彼氏のことが好きだから、どれだけ無理なお願いをされても、酷い束縛を受けても一緒に居たいと願う女性は多くいますね。
ですが、その彼氏からの束縛がどこまでも厳しいものになっていって、いつまでたっても彼は安心してくれない…そんな苦しみを抱えている女性もいるのではないでしょうか。
彼氏が重いことに悩む女性に、そんな束縛から解放される方法をご紹介しましょう!
彼氏が重い…!束縛されて苦しい…!解放される方法は?
彼氏からの束縛の例
束縛の種類は、男性によって実に様々です。
女性の行動を制限したり、人間関係を制限したりするのも束縛です。
女性が男性の言うことを聞いていくと、その束縛はどんどんエスカレートしていき、徐々に厳しくなってくため、女性側も束縛だと気付かない場合もあります。
まずは、彼氏からの束縛の例を見てみましょう。
あなたが気付かなかっただけで、もしかしたら束縛が既に始まっているかもしれませんよ。
ほかの異性と話すことができない
異性と話すことを制限する束縛は、やきもちや嫉妬と混同されやすく、一見女性を心配している男性のように見られます。
ですが、異性と話すことを禁じる男性は、もしかしたら女性が他の男性と話して、その人を好きになってしまい、自分が捨てられるかもしれないということを心配しています。
それは女性を思った行動ではなく、男性が不安だと思っている自分を安心させるために、女性の行動を制限しています。
とても自分勝手な束縛行為ですね。
また、ここで男性が言っている「異性」とはどこまでのことを言っていると思いますか?学校の先生はもちろん、兄弟のことまで「異性」とカウントします。
兄弟と仲のいい人も多いと思いますが、その兄弟と頻繁に連絡をとることを禁じたり、会うことが出来なくなったりもします。
彼氏が女性の友人にもすぐ嫉妬する
異性と話すことを禁じる束縛は、女性によっては理解できる人もいるのではないでしょうか。
自分も彼氏が異性と話していると嫉妬してしまう女性も居ることでしょう。
ですが、それが同性相手であっても嫉妬する彼氏をどう思いますか?休日などに、女友達と出かけると言うと、とたんに機嫌の悪くなる男性は居ませんでしたか?例え同棲していても、毎日ほとんどの時間一緒にいたとしても、一瞬でも自分以外の人と一緒にいる彼女を彼らは快く思わないのです。
自分の知らない時間を、彼女が過ごすことがとても不快なのです。
また、彼らは女友達の情報を詳しく調べ、勝手に選別を始めます。
例えば、彼氏がいる女性は友達としてOKなどです。
それは、彼氏がいる女性は他の男友達と遊ぶリスクが減るからです。
聞いて驚いたのは、こういった束縛を受けている女性たちは、女友達を1度彼氏に合わせなければならないという掟があるということです。
そこで女友達を彼氏に合わせ、露出の多い服装をしていないか、ヘアカラーが明るすぎないかといった所をチェックされ、彼氏からOKが出ると、晴れて遊びに行けるそうです。
まるで面接のようですね。
付け加えるなら、派手なネイルや携帯ケースにいちゃもんを付けられたりと、大抵彼氏からのOKは出ないそうです。
教えていないSNSも全てチェックされる
今や生活の大部分を占めていると言っても過言ではないのがSNSですね。
出かけた場所はもちろん、誰と一緒だったや、食べたものまでSNSを見るだけで把握出来てしまいます。
そんなSNSを彼氏に知らせない女性も半数程度存在しています。
それは、SNSはまるで現実社会の縮図のような女性本人の細かい情報が見えてしまい、隠しておきたい部分までが一度に見渡せてしまうからです。
そんなSNSを常にチェックしてしまうのがこの手の束縛をする男性です。
見ていることを女性には敢えて知らせず、自由に書かせて彼女の全てを把握しようとしています。
彼氏に教えていない情報まで彼氏が知っていて、おかしいなと思ったら知らせていないSNSをチェックしていたなんてことが良くあります。
言ってくれればSNSくらい教えたのにと軽く言っていたとしても、女性の心の中には恐怖心が芽生えます。
彼氏の重い言動の例
