カップル、あるいは夫婦がすれ違いをしてしまう時、パートナーの一方が怒っている場合もあれば、お互いに喧嘩が増え、イライラすることが増えてすれ違いを感じる場合もあります。
すれ違いをしてしまう理由は色々あります。
忙しくて連絡が取れなくなってしまった、二人の間で喧嘩が増えることで気持ちが冷めてしまった、価値観の違いを感じるようになった、などケースによってまったく違います。
すれ違いをおこすのはどんな時かを把握し、カップル、そして夫婦ともに元に修復できる方法に触れています。
ぜひ、パートナーとの関係に悩んだ時に目を通してください。
すれ違いとは?
すれ違いとは、お互いコミュニケーション不足で不満が募り、細かいことでもすぐに喧嘩になるような一触即発の状態のことをいいます。
不満が募る原因としては、お互いの生活習慣の違い、今後の人生プランについての考え方、デートの回数やLINEの頻度、金銭感覚などが自分と違うことにイライラし、自分の殻に閉じこもってイライラすることが考えられます。
すれ違っても二人の気持ちが冷めきらないようにするために、普段からきちんとコミュニケーションを取り、すれ違った部分を修復しておくことでお互いの気持ちも落ち着くと思います。
自分の気持ちをすべて我慢して彼の理想とするじょうな女性を目指す必要はありません。
自分の気持ちを口に出して言える環境でないと、さらに上にステップアップすることは難しいです。
すれ違いは別れの原因になる
すれ違いは別れの原因になります。
すれ違いが起きるたびに「自分が我慢していれば丸く収まる」と思ってお互いにコミュニケーションを取り合ってすれ違いの原因を解決することはなく、すれ違ったままにしておくと、小さなすれ違いはいずれ大きなすれ違いとなります。
どのようなケースがあり得るのか、書きます。
相手は自分のことを好きでいてくれるのか不安でたまらないとします。
コミュニケーションを取り、相手の気持ちを確認すれば解決したかもしれないのに、ずっと自分一人で我慢してしまうことで、感情的な口論に発展してしまうかもしれません。
毎日の生活習慣やデートコース、いつも彼氏に合わせてかわいらしい女性を演じていたとします。
自分の気持ちを主張し、相手との間で譲り合いをしていれば変わったかもしれないのに、ずっと一人で我慢してしまうことで、別れたいと思うかもしれません。
相手とのコミュニケーションを取ることが面倒に感じてしまい、自分の中に色々な感情をためこんでしまうことはリスクが高いです。
相手からしてみれば、本当の気持ちを言ってくれたら変わることができたかもしれないのにと思うかもしれません。
では、具体的にすれ違いについて触れていきます。
すれ違いってどんな時?【カップル編/夫婦編】
どんな時にすれ違いが起きてしまうのか?
それはカップルと夫婦で違います。
カップルは自分たちのプライベートな時間全て一緒にはおらず、金銭管理や毎日の食事といった生活は別です。
同棲していたとしても、法的な拘束力はありません。
夫婦は基本的に自分たちのプライベートな時間、ほとんど一緒に過ごします。
法的な拘束力があり、金銭管理や毎日の食事は一緒です。
そして、どちらかが浮気をしたときは不貞行為の責任を問われる場合があります。
このように、カップルと夫婦ではすれ違いが起きるシーンが異なり、別れを決意したあとに出てくるやらなければいけないことも責任もまったく違います。
また、カップルでいる期間は二人の世界ですので、お互いのことを好きか嫌いか、恋愛感情メインでいられます。
夫婦になると家族が増えたり、色々なお付き合いが始まったりすることで、恋愛感情だけでは一緒にいられなくなります。
似ているようでまったく違いますので、カップルと夫婦に分けてすれ違いが起きるケースについて紹介します。
カップル編
カップルですれ違いが起きれば、一人の時間に発散したり、いっそのことしばらくデートしないようにしたり、わりと解決策があります。
カップルは夫婦ほどの拘束力がなく、自分たちの価値観の違いを感じたり、日々の不満がたまっていたりしても、同棲していない限り住まいは別です。
デートの時だけ目をつぶり、自分だけの時間にストレス発散することができます。
すれ違いが重なってもう限界だと感じたら、しばらく距離を置くことは簡単ですし、最終的に別れを選択したとしても、煩雑な手続きは何もありません。
とは言ったものの、カップルでいる期間は二人の時間が全てです。
お互い相手をどう思っているか、一緒に過ごす時間がどれくらい楽しいか、そういったことですごく思い悩むことが多いです。
カップルでいるとどのようなすれ違いが起きるのか紹介しますので、自分の悩みと似ているものがあるか見て貰えたらうれしいです。
友達優先
カップルで過ごす時間よりも、友達優先にすることですれ違いが起きることがあります。
カップルで過ごす時間が一番、友達と過ごす時間はその次くらいにしてほしいと思っている人と、友達と過ごす時間や自分の趣味の時間が一番、カップルで過ごす時間はその合間で充分と思っている人が付き合ったらすれ違いが起きて当然です。
どちらが悪いというわけではなく、考え方が違うだけです。
コミュニケーションを取り合い、カップルで過ごす約束を先にしていた場合は、友達との約束は後回しにするといった感じで、先約を優先するルールを決めたり、週に1回は二人きりの時間を作るといったルールを決めたりすることで解決できるかもしれません。
どちらかが我慢を続けてしまうと、自分は大切にされていないという寂しさから、相手への気持ちが少しずつ冷めてしまう可能性があります。
普段から友達優先であることが多い人は、今一度恋人過ごす時間の大切さを見直してみてください。
時には二人で甘い時間を過ごすことが大切です。
友達優先の恋人にイライラしている人は、思い切ってデートしてくれないと好きな気持ちも冷めてしまうよと本音を切り出してください。
やんわり言っても伝わらないかもしれないので、ストレートに言ってもいいです。
友達優先であることから起きてしまうすれ違い、どのカップルにも大なり小なりあるのではないかと思います。
会話
カップルでいる時間、会話が原因ですれ違いになってしまうこともあります。
会話ですれ違いになるのは、どちらかが相手とのやり取りにストレスを感じていたり、いつも会話のネタ提供をするのは自分ばかりであることにストレスを感じていたり、そっけない反応にイライラしていたり、様々です。
二人きりでいる時間、会話がすれ違いの原因となってしまうと、一緒にいること自体が嫌に感じてしまうかもしれません。
会話は一緒にいる居心地のよさの表れといってもいいくらいです。
会話ですれ違いを感じたら、まずは何も言わずに沈黙を楽しんでみてください。
お互い何も話さず、二人それぞれ好きなことをしたり、一緒に過ごしたりしても何もストレスに感じないなら、そのままでもいいと思います。
沈黙が起きても気にせず、お互い話したい時に話せる関係は理想的です。
沈黙が苦しいと感じたら、もう少しお互いの距離感を縮められないか考えてみましょう。
相手に本音で言えていないことがあれば話したり、遠慮せずに思い切り甘えたり、色々なやり方があります。
会話をすれ違いとせずに楽しめるよう、カップルで会話を重ねてください。