不幸にならない結婚をするためには、相手選びがとても重要です。
どんな相手を選ぶかで、これから何十年と続くであろう結婚生活の満足度はまったく違うものになるでしょう。
結婚してから幸せな毎日を送るために大切なことについてもまとめてみましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
結婚相手を探す際に譲れないことベスト10
「結婚前には両目を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ」という格言があるように、結婚前こそ「これだけは譲れない!」という点はしっかり見極めておくべきです。
細かい好みは別として、最低限これだけは押さえておいてほしいポイントをあげてみましたので、参考にしてくださいね。
1位:お互いの愛情
結婚相手を探す際にもっとも譲れないポイントは、やはりお互いの愛情です。
愛情とは、相手のことを心から大切にし、慈しむ心です。
恋愛を楽しんでいるだけのときには、追いかけたり駆け引きのスリルを味わったりが楽しいかもしれません。
また、相手選びもルックスなど表面しか見ていなくても「今がよければいいや」と思っていたかもしれませんね。
けれど、結婚相手となると話は別です。
結婚生活を送る上で必要なのは「安らぎ」ではないでしょうか。
結婚相手にハラハラドキドキさせられる毎日では、安心して生活を送れないですよね。
そんな結婚生活に大切な安らぎを得られるのは、お互いに相手に対しての愛情を感じられるから。
いくら条件のよい相手でも、愛情のない結婚は長続きしないでしょう。
出会いはお見合いなどであっても、最終的に結婚の決め手となるのはお互いの愛情です。
気ままに自分の思い通りに生活していた独身時代とは違って、結婚は相手あってのもの。
お互いを思いやる愛情がなければ、成り立たないと言えるのではないでしょうか。
自分が愛情を求めるだけでなく、惜しみなく愛情を注ぎたいと思える相手を、結婚相手に選びたいですね。
2位:フィーリングのよさ
とってもフィーリングが合う人に出会えたときって、なんだか運命を感じてしまいますよね。
初対面から、まるで昔からの知り合いのように自然に接することができたり、お互い会話のネタが尽きることがなかったり。
そんな相手がいたら、結婚相手としてマークしておいてもいいかもしれません。
例えば、好きな音楽が同じだったら、一緒にライブに行ったり、アーティストについて話し合ったりもできますよね。
映画を観ても、同じところで感動したり笑ったりできる人とは、一緒にいてすごく楽しいと思えるのではないでしょうか。
また、生活のリズムが似通っていることも、結婚相手として考えるときの重要なポイントです。
極端な朝型や夜型だったりすると、一緒に生活してもお互いの活動時間がズレてしまいます。
生育環境が似通っていることも同様で、あまりにも相手の生活習慣に違和感があると、一緒に暮らすことを苦痛に感じてしまいます。
ものの感じ方や生き方に共通点が多いほど、「この人とはフィーリングが合う」と感じますし、一緒にいて気を使わずにいられるでしょう。
このフィーリングのよさが、結婚相手を選ぶ上ではとても大事なのです。
3位:そこそこの経済力
結婚相手に求める条件として、必ず上位にあげられるのが、この経済力です。
「愛でお腹は膨れない」と言われますが、やはり安定した生活を送るためには、大金持ちとまでは言わなくても「そこそこ」の経済力は必要です。
健康的な結婚生活を営むには、やはりそれなりの衣食住が確保できていなければなりません。
きちんとした住環境で、栄養バランスのよい食生活を心がけることが大切です。
贅沢する必要はないですが、毎月家計がギリギリでは、精神的にも不安定になってしまいます。
なんとかやっていけるだけの収入があったとしても、将来突発的なアクシデントがあった場合のことも考えなければなりません。
会社が倒産したり、病気や事故で働けなくなったらどうしたらよいでしょうか。
ある日突然、収入がゼロになるなんて結婚生活では重大なリスクですよね。
子どもが生まれたら教育費もかかりますし、病気のたびに会社を休んで病院へ連れて行ったりと、手もかかります。
