カップルのことをアベックと呼んだ時代がありました。
今と昔でどんな風に恋愛事情が変わったのか?また、昔の古き良き部分とはどういったものなのか?と昔と今の恋愛事情を比較したいと思います。
昭和生まれの人ならアベックと聞くと懐かしい気持ちになるかもしれません。
平成生まれ以降の人はアベックと言われても、ピンとこないかもしれません。
今だからできる素敵な恋愛の方法で、自分が理想とする人に出会えるといいですね。
そんな素敵な恋愛の仕方にも触れたいと思います。
アベックってカップルとどう違うの?
アベックは今、自分の目の前にいる男性と女性の二人きりの組み合わせについて話したい時に使う言葉です。
恋愛関係にある二人というよりは、今、目の前にいる男女の二人組という言い方です。
今目の前に、自分が羨ましいと思うくらいの素敵な男女の二人組がいたとします。
その場合は、「今目の前にいるアベックが羨ましい。」といった言い方でいいと思います。
カップルは今自分の目の前にいなかったとしても、恋人関係であったり、夫婦関係であったりで結ばれている男女の二人組、そして同性愛者同士の二人組のことも含めて言います。
自分が知っている男女の二人組が恋人関係、または夫婦関係になったとき、「あの二人がアベックになったらしいよ。」という言い方はせず、「あの二人がカップルになったらしいよ。」という言い方をします。
自分の目の前に二人がいるわけではないからです。
アベックとカップルは似ているようで少し違うことを分かって貰えたら嬉しいです。
言葉一つでも、似ているようでけっこう違うのです。
アベックはカップルの昔の言い方
アベックという言葉はカップルの昔の言い方です。
もともとの語源はフランス語の「Avec」に由来し、「一緒に」といった意味合いがあります。
英語でいうと「With」になります。
今ほど恋愛関係であることをオープンに出来なかった時代がありました。
オールウェイズ三丁目の夕日の時代、昭和30年代頃から平成の始まりくらいにかけてでしょうか。
日本の景気が一番華やぎ、人々の心も晴れ晴れしていた時代とも言えます。
そんな時代に、アベックは使われていました。
とくに30代~50代にかけての世代の人は聞き覚えがあるかもしれません。
30代の人にはすでに使われていない言葉だったかもしれません。
中でも昭和50年代、フランス人のシンガーソングライターであるジョルジュ・ムスタキ氏の歌が大ヒットしたのをきっかけに、多くの人がフランス語にあこがれ、フランス語を学ぶことが大流行しました。
この頃、とくにアベックという言葉はもてはやされたと思います。
お互い好きだと感じていてもなかなかオープンに出来なかった甘酸っぱい思い出、少しレトロ感漂う写真を見ると思い返しそうな人もいると思います。
元々はフランス語から来ているんだとか
もともとアベックという言葉はフランス語からきています。
フランス語の「Avec」からきていて、男女の二人連れ、二人または二つのものが行動を一緒にすることを言います。
アベック旅行、アベック優勝、アベック飛行といった具合に、男女の二人ペアが何かを一緒にすることを指す場合もあります。
日本にないフランスのおしゃれなものに憧れた時代、少しでも自分たちも近づきたいという気持ちからアベックという言葉は生まれたのかもしれません。
今使うと恥ずかしいものの、どこか甘酸っぱくてレトロ感漂うところがすごく素敵なのだと思います。
昔と今の恋愛の移り変わりを感じてみよう
アベックという言葉が使われていた時代から、使わなくなった現代までにかけての恋愛の移り変わりを見ていきましょう。
昔は恋愛していること自体をオープンにできませんでしたし、結婚となるとお見合い結婚が主流でした。
戦後すぐの頃、現代の70代くらいの人になってくると、結婚するその日までパートナーと会ったことがなかったという話も聞きます。
それだけ好きな人と両思いになり、幸せな時間を過ごし、その先に結婚があったことがすごく貴重な時代だったのでしょう。
今では普通のことかもしれませんが、多くの人が羨ましく思ったのでしょう。
今は恋愛していること自体をオープンにでき、家庭によっては彼氏彼女の存在を10代のうちから親も知っているケースもあります。
お見合い結婚もありますが、婚活するにしてもお互いのことをきちんと理解してからという流れになり、恋愛結婚に近いものがあります。
昔を知らない私たちにとっては、恋愛することや誰かを好きになることは誰にでも与えられている当然の権利のように思ってしまいます。
しかし、そうではなかった時代があったことを知ることで、好きな人と一緒にいられることは幸せなことなのだと理解してもらえたらうれしいです。
