問答無用なシチュエーション6選!つい従ってしまう場面あるあるをのぞき見してみようについて
話し合う余地もなく物事を決められてしまった経験はありませんか?

物事を決定する際は話し合ってお互いに納得した上で決定するのが望ましいですが、場合によっては話し合いをせずに物事を決定されてしまうこともあります。

それでは問答無用なシチュエーションにはどのようなものがあるのでしょうか。

問答無用の意味と、つい従ってしまう場面について詳しく紹介していきます。

問答無用とは?

みなさんは「問答無用」という言葉をご存知ですか?使ったことはなくても聞いたことがある人は多いでしょう。

日常会話で積極的に使う言葉ではありませんが、問答無用なシチュエーションには何度も直面しているはずです。

よく耳にする言葉ですが、正しい意味を知っているでしょうか。

まずは「問答無用」の意味と使い方、語源について詳しく紹介していきます。

意味

問答無用には、話し合っても無意味なさまという意味があります。

これ以上話し合い続けても無意味なため、議論を終わらせる場合などによく用いられます。

「問答」は問うことと答えることを指し、「無用」は用のない、役立たないを意味します。

その二つが合わさって話し合っても無意味なさまを表すということです。

一見するとネガティブな意味が強いように思えますが、「言葉を尽くしても意味がない(ほど素晴らしい)」という賞賛の意味で使われることもあります。

賞賛の意味で使う場合は目上の人が目下の人に使うのが一般的です。

年配の方や目上の人に使わないように注意しましょう。

他にも「一方的に」「話も聞かず」という意味で使われることもあります。

これは「話し合う余地もなく(一方的に)」というニュアンスが含まれています。

相手に話を聞いてもらえない、弁解の余地もないときに使われることが多い傾向にあります。

使い方

問答無用の意味は「話し合っても無意味なさま」です。

これ以上話し合い続けても無意味なため、議論を終わらせるためによく用いられます。

たとえば「これ以上は問答無用です」は相手の話を一方的に遮り、断るときに使用します。

強い否定の意味が含まれているため、年配の人や目上の人には使いません。

しつこい営業電話など毅然とした態度で断らなければいけない場面で使われる言葉です。

問答無用という言葉は他にも「一方的に」「話も聞かず」という意味で使われることがあります。

「上司から問答無用で残業を頼まれた」は「上司は私の都合も聞かず、一方的に残業を頼んできた」状況を表します。

この場合の問答無用は「一方的に」「話も聞かず」などの意味として使われています。

同じように「有無を言わさず」という意味で使われることもあります。

たとえば「使っていない不用品は問答無用で捨てていく」は「使っていないものは有無を言わさず捨てる」という状況を表します。

問答無用という言葉は、一般的に「一方的に」や「話も聞かず」「有無を言わさず」という意味で使