もちろん結婚生活はお互いが協力して維持してゆくものですが、母親はどうしても独身時代のように残業や休日出勤というわけにはいきません。
父親である夫の収入が頼りになります。
ですから、ある程度の収入があって、将来設計もしっかりと考えられるような相手を選ぶことが重要になってきます。
4位:浮気をしないかどうか
結婚というのは特殊な事情を除けば、お互い配偶者以外の異性とは肉体関係を持たないことが大前提となります。
浮気は民法上でも不法行為とされています。
ところが、色々な調査結果があるのですが、既婚男性の浮気経験の割合は、だいたい3割前後くらいと言われています。
なんと、3~4人に1人が浮気の経験ありなんです。
ちょっとショックですよね。
こんな結果が出ているからこそ、浮気をしない結婚相手かどうかというのは重要な条件だと言えます。
愛する人に浮気されるというのは、とても辛い体験です。
まず心は傷つき取り乱し、悲しみに襲われます。
そしてさらに、浮気相手への嫉妬心に苦しめられるのです。
何よりも、自分を裏切った相手に対する怒りと、ときには「自分にも悪いところがあったかも」と自分を責める気持ちに苛まれます。
結婚していればそう簡単に別れるという選択はできません。
けれどその反対に、浮気相手に妻の座を脅かされるのではないか?という恐れも生まれます。
たった一度の浮気であっても、こうして終わりがないかと思えるような苦痛を味わう可能性があるんです。
結婚相手に浮気しそうな人を選ばないためにも、付き合っている段階から相手の恋愛観などをよく知っておくべきでしょう。
芸能人の不倫のニュースなどを観て、「男は浮気をする生き物」などと浮気を肯定する発言をしていたら要注意です。
浮気ぐせは直らない人が多いかも
浮気ぐせというように、浮気は病気のように繰り返す人が多いものです。
上にもあげたように、そもそも浮気を悪いことだとは思っていないのです。
確かに世の中には誘惑が多いかもしれません。
そして浮気できるチャンスが目の前に現れたら、浮気ぐせのある男性は「浮気をしないという覚悟」がないですから、迷わず手を出してしまいます。
浮気は不法行為だと知らない人はいないでしょう。
知っていてもそれを行うのは倫理観に欠けているか、欲望に振り回される理性のない男性ということ。
ですから、同じことを繰り返してしまうのです。
このように、浮気ぐせのある人を変えるのは簡単ではありません。
もし結婚前に浮気が発覚するようなことがあれば、結婚するのはよくよく考えたほうがよいでしょう。
もし今回だけはと許した場合、「謝れば許してもらえる」と学習してしまう恐れがあります。
浮気が発覚しなくても、誰でも間違いを犯す可能性があるので用心に越したことはありません。
しかし、やたらと浮気を疑って行動を監視したり束縛すれば、相手をうんざりさせて本当に浮気に走らせてしまわないとも限りません。
基本的には相手を信じるというスタンスで、しかし浮気には毅然とした態度をとることをアピールしましょう。
「浮気は絶対に許さない」「浮気をしたら即別れる」という姿勢を普段から伝えておきましょう。
それなりの覚悟がなければ結婚はできないと理解してもらうことが重要です。
5位:暴力ぐせがないか
配偶者や内縁関係などの親密な間柄にある男女間の暴力は、ドメスティック・バイオレンス(DV)と言われています。
暴力というのは肉体的なものはもちろん、精神的暴力や経済的暴力、性的暴力も含まれます。
恋人間の暴力はデートDVと呼ばれ、近年認知度も高まってきています。
LINEやメールの返信が遅いといってキレるのも、実はデートDVの一種です。
束縛が激しく行動を監視してくるような人も、要注意だと言えるでしょう。
何といっても恐ろしいのは、結婚した途端に暴力夫に豹変する場合です。
そうならないためにも、結婚前から相手を見極めることがとても重要になってきます。
暴力ぐせのある人は、「暴力で相手を支配して言うことを聞かせる」という感覚を持っているため、これを変えるのは容易なことではありません。
治してあげようとか、いつかおさまるなどと考えていても、暴力が止むどころかますますエスカレートしていくのがDVなのです。
もし子どもが生まれたら、子どもは暴力が当たり前の家庭で育つことになってしまいます。
子どもに直接暴力を振るわなくても、子どもの目の前で暴力を振るうだけでも虐待行為とみなされる場合があります。