アベック&カップル!今と昔それぞれの恋愛事情
アベックとカップルの時代では、時代背景や私たち一般市民の生活レベルや便利さが大きく違います。
恋する年齢や恋人同士が連絡を取り合うツールにはどういったものがあったのかを触れることで、今と昔それぞれの恋愛事情に触れたいと思います。
今の恋愛事情のほうがいい!というわけでもなく、昔の恋愛事情の中だからこそ見いだせた、相手への思いやりや優しさも感じてもらえたらうれしいです。
恋愛経験の年齢
まず、恋愛経験の年齢の若年化が進んでいます。
昨今は子供服も大人顔負けのデザインのものが数多くあり、小学校高学年になってくるとメイクやネイルを楽しむ女子も増えることから、女子であることを意識するのが早くなっているのでしょう。
昔は子供であっても家の手伝いをしたり、大人と同じくらいの仕事を任されたりした時代がありました。
小学校高学年になってくると、自分の勉強時間をキープするだけが精一杯で、兄弟のお守りを任される長男長女も多かったでしょう。
誰かを好きになる恋する気持ちは時代が変わっても年齢が変わることはないかもしれませんが、それを行動にうつせるかどうかには大きな違いがありました。
若い女性、とりわけまだ子供と呼ばれる世代の女の子には、自分を大切にすることだけは絶対に忘れないでほしいです。
世の中には純粋に自分を好きになって近づいてくれる男性もいれば、そうではない人もいます。
甘い言葉にだまされず、冷静な目で相手を判断するようにしましょう。
昔:大人になってからしっかり恋愛をしていた
アベックという言葉が使われていた時代、今よりも家族間において父親のポジションはとても強く、親子関係においても親のポジションは強いものでした。
今でも両親を尊敬する気持ちがあることに変わりはありませんが、友達のような親子関係といった感じのくだけた雰囲気ではなかったでしょう。
こうしたことから、親の傘の下にいる間は恋愛をオープンにすることはほとんどなく、自分で生活できるようになり、大人になってからしっかり恋愛をしている人が多かったです。
今も大人になってから恋愛をしたほうがいいとは言いませんし、たくさん経験をするためにも若いうちに恋愛を重ねておくことはすごく素敵なことです。
ただ、女性の体は自分でしか守れないこと、何かあったときにダメージを受けるのは女性の体のみで、男性から守ってもらえる保証はどこにもないことだけは忘れないでください。
シビアだなと思われるかもしれませんが、自分自身を大切にすることでつまらない男性に引っかかることを防止できますし、本当に好きになった人とだけ恋愛を楽しめる女性になれると思います。
今:小学生でも恋人同士?恋愛の若年化が進む
昨今は驚くべきことに小学生でも恋人同士のような関係になる子供が増えつつあり、恋愛の若年化が進みつつあります。
その背景には少女漫画を通じて恋愛の良さを知るきっかけが増えたこと、自分を美しく見せることに関心を持つこと自体が早くなってきていることなどがあります。
とくに女の子はオマセさんで、幼稚園児や小学校低学年でも誰が好きだといった話で盛り上がります。
放課後一緒に登下校したり、一緒に遊んだりといった感じで友達と変わらない関係なのかもしれませんが、甘酸っぱくて楽しい思い出となりそうです。
中には小学校高学年になってくると、大人のような恋愛をしようとする子供もいます。
複雑な年代の子供がいる両親は、マメに子供が無茶をしていないか見た方がいいと思います。
恋することはすごく素敵なことですが、それと同じくらい勉強をしたり、様々な経験をしたりすることもすごく大切です。
色々なリスクから女子を守るうえでも、厳しめくらいがちょうどいいのかもしれません。
そういった意味では、大人になってから恋愛を楽しんでいた昔の方がよかったとも言えるでしょう。
連絡の取りやすさ
昔は一家に一台電話があればいい方で、好きな人と連絡を取り合いたいときは家族の誰かを介さないといけませんでした。
さらに、長電話をしていると家族から怒られることもあったと思います。
もっと昔、となりのトトロのワンシーンを思い出してください。
当時は一家に一台の電話すらなく、電話を有する家に借りに行ったり、電報を打ったりしていた時代もありました。
今はすごく便利になり、中学生から高校生にになるとほどんどの子供が携帯を持つ時代になりました。
今ではそれが当たり前となっていますが、すごく連絡が取りやすくなってきているのは確かなことです。
昔:待ち合わせや電話がとても大変だった
昔は携帯を持っているのはほんの一部の人で、それも今の自宅にある子機の三倍くらいのサイズのものでした。
