2人なのです。
距離を超えるほどの互いの強い気持ちがあるか否か
遠距離恋愛を成功させるカップルと、結局は別れてしまうカップルとでは一体なにが違うのでしょう?
もしも別れることになったきっかけが、遠距離ゆえに生まれたものだとしたらやはり問題は距離だったのでしょう。
距離がもしもなければ、もっと会うことができたら、こんなにも気持ちが離れることはなかったかもしれないと、どうしても思ってしまうかもしれませんよね。
そんな難しい関係でも、別れずにうまく付き合っていくためには、お互いに距離を超えるほどの強い気持ちがあるかどうかが恐らく大切になってくるのでしょう。
「会えなくても別れたくない」「この関係が終わってしまうことのほうが耐えられない」このように思うことができたら、もしかしたらどんな寂しさも、切なさも、悲しさも我慢することができて、遠距離恋愛を乗り越えることができたのかもしれません。
最初の情熱をずっと保つのは難しい
恋をして、両思いになり、カップルになったら、その時点で男性は満足してしまうことも多いようです。
男性は釣った魚に餌をやらない恋愛脳ともいわれており、ターゲットに決めた女性を自分の彼女にすることができた時点で気持ちが少し冷めてしまうので、そこにもし距離もあったとしたらその恋愛を長く保つことはなかなか難しいものなのかもしれません。
逆に女性は、好きな人ができてそれが恋人になると、どんどん好きになっていく恋愛脳です。
そのため、最初は「あなたの彼女になれるだけで嬉しい。
「会えなくても我慢できるわ」と思っていたのにどんどん欲張りになってしまい、「会えなくて寂しい」「もっとまめに連絡がほしい」「どんな予定よりも私を優先させてほしい」と最初の頃に心がけていた思いとは真逆に自分本位の感情を押し付けてしまうことも多くなったりします。
交際を始める前の最初の情熱をずっと保つことは確かにとても難しいことです。
そしてそれは、遠距離恋愛というものが自分たちが想像していたよりも、遥かに大変なものだからなのかもしれません。
ストレスになり始めたら別れるという選択肢も
遠距離恋愛を続けていると、最初は我慢できていたことがどんどん我慢できなくなってしまうものです。
そのストレスを紛らわせようと、最初は恋人に会えない週末も仕事を入れてみたり、友達と遊んでみたり、自分で時間を忘れるような趣味を作ってみたり工夫をします。
しかし、どんなに会えない辛さを忘れようと頑張っても、それはいずれ我慢できないものへとなっていき、ストレスを抱え始めます。
逆に言えば、気持ちを紛らわすことができて、遠距離恋愛で大好きな恋人に会えないことも自身のストレスになっていないのなら、全然関係は続けられます。
それがもしストレスになり始めたときが、おそらくもう関係を続けていくことへのメリットが少ないということ、すなわち別れを考えてもよいボーダーのサインなのかもしれません。
一度は好きになった人に別れを告げることはとても勇気がいります。
相手のことをもちろんたくさん悲しませるし、傷つけるかもしれません。
だからこそ、そんな結末を迎えるタイミングというのは自分で選んで後悔のないようにしないといけないですよね。
まずはその1つのきっかけとして、自分のストレス信号をよう見極められるよう、よく自分の気持ちと向き合ってみてくださいね。
遠距離恋愛の後悔しない6個の別れ方
両思いになれたときは、「この恋愛をずっと大切にしよう」と別れなど考えもしなかったかもしれません。
それが、距離という邪魔者によりついに別れを決断したとします。
そのとき・・・本当に本当に別れてしまって良いのかをよく考えてみましょう。
一度交際していたカップルで、実際に別れてみてから後悔をすることがじつはたくさんあるのです。
別れたときは「こうするしかない」と思いがちですが、次の新しい恋が幸せとは限らないのです。