次は、彼氏の重たい言動例をお見せしましょう。
何気ない会話の中に、思わず「えっ」と女性が感じてしまうような彼氏の言葉があります。
付き合い始めは愛されていると感じていたその言葉も、時間がたつにつれて怖い言葉に変わっていったり、女友達に何気なく話した彼氏とのエピソードが引かれてしまったり、重たい言葉に慣れてしまったあなたにも、改めて彼氏の言葉を見かえしてほしいと思います。
「あなたがいないとダメになる」という
この言葉を言う男性は、女性の母性本能に訴えかけ心を縛る束縛彼氏です。
「あなたがいなくてはダメ」という言葉は、彼氏に言われて嬉しいと思う女性も多いでしょうか、言葉どおり本当にダメになってしまう男性です。
そんな男性は自立心もなく、あなたに全てをしてもらいたいと思っています。
自分で何とかしなければならないことも、あなた任せにし、あなたが助けてくれないと、助けてくれないあなたが悪いと被害者意識を持ちます。
優しい女性は助けてあげられることは助けてあげたいと感じますが、なんだか調子が悪いといった男性の個人的な感覚まで、あなたになんとかしてほしいと理不尽なお願いをしてきます。
そんな個人的感覚は本人でなければ解決できないのに、それを女性側に求め、そして解消されなければ理不尽に怒りだすのが、このタイプの男性の特徴です。
連絡を返さないと一方的に送ってくる
授業中や、仕事中などで携帯を長時間確認出来ない時間は一日の中で必ず存在します。
落ち着いたころにフッと携帯を開くと、驚くほどのLINEの件数が入っていたり、数分置きに電話の着信が入っていた経験はありませんか?本来ならその状況は、身内や友達などになにかとんでもないことが起こった時にしか発生しません。
そんな携帯への連絡を見てみると、返信が無いあなたへの不満が彼氏からずらりと並んでいます。
始めは「心配してるよ」などと優しい言葉が並んでいますが、いつのまにか1人で彼氏は怒りだしている。
でもほんの数時間連絡が返せなかっただけ…と送られた内容にあなたは困惑してしまうことでしょう。
そんな一方的な連絡をしてくる男性は、総じて1人で勝手な妄想を繰り返し、あらぬ方向へ会話が流れあなたに怒りだします。
いつのまにか、あなたが浮気しているとまで言い出すでしょう。
それを宥めることも一苦労ですし、今度からはもっと頻繁に連絡しなければとあなたの心を縛っていきます。
あなたの行動を制限してくる
心を縛っていく行動よりも、もしかしたら苦労するのがあなたの行動を制限し縛っていく束縛です。
心を縛っていく束縛と同様に、始めは優しく「あなたが心配だから」危ない場所には行かないでほしいと優しく諭してきます。
ですが、彼氏が心配するのはあなたの身ではなく、彼自身なのです。
クラブなど、男女の交友が出来る場所に行かないでほしいというくらいなら、やきもちやきの彼氏としては当然かなと思いますが、カフェや食堂などの飲食店への制限が出てきます。
また行く時間など、あまり遅い時間には行ってほしくないなどが追加されてきます。
夜は危ないからともっともらしいことを言いますが、小学生でもないあなたが夕方や夜に出歩くことはそれほど危険なことではありません。
まして、仕事や学生であれば、その本業の帰宅時間はほぼ夕方や夜になるでしょう。
束縛彼氏はそれさえ制限してきます。
友達と遊びに行くことも、本業の後ですから当然夜になりますよね。
束縛彼氏は「気を付けて出かけてね」ではなく、「行かなくていい」とあなたの行動を制限します。
さらに遊びに行く時間も2時間までと言ってみたり、自分も同行させるように求めてきます。
自分の知らない時間を彼女が送ることをどうしても許せないのです。
極端に縛られていると感じる時に考えたいこと
ここまで読んでみて、もしかしたら激しい束縛を受けているのではないかと感じた女性もいるのではないでしょうか。
また、彼氏と付き合ったことで、どこか窮屈に感じる瞬間がある女性もいますよね。
そんな時は、冷静になって以下のことを考えてみるようにしましょう。
相手を縛るのは本当に愛情なのか?