暴力はそれくらい、子どもの心を傷つける行為なのです。
「自分に落ち度があるから」などと考えるのも誤りです。
配偶者間であっても、暴力は許されることではありません。
暴力ぐせのある人は、結婚相手としてもっとも選んではいけない人物だと言えるでしょう。
有能な男性でも暴力だけはだめ
DV夫が暴力を振るうきっかけとして、社会でのストレスが原因の場合があります。
会社では有能と評価されていたり、同僚からもデキる男として認められている男性が、そういう有能な自分を演じていることによって、ストレスを溜め込んでいる場合もあるのです。
また、暴力夫が地域の方々や友人、親戚の前でもいい顔をして、「いい旦那さん」などと思われていることもあります。
そうして周囲の評価が高いほど、本人の中では精神的な抑圧が高まり、その憂さ晴らしのように妻に暴力をふるうのです。
外面がよいDV夫は、上司など立場が上の人に対しては腰が低いのに、妻や子どもは自分の所有物だと思っています。
だから妻子には何をしても構わないと考えているのが特徴です。
そして、その価値観を変えることは非常に困難であると言えます。
DV家庭で育った子どもは、DVの負の連鎖に巻き込まれ、将来自分もDVをしてしまう可能性が高いと言われています。
大切な我が子が暴力を振るう人間に育って欲しくはないですよね。
どんなに有能な男性であっても、暴力ぐせのある人を結婚相手に選んではいけません。
6位:誠実かどうか
結婚するなら不誠実な相手より、誠実な男性のほうがいいですよね。
誠実というのは、嘘をつかずに真面目な人柄ということ。
人として大切なことですね。
誠実な人は、約束を守り、口だけでなく実際に行動に移します。
仕事も真面目に勤め、周囲の評判も良さそうです。
他者に対する思いやりを持っているので、困ったときは助けてくれるし、妻や家族のことを大切にしてくれるでしょう。
では、不誠実な人が結婚相手だとどうなるでしょうか。
不誠実な人は、その場では調子のよいことを言っても、言動に責任を持ちません。
「一緒に結婚費用を貯めよう」と話し合ったのに、ちっとも貯める素振りがなかったり、貯めたとしても勝手に使ってしまったり。
あるいは、貯めていたのに勝手に使ってしまうかもしれません。
浮気も、不誠実さのあらわれのひとつですね。
相手がどんな気持ちになるかということを考えられないので、軽い気持ちで裏切ってしまうのです。
裏切りや嘘は、されたほうは後々まで尾を引いて、疑心暗鬼な日々を過ごすことになってしまいます。
誠実かどうかは、夫婦の信頼関係を築く上ではとても重要なことなのです。
お金持ちで女性に甘い言葉をかけてくれても、不誠実な男性とでは心安らぐ日々は送れそうにありません。
多少不器用でも、誠実な男性を結婚相手に選ぶほうが、長い結婚生活を送る上で大事なことではないでしょうか。
7位:子供好きかどうか
結婚したら、やはり子供が欲しいと考える人は多いのではないでしょうか。
これは男性であっても女性であっても同じです。
では、いざ子供が生まれたとなったときに、父親である男性が「あー、子供は苦手だから世話するのは無理」なんてことでは困ってしまいますよね。
それに、子育てというのは思い通りにはいかないことばかり。
子供は泣いたり言うことを聞かなかったり、とにかく手間がかかります。
イクメンとまではいかなくても、パートナーの協力がなければ、母親である女性ひとりに負担がかかってしまうことになります。
けれど子供好きで優しく面倒見のよい男性が結婚相手なら、こんなに頼もしいことはないですね。
子供好きのパパだったら、大きくなっても一緒に遊んでくれたり、幼稚園や学校の行事にも積極的に参加してくれたりと、素敵な家庭を築いていけそうです。
そうは言っても、普段あまり子供と接することのない男性は、自分が子供好きなのかどうなのか?よくわからないことや、子供を持つことに実感が沸かない人も多いでしょう。
最低限、「子供は嫌い!」と断言する男性は、子供が欲しいなら選ばないほうが無難かもしれません。
モテるために子供好きをアピールしてくる男性も時々いますので、そこは慎重に見極めましょう。
8位:酒癖が悪くないか
お酒は適量を守って楽しく飲めるならよいのですが、酒癖の悪い人となると話は別です。