もちろんどこかで待ち合わせとなると、事細やかに時間や場所を決めておかないと、待ち合わせもすごく大変でした。
電話に至っては、お互いタイミングよく家族を介さずにやり取りできること自体がレアで、時々電話できるとすごくドキドキしたという思い出を持つ人もいます。
待ち合わせは駅前に伝言メモを書けるボードがあり、会えなかったときに相手にメッセージを残すことができました。
お互い連絡を取り合うことそのものが大変な時代でしたが、その反面個人情報に関しては緩く、雑誌で文通相手を探していたような穏やかな時代でもありました。
ポケベルの普及は平成に入ってからですので、まだ便利になってきた頃の話かと思います。
今青春を楽しんでいる人にとっては未知数かもしれませんが、世代が上の人にとってはどこか懐かしく感慨深い思い出となっているのではないでしょうか。
今:スマホの普及で連絡がスムーズになる
スマホの普及により、昨今は連絡を取り合うのがスムーズになりました。
SNSの普及により、リアルタイムでお互いが今何をしているのかを理解し合うこともできます。
特に連絡ツールとして使われているLineはお互いの連絡先を交換するのもすごくスムーズで、やり取りもスタンプ一つでできたり、無料通話もできたりするのですごく便利です。
インスタグラムをフォローし合うことで、親しい友人や恋人がどういった場所に行ったのか、さらに何が好きなのかといったことも分かりあうのがスムーズになりました。
スマホの普及によりすごく連絡を取るのがスムーズになった反面、連絡を取り合えることの大切さが希薄化していることは否定できません。
連絡や待ち合わせがすごく大変だった時代があったことを知ることで、相手のことを思いやり、自分の都合だけを押し付けないことを大切にしましょう。
男女の対等さ
男女雇用機会均等法の施行により、昨今は女性が四年制大学を卒業するのが自然な流れとなり、社会進出も顕著になってきました。
まだまだ色々な問題はあるものの、昔に比べると女性が社会で活躍しやすい世の中になってきています。
旧民法により、父親が絶対的な力を持っていた時代とは変わり、父親と母親の立場が同じくらいに変わりつつあるのことも大きいと言えます。
子供のころに見ていた両親の姿は、将来思い描く理想のカップルの姿となることがよくあります。
社会においても家庭においても、まだまだ男女平等とは言い切れない部分があるかもしれません。
むしろ、女性の方が絶対的なパワーも持ちすぎていて、男性は何も言えないといった環境もあるかもしれません。
いずれにしても、男女が対等になることで、同じ立場で恋愛を楽しめるようになったことはすごく大きいです。
昔:男は奢って当たり前!プレゼントやデートも豪華
バブルに日本が浮かれていた時代がありました。
今では伝説のようですが、デートで男は奢って当たり前で、そのプレゼントやデートも豪華なものでした。
デートでコース料理を味わう機会は記念日といった概念はなく、毎回驚くような豪華なコース料理をごちそうするのが当然の男性もいました。
それだけ羽振りがよく、輝かしい時代がいつまでも続くと思われたのでしょう。
プレゼントも今とは桁違いで、ブランド物の高価なものをプレゼントするのもまったく負担ではなく、複数の女性にそれができた男性もいました。
バブルを知らない若い世代の人たちにとっては羨ましく、一度は経験したかったと思うこともあるでしょう。
ただ、コツコツとお金を貯めることの大切さを痛感しているといった意味では、すごくシビアになれるのでいいと思います。
今:割り勘が基本で節約志向がどんどん強まる
一昔前は奢ってくれない男性とはお付き合いができないし、結婚なんてもってのほかと思う女性がほとんどでした。
昨今は割り勘が基本となり、お互いの記念日にだけ奢るといったカップルが多いのではないかと思います。
さらに普段のデートも節約志向が強まることにより、食事はファーストフードやフードコートであっても女性が不満を持つことは少なくなり、それぞれの自宅でゆったり過ごすといったスタイルが主流となりつつあります。
ファッション自体も節約志向が強まり、気合を入れてデート服を選ぶということをせず、手持ちの服にどういったアイテムを加えることで可愛く見せるか考えたり、プチプラの服を選び抜いたりといった女性が増えていると思います。
多くの人がこういった考え方ではありますが、女性は心のどこかで、最初のデートくらいは奢って欲しいといった気持ちは持っていると思います。
男性は今の時代の流れに甘えることはせず、女性を守る気持ちは大切にして欲しいと思います。