もしかしたら、遠距離恋愛はとても辛いしつまらなかったかもしれないけど、実際に性格や相性は、その遠距離恋愛をしていたときのパートナーが自分にとって1番良かったと思い後悔をすることもあります。
次の交際相手がかなりひどい人で、「あのまま遠距離を続けていたら、こんな最低な人と付き合い傷つくこともなかったかもしれない」と、そのとき思い知ってももう遅いのです。
「やっぱりもう少し遠距離を頑張れるかもしれない」と別れて少し時間がたってから、元パートナーの存在の大切さに気がつき、復縁をお願いしても、そのときには相手の気持ちがすでに離れてしまっている・・・ということだってよくあるケースなのです。
このように、どんなに遠距離恋愛を続けていくことが難しくても、別れを選んで後悔をすることは山ほどあります。
そのためにも、後悔をしない別れ方にしましょうね。
ここから、遠距離恋愛の後悔しない6個の別れかたをわかりやすくご紹介していきたいと思います。
互いをもっと知る努力をしてから判断する
まず、別れを決断する前にお互いをもっとよく知る努力をしてみましょう。
パートナーをよく知るためには、パートナーともっと会う時間を増やしたり、会話をする時間を長くしてみる必要があります。
遠距離の最中でそれはなかなか難しいこともあるかと思いますが、工夫1つで相手のことをもっと知ることができるのです。
では、実際にどのような行動でパートナーのことをよく知ればよいのか?ご紹介していきますね♩
休みを合わせて旅行に行く
遠距離恋愛をしている2人は、まずはなかなか会えない距離にいるので、一緒に過ごす時間がなかなか作れないというのがあります。
しかし、そこをなんとか休みを合わせて、ただ相手の住む街に遊びにいくだけではなく、その時間を利用して旅行に出かけてみることをおすすめします。
なぜ旅行なのかというと、旅行という見知らぬ土地に行ったときはお互いのありのままの本性が見えやすいといわれています。
旅行というのはまず行く前に計画を立てて、当日は旅行のプランを決行したりと相手の器量の良さや、行動力が見られます。
そして見知らぬ土地で開放的になり、気を遣っていたはずがつい自分の本性が現れるのです。
さらに男性は運転などをするため、渋滞でイライラしないか、運転の仕方は丁寧かなど、いろいろと女性からすれば見ることのできるポイントがたくさんあるのです。
普段は仲良しカップルなのに旅行に行ったら初めての大喧嘩をした!なんていうカップルが多いのもそのせいでしょうね。
まずは相手をよく知るためにも、一度旅行に出かけてみてはいかがでしょうか?
有給を取って相手の家でプチ同棲をしてみる
相手をよく知りたいのに、遠距離恋愛のふたりはとにかく会える日数が少ないです。
それは仕事による都合だったり、学校などプライベートな部分が影響しているのですが、そこで思い切って有給を取って相手の家でプチ同棲生活を送ってみるのはいかがでしょうか。
通常はたった1日のデートだったり、長くても一泊2日のお泊りなどが多いと思いますが、それだけでは相手の本当の姿をみることはできません。
この先、パートナーが自分の人生に必要な人なのかどうかを見極めるためにも、同棲のシュミレーションをしてみるのです。
同棲生活がうまくいけば、その先もしそのパートナーと結婚をしてもうまくいきます。
結婚がうまくいきそうな相手というのはなかなか出会うことができませんので、そこで相性がよければ別れを選ぶのは少しもったいないと感じることができます。
逆にたった数日のプチ同棲生活ですら全然うまくいかないような関係ならば、たとえ別れを選んだとしてものちに後悔することは少なそうなので、思い切って別れを決断できると思います。
別れる前に一度ぜひ試してみてください。
連絡はなるべく毎日でもとる
遠距離恋愛中のパートナーと、連絡はどれくらいとっていますか?