お酒を飲むと人格が豹変して、暴れたり暴言を吐いたり。
泥酔状態で周囲の人たちにも迷惑をかけたりと、酒癖が悪いとろくなことはありません。
酒癖が悪い人は、アルコールによって理性のタガが外れてしまいます。
そのため普段だったら理性で抑えていることが止められなくなります。
日常生活で抑圧を感じていればいるほど、その反動は大きくなります。
シラフではおとなしい人が、お酒を飲むと大暴れなんてこともよくありますよね。
酒癖の悪さは、仕事や人間関係でもマイナスに働くことが多いでしょう。
上司や取引先の相手に対して絡んだり暴言を吐いたりすれば、社会的な信用を失うことになります。
最悪の場合は仕事を失って、経済的に行き詰まることにもなりかねません。
友人にも酒の場の後始末をさせたり、毎度家まで送ってもらうなど繰り返し迷惑をかけていると、徐々に疎遠になり、誰からも誘われなくなる可能性もあります。
また家庭では、酔って家族に暴力を振るったり、家のものを壊したりすることも。
酒癖の悪さが離婚の原因になることは珍しくありません。
泥酔して転倒すると大怪我をする危険性もあります。
また、記憶をなくすまで飲むことを繰り返していると、記憶力そのものが低下してしまう可能性もあるのです。
なによりも困ることは、こんな状態であっても本人がお酒をやめたり、量を抑えたりすることが非常に困難ということなのです。
酒癖の悪さは病気と同じで、根気よく治療する覚悟がない限り、結婚することに関しては慎重に考えたほうがよいでしょう。
9位:家庭を守っていける強さはあるか
何事もなく平和な毎日を送れれば、こんなに幸せなことはありません。
しかし結婚生活を送っていれば、社会の中で何かしらのトラブルが起こることも想定しなくてはなりません。
大きな事態で言えば、災害時などがあります。
何かあったときに真っ先に自分が逃げるような人では、長い一生を添い遂げる気持ちも薄れてしまいますよね。
ライフラインが止まってしまったり、食料を手に入れる方法がないときにも、なんとかして家族のために、必要なものを手配する努力をしてくれる男性でないと困ります。
また、家族の誰かが病気になったり、経済的に苦しくなったときなど、さまざまな困難が考えられます。
そんなときにも家庭のために、困難に立ち向かうことのできる人であれば安心です。
こんな男性ならしっかりと家庭を守ってくれるでしょう。
普段から家族の問題を妻に丸投げにしないで、一緒に考えてくれるかどうかも重要です。
ご近所のトラブルや子どものことなど、夫が出てきてくれるかどうかで話し合いの行方が変わることもあります。
万が一嫁姑のトラブルになった場合も、逃げ出さずに間に入って、嫁の側についてくれるのがベストです。
何があってもこの家庭を守っていく、という覚悟のある人を結婚相手として選べたら最高ですね。
10位:身体の相性も実は大事
結婚するとなれば、無視できないのが身体の相性です。
まず、生理的に受け付けない人とは、どんなにいい人であっても生活を共にするのは無理があります。
そこまでひどくないにしても、お互いの欲求が噛み合わなかったりすれば、どちらかが我慢を強いられることになります。
また、結婚当初は特に気にならなかったことが気になりだしたり、マンネリを感じるようになることも。
長い時間を一緒に過ごす相手だからこそ、身体の関係も大切なんですね。
夫婦が離婚する際の理由の第一位は、ダントツで「性格の不一致」です。
男女のほぼ半数が、お互いの性格が合わないことを離婚の理由にあげています。
しかしその中には少なからず「性の不一致」も含まれているようです。
レスになってしまったり、どうしても相手の嗜好が受け入れられないなどの理由がありますが、結婚生活にとってそれくらい、性の問題が重要なことであるのは間違いありません。
ですが、身体の相性が悪いからといって、すぐに諦める必要はありません。
何より大事なのは夫婦のコミュニケーションです。
満たされないものがあるのなら、相手を傷つけないように配慮しつつも、きちんと話し合ってみましょう。
これだけは無理ということも正直に伝えて、双方が納得できる方法を探ってみましょう。
お互いを大切だと思う気持ちがあれば、色々と工夫してみたり、一緒に解決策を見つけていけるかもしれません。
