亭主関白とは?メリットや注意点5個!結婚したらなりそうな男性の特徴を教えます!婚活に役立てよう!について
女性の社会進出が目覚ましいこの時代に、亭主関白なんてもう古いと思いますか?
ところが案外、亭主関白な男性に憧れる女性がいるのです。

彼女たちが憧れる亭主関白ってどんな夫なのでしょうか。

いったいどんな男性が亭主関白なのか特徴を知っておくのは、未来の旦那様選びの際に役立つことでしょう。

亭主関白な男性について知りたい女性は、ぜひ参考にしてくださいね。

亭主関白は好みが分かれる

亭主関白な男性が好きな人なんているの?と疑う女性もいると思われますが、亭主関白が好きな女性は存在します。

亭主関白に関しては、好みはハッキリと分かれます。

亭主関白が無理な人は絶対に無理だし、好きな人は亭主関白な男性でないと物足りないと考えるからです。

亭主関白な男性は時代とともに減っていると言われています。

なぜ今のように敬遠される存在になったのかを、時代背景を主として考えてみましょう。

現代の夫婦像とは違う

現代における理想の夫婦像と、数十年からそれ以上前の夫婦像では、かなり様相が違ってきています。

昔の夫婦関係は、なんでも夫側主体で物事を運んでいました。

まず夫という家庭の「主」が存在して、妻や子は主に従属する存在とみなされていました。

妻は自分ひとりでは生きていけないもので、夫に従って後ろからついていくという形が当たり前だったのです。

夫のことを妻が「主人」と呼んだりしますが、まさに「ご主人さま」という状態にあったのです。

実際、昔の女性が女1人で生きていくのは難しく、生き延びる戦略として夫という男性に頼らざるを得なかったということもあると思われます。

外で仕事を持ったことがないまま結婚する人もいましたし、結婚後は夫を支えるのが仕事だったとも言えます。

そのため、妻は不満があっても我慢するしかありませんでした。

そのかわりに、夫は妻子を養う責任を果たし、家族を守れる存在でもありました。

こういった時代の背景が亭主関白を生み出したのは当然の結果かもしれません。

対等な関係が好まれる時代

しかし時代が変化していくにつれて、夫婦関係にも変化が現れてきました。

女性も仕事を持つのが当たり前になり、結婚後もお互いの収入はそれぞれで管理して、そこから生活費を出し合うという考えも普通のものになりました。

妻も働いていれば、家事も夫婦で分担しなければ、妻の負担だけが重くなってしまいます。

当然育児にも積極的に関わる男性が増えています。

育児の負担という意味だけでなく、子供は夫婦2人で育てるものという風潮が世の中に浸透してきているのです。

男性が自分だけの収入で家計のすべてを賄う自信がなくなってきているという、経済的な事情も考えられます。

むしろ妻にも積極的に外へ出て収入を得て欲しいという男性も増えています。

若い世代であるほど、夫に頼りきりで自由がない妻も、妻も子供もすべて自分で養うという重荷を背負う夫も、ずいぶん減ってきているという印象があります。

家庭を運営していくには、夫婦がお互い対等な関係で協力しあっていきたいというのが、今の時代の理想の夫婦像となっているのです。

しかし昔ながらの家庭に憧れている人も多い

かつては日本でも男女の間には明らかに上下関係が存在していました。

当然家庭においては、夫が上で妻が下の立場となるわけです。

一見すると、今の時代にはちょっとそぐわないと言わざるを得ない在り方です。

そんな昔ながらの家庭に憧れる人は、特に女性は単なる上下関係を望んでいるわけではないでしょう。

男性が上の立場であっても、頼りがいがあって責任感もあって、強さの中にも優しさを兼ね備えている…そんな夫がいてくれる家庭に憧れているのではないでしょうか。

男女同権と言われるからには、女性も男性に負けないくらい社会で活躍していく気概が必要です。

しかし、中にはそんな世の中の流れについていけない女性も一定数存在します。

また、なんとか時代に適応しようと頑張った挙げ句に、疲れ果ててしまった女性もいるはずです。

本当は男性に守ってもらって生きていきたい、家庭で妻や母としてだけの顔で生きていきたい女性にとって、昔ながらの男性主導な家庭は憧れの対象となっているのです。

そもそも亭主関白ってなに?

関白とは、かつて実在した役職で、強い権力を持っていました。

亭主関白というのは、その関白の強い権力を家庭の夫に例えたものです。

亭主は家の主、つまり夫のことなので、夫が家庭内で絶大な権力を持ち、妻を支配していることを表しています。

支配されるという言葉からは、あまり良いイメージを受けないと思います。

実際に、ただ威張り散らすだけの頑固な夫という意味で使われることも少なくありません。

そんな男性が自ら亭主関白を名乗っていることもあります。

しかし権力を持つということは、そこには重い責任が伴うはずです。

亭主関白の本来の意味では、妻には家庭のことはすべて任せ、一切意見することを許さないかわりに、問題なく家族を養えるだけの稼ぎがあり、困ったことがあれば矢面に立って家族を守る。

亭主関白とはそんな強い責任感のある夫を表す言葉なのです。

男性の役割・女性の役割をハッキリ分ける

亭主関白の男性は、夫婦の間に主従関係を持ち込みますから、役割がハッキリと決まっているわけです。

主が従者の仕事をすることも、従者が主のように振る舞うこともありえません。

同じように、男性には男性の果たすべき役割があり、女性には女性の果たすべき役割があるのです。

男性と女性では能力的に違いがあるという考え方が根底にあるので、それに見合った役割をこなすのが合理的ということなのでしょう。

例えば体力的な面においては、男性のほうが上だとは言えますから、力仕事は男性が担うなどです。

また育児に関しては、粉ミルクなどない時代の授乳期の赤ちゃんは、必然的に母親がそばにいなければならないことになります。

基本的に男性は女性を守るもの、女性は男性に守られるものとして社会の中で認知されていました。

こうして男女で役割を分けていた名残が、今も亭主関白として残っているのかもしれません。

男尊女卑の考えが残っている

男性の地位を高く、女性の地位を低いものとするのが男尊女卑の考え方です。

男性と女性の権利は同じではなく、男性が優位で女性は従うべきだとされています。

男尊女卑には男女の役割など関係なく、男性のほうが優れているから、女性を軽く見ても良いというとんでもない思想なのです。

男尊女卑の考えを持っている人は、亭主関白の一部分を都合よく解釈して正当性を主張しているようです。

いまだにこうした男尊女卑の考えを持っている男性というのは、実は自分に自信のない人が多かったりします。

女性というだけで理由もなく見下して良いわけですから、安心できるのでしょう。

また、男尊女卑が根強く残っている地域やコミュニティというものも存在します。

そういった場所で居心地良く過ごしている男性は、自然と男尊女卑の考え方を身につけてしまうものです。

自分の意見を通したがる

亭主関白の男性は物事の決定権は自分にあると思っていますから、妻と意見の相違があっても自分の言い分を通そうとしたがります。

そういう態度の根底には、「なにかあったときに最終的に責任を取るのは自分だ」という意識があるため、すべてを自分で背負う覚悟があるからなのです。

しかし、亭主関白の意味を履き違えて威張っているだけの男性は違います。