好きな人とデートするときは、いつでも期待と緊張でドキドキしますよね。
どんなデートプランを考えてくれたのか、どんなデートになるのかと楽しみにしている人も多いでしょう。
一方で、楽しみにしていたデートにがっかりした経験を持つ女性もいますよね。
楽しみにしていたからこそ、がっかりしたときの落差も大きくなってしまうのです。
それでは思わずがっかりしてしまう男性の行動にはどのようなものがあるのでしょうか。
今回はがっかりしてしまう男性の行動と、それでも許せる心理について詳しく紹介します。
好きな相手にもがっかりしちゃう事は当然ある
好きな相手だったら何でも許せるし受け入れられる!という女性もいますが、ほとんどの人はいくら好きな相手であってもがっかりしてしまうこともありますよね。
好きな相手だからこそ、がっかりしたときに落ち込む落差が激しく、その一回の落差で恋心が冷めてしまうというケースも少なくありません。
何もかも理想通りな人なんていない
「恋は盲目」と言うように、好きになると相手が完璧な人間だと思いがちです。
自分が恋をした人を、誰しも変な人とは思いたくないですよね。
しかし、何もかも理想通りの人はなかなか存在しません。
素敵な彼氏でも、苦手なことがあれば、あなたの期待通りにならないこともあります。
それは彼から見たあなたも同じです。
彼から見てもあなたは完璧な彼女ではなく、いくつかの欠点や短所を持っているはずです。
欠点や短所があるのはお互い様であり、受け入れ合わなければいけません。
彼に完璧を求めるのであれば、あなたも彼にとっての完璧な彼女である必要があります。
常に完璧であり続けるのは不可能ですよね。
まずは素敵な彼でも、何もかも理想通りにはならないことを理解しておきましょう。
なぜがっかりしてしまうのか?
恋愛に限らず、人は様々な場面でがっかりした経験を持っています。
これまでがっかりしたことがないという人はいないのではないでしょうか。
それでは、なぜ人はがっかりするのでしょうか。
がっかりするメカニズムを理解できれば、がっかりする数を減らせるかもしれません。
次はがっかりしてしまう理由について詳しく紹介していきます。
相手に対して「期待」をしてしまうから
がっかりしてしまうのは、相手に対して「期待」をしてしまうからです。
人間に対してだけでなく、物や環境、結果などにも期待をしてしまうことはありますよね。
たとえば「明日は晴れるといいな」「プレゼントは○○がいいな」など、自分にとっていい結果を期待したときに、期待とは別の結果だとがっかりしてしまいます。
好きなはずの彼にがっかりしてしまうのは、あなたが彼に期待をしているからです。
「きっと素晴らしいデートプランを立ててくれるだろう」と期待していたのに、自分の理想とはまったく異なるデートプランだったらがっかりしてしまいますよね。
期待が高ければ高いほど、がっかりする気持ちは強くなっていきます。
期待を裏切られたと感じてしまう
相手に対して期待をしていたのに、自分の理想と違ったという経験はありませんか?