もしも「この人のためにそこまでしたくない…」と思うのなら、長い結婚生活を2人で乗り切るのは難しいかもしれません。
幸せな結婚生活を送るために知っておくべきこととは
めでたく素敵なお相手と結婚できたら、そこからが本当のスタートです。
結婚するのは簡単だけど、維持するほうが難しいと言う人もいるくらい、長い結婚生活には山あり谷ありなことでしょう。
幸せな結婚生活をいつまでも継続していくために、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか。
お互いに相手を理解することの大切さ
結婚するということは、昨日までは他人だった人と、この先ずっと同じ家で暮らしていくということです。
何もかも自分の好き勝手にしていた独身生活と違って、あらゆることで意見をすり合わせていく必要があります。
細かい生活習慣の違いや、理解できない行動などいくらでも出てきます。
そんなときに、相手を否定したり腹を立てたりしていては、喧嘩の絶えない家庭になってしまうでしょう。
まず、お互いが相手の意見に耳を傾けることと、自分の価値観を一方的に押し付けないこと。
察してちゃんにならずに、素直に自分の感情を伝えること。
これらを2人ともが心がけるようにしましょう。
これまで違う環境にいた2人ですから、食い違いがあって当然です。
けれど、お互いを理解しようという気持ちがあれば、心が通じ合い、愛情あふれる家庭を作ってゆくことができるでしょう。
ときには相手を自由にさせてあげる大切さ
結婚して失うものと言えば、自由に使えるお金と時間ですよね。
自分のことだけ考えていればよかった独身時代と違い、常に家族中心で考え行動しなければならないからです。
特に共働き夫婦であれば、仕事を終えて帰宅したら、休む間もなく食事入浴洗濯…と、家事と育児で自由時間はほとんどありません。
もちろん、家族で過ごす時間はかけがえのないものです。
けれどたまには、ひとりになって自由な時間を過ごしてみたい、と考えるのは自然なことではないでしょうか。
特に男性は、自由が確保されていることを非常に重要視しています。
自由がなくなるくらいなら結婚したくない、と考えることも珍しくありません。
ですから、夫が独身時代に大切にしていたことは、結婚後もある程度は自由にさせてあげましょう。
友だち付き合いだったり、ひとりでぶらりと出かけることかもしれません。
また、男性は悩んでいるときほど、ひとりにしておいてほしいと思うものです。
自由を邪魔しないことが相手への思いやりにつながります。
妻もたまには妻でも母でもないひとりの女性として、自由な時間を持ちましょう。
お互いリフレッシュしたひとときを過ごすことで、家族の時間の素晴らしさを思い出すきっかけになるでしょう。
相手の趣味を尊重しよう
趣味なんてお金がかかるだけだし、一銭の得にもならないなんて思っていませんか?ですが、趣味の時間を心から大切にしている人もたくさんいるんです。
普段仕事に追われてストレスもMAX、ゆっくり休みたいと思っても、頭から仕事のことが離れず疲れがとれない…。
そんな男性も多いはず。
そんなときに、仕事も嫌なことも忘れて没頭できる趣味があることは、疲れ果てた心のバランスをとり、メンタルを回復させるためにも重要なことなのです。
実は趣味の時間を大切にしている人のほうが、効率よく仕事を片付けたり、集中して取り組むことができるそうです。
何事もメリハリが大事なんですね。
彼ばっかり楽しそうで私は仲間はずれ…。
そう思ったら、夫の趣味を一緒にやってみるのはいかがですか?どこがいいのかわからないと思っていたことも、やってみると案外面白いところが見つかるかもしれません。
なにより、2人の共通の話題が増えて、コミュニケーションも活発になりそうですよね。
いずれはお互い年老いて、一緒の時間も必然的に増えるようになります。
そのときに2人で楽しめる趣味を、今から見つけておくのもいいですね。
自分の時間ややりがいが欲しい人は仕事をしておこう
今は結婚しても半数以上の女性が仕事を続けている時代。
もし「専業主婦になるのが夢だった」というわけではないのなら、仕事を続けていくメリットは色々とあります。
まず、自由に使えるお金があるということ。
全部が自分のお金というわけにはいきませんが、ちょっとした欲しいものを買うときに、専業主婦だとどうしても気兼ねしてしまいそうです。