昼間は仕事があるし、休日もなんだかんだ忙しかったりすると、自分の心に余裕がもてなくてつい会えない恋人のことは蔑ろにしてしまいがちです。
それでも、まだ付き合いたての頃は毎日ラインをして、毎晩電話をしたりしたものです。
会えないぶん恋愛感情も冷めてくると、それがだんだん億劫になってきてしまうためいつしか連絡をとらなくなってきますよね。
それでも連絡をとらないことには相手のことを知ることができません。
連絡をラブラブだった頃のようになるべく毎日でもとってみましょう。
こうすることで、久しぶりにあの頃の気持ちを思い出すことができたり、意外にも相手が喜んでくれたりするものです。
もしかすると、相手も自分の気持ちを疑っていてどう行動をとっていいのか分からなかっただけ・・・という場合もあるので、まずは自分から積極的に相手の話をたくさん聞いてあげるようにしてみましょう。
それでもどんどん気持ちが冷めていくようならば、本当に別れを決断してもよいのかもしれません。
互いに人生の優先順位についてしっかり話し合ってから判断する
別れることを後悔しないためにも、パートナーとお互いに人生の優先順位についてをしっかり話し合うことも大切です。
今は遠距離でなかなか会えないけれど、もしかしたらパートナーは自分との結婚などを考えてくれているケースもあります。
結婚をしてしまえば、相手と一緒に住むという選択になるわけですから、別れなければうまくいく可能性もあります。
しかし、もしも相手が結婚願望がなかったり、したとしてもそれが数年先となると、今のような交際の仕方がずっと続いていくわけで、気持ちも平行線になりかねないので、そのときは別れを考えてもよいのかもしれません。
いずれにしても人生の優先順位は人それぞれなので、そのことをきちんと思い切って聞いてみると良いと思います。
価値観が合うか否かを見極める
人生を共にするパートナーには自分と価値観が合うか合わないかは、とても大切なことです。
価値観が合わないとあらゆる面でこれから衝突になることが多くなるので、そのあたりをこの機会によく見極めてみてはいかがでしょうか?
たとえば人との付き合いかたによる考え方や、仕事についての姿勢、それからお金の使い方など、あらゆる部分を確認しておくと良いでしょう。
もしかしたら今知らないだけで、改めて確認してみると、とてもお金遣いが荒かったり、他人には厳しい一面があったりと、まだまだ知らない部分がたくさんあると思います。
そのなかで、自分と共通している部分が多かったり、意外にもマニアックな趣味が同じだったりしたら別れを考えていても少し思いとどまることができます。
もしも、まったく価値観も違くて、それに自分が同調することができないなと判断した場合は、思い切って別れを決断しても良いでしょう。
相手を決して傷つけない方法を考える
自分が恋人との別れを決断したときは、相手も同じように自分と別れたいと思っているとは限りません。
もしかしたら、相手はあなたのことが今も大好きで、この遠距離恋愛をもっと頑張って続けていきたいと願っていることも十分にありえます。
そのため、一度は好きになった相手ですし、できればなるべく相手を傷つけない方法で別れを切り出してあげましょう。
別れてしまったら最後・・ではなく、別れたことにより相手にも自分にもこれから新たな人生のスタートがあります。
それを決して辛く重たいものにしないためにも、言葉を選び綺麗に別れることが一番だと思います。
決して相手に魅力が無いわけでなく悪いのは自分だと伝える
別れ話をするときは、相手が自分に自信を失ってしまわないように、決して相手に魅力がないわけではないときちんと伝えましょう。
もちろん別れを切り出す側も悪いことをしているわけではないのですが、どうしても振られた側は「自分のいったい何がいけなかったんだろう」と自分を責めて、後悔の思いに苛まれることがよくあります。
プライドが高い人ならば、プライドはズタズタに傷ついてしまうかもしれません。
もちろん心変わりは誰にでもあることですし、振った側が悪いというわけでもないのですが、一応相手の気持ちに応えられずに別れを決断したわけなので、きちんとその面は謝って、悪いのは自分だと伝えてあげましょう。
「あなたは何も悪くない。悪いのは全部自分だ」と伝えてあげることで、相手の自尊心を守ってあげることができるのです。
感謝の気持ちもきちんと伝える
パートナーを好きになり、相手もそれを受け入れ交際していた期間の2人の時間はとても大切なものだったはずです。
今までの交際期間、自分と一緒にいてくれたこと、大切にしてくれたことなど、その感謝の気持ちはきちんと相手に伝えてあげてください。
