レディーファーストという言葉を聞くと、「日本人男性には期待できない」「スマートにできる男性はいない」と落胆する女性もいるでしょう。
確かに、レディーファーストは欧米やその他外国人男性のイメージが強いと言えます。
しかし、日本人男性の中に、レディーファーストができる男性が全くいないというわけではありません。
レディーファーストがスマートにできる男性は、日本人女性から見て非常に魅力的で、そんな素敵な男性と恋愛できれば、これまで以上に幸せを実感できるでしょう。
この記事では、レディーファーストができる男性の特徴や、女性がレディーファーストを好む理由について解説していきます。
魅力的なレディーファーストができる男性の落とし方についても、ご紹介していきますので、しっかりと読み進めていきましょう。
女性はレディファーストな男性が好き!
「女性はそこまで男性にレディーファーストを求めていない」「レディーファーストできない男性でも好き」と考える女性もいるでしょう。
中には「レディーファーストされると照れる」「もどかしさを感じる」と拒絶感を感じると思っている女性もいます。
しかし、その原因はレディーファーストが本心から嫌なのではありません。
日本人男性に、レディーファーストという概念は広く浸透していないのです。
どちらかといえば、現代でも男尊女卑傾向が強く、男性を立てる女性が理想的という概念も残っているため、女性に配慮する言動に男性が恥ずかしさや抵抗感を持っている場合もあります。
そのため、日本人女性は、日常的にレディーファーストを体験することができません。
こういった事情から、女性側にとってもレディーファーストで扱われるという行為が未知の領域のため、不安感をもったり、必要ないと感じてしまう場合があるのです。
しかし、日本人女性は、海外ドラマを見てときめきますし、日本のドラマで描かれる理想とされる男性の中にも、スマートなレディーファーストがちりばめられています。
つまり、本心ではレディーファーストを求めているものの「日本人男性には期待できない」「自分の周りにはそういった素敵な男性はいない」という諦めの気持ちから、レディーファーストと距離を置くような心理に陥っているのです。
大切にされていると感じれる
日本人女性も、深層心理ではレディーファーストを好んでいます。
「こんな風に扱われたい」と、心の奥底に抱えているものの、賢い女性は日本人男性にそれらが期待できないことを覚悟してしまっているのです。
女性がなぜ、レディーファーストを好むのかというと、大切にされていると感じられるからです。
荷物をさりげなく持ってくれたり、扉を開け先に歩かせてくれたりと、女性側を尊重した対応が見られると、女性は、男性に大切にされていると感じます。
日本人女性は、我慢強く、男尊女卑への免疫があることから、自身が少々辛い状況でも我慢してしまいます。
足が痛いにも関わらず、大きな荷物をもったり、荷物で手がふさがっていても、1人で頑張って扉を開けたりもするのです。
そういった行動は、レディーファーストが身に着いている男性からは驚かれますし、女性自身も自分が尊重され大切にされているとは感じられないでしょう。
こういった扱いに慣れてしまっているため、日本人女性は、男性にレディーファーストを期待しなくなっていきます。
しかし、一度でもスマートなレディーファーストを体験すると、これまでないがしろにされてきた自分が、尊重され大切にされていると感じ嬉しくなります。
レディーファーストを行った男性を好意的に受け止めますし、今まで普通だと思っていたレディーファーストができない男性に、落胆するようになるのです。
何歳になっても女の子扱いが嬉しい
レディーファーストが女性に好まれるのは、女性はいくつになっても女の子だからです。
年齢を重ねると、嫌でも日々自分の容姿の衰えを感じるでしょう。
特に女性自身は、スッピン姿や何の手入れも行っていない状態の自分を毎日眺めなければなりません。
老いは女性にとって悲しみや恐怖にもなり得るのです。
女の子扱いされて女性が喜ぶ理由は、そんな自分でも受け入れられない老いを愛してくれていると感じられるからです。
変わり続ける外見とは反対に、いつまでも出会った当初のように女の子扱いされることによって、女性は心のバランスを保ち幸福感を感じることができるのです。
自分が一番感じている老いや、外見の変化を、一番見せたくない相手に指摘されると、非常に悲しい気持ちになるでしょう。
日本人男性の中には、こういったレディーファーストも、デリカシーもない人が存在しています。
海外の老夫婦は、いつまでも手をつないでいたり、男性が女性の腰に手をまわしている姿が見られます。
いつまでも、女性として、女の子として扱われるからこそ、女性は輝き続けられますし、仲睦まじい老後を続けられるのでしょう。
友達に自慢できる
スマートにレディーファーストができる彼氏は、友達に自慢することができます。
レディーファーストは、女性を尊重する、大切にするという意味合いの行為ですが、同時に女性の動作を美しく見せる効果もあります。
男性に大切に扱われている姿や、自分自身が美しい振る舞いをしている姿は、友達に限らず、周囲の人々にも見せつけることができます。
しかし日本人男性は苦手な人が多い
レディーファーストには、多くのメリットがあります。
女性自身が気持ちよく過ごせることはもちろん、男性に愛されていると実感し、心穏やかに過ごせる効果もあります。
また、動作が美しくなりますし、どんな場所に行っても恥をかくこともありません。
それなのに、日本人男性はレディーファーストが得意ではありません。
中には、スマートに女性をリードし、レディーファーストを実践してくれる男性も存在します。
しかし、そういった魅力的な男性を頻繁に見かけるわけではありませんね。
同じ男性なのに、日本人男性はできなくて海外の男性はできるのはなぜなのでしょうか。
ここからは、なぜ日本人男性は、レディーファーストが苦手なのか解説していきます。
価値観や文化の違いなども要因の一つとなっているため、あなたのパートナーや、これまで出会ってきた男性だけが悪いわけではないという事を念頭に、しっかり読み進めていきましょう。
恥ずかしがりや
男性、女性に関わらず、日本人はシャイな性格です。
コミュニケーションを不得意だと感じる人も多く、自己表現や感情をストレートに伝えることも得意ではありません。
日本には、曖昧な雰囲気、感情を大切にする文化や共感する文化が根付いています。
はっきりと伝えることが、必ずしも良いというわけではないのです。
つまり、感情に白黒つける文化がなかったことから、相手に自分を伝える際、恥ずかしさを感じます。
さらに、気遣いや空気を読むという習慣も相まって、男性側が「こうしたい」「女性を手助けしたい」と感じたとしても、その次に行動を起こすのではなく「しかし女性は嫌ではないだろうか」「迷惑と感じるのではないか」と考えます。
中々行動に移すこともできませんし、行動に移せなければ成功体験も失敗体験もできないため、結果もじもじして、終わってしまう事が多いのです。
大切にしている事を周りに見せたがらない
日本には、何かを大切にしている人にたいしてネガティブな感情を持つという習慣があります。