自分の理想と違う状況を目の当たりにしたとき、人は裏切られたと感じてしまいがちです。
彼があなたの理想のデートをすると約束したわけでもないのに、勝手に期待をして裏切られたというのは理不尽に思えますが、人間は無意識に期待と裏切りを繰り返すのです。
相手に対して「期待しているよ!」と明確な意思表示をしていなくても、心のどこかで期待をしてしまっているため、約束がなくても裏切られたと感じてしまいます。
その裏切りのショックは、約束をしていた場合と変わりありません。
約束をしてもしなくても期待値は高いため、高ければ高いほどショックも大きくなります。
人は無意識のうちに勝手に期待してしまう
人は無意識のうちに勝手に期待してしまうものです。
好きな彼に対してだけでなく、友人や家族。
人以外にも物や環境、結果などあらゆる事柄に対して期待をし、理想と結果が一致しないと裏切られた気持ちになってしまいます。
たとえば「次の電車に乗れるといいな」と小さな期待をしたときに、理想通りに乗れないと「ああ、乗れなかった」と少しがっかりした気持ちになります。
しかし、電車は待っていればまた来るので、それほどショックは大きくありません。
一方、デートや記念日など特別なものほど期待が高まり、理想と結果が一致しなかったときのショックも大きくなります。
とても勝手なことのように見えますが、ほとんどの人は無意識のうちに勝手に期待し、勝手に裏切られて、勝手にショックを受けてしまうのです。
こう言ってくれるだろう
彼に対する期待のひとつに「こう言ってくれるだろう」という言動への期待があります。
女性は察する能力に長けており、男性に対しても察することを求めてしまいます。
一方、男性は察する能力が女性より低く、言われないとわからないことがたくさんあります。
これは男女の脳のつくりが違うことによって生じる差であり、仕方ないことなのです。
それでも女性は男性に察することを求めるため、期待を裏切られてがっかりします。
特に言動への期待と裏切りは、頻繁に起こる男女間の問題のひとつです。
たとえば「好き」と言って欲しい女性に対して、男性はなかなか言ってくれません。
「ロマンチックな場所だったら言ってくれるだろう」と期待を寄せますが、男性は鈍感な生き物で、ロマンチックな環境でも普段言い慣れていない言葉は出ないものなのです。
すると女性は「何で好きって言ってくれないの?」とショックを受けます。
ここでは「こう言ってくれるだろう」という期待ががっかりすることに繋がるのです。
こんな行動をしてくれるだろう
「こう言ってくれるだろう」という言動への期待以外にも、「こんな行動をしてくれるだろう」という行動への期待もあります。
女性は男性に察してもらうことで愛情を感じる傾向があります。
たとえばウィンドウショッピングをしているときに「これいいね」とひとつの商品を指差します。
些細な一言であっても、女性にとっては重要な伏線です。
彼は彼女が「これいいね」と言っていたことを覚え、次の記念日にプレゼントするのが正解なのです。
女性は自分の些細な一言を覚えてくれていたことも含めて喜びます。
このように、女性の言葉にはさまざまな伏線やヒントが隠されています。
はっきりと「欲しい」「行きたい」「食べたい」などの意思表示はしませんが、それとなく彼が察して行動してくれることを期待しているのです。
しかし、残念ながら多くの男性は彼女の些細な一言や興味を見落としてしまいがちです。
上手く期待に応えられず、そんな彼の行動にがっかりする女性も少なくありません。
がっかりしがちな男性の行動13選【デート編・夫婦編】
彼に対する期待が高ければ高いほど、期待通りにならなかったときに「裏切られた!」とショックを受けるダメージも大きくなります。
しかし、ほとんどの男性はわざと女性をがっかりさせようとしているわけではありません。
女性が抱く期待に気づかず、無意識のうちに期待を裏切ってしまうのです。
それではがっかりしがちな男性の行動にはどのようなものがあるのでしょうか。
次はがっかりしがちな男性の行動について詳しく紹介していきます。
デート編
デートは彼女の期待が高まりやすいシチュエーションです。
特に付き合ったばかりのカップルにとってデートは特別な1日でしょう。