あなたの心や行動を縛っている彼氏は、本当にあなたに愛情を持っていると思いますか?そもそも、相手を自分の思うとおりに行動させ縛る行為は愛情なのでしょうか。
あなたの身を心配しもっともらしいことを言ってくる彼氏は、本当にあなたの心配をしているのでしょうか。
友達と会う時間を制限するのは、あなたのためでしょうか?「悪い友達はいないほうがいい」と彼は言うかもしれませんが、あなたが大切にしてきた友達を、彼の判断1つで「悪い」と判断され、あなたは悲しい思いをしていませんか?本当にあなたに愛情を持っているのなら、あなたが大切な人を、同じく大切に思ってくれるはずです。
それが出来ない彼氏は、自分の知らないところで自分以外と楽しい時間を過ごされることが不安だと感じ、それを解消したいため、あなたの行動を制限しているだけなのです。
それはあなたのためではなく、彼氏本人のためだと気付いてください。
行動を制限するのは独占や支配
彼氏があなたの行動を制限するのは、彼自身のためで、それは彼の独占欲や支配欲を満たすためだけの行為です。
あなたを自分の思い通りに動かしたいという支配欲と、彼氏以外の人間と接点を持たせたくないという独占欲を彼は持っています。
彼氏を安心させたくて、どこまでも彼の欲求をのんでいても、彼は一向にその束縛を止めることは無いでしょう。
束縛が収まるとしたら、あなたが部屋から一歩も出ず、携帯やパソコンなど外部との連絡手段を1つも持つことなく過ごす環境になったらです。
テレビなど、他の人間が映るものも、嫉妬の対象になります。
そんな状況であなたは幸せなのでしょうか。
彼の束縛を止めず、どこまでものんでしまうと、ここまでの激しい束縛彼氏にしてしまいます。
テレビのニュースで時々見られる監禁事件の犯人は、ほとんどが男性です。
男性の中には、支配欲・独占欲が必ず存在しています。
それを彼自身で解決させるようにしなければ、あなたの彼氏も危ない人間になる可能性があるということです。
あなたはそこから本当に逃れたいか?
あなたはその束縛から本当に逃れたいと思っていますか?これが一番大切な疑問だと思います。
あなたが、彼の束縛に愛情を感じているのなら、ネットの情報に躍らされることなく関係を続ければいいと思います。
ですが、ここで注意したいのは、この疑問はカップル同士が仲のいい時に考えても無意味だということです。
仲のいい状態の時は、大抵のことは許せてしまい、本当のあなた自身の気持ちには気付けないということです。
この疑問を考える時は、1人で冷静になれる時にしましょう。
喧嘩している時でも構いません。
喧嘩している時は、相手の嫌な部分を見つけることが得意な状態になっています。
その嫌な部分が大きかろうが小さかろうが、思い浮かんだことがあなたの心や体にストレスとなっていることは事実なのです。
そんな時に、彼氏の行動を見返してみて本当にあなたに愛情を持った行動、言動なのかを考えてみましょう。
そして、あなたはそんな彼氏とずっと一緒に居られるか冷静になって考えてみましょう。
いい女が教える!束縛彼氏との上手な距離のとり方
彼氏が束縛彼氏だと判明したところで、今度はそんな彼氏の対処法をご紹介していきましょう。
どれだけ束縛が辛くても、簡単に離れると決断できないのが愛情深い女性です。
上手に距離をとってみたり、あなたのこれからの行動を少し変えるだけで、彼氏自身を変えることや、関係を好転させることもできます。
そして、あなたの気持ちも変えることができます。
あなたの気持ちが変われば、今までの辛い付き合いが明るく楽しいものになっていきますよ。
1.愛情と束縛の違いを知る
まずは、束縛は愛情ではないことを理解しましょう。
両親から受けた門限などの制限は束縛ではなく、のちに愛情だと感じることが出来た人もいたのではないでしょうか。
このように、愛情と束縛は全くの別物だということを知りましょう。
束縛が彼からの愛情だということは絶対ないのです。
束縛のことを愛情と認識すると感覚がマヒしてしまう
何度も繰り返し言われることを、本当にそうだと感じてしまうのが人間です。
彼氏がどれほど無理難題を言ってきても、最後に「お前のためだよ」や「これが愛情だよ」と言われ続けると、女性はそれが愛情だと誤認してしまいます。
最初は、簡単な行動制限や、単なるやきもち程度だったことが、どんどんエスカレートしていき、あなたの行動と心を縛っていき、束縛の認識もマヒしていきます。