節約志向であることは大切ですが、極端にケチケチされるとあっという間に恋心は冷めてしまいます。
気を付けましょう。
男らしさと女らしさ
男らしさと女らしさという概念があり、心のどこかでボーダーラインを敷き、ここまでは男性の役割、ここからは女性の役割といった考え方を持っていると思います。
今もそういった考え方は大なり小なりあるかもしれませんが、昔ほどではなくなってきています。
男性でも女性のように細やかなところができる人もいますし、性別で分けずに同じように考える人もいます。
女性でも男性顔負けの仕事をこなす人もいますし、上手に女性としての顔と男性としての顔を使い分けている人もいます。
あまり男らしさと女らしさにこだわらず、お互い恋愛を楽しむことがいいのかなと思います。
昔:男の役割と女の役割が前提としてあった
昔は男の役割と女の役割が前提としてあり、恋愛においても男の人が女の人をリードし、恋愛の主体となるイメージがありました。
女の人においては男の人の立場をないがしろにせず、上手に男の人を立てることが美とされていました。
今も必要に応じて男の役割と女の役割を分け、男性を立てるシーンはあるかもしれません。
しかし、それらをいつも当然のことと万人に強制するのはよろしくなく、人それぞれ必要に応じてといったスタイルが理想的です。
男の役割と女の役割という垣根をなくすからといって、それぞれ無理をする必要はないのかもしれませんが、必要に応じてお互いを守りつつ、それぞれができることをこなすとも言えるでしょう。
今:草食系やジェンダーレスなど性別意識がなくなる
昨今は草食系やジェンダーレスといった言葉が使われるようになり、性別に関する意識がほとんどなくなりつつあります。
同性愛者であることをオープンにする人も増えつつありますし、性同一性障害を有することをオープンにする人も同じように増えつつあります。
昔は男の人が力強い存在で、女性を守るべきといった考えが主流でしたが、今はまったく逆でもいいのではないかという考えの人もいます。
実際に肉食系女子という言葉も使われるようになり、気になる男性には女性からアタックすることも日常的です。
草食系という言葉も使われるようになったことで、恋愛にあまり関心がない男性が普通になりましたし、カフェやスイーツが好きな男性もいます。
驚くべきことに、カフェやスイーツには彼女とは行かず、男同士で行くこともあるそうです。
女性からすると、男の人があまりパワーを持たなくなり、頼りなくなるのは残念かもしれません。
上手に男の人を操縦し、自分好みの頼りがいのある男性に変身させる可能性はいくらでもあります。
あまり残念に思わず、これからどうやって楽しい恋愛をするかを考えましょう。
恋愛の自由さ
恋愛をすること自体にセーブされていた時代もありましたが、今はお互い好き同士なら恋愛は自由です。
もちろん既婚者が別の人と恋愛をすることには制約があり、ペナルティが課せられますが、それ以外はまったくの自由です。
昔では考えられなかったような恋愛のスタイルも増えつつあります。
親子ほどの年の差カップルや夫婦も芸能人だけではなくなってきています。
賛否両論あるかもしれませんが、お互い好きなら素敵だと思います。
家族公認で学生カップルがデートできることも普通になってきています。
親子関係が友達に近いものになり、父親の存在が優しい存在へとシフトしたことで、昔よりもオープンにできるようになったのでしょう。
男女が恋愛を楽しむだけではなく、同性愛を楽しむことも自然なこととして認められるようになりました。
上記のように、一定のルールさえ守れば、あとは自己責任で恋愛を自由に楽しめるようになったことはすごく素敵なことです。
これは当たり前のことではなく、時代の流れによって変化してきたものです。
昔:この人と決めたら一筋で責任を持っていた
昔は複数の人と付き合ったり、特定の彼女がいてても合コンに顔を出したりといったことがほとんどありませんでした。
この人と決めたら一筋で、責任を持っていた人が多かったです。
もちろん一定数、リスクを含む恋愛が楽しくてやめられない人や、特定の恋人を持つことを苦手とする人もいたかもしれません。
とは言ったものの、今ほどではなかったと思います。
それだけ自分たちを縛るルールが多く、厳しめではあるものの良い時代だったのかもしれません。
今のように自由な恋愛が当然となったことは素敵なことかもしれませんが、その反面、恋人の浮気に涙する人がいることも忘れないでください。
今:セフレヤソフレなどライトな関係が登場
お互い恋人同士でなくても一線を越えることができて、相性が良いのでそれを何度も重ねることが当然なセフレという関係があります。