相手の性格やタイプを知る絶好の機会ですし、仲を深めていく機会でもあります。
女性にとっては最初のうちのデートほど大切にしたいものです。
一方、付き合いの長いカップルにとってもデートは大切なイベントです。
デートの内容がマンネリ化しやすいため、彼のリードに期待する女性も少なくありません。
それではデートでがっかりしがちな男性の行動にはどのようなものがあるのでしょうか。
次はデートでがっかりしがちな男性の行動について詳しく紹介していきます。
1:デートプランを計画していない
デートで彼にがっかりしてしまうポイントは、デートプランを計画していないことです。
せっかく楽しみにしていたのに、行き当たりばったりのデートでは心配ですよね。
女性はデート前に「○○したい」「○○行きたい」とデートに期待を寄せています。
具体的に行きたい場所ややりたいことも想像しているため、期待も膨らんでいくのです。
それなのに会って早々に「どうする?」と聞かれたら「何も考えていないの?」「楽しみじゃなかったの?」とがっかりしてしまいます。
女性は彼に対して自分と同じだけの熱量を求めているため、冷めた対応をされてしまうと期待していた分だけがっかりするショックも大きくなります。
2:店選びのセンスがない
デートで彼にがっかりしてしまうポイントは、店選びのセンスがないことです。
女性はデート前にデートコースを想像して楽しみにしているため、行きたい場所ややりたいことなどが具体的に決まっています。
そのため、自分が思い描いていたお店よりもセンスのない場所に連れていかれてしまうと「楽しみにしていたのと違う」とがっかりしてしまうのです。
特に記念日には特別なデートプランを期待している女性も多く、特別な日なのにファミレスに連れて行かれたり、オシャレをしてきたのに臭いの付く焼肉屋や大衆居酒屋に連れて行かれたりしてがっかりした経験を持つ人もいるでしょう。
3:店員への態度が悪い
デートで彼にがっかりしてしまうポイントは、店員への態度が悪いことです。
デートでいいところを見せようと張り切り過ぎて、横柄な態度を取る男性もいますよね。
特に店員に対して命令口調だったり、威張った態度を取ったりするのは最悪です。
素敵な人だと思って付き合っている女性にとっては、彼の嫌な一面を見て理想と現実とのギャップにがっかりしてしまうでしょう。
せっかく自分が素敵だと思って付き合った男性ですから、自分が期待していた通りに素敵な男性でいてほしいですよね。
彼の性格の悪さを見てしまうと、自分に見る目がなかったのではとがっかりしてしまうケースもあります。
4:自分の趣味の場所ばかり
デートで彼にがっかりしてしまうポイントは、自分の趣味の場所ばかりに行くことです。
付き合ったばかりの頃であれば、彼の性格や趣味を理解するために、彼の趣味の場所をデート先にするのも有効ですが、いつもそこばかりだと飽きてしまいますよね。
デートのたびに彼の趣味に付き合わされているような感じが強くなり、デートなのか、自分は単なる付添人なのかわからなくなってしまいます。
男性のなかには彼女の反応がよかった場所を定番スポットにしてしまう人もいます。
途中から飽きていることに気づかず、その場所ばかりになる可能性に注意しましょう。
5:話を盛り上げようとしない
デートで彼にがっかりしてしまうポイントは、話を盛り上げようとしないことです。
多くの女性は男性にリードしてもらうことを期待しており、会話でも率先して盛り上げて欲しいと思っています。
特に女性は会話でのコミュニケーションを重視しているため、お互いを知るために質問を投げかけたり、他愛のない話をしたりと積極的に会話をしようとします。
一方、男性は自分の気持ちを言葉にするのが苦手です。
女性よりも論理的なところがあるため、余計な会話を避ける男性も少なくありません。
せっかくこっちが話しているのに「そうなんだ」「へー」などの当たり障りない相槌だけで、彼から新しい話題を振ってもらえないことにがっかりする女性も多いでしょう。
話を盛り上げようとしてくれないと、デートが楽しくないのかなと思ってしまいますよね。
6:細かい金額まで割り勘