その状況が辛くなればなるほど、女性は脳内でこの束縛が愛情なのだと勝手に変換をし、感覚をマヒさせていきます。
それほど、あなたの現状が辛いものだということです。
そして、彼はあなたのためだと言い続け、それに応えられないあなたが悪いのだと、あなたを悪者にしていきます。
これだけ愛情を注いでくれる彼氏に、私は酷いことをしてしまったと、女性側が加害者意識を持ってしまい、彼氏の束縛に耐えなければならないと思い込まされてしまいます。
また、何かが変わるかもしれないと、大好きな彼氏を信じ束縛に耐えることや、古風に耐え忍ぶことがいい女などと考える女性もいますが、それは愛情などではなく、あなたの心を縛っている束縛だということに気付いてください。
過度な束縛はお互いに苦しい関係を生んでしまう
束縛は、束縛される側だけが辛く苦しいわけではないのです。
束縛をする彼だって、仕事や学業はあるでしょう。
それなのに、あなたの連絡が無ければ不安になり、ストレスを感じてしまうのです。
初めは、ある程度連絡が無くても、彼氏は耐えられたのですが、あなたがどんどん彼の要求に応えてしまい、数分おきに連絡をくれるようになったら、彼は数分間しか待つことが出来なくなってしまいます。
また、常に一緒に居なければならないような関係性を作ってしまったら、彼自身も友達や家族と過ごす時間が無くなってしまいます。
仕事や学業にも手が着かず、そして人間関係も破綻させてしまう束縛行為は、する方もされる方も辛く悲しくなるのです。
彼のそんな不安な心にさせる前に、束縛行為を止めさせてあげられるのは、彼女であるあなただけなのかもしれません。
2.彼氏にそれは束縛なのだとしっかり伝える
彼氏が束縛彼氏だった場合、あなたにしている行動・言動が束縛だと彼自身が気付いていない場合があります。
彼自身が本当にあなたのためを思っている愛情だと、誤解している場合があります。
そんな誤解をしていると、当然その愛情に応えてくれないあなたに不満を持ち、行動がエスカレートしていきます。
彼がどんどんエスカレートした行動をとっていても、愛情だという逃げ道が彼にはあるため、自分の行動を見返しあなたの気持ちを考えることをしなくなります。
まずはあなたがはっきり言えるようになるべき
束縛に関してもそうですが、あなたは彼に言うべきことを言えていますか?
彼のことを思って言えないなど、よくわからない言い訳をしていませんか?
通りすがりの人に悪いところがあっても、それを注意する必要が無いのは、その人とあなたが生涯一緒にいることはないからです。
彼氏は、結婚相手になり生涯一緒にいるかもしれない相手です。
悪いことがあれば、注意しなければならない間柄です。
彼のことを気遣うなら、注意しないことではなく、注意するときの口調に気を付けるだけです。
また、束縛彼氏と暴力彼氏は因果関係があります。
どちらの彼氏も「愛情」ということをたてに、相手に自分を強要するところが似ています。
束縛彼氏は、自分の愛情を理解してくれない女性を愛情を分からせるために殴るといった思考を普通と考えています。
そんな暴力が怖くて、あなたは主張できない場合もあるのではないでしょうか。
そんな危険を冒してまで、何かを主張する必要はありません。
そんな時は逃げてください。
もし、束縛彼氏が暴力彼氏になっていないのなら、暴力彼氏になる前に、きちんと自分の意見をはっきりと伝え、おかしい行動をしているということを彼氏に自覚させましょう。
自己主張や感情表現は悪いことではない
何事にも口答えすることが悪いという風潮もどこかにありますね。
職場の先輩や学校の先生に反論した際、「素直じゃない」と言われたことがある人もいるのではないでしょうか。
確かに、人の意見は聞く必要がある部分もあります。
自分を変えなければならないタイミングもあります。
ですが、それは自分にとってプラスになると思えるからです。
自分自身良く考えてみて、彼氏の言っていることを実行したらあなたのためになることかを自問してみましょう。
自問した結果、彼の言っていることは自分のプラスにならないと感じたら、きちんと自己主張しましょう。
その自己主張は、悪い事ではなりません。
あなたという人間をわかってもらうためにも、カップル間や人間関係において自己主張はとても大切なものです。
また、自分にとってプラスになることが分かっていても、自分を変えることは決して容易なことではないですよね。
だとしたら、「辛い」や「大変だ」という自分の感情も相手にきちんと表現しましょう。
