純愛と聞くと一途でただただ相手を思って好きで居続けることと思う人も多いのではないでしょうか。
その恋愛はピュアである印象がありますが、人によってはウザイ恋愛を思わせることもあるでしょう。
ですが純愛という恋愛の形は人と人が思いやって繋がる理想形とも言えます。
今回は純愛とはどのようなことなのか、そして一途な愛にどのように向き合っていくべきなのかを紹介していきます。
きっと恋愛に対する意識が違ってくることでしょう。
そもそも「純愛」ってなに?
純愛とは、ひたむきな愛または一途な愛を指します。
また純愛の定義としては、その人のためなら命も差し出しても思えるくらいに好きと思う気持ちが突き抜けているような愛です。
もしかすると今は純愛と言ってしまうと笑う人は多いのかもしれません。
それほど自分の命を掛けるくらいの恋愛をしてもしょうがない、そんな時代になってしまったとも言えます。
ですが人を思う計り知れない愛情は人にとっては必要なことだと言えるでしょう。
ひたむきな愛
純愛とは、ひたむきな愛です。
ひたむきとは一体なんでしょうか。
一途にそしてただひたすらに、といったところでしょうか。
人を一途に思い続けることは意外と難しいことかもしれません。
なぜなら人は本能的に相手を選んでいきます。
今自分が必要とし、必要とされている人の方向へと向かってしまうからです。
そんな中で本能的にただ一人を思い続けるのは運命的な相手だと思っているからでしょう。
ただそこには相手も同時にこちらを思ってくれなければ恋愛は成就しません。
ひたむきな愛は時には思い込みということもあり得るのでぜひ気を付けたいものです。
肉体的より精神的な部分で愛が繋がっている
純愛とは、肉体的より精神的な部分で愛がつながっているということがあります。
プラトニックな恋愛というところでしょうか。
ひたむきな人は体よりも精神的つながっていることの方が重要で、身体だけの繋がりはその場限りで終わることもあります。
ひたむきに人を思い続ける人にはそれで終わってしまうことほど辛いことはありません。
精神的に繋がることができれば心が満たされる気がします。
もちろんそれは独りよがりになることもあり得ます。
そのために依存したり束縛したりしてしまうのです。
女性は「純愛」という言葉に弱い
女性は純愛という言葉になぜか弱いです。
それはなぜでしょうか。
男性は本能的に子孫を残すために愛を省くこともあります。
ですが女性は男性とは思いが違います。
より自分の好きな人との遺伝子を残したいというどこか使命感のような心理があります。
そのためには愛の無い関係ではなく、深い愛情を持って遺伝子を残すことを考えるのです。
そうして自分の最も愛している相手を追い求めるのです。
女性にとっては純愛は自分の相手を追い求める理想と考えます。
遺伝子を残すのは真剣に愛していると考えるのは女性には必然と言えるということでしょう。
誰しもが憧れるもの
純愛は、女性であれば誰もが憧れるものです。
特に困難であったり、決して成就することのない恋愛ほど燃え上がる傾向があります。
その状態のときはそんな自分に酔っている状態だと言えます。
女性は恋愛をしている自分が好きなのです。
ですが純愛を求めすぎるあまり、相手に依存をしたり束縛したりしてしまうのです。
女性が憧れる純愛はそこにあるのはただピュアな感情だけです。
子供の頃のような淡い恋が女性にとっては心に残っているということでしょう。
まさに子供の頃の淡い思いは決して駆け引きのない純愛の基本形と言えます。
そのためいつまでも女性の中では純愛を追い求める心理があるのです。
映画やドラマなどでも「純愛もの」は人気
最近はキュンキュン系のいわゆる「純愛もの」の映画やドラマがとても多く、女性のみならずそして年齢問わずとても人気があります。
やはり純愛ものは過去の恋愛を思い出すことができたり、またそれまであまり恋愛経験がない人が恋愛感を味わいたいとする思いがあります。
さらにはキュンキュンする気持ちを味わいたいとする気持ちがあるのです。
何気ない毎日を過ごしている人にとって刺激のない日々を過ごしています。
ですが、恋愛ものは刺激のない日々にエッセンスを与えてくれます。
たとえ「純愛もの」の映画やドラマに興味がないと思っている人でも、必ず観るとキュンキュンするのです。
観ている間は自分をその映像の中に投影しています。
恋愛から遠ざかっている人は再び恋愛をしたい思いますし、恋愛に疲れたと思った人にとっては新たな恋愛を探したいと思うことでしょう。
そんな恋愛の特徴7個とは?
ここではそんな恋愛の特徴を紹介します。
純愛とはどんな恋愛なのか、男性の純愛とはどのようなものなのかを詳しく見ていきましょう。
男性の中にも純愛を貫く人がいます。
男性の純愛の特徴をぜひ知ってみてください。
1:見返りを求めない
純愛の特徴として、見返りを求めないということが挙げられます。
恋愛は見返りを求めることが当たり前のようになっています。
見返りがないと気持ちが冷めたり、逆に気持ちが募りすぎて憎悪へと変化していくこともあります。
恋愛は好きな気持ちがどんどん加速していってしまうのです。
ですが、純愛とはたとえ見返りがなくても自分が好きである限りはその気持ちを貫きたいと思います。
ただそれは無意識的なものです。
そこには計算のない、ただ与えるだけの愛があるということでしょう。
親から子へのような無償の愛
ただ与えるだけの愛というのは、親から子へのような無償の愛があります。
親は子供を自分のことのように捉え、子供が辛い思いをしていれば親も辛くなったり、子供が熱を出していれば自分が代わってあげたいと思うのは親としての本能です。
まるで一心同体の気持ちがありますが、実際はそうではないことに気付くと、一心同体ではないことを思い知らされることでしょう。
ただひたすらに子供へ愛情を注ぎ続けるのは親にしかできないことです。
親だからこそ子供を真剣に怒ったり、子供が道を逸れないように意見を言います。
それは親にしかできないからです。
きちんと向き合う親子は子供も愛情を受け止めることができます。
親の愛を大人になって返していきたいと思えるようになるのは親からただただ無償の愛情を注がれたからに他なりません。
それは純愛と通じるものがあるのではないでしょうか。
2:とにかく一途
純愛の特徴として、とにかく一途であることが挙げられます。
一途であることは純愛の特徴として象徴的であると言えます。
ただ一人の人をずっと思い続けることをある意味生きがいに感じます。
その思いは片思いであることも多いです。
逆に言ってしまうと、その恋が終わってしまう気もしてしまうのです。
それはプラトニックな恋に繋がりますが、例えば好意のある女性が男性の気持ちにまったく気付いてなくて、親友のように感じてしまっているとそれでもいいと思ってしまいます。
とにかくそばで見守っていられることに幸せを感じるのです。
大切な人だからこそ、その関係を終わらせたくなく告白も躊躇してしまいます。
純愛を貫くのはただただ好きな女性を傷つけたくない、という思いからでしょう。
3:肉体関係を必要としない
純愛の特徴として、肉体関係を必要としないということが挙げられます。
プラトニックな関係は純愛の代名詞と言えるほど純愛=プラトニックという印象があります。