デートで彼にがっかりしてしまうポイントは、細かい金額まで割り勘にされることです。
バブル時代であれば男性の奢りが当たり前でしたが、現代では男性に奢ってもらって当たり前!と思っている女性はほとんどいません。
奢ってもらって当たり前とは思っていないものの、細かい金額まできっちり割り勘にされてしまうと「私ってその程度の存在なの?」と思ってしまう女性もたくさんいます。
奢ってもらえるかどうかではなく、男性としてかっこいいところを見せて欲しいという期待が込められているのです。
それに気づかず、ケチケチされるとがっかりしますよね。
女性の本音としては、男性がスマートにお会計をして、別の場所で女性が奢ってもらった分のなにかを奢り返したり、それとなく金額を調整したいというのが理想でしょう。
7:スマホをずっといじっている
デートで彼にがっかりしてしまうポイントは、スマホをずっといじっていることです。
せっかく二人きりで楽しむデートなのに、スマホをずっといじっていると寂しいですよね。
最近はスマホゲームにハマっている男性も多く、少しも手放せない人もいます。
スマホをずっといじっているということは、デートをしているよりも、私とのおしゃべりよりもスマホの方が楽しいってこと?とがっかりしてしまう女性も多いでしょう。
スマホに負けたような気がしてがっかりしてしまいますよね。
デート中くらいはデートに集中して楽しんでもらいたいものです。
夫婦編
結婚してからも女性の悩みは尽きません。
夫婦になったからこそ見えてきた夫の本性にがっかりした経験を持つ女性も多いのです。
それでは夫婦になってがっかりした男性の行動にはどのようなものがあるのでしょうか。
次は夫婦になってがっかりした男性の行動について詳しく紹介していきます。
8:言われないと家事を何もやらない
結婚して夫にがっかりしてしまうポイントは、言われないと家事を何もやらないことです。
女性の社会進出が進み、ひと昔前と比べると共働き家庭が増えてきています。
働いているのはお互い様なので、当然家事も分担するべきなのですが、言われないと何もやらない男性はたくさんいます。
やったとしても食器洗いや掃除機などわかりやすいものばかりで、食洗機の掃除や掃除機のフィルター交換など地味な家事は言われないとわからない人も多いようです。
そういった小さなことでも、疲れている女性にとっては大きな負担です。
「それぐらい言われなくてもやってよ!」と夫の気の利かなさにがっかりしてしまいます。
9:デートに行かなくなった
結婚して夫にがっかりしてしまうポイントは、デートに行かなくなったことです。
結婚すれば毎日顔を合わせるため、付き合っていた頃と大きく環境が変わります。
別々に暮らしていた頃は会いたくても会えないもどかしさや会えたときのドキドキ感などがありますが、毎日顔を合わせると新鮮さや新しさがなくなってしまいます。
特別感が薄れることによって、付き合っていた頃のようなデートに行かなくなったという夫婦も少なくありません。
しかし、女性はいつまでもときめいていたい生き物なのです。
男性としてリードしてくれないことにがっかりした気持ちになる女性も多いでしょう。
日用品や食品の買い物に行くのではなく、たまにはちょっとオシャレなカフェでのんびり過ごしたり、話題の映画を見に行ったりとデートらしいデートもしてみたいものです。
デートに行かないことにがっかりする気持ちもありますが、デートに行こう!と前向きに誘ってくれないことやデートに行かなくてもいいと思っていることにがっかりしてしまう女性も少なくありません。
10:子供の事は妻に任せきり
結婚して夫にがっかりしてしまうポイントは、子供の事は妻に任せきりにすることです。
芸能界や雑誌を中心に「イクメン」という言葉が広く使われるようになりましたが、女性が求めるほど育児に参加していない男性はまだまだ多いのが現状です。
育児をするとしても、帰宅後に子供とちょっと遊ぶだけでおしまいという男性もいます。
おむつ交換や夜泣きの対応など大変な育児ほど女性に任せっきりになってしまいます。
せっかくの夫婦二人の子供なのに、育児に参加してくれないとがっかりしますよね。
自分の負担が大きいというだけでなく、「子供に興味がないの?」「温かい家族な感じがしない」など理想の家族像と遠い現状にがっかりする女性もいます。