そうすることで、あなたのストレスも軽減されより良好な関係を気付くことが出来ます。
あなたが平気な顔をしていれば、彼はどんどんあなたに負荷をかけてきます。
それが当たり前になっていきます。
大変さや辛さを彼に伝えることで、新しい妥協点を見つけられたり、彼自身も、あなたに辛い思いをさせているんだと気付くことができます。
3.本当に愛情があるなら信頼関係を築く
彼と本当に一緒にいたいと愛情を持って言えるのなら、彼の束縛行為を受け入れるのではなく、彼と信頼関係を築く努力をしましょう。
あなたとの関係に不安を持っているから、彼氏はどんどん束縛をエスカレートさせていきます。
あなたがどこにも行かない、どこで何をしていても、信頼しているといった関係を築けたら彼はあなたへの束縛をする必要もなくなるのです。
あなたが彼を不安にさせているのではなく、彼の過去にあったことが束縛行為を引き起こしているのなら、それを彼氏に自覚させ、改めてあなたとの関係を築くように促しましょう。
過去と、今のあなたたちは関係の無いことです。
過去を引きずっていたままでは、誰とどんな関係も良好に築くことはできないと彼氏に伝えましょう。
そして、そんな辛い思いをした彼氏と新しいあなたとの信頼関係を築きましょう。
束縛から生まれるのは支配や管理の縦の関係
どれだけ束縛を受け入れていても、彼氏との信頼関係を築くことは出来ません。
彼が支配者となり、あなたに指示を出しそれをひたすら受け入れる、縦社会が出来上がってしまいます。
そうなると、あなたの感情や意見を彼は受け入れることができなくなります。
あなたの意見や感情は口答えととられ、彼は愛情を否定されたと歪んだ思いを持ってしまいます。
カップルはお互い対等でいなければなりません。
対等で、お互いの意見を聞き努力していくことで、相手に対して信頼することができ、愛情を持って一緒にいることができます。
束縛から生まれる縦社会の関係ではなく、愛情ある信頼関係を築いて行きましょう。
信頼関係というのはお互いが横並びで一緒に歩くイメージ
先ほどお話ししたように、信頼関係は対等でいなければなりません。
どちらかが一方的に指示を出す縦社会では、一緒にいることが従うことになり、そこに愛情は発生しません。
付き合い始めたころは、お互い対等な関係だったはずです。
それが、あなたが彼の束縛という指示に従い彼を一人歩きさせ、いつの間にか支配者のようにさせてしまったのです。
この先ずっと一緒にいるかもしれない相手とは、信頼関係を気付き、いつまでも横並びでお互いの顔を覗き込めるようなそんな関係を築き続けたいものです。
4.どうしても信頼関係を築けなければ離れてみるもの◎
最初に言ったように、自分の身を危険にさらしてまで一緒にいる必要はありません。
どれだけあなたが愛情を持っていると主張しても、あなた自身があなたにプラスにならない暴力を許してしまうということは愛情ではなく、彼への依存心です。
何年も一緒にいた彼氏との関係を続けていきたいのも理解できます。
愛情があることもわかります。
ですが、ここは一度冷静になり、彼氏との今の関係があなたにとってプラスになっているのか考えてみてください。
自分にプラスというと打算的なイメージがありますが、貧乏やルックスなど表面的な部分を考慮することを打算的で浅ましい女と言います。
自分のこれからの人生を考え付き合いを見直すことを打算的とは言いません。
離れたときに大きな安堵があるなら疲れていた証
彼氏が家族と出かけていたり、友達と遊びに行くなどして、少しの間あなたと離れた時間があった時、ホッとしている自分がいたのなら、あなたは彼との関係で疲れていたのかもしれません。
仕事などをしていて長時間返信をあなたがしていなくても、彼氏から連絡が無かった時、心配ではなくどこか安堵を感じていたのなら、彼と距離をとってみることをお勧めします。
彼の束縛が日常にあり、それに慣れていたのかもしれません。
けれど、行動や言動を制限されるのは、人にとって大きなストレスとなります。
それを知らず知らずのうちにあなたは考えないようにしていたのかもしれません。
1人でゆっくり考える時間もなかったのではないでしょうか。
彼氏を安心させたいというよりは、怒らせたくないといった思考になっていたのではないでしょうか。
頭を冷やして考えてみることも大事
彼氏と一緒にいると、どれだけ束縛が激しくても幸せは感じます。
怒られたあとに、優しくされると、彼と一緒にいることは間違いではないと感じていませんか?