気持ちが冷めてしまったとしても、これまで過ごした日々は本当に愛していたし、幸せだったと誠心誠意、言葉にして伝えることで、悲しい別れ話もお互いに次のステップへ進むための新たな幕開けになることができます。
絶対に別れざるを得ない方向に自分を持って行く
別れ話をしようか、しないかを悩んでいるときとは、結局はどちらかを選んでも後悔してしまうものです。
そのため、相手との交際をこれ以上続けていても自分にとってプラスにならないのでは?と思うのならば、無理矢理にでも絶対に別れざるを得ない方向に自分を持って行くという方法もあります。
強制的にその環境を作ってしまえば、別れることが決定的になりますし、その決断も「仕方がない」と思えるので気持ちが楽なのです。
海外転勤を希望するなど
たとえば、思い切って自分のキャリアアップのためにも海外転勤を希望するのはいかがでしょう。
海外に行くことはもちろん恋人いるときには思い切りができないものです。
そのため、逆に先に海外転勤を決めてしまえば、もう環境的にこの恋を続けるのは難しいと判断することができるので、相手との関係を潔く諦めることができます。
また、相手も仕事ならば仕方がないし、海外ならなかなか会える距離じゃないねと諦めもつくことでしょう。
割り切れるので心がスッキリする
少しずるいような気もしてしまいますが、どうしても別れなくてはいけないという状況を自分で作ることは、気持ちが割り切れるので心がスッキリするものです。
会える距離にいたり、復縁の可能性もありえるような環境ならば、どうしても別れたあとに後悔してしまったり、元恋人のことが気になってしまうもの。
これがもしも、強制的に続けることができない恋ならば諦めもつくはずです。
優柔不断なタイプの方にはとてもおすすめな方法です。
互いの連絡先を全て消去して割り切る
別れたのに、どうしても寂しくなってしまい元恋人に連絡をしてしまう人もいます。
状況にもよりますが、相手がすでに新しい恋を見つけているのに自分だけが別れたことを後悔してしまうというケースもあるので、こうなってしまうとかなり辛い気持ちになってしまうことでしょう。
そうならないためにも、お互いの連絡先を全て消去し、きちんと次へ割り切れるようにすると良いでしょう。
やりとりしたものも全て消去
連絡先を消すのならば、なるべく今までやりとりしたものも全て消去した方が良いと思います。
何故なら、カップルが別れたときは意外にも別れを切り出した側の方が後悔してしまうケースが多いのです。
なぜなら、ふと寂しくなり元恋人の存在が恋しくなってしまったときに「自分が別れをあのとき切りださなければ、今でも続いていたのかな」と思ってしまうからです。
「どうしてあの頃もっと我慢できなかったんだろう」「どうして別れを決めてしまったんだろう」そんな思いでいっぱいになり、ふと懐かしい元恋人とのメールを読み返してしまったら、もう後には引けません。
あの頃、幸せだったときの楽しかったメールなど、懐かしい思い出がそこにはたくさん詰まっているので、それを読んでしまうと後悔で押しつぶされそうな思いになってしまうのです。
別れを自分で決めたのなら、今までやりとしたものも全て消去するつもりの覚悟を持ってくださいね。
正直に遠距離を続けたくない旨を伝える
別れ話をするとき、人はどうしても面倒な部分を隠して、綺麗に終わろうとしたりします。
しかし、後悔しないためにも正直に自分の思っている全てを話すことが、今まで付き合ってきたパートナーへの誠意となるでしょう。
つい誤魔かしてしまいがちな部分も、きちんと正直にすべて伝え、遠距離をこれ以上は続けられないことを相手に理解してもらいましょう。
正直な気持ちを全部伝えると楽になる
今までたくさん悩み続けて別れを決断したわけです。
その苦悩も、今までの感謝も、思っている正直な気持ちを伝えることでとても楽になります。
言いたいことを誤魔かして嘘にしたり、綺麗ごとばかりを並べるのは、そのときはそれで良いと思うかもしれませんが、本当の意味でのお互いのためにはならないのです。
次の恋へ気持ちよく進むためにも、小さな部分でも後悔だけは残さないようにしてくださいね。
遠距離恋愛がうまくいきにくい原因とは?
遠距離恋愛とはそもそもどうしてうまくいきにくいのでしょうか?
学生時代でよくありがちな、同じ教室で毎日顔を合わせるクラスメイトとの交際よりも、少しくらい距離がある方がお互いに気を遣わずいい距離感で付き合っていけるのでは?とも思いますよね。
すぐに恋人に会えることは確かに幸せなことですが、今の時代はスマートフォンで簡単に個人個人が連絡をとることができます。
スカイプなどを使えば、テレビ電話で顔を見て話すことだってできるのです。
遠距離恋愛にメリットもあればもちろんデメリットだってあると思いますが、なにがうまくいかない原因となっているのでしょうか?