11:毎日帰りが遅い
結婚して夫にがっかりしてしまうポイントは、毎日帰りが遅いことです。
仕事だから仕方ないと理解しているものの、毎日帰りが遅いと寂しくなってしまいます。
子供がいる場合は、育児の負担が女性に偏ってしまうのも大きな問題です。
女性の多くは結婚に夢や憧れを抱いており、幸せな家庭像を具体的に持っています。
もちろん、それは夫の帰りが毎日遅く、自分ひとりで子育てをするものではありません。
夫と協力をしながら素敵な家庭を築くことは、多くの女性にとって共通の憧れなのです。
それなのに夫の帰りが遅く、寂しく待つだけの日々が続けば、何のために結婚したのかとがっかりしてしまうのも仕方ないですよね。
仕事以外に同僚との飲み会や会食などで遅くなる日が続けば、「男は好きなときに飲み歩けていいな」という気持ちと、誘いを断ってくれないがっかり感もあるでしょう。
どんな理由にしても、理解を示さなければいけないことだったとしても、毎日帰りが遅くなり、ひとりで待っていなければいけないのは寂しいものです。
12:愛情表現をしてくれない
結婚してから夫にがっかりしてしまうポイントは、愛情表現をしてくれないことです。
付き合っていた頃はたくさん愛情表現をしてくれたのに、結婚したらまったく愛情表現をしてくれないと寂しく思う女性はたくさんいます。
特に子供が生まれると男女や夫婦という意識よりも、母親と父親という意識が高まるため、今さら愛情表現をするのも…と恥ずかしがる男性も珍しくありません。
他にも男女で愛情表現に対する考えが異なるのも大きな要因でしょう。
男性にとっての愛情表現はキスやハグなどが挙げられますが、女性は「ありがとう」「愛してるよ」といった言葉での愛情表現でも十分に愛情を感じます。
ドラマのキュンキュンするようなシチュエーションでなくても、男性のちょっとした気遣いや感謝の言葉からでも「愛されている」と実感することができるのです。
そういうちょっとした愛情表現もしてもらえないと、本当に愛されているのかな?とがっかりしてしまいますよね。
13:デリカシーがない
結婚してから夫にがっかりしてしまうポイントは、デリカシーがないことです。
付き合っていた頃は、男としてのプライドを持ち、かっこよくいようと気遣ってくれていた男性でも、結婚した途端に気持ちが緩んでしまうのはよくあることです。
たとえば女性の前でおならをしたり、鼻毛の手入れをしたりするなど、今まで気遣って隠してきたことを大胆にやるようになります。
それだけ居心地よく、リラックスできる環境であることは嬉しく思えますが、数々のデリカシーのない行動にがっかりしてしまう女性も少なくありません。
ただし、それは女性にも言えることです。
結婚してから化粧をしなくなった、おしゃれをしなくなったという男性の声もあります。
性別に関係なく、お互いの関係に慣れが生じると、気持ちが緩みデリカシーのない行動や発言をしやすくなるため、ほどよい緊張感を維持するように気をつけましょう。
失望しても許してしまう理由とは?
自分の理想をすべて叶えてくれる完璧な男性などいない!と理解していながらも、無意識に期待を寄せ、裏切られてはがっかりする経験を繰り返しながらも許してしまえるからその付き合いは続いていくのです。
がっかりした瞬間は「本当に無理!」「最低!」と怒りや失望の気持ちでいっぱいになっても、何だかんだ許してしまうこともたくさんありますよね。
それでは、なぜ失望しても許してしまうのでしょうか。
次は失望しても許してしまう理由について詳しく紹介していきます。
それを上回るほどの好きなところがある
失望しても許してしまう理由は、それを上回るほど好きなところがあるからです。
人は無意識に相手に期待してしまいますが、常に大きな期待をしているのではありません。
「○○だったらいいな」くらいの小さな期待をして、少しがっかりするだけで、相手を嫌いになるほど致命的な裏切りを受けていないことの方が多いのです。
がっかりさせられたことよりも、相手を好きな気持ちの方が上回り、一時的に怒ってはいても結局は許せてしまうのです。