さらに一線を越えることは一切なく、お互いの存在に安心感を覚えることから、添い寝を何度も重ねるソフレという関係もあります。
どちらの関係も理解できないという人もいるでしょうし、経験がある人もいるでしょう。
人を好きになると冷静な考え方ができなくなることもあり、やめたいと思っていてもセフレやソフレといった関係を止められない人もいるでしょう。
女性目線でいうと、こういった関係が長期化してしまうことは自分の価値を下げることになるので、本命彼女になれそうにないなら、きっぱり別れる方がいいかもしれません。
都合の良い女性になることはやめましょう。
たとえセフレやソフレといったライトな関係が増えつつあったとしても、自分の考えをしっかり持つようにしてください。
出会いの形
便利な世の中になり、色々な形で私たちは新しい出会いを重ねることができるようになりました。
その背景にはインターネットやスマホの普及、そして婚活を考える人の増加などが想像されます。
顔を知らない人同士が知り合い、待ち合わせをして出会うといったこと自体が昔は考えられませんでした。
今では結婚相談所や様々な婚活ツールが普及し、イベントが開催されるようになり、たくさんの出会いが期待できるようになりました。
選択肢の幅が増えた分、周りに流されることなく、自分に合うものをしっかり見極められるようになってほしいです。
昔:お見合いなど形式ばった出会い方が主流
昔はお見合いが主流で、そのお見合いそのものも形式ばったスタイルだったことを聞かれたことはあるでしょうか。
まずは釣書と呼ばれる、お互いのプロフィール(学歴、職歴、趣味、特技、家族関係、母親の実家)を記載したものと写真を仲人さんを通じて交換します。
この時点で断ってもいいですし、お互い会いたいと思えば会うことになります。
今はお見合いであっても長期間交際を経てといったスタイルもありますが、昔はお見合いをして、だいたい3回くらいデートを重ねれば結婚の流れでした。
結婚は両家の繋がりでもありましたので、聞き合わせと言い、それぞれの両親が相手の自宅近くの人に相手の家庭について聞き出すこともありました。
今でも両家のご家庭ではこういったスタイルを使う場合もありますが、なかなか珍しいケースではないかと思います。
結婚そのものも形式ばっていて、女性は嫁入り道具としてトラック数台の荷物を持ってきた人もいたから驚きです。
今:ネットやイベントなど気軽な出会いが増加
ありがたいことにネットやイベントといった便利なツールがたくさん出てきたことで、気軽に出会いを楽しめるようになりました。
ネットでの出会いを期待するなら、独身証明書などの提出が義務づけられていて、大手が運営しているツールをおすすめします。
恋愛のきっかけとして大切な以上に、自分の個人情報はすごく大切です。
イベントは地元が主催しているものから、ネットで募集を掲載しているものまであります。
立食形式、イベント参加スタイルなど様々なものがありますので、自分に合いそうなスタイルを選びましょう。
どうせ自分には恋愛は期待できないと思うのではなく、積極的に出会いの場に参加することで、今自分は男性からどんな評価をされているのかを実際に受け止めましょう。
たとえそれがシビアなものであったとしても、成長の伸びしろはたくさんあります。
いかに自分を綺麗に見せるかのチャンスであると思いましょう。
今だからこそできる恋愛の形がある
便利になった今だからこそできる恋愛の形があります。
お互い会えなくても、スマホを通じていつだって連絡を取り合うことができます。
また、インスタグラムなどのSNSを通じて、相手にいいね!をすることで手軽に共感することができます。
ただそれだけのことかもしれませんが、細やかなやり取りを重ねることで会えない時も寂しさを紛らわせたり、信頼関係を深めることができます。
社内恋愛や学校内恋愛は特にオープンにしづらく、人の目があるのでデートもままなりません。
こういった様々な事情を持つカップルにとっても、いつでも連絡を取り合えるツールがあることはすごく便利です。
昔は昔、今は今の恋愛の良さがある
それぞれの世代によって、自分たちが青春時代を過ごした時代と昔を比べることはあるでしょう。
昔がよかったと思うこともあれば、今恋愛を楽しめる世代がよかったと思うこともあるでしょう。
あまりそれぞれの時間を比較して、気落ちするよりは、昔は昔、今は今の恋愛の良さがあることを理解しましょう。
これを分かった上で、今生きているこの瞬間、人を好きになる瞬間、何よりも今という時間そのものがすごく貴重であることを理解してもらえたらうれしいです。
出会いや恋愛のトレンドをチェック!
