別居婚はありなのだろうか?夫婦一緒に暮らしていなくてもうまくいくのだろうか?お互いの両親を説得するにはどうしたらいいのだろう?心配は色々あります。
別居婚という選択肢をとることで自分たちの生活がうまくいっても、周りからの意見やあとあと出てくる不安が脳裏をよぎりますね。
今回は別居婚はありなのか?そして別々で暮らすメリットや注意点、さらに夫婦がうまくいく秘訣について紹介します。
別居婚とは?
別居婚とは、入籍して夫婦としていることを選択したけれど、一緒に暮らさずに別に暮らすことを選択することを言います。
別居婚を選択するのには、お互いどうしても譲れない色々な理由があります。
そうでもない限り、好きで結婚するのだから一緒に生活して新婚生活を満喫したいと思う人が大半です。
結婚を決めた時点で、夫婦のどちらかが海外赴任を言い渡されたとします。
その赴任先は日本人が少なく、行くと色々と不便が出てくることもあります。
だったらいっそのこと、日本に残って今の仕事を続けて、貯金をしたほうがいいと別居婚を選択する夫婦もいます。
妻が仕事を退職して夫についていくのがセオリーかもしれませんが、今は仕事を続けていきたいと考える女性も多いです。
お互いの住まいの都合上、別居婚を選択する夫婦や、お互いの両親の体調不良などを理由に、期限付きで別居婚を選択する夫婦もいます。
別居婚は夫婦の仕事や両親など色々な理由で選ぶことが多いですが、期限付きとするのか、それともずっとなのかは相談したほうがよさそうです。
別居婚はあり?
別居婚はありとする人が増えてきています。
色々と自由な選択肢をすることができるようになった現在、お互いの生活を維持するために別居婚を続ける夫婦もいますし、それを認めつつもあります。
中には別居婚と聞くと顔をしかめる人もいますが、自分たちが決めた別居婚なら堂々としていればいいですし、それなりの理由があって別居婚を決めたはずです。
別居婚はありかなしかと聞かれれば、ありです。
ただ、それを正解とするには、夫婦で別居婚を決めたことに堂々と生き、何か問題にぶちあたった都度解決し合う絆が大切です。
自分たちの人生の答えは自分たちにしか決められません。
他人に何を言われようと、プライベートな時間は自分たちで決めたことに責任を持ち、潔く生きましょう。
別居婚のメリット
別居婚にはたくさんのメリットがあります。
別居婚を選択しようかどうしようか迷った時、結婚そのものをナシにしようかとするのは勿体ないです。
人生で今後、同じように結婚したいと思えるくらい愛おしい相手に出会える保証はどこにもありません。
別居婚のメリットを知ることで、別居婚を決めることに安心感を持って貰えたら嬉しいです。
一番は今までと変わらない生活を続けることができることです。
別居婚であっても、愛し合う夫婦なら何ら問題ないと思います。
自由が増える
別居婚は自由が増えます。
別居婚はお互い会いたい時に会えるので、一人の時間が増えます。
仕事、お付き合い、習い事などやるべきことはたくさんありますが、残された時間は自由です。
一緒に生活していると、家事も二倍になります。
どうしてもお互い顔を合わせると「もう少し家事を手伝って欲しい!」と不満が溜まることもあります。
別居婚だと全て自分のルールやペースでできるので、本当に自由です。
思い立ったときにいつでも出かけることができます。
一日二日、洗濯物が溜まっていてもだれも怒りません。
自己責任とはなりますが、自分のペースで家事をすることができます。
今日は出かけたくないなと思ったら、買いだめしてプライベートな時間はひたすら引きこもるのも自由です。
誰に何を言われることもありません。
お互い自由でいられる分、ストレスがないので会ったときに優しくすることができます。
趣味
別居婚は趣味の時間を自由に持つことができます。
結婚して一緒に生活すると、自分だけのフリースペースや自分だけの時間が限られてきます。
家に趣味のものを置いたり、気の赴くままに趣味に走ったりすることがむずかしくなります。
別居婚は自分のスペースを自由に使えるので、部屋全体を趣味でカバーすることだって自由です。
別居婚は自分の時間を自由に使えるので、夜遅くまで趣味を楽しみ、趣味を通じてできた仲間と共に色々と遊ぶのも自由にできます。
夫婦という選択をした以上、お互い貯金はしたほうがいいので、お金にセーブは生まれるかもしれません。
それでも、今までと変わらずに趣味を楽しめるのはすごくいいことだと思います。
お金
別居婚はお金を今までと同じように自分の価値観で使うことができます。
結婚して一緒に生活すると、お財布はひとつにする夫婦も多いです。
そうなると今までと同じように自分で自由にお金を使えなくなり、色々とセーブがかかります。
別居婚はお互い貯金のルールを決めたとしても、家賃、光熱費、食費、交際費の使い方は自由にできます。
あまり独身時代と変わらないかもしれません。
お金にまつわるストレスって意外と大きいので、そこが自由なのはすごくいいことだと思います。
お互いの貯金を時々報告し合い、夫婦のいずれかが浪費し過ぎて貯金0だったということがないようにだけ気を付けたいところです。
友達付き合い
別居婚は友達付き合いを今までと同じように続けることができます。
結婚して夫婦で生活するようになると、友達は「夫婦の時間をジャマすると悪いから」と遠慮したり、自分も「独身時代とは話題が合わなくなったかも」と遠慮したりして、少しずつ変化していきます。
別居婚だと、夫婦という形になったものの基本的には今までと変わらない生活です。
今までと同じように友達付き合いを続けることができます。
夜飲みに行ったり、旅行に行ったりも自由にできます。
特に女性は結婚して同居すると、夫の帰宅が気になることもあり、友達付き合いができる時間帯は専業主婦の人なら平日の昼、仕事している人なら平日の夜や土日の昼と時間帯が限定されてきます。
まる一日自由には使いづらくなります。
お付き合いをこれからも変わりなく続けたい夫婦には別居婚は魅力的かもしれません。
仕事に没頭できる
別居婚は仕事に没頭することができるので、気持ちは楽です。
結婚して同居すると、相手の生活サイクルが気になります。
残業しながらも待っている相手のことが気になったり、土日も仕事だと聞くと寂しい気持ちになったり、色々あります。
別居婚は会っている時間以外は自由なので、何時に帰宅しても、丸一日仕事から帰宅しなくても咎められません。
忙しいときは仕事に没頭することができます。
夫婦共に連絡が取れないと心配になるので、仕事に没頭したい時期はあらかじめ報告してあげたほうがいいと思います。
お互いのペースで仕事に没頭し、会いたいときに会える別居婚は魅力的です。
喧嘩がない
別居婚はほとんど喧嘩がなく、お互い平和な気持ちでいられます。
結婚して同居すると、お互いの生活サイクル、色々なこだわり、家事をしてくれないことへの不満、お互いの交友関係など色々なことが理由となって夫婦喧嘩が起こります。
別居婚はお互いのことをそこまで構わなくても生活できるので、ほとんど喧嘩しなくて済みます。
むしろ、会っている時間を大切にしようとします。
別居婚はお互い言いたいことを「会っているときに喧嘩したくない」と我慢する人もいると思うので、言いたいことは我慢せずに言うことは大切です。