また、せっかく築いたキャリアを手放したくないという場合もあるでしょう。
一度正規社員でなくなってしまうと、思うように再就職できないかもしれません。
このご時世で夫が急に失業した場合や、子どもの教育費がかかるようになったとき、家を購入するとき…結婚前と同じ収入を得るのは難しいのが現状です。
そしてこれまで仕事に力を入れてきた人は、急に時間が余って何をしたらよいのかわからなくなることもあります。
暇を持て余してしまったり、なんだか社会から取り残された気分になるというのはよく聞かれる話ですよね。
もちろん仕事と家事との両立はけっこう大変です。
けれどそこは割り切って、完璧を目指さず、夫ともよく話し合って協力してもらえるようにしましょう。
女性はいつまでも若々しくいられるように美意識を持とう
結婚したらすっかり安心しきって女であることを忘れてしまう人、いますよね。
実はそんな妻の態度に、幻滅している夫もけっこういるんです。
自分が結婚したのはこんなオバサンだったっけ?と首をかしげている男性も少なからずいるようです。
まずは身だしなみに手を抜いたり、恥じらいを忘れないように気をつけましょう。
すっぴんくらいは仕方ないとしても、髪はボサボサでムダ毛はボーボー、下着姿でウロウロするのはやめましょう。
リラックスとだらしないのを混同しないようにしましょう。
また、生活習慣の差が若々しさにもあらわれます。
日々「どうでもいいや」と自分に手をかけずにいると、数年後、数十年後に大きな差が出てくるのは明らかです。
年齢を重ねれば、外見の若さが失われるのは仕方のないことです。
疲れて思うように気を使えないこともありますよね。
ですが何もかも手抜きしている印象の「オバサン化」は違います。
最低限の美意識を保ち、身なりに気を配って恥じらいを忘れないこと。
これくらいなら難しいことではないと思います。
「女を捨ててる」と言われないよう、努力を続けていきましょう。
男性を立てることも必要
男性を立てるってどうすればいいのだろう?と途方に暮れてしまう女性もいるかもしれませんね。
男性を立てようと思うなら、女性が一歩引くことが基本なんです。
一歩引くというと、なんでも男性の思い通りにして、女性は我慢しなければいけないのかと誤解する人もいそうですが、そうではありません。
男性のやることなすことに口を挟んで指示するのではなく、彼の意志を尊重し、男性に主導権を握ってもらうことです。
男性のやり方に任せ、決してコントロールしようとしないこと。
それは、男性を信頼しているという気持ちを表すことになるのです。
男性はいつでも「尊敬されたい」と思っています。
そして自分を信頼し、尊敬してくれる女性のことは、喜ばせ幸せにしたいと考えるものなのです。
女性を幸せにしたという達成感は、男性にとってなにものにも代えがたいものだと言ってもよいでしょう。
女性は男性が自分のためにしてくれたことには、しっかりと褒めて感謝しましょう。
女性の感謝の言葉は、男性にとってなによりのご褒美。
だからますます、その女性を大事にし、女性のために何かしてあげたいと思うのです。
男性を立てるということは、男性の誇りのためだけでなく、結局は女性に返ってくることなのです。
ときには母親のようにきちんと男性を叱れる一面もあるといいかも
男性のことは、基本褒めて育てるのが正解です。
まるで子育てのようですが、愛する妻に褒められれば頑張るのが夫なのです。
そうして頑張ってくれたことに対しては、めいっぱい褒めて、感謝しましょう。
大抵のことは、落ち着いて要望を伝えれば相手もわかってくれるはずです。
もし夫を叱ることがあるとすれば、それは命に関わる危険なことなど、重大な問題に関することのみにしましょう。
叱るときも、やはり子供を叱るときと考え方は同じです。
相手を責めるのが目的ではないですから、なぜそれが悪いのか、自分はそれによって悲しかったり、驚いてしまったなどの気持ちを伝えます。
そして、次からはどうしてほしいのか、実行してくれたらどれだけ嬉しいかを話します。
普段滅多に叱ることがない妻だからこそ、ここぞというとき夫の心に強く響きます。
怒鳴ったり泣き叫んだりする必要はないのです。
叱るときの注意も同様です。
決して感情的になって怒ったり、相手の人格を否定してはいけません。