彼にがっかりしたという経験を持つ女性の多くは、がっかりした数だけ「仕方ないな」と笑って許した経験を持っているはずです。
ダメな所も受け入れたいと思う
失望しても許してしまう理由は、ダメなところも受け入れたいと思うからです。
短所や欠点は、必ずしもその人を嫌う要因になるとは限りません。
短所や欠点を知っても、それも含めて相手を受け入れたいという人は一定数存在します。
このような人は、がっかりしても相手に対して非常に寛容です。
「そういうこともあるよね」と問題を深く受け止めず、軽い感覚で流せます。
男性にとっては地雷が少なく、自然体で付き合える女性と言えるでしょう。
自分が改善してあげたい
ダメなところも受け入れたいと思う女性には、自分が改善してあげたいという人もいます。
相手の短所や欠点を理解した上で、自分が改善したいという前向きな思考の持ち主です。
このようなタイプの女性は面倒見がよく、世話好きな一面を持っています。
彼の短所や欠点も少し可愛らしく見え、一緒に改善しようと手を引くことができます。
改善してあげたいという気持ちの裏には、「次は間違えないでね」という期待もありますが、それよりも「素敵な男性になって欲しい」という気持ちの方が大きいでしょう。
自分のためよりも、彼にとってプラスになって欲しいという思いの方が強いのです。
このような気持ちは彼を成長させますし、お互いにとってもプラスにはたらくでしょう。
情が湧いている
失望しても許してしまう理由は、相手に対して情が湧いているからです。
付き合いが長ければ長いほど、相手に対して情が湧いてきます。
多少がっかりするところがあっても、今まで一緒に過ごしてきた日々を振り返ると小さなことに思えたり、それを受け入れなければいけないような気持ちになったりするのです。
愛情の大きさというよりも、慣れ親しんだパートナーであることが大きいでしょう。
これまでも失望した経験をたくさんしてきたため、別れる選択に踏み出せないのです。
彼・夫には自分じゃないとだめ
彼や夫に対して情が湧くと、「自分じゃないとだめ」という気持ちになります。
これまで一緒に過ごしてきたため、他の人には任せられないという心理がはたらくのです。
ちょっとした親心のようなものです。
短所や欠点が多いのが心配になり、逆に放っておけなくなってしまいます。
このような場合は、彼や夫に対してそれほど大きくがっかりしていない可能性があります。
小さながっかりが多く、まだまだ許容範囲なのです。
いつかは変わってくれると期待している
失望しても許してしまう理由は、いつかは変わってくれると期待しているからです。
特に付き合ったばかりの頃は、相手の長所や短所を深く理解していません。
何が得意で、何が苦手なのかもわからない時期に別れを判断するのは早いですよね。
いつかは変わってくれるかもしれないという期待で、目先のことは許してしまうのです。
彼女の期待通りに変わってくれる男性もいますが、なかには待てど暮らせど変化のない男性もいます。
その場合は諦めて別れるか、情に任せて関係を続けるかのどちらかです。
特に結婚後は離婚のハードルが高く、我慢をしているうちに情が湧き、「私がいないとダメだな」とポジティブな気持ちが生まれることも珍しくありません。
ダメな所も受け入れられる相手に出会えたら絶対に手放さないようにしよう
いくら素敵に見える男性でも短所や欠点を持っているものです。
それは人として当たり前のことであり、世の中に100%理想を叶えてくれる男性はなかなかいないということです。
基本的にはダメなところも受け入れるべきですが、どうしても受け入れられないという人もいるでしょう。
そういうときは相手を自分に置き換え、自分も相手にがっかりされたらどう思うかを冷静に考えることが大切です。
そんな小さなことでがっかりされたら嫌だなと思ったら、がっかりするのはお互い様だときっぱり割り切りましょう。
そしてダメなところも受け入れられる相手に出会えたら絶対に手放してはいけません。
ダメなところも受け入れられる存在はそれほど多くありません。
受け入れるためには愛情や理解、お互いの関係性などさまざまな要因がマッチしなければなりません。
つまり、受け入れられるということは、タイプが違っていても相性がいいということです。