また、常に彼氏のことを考えなければならない生活では、あなたは1人になることも出来ず、自分の心と向き合うことが出来なかったのではないでしょうか。
幸せな時は、辛い事や悲しいことを考えにくくなっています。
激しい束縛の日常にも慣れてしまい、これが当たり前だと錯覚してしまいます。
もしかしたら、彼と過ごすことは辛いのかもしれないと少しでも感じる時があるのなら、冷静になって自分自身が幸せかどうか考えてみましょう。
考えても答えが出ないなら、彼の行動を冷静に見つめ直してみましょう。
そして、あなたがもし彼氏の立場なら同じことをするか考えてみましょう。
頭を冷やして考えることで、今まで見ないようにしていたことが沢山見つかります。
そして、あなたの心の中にある本当の意志を見つけることができます。
5.どうしても長く距離を取りたいときは?
考えても答えが出せず、けれどこのまま一緒に居たらまた流されてしまうと思ったり、一緒にいることが自分のプラスにならないとハッキリとした自分の意志が確認出来たら、彼と長期間距離をとりましょう。
ですが、束縛彼氏と距離をおきたい場合は注意しなければなりませんよ。
一緒にいられない理由をハッキリ伝える
束縛彼氏は、自分の行動に理由を付けることがとても上手です。
曖昧な言葉で伝えていては、せっかく見つけたあなたの意見が彼に伝わらないばかりか、いい様に言いくるめられてしまいます。
そして、意見を持ったあなたに恐怖を感じ今まで以上に何も考えられなくなるような厳しい束縛を科してきます。
束縛彼氏と離れる場合は、一緒に居られない理由をハッキリと伝えましょう。
紙に書き出してみたり、LINEなどでしっかりと文章を書き出して送るなど、彼がつけ入る隙を作らないようにしましょう。
彼に直して欲しい所がある旨を伝える
良好な関係を築くために離れる場合は、彼に直してほしい部分があることをしっかりと伝えましょう。
一緒にいるために離れるんだということを伝えれば、彼は自分の悪い部分を認識してくれます。
それでも行動や考え方を改めてくれない場合は、彼はあなたのために自分を変えてくれないということです。
また、彼に直してほしい部分を伝えると、彼もあなたに直してほしい部分などを伝えてくれる場合があります。
お互いが指摘出来なかったことを、あなたの行動がきっかけで2人で見直すことが出来ます。
それは、2人が一緒にいるために必要なことですね。
適切な距離を築くことができれば幸せに近づける!
いかがでしたでしょうか?
ご紹介させていただいた彼氏の重い束縛は、お互いの距離感をマヒさせ、相手のことを尊重するという大事な気持ちを無くさせてしまいます。
そして、距離感を間違うと共依存関係となり、彼氏にも彼女であるあなたにも辛い日々を送らせることになってしまいます。
人間関係において、相手との距離感を適切にとることは重要な部分です。
その距離感を間違わないためには、自分が自立していることと、冷静に周りを把握することです。
大好きな彼氏と適切な距離を保ち、どうか幸せな日々が送れることを願っています!