人それぞれ出会いや恋愛に関する考え方は様々です。
ドラマのような大人びた恋愛をしたいと思う人もいれば、安心感のある落ち着いた恋愛をしたいと思う人もいます。
こういった考え方を大切にしつつ、時代の流れに遅れないように出会いや恋愛のトレンドをいつもチェックするようにしましょう。
女性雑誌の相談コーナーにある恋愛相談では、リアルタイムの女性ならではの悩みを垣間見ることができますし、共感できるところもたくさんあります。
多くの人がどういった考えなのかを知ることで、自分自身も広い視野で物事を見れるのでいいと思います。
今だからできる恋愛の仕方5選
スマホやインターネットの普及により、出会いのきっかけとなる選択肢の幅はすごく広がりました。
その中でも、今だからできる恋愛の仕方を5つ紹介します。
自分に合う出会いのきっかけは何かをきちんと見極め、参加したことのない出会いの場にも積極的に参加することが大切です。
新しい出会いへのステップは、少しでも早く昔の恋愛を忘れ去ることです。
婚活パーティーなど出会い目的が普通になった
多くの企業や地元が婚活パーティを開くようになり、出会いを目的としたパーティが普通になりつつあります。
結婚を考えた女性で彼氏がいない人は一度は参加したいと思うかもしれません。
土日になると色々な所で婚活パーティの募集があります。
自分に合いそうなものや、興味のあるものには積極的に参加しましょう。
婚活パーティで出会いは期待できないという意見もあるかもしれませんが、自分自身が綺麗になることで可能性は広がります。
自分自身の価値を高めるきっかけとしてもらえたらうれしいです。
街コンなど出会いが大規模なものになった
街コンが主流となり、数十人の男性と女性が一気に介するようなシーンも増えつつあります。
たくさんの男女が出会うことで結婚のきっかけは増えますし、多くのことに自分からチャレンジしていくことも大切です。
周りの人に否定されたとしても、自分が恋人探しをしていることを最優先しましょう。
とは言ったものの、女性らしさをアピールするのは二人きりの時だけがおすすめです。
最初から出し過ぎると、かえってありがたみがなくなってしまいます。
マッチングアプリで出会いが簡単になった
マッチングアプリの普及により、スマホさえあれば自分のプロフィールを登録し、出会いのきっかけとすることも増えました。
昔は連絡を取ることすらむずかしい時代があったのにすごい変化ですし、出会いそのものが気軽なものになっているので驚きです。
マッチングアプリを利用されるとき、個人情報をオープンにしたり、自分自身から積極的になれたという人もいます。
SNSやオフ会で出会いの幅が広がった
共通の趣味や好きなジャンルの仲間とも、住んでいる場所や世代といった幅を乗り越えて出会えるようになったため、出会いの幅が広がったとも言えます。
自分自身出会いの幅が広がったなと思われる人はスケジュール管理をしっかり行い、信頼関係を深められるように頑張りましょう。
クラブや相席など楽しく出会える施設が増えた
クラブや相席居酒屋といった形で、出会いを求める男女が出会える施設も増えつつあります。
ナンパとなると警戒心が強くなりますが、クラブや相席居酒屋で親しくなった男性とは安心感が持てそうで、仲良くなるのもスムーズだと思います。
アベックの時代から現代へ!今だからできる恋愛を楽しもう
古き良きアベックの時代を忘れ去ることなく、今のようにスムーズに連絡を取り合えることを幸せに感じることで、今しかできない恋愛を楽しみましょう。
好きな人に好きだと伝えることだけが恋ではありません。
相手の立場や気持ちを考慮した上で、自分の気持ちを伝えられるようにしましょう。