そのあたりを詳しく説明していきたいと思います。
あらぬ想像力が働いてしまう
遠距離恋愛のデメリットは、近距離恋愛とは違ってなかなかすぐにパートナーに会えない分、会えない時間にパートナーについてのあらぬ想像力が働いてしまうのです。
これがもし、頻繁にきちんと会うことができていれば、想像と実物の違いを確認することができるので、想像は誤解だということが分かりすぐに安心できたりするのですが、なかなか会えないからこそ難しいのでしょうね。
あらぬ想像力が一人歩きしたままになってしまうことは、そのまま不安が募った状態になってしまうのであまりよくはありません。
他の異性と良い関係になっているのでは?と疑ってしまう
遠距離恋愛をしているときに働いてしまうあらぬ想像力とは、まさにパートナーが自分の知らないところで、他の異性と良い関係になっているのでは?と思うことです。
遠距離だと、相手の日常を自分の目で確認することができません。
もちろん、自分の私生活も相手に見られることがないため、ある意味なにをしていてもバレることがあまりないのです。
そのため自然と浮気がしやすい環境にあるということは確かだと思います。
遠距離恋愛をしている人は、少なからずお互いにそのことを十分にわかっているため、不安がつきものなのでしょう。
時間とともに熱が冷めていく
恋愛は、最初に両思いになったときはとても嬉しくて、相手のことが大好きでたまらないはずです。
しかし、人はどんなに最初は大好きでも、いつしかその思いは風化されていき、熱が冷めていくものです。
それでも、近くに住んでいて頻繁に会うことがでいれば、会った数だけいろんなところへ遊びに行ったり、刺激になることをたくさんすることができるのです。
一方で遠距離恋愛の場合は、とにかく会える日数がとても少ないです。
数ヶ月はずっとメールと電話だか…ということもきっとざらにあるでしょう。
会えないままメールと電話だけの日常が続くことは、簡単に飽きがきてしまうので、自然と相手への熱が冷めてしまいます。
相手の気持ちを確かめにくい
遠距離恋愛は、ただでさえ不安になることが近距離恋愛カップルよりも多いのに、すぐには会えない遠い距離にいるため、実際に相手の気持ちをきちんと確かめることがなかなかできません。
すぐに会うことができれば、相手の気持ちをすぐに確かめることができて誤解や不安も打ち消されるのですが、この不安が長引くことで別れを考えてしまうことに繋がるのでしょう。
相手のことをなかなか知ることができない
カップルは本来ならば交際期間を重ねるにつれて、相手のことをよく知っていき、お互いのことを理解し合う傾向にあります。
その結果、深い間柄へと繋がっていくのが一般的なわけですが、遠距離恋愛カップルは、長い年月をかけても会える回数が少ないため、相手のことをよく知るまでにとても時間がかかります。
相手のことを深く知ることで通常ならば愛情も深まるものですが、それがないので意外とあっさりと別れやすいという特徴があります。
近くの異性に次第に目が行くようになってしまう
遠くの恋人より、近くの男友達という言葉がありますが、これは人間ならば誰しもに考えられる感情で、近くの異性に次第に目が行くようになるものです。
近場で良い出会いがあったりすると、遠い恋人よりも近いところに住んでいるその良い出会いの相手の方が簡単に会うことができますし、接触する機会が多かったりしますよね。
そうなれば自然と惹かれる要因も多くなり、次第にそれが恋へと発展してしまうのです。
気を遣うので疲れる
遠距離恋愛をしていると、あまり会うことができないため、より相手に気を遣います。
まず大前提として相手が今どんな環境で何をして、誰と付き合っているのかが見えないため、電話1つかけるにしても「今かけて平気なときかな?」と気にしてしまいます。
これがもし見える距離にいるような恋人ならば、相手がどんな生活パターンなのか分かっているのであまり気を遣わないのでしょう。
ただでさえ会えないのに電話をかけるのも簡単にはしにくいし、久しぶりに会ったらそれはそれで気を遣います。
久しぶりに会うという刺激とときめきがあることは素晴らしい長所ですが、その分相手に気を遣ってしまうというデメリットもあるので、なかなか難しいですよね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、遠距離恋愛をしていて残念ながら別れを考えているカップルが、後悔をしないための方法をいくつかご紹介させていただきました。
せっかく結ばれた1つの縁。
大切にはしていきたいものですが、交際を続けていてお互いが幸せじゃないと続けていても意味がありません。
しっかりとよく考え、前に進めるように頑張ってくださいね!