子供の前で叱ったり、いつまでも昔のことまでひっぱり出してくどくど叱るのもダメ。
そしてなにより、相手のことが大切だから、こうして叱ったのだということも伝えましょう。
ときには叱ることがあっても、相手のことを本気で思ってのことだとわかってもらえれば、夫婦の絆もより一層強まるのではないでしょうか。
家庭的でいよう
付き合うのなら美人がいいけど、結婚するなら家庭的な女性…というのが、多くの男性が持つ本音です。
では家庭的とはどういうことでしょうか。
例えば、経済観念がしっかりしていることがあげられますね。
無駄遣いしたり、後先考えないでお金を使ってしまうようでは、家計を任せることはできません。
やりくり上手で、財布の紐はしっかりと締めているというのが理想でしょう。
そして、整理整頓がきちんとできること。
家の中が雑然と散らかっているのは、気持ちのよいものではありません。
散らかってもテキパキと片付けることのできる女性は、家事全般が手際よくできるという印象です。
また、社交的で子供好きなのも、社会の一単位としての家庭を運営していく上で重要なスキルです。
ご近所付き合いや親戚付き合い、夫の会社の上司や同僚、学校関連やママ友との付き合いなど、結婚すれば人付き合いの幅も広がります。
これらを上手にこなしてくれる女性であれば、夫も安心ですよね。
そして何より、明るくて優しい性格の妻なら、家庭はいつも心が安らぐ場所であり続けるでしょう。
こんな家庭なら、夫も毎日帰るのが楽しみになるはずです。
料理で胃袋を掴もう
ちょっと近所まで行けば、コンビニでも色々な料理が選べる今日この頃。
しかし世の男性のほとんどが、妻の手料理を食べたいと思っています。
実際、かわいいだけの女性よりも、料理上手な女性を選ぶ男性のほうが多いそうですから、男性の心を掴むなら胃袋を掴め、というのは正しいのですね。
それでは、毎日手の込んだ料理を作らなければならないかというと、そうではありません。
男性が食べたい手料理は、家庭的な定番のものがほとんど。
たまには珍しい食材を使ったものなども嬉しいですが、基本は家庭の暖かさを感じられるものでいいようです。
そして、男性も最初からシェフのような料理の腕前を期待しているわけではありません。
だんだん上手になってくれたらいいと思っているのです。
料理は個人の好みや育った環境の違いもありますから、2人で話し合って、お互いの好きなものを少しずつ理解したいものです。
食事は健康を支える大切なもの。
大好きな夫のためにも、ぜひお料理のスキルを上達させたいですね。
明るい家庭になるよう笑顔でいよう
明るい家庭というのは、夫婦が円満に暮らしている家庭と言い換えてもよいでしょう。
夫婦仲がよくなければ、家庭を明るくしておくことは難しいからです。
夫婦が仲良くしていれば、子供は家庭を安心できる場所だと認識します。
そんな家庭で育った子供は、精神面だけでなく学業成績や、健康面にまでよい影響を受けるのだとか。
では、そんな円満な家庭を作っていくためにはどうすればよいのでしょうか。
やはり大事なのは笑顔を忘れないこと。
簡単なようですが、意外と難しいかもしれませんね。
女性はつい、1日の終わりに今日あった嫌なことなどの愚痴を、夫に聞いてほしくてぶちまけてしまいがちです。
しかし機嫌の良し悪しにかかわらず、挨拶だけは笑顔でするように心がけましょう。
顔を合わせるたびに妻が険しい表情ばかりでは、夫も家に帰ることを考えると気が重くなってしまうでしょう。
相手は自分の鏡です。
こちらが笑顔で接すれば、自ずと相手も笑顔になるもの。
そんな両親の姿を見ている子供たちも、嬉しくて思わず笑顔になってしまいます。
家族がみんな笑顔の家庭って、明るくて素敵ですね。
まとめ
幸せな結婚生活は相手選びから始まります!ここで間違えないことが何より重要なのがおわかりいただけましたか?
そして、これから始まる長い結婚生活は、楽しみでもあり「ちゃんとやっていけるのかな」と不安な気持ちにもなりますよね。
でも、初めから100点満点じゃなくても大丈夫。
結婚生活は2人で協力して作り上げていくものです。
失敗したり反省したりでも、もっとよくしていこうと努力することが大切です。
ちょっとしたコツを掴むことで、幸せな毎日を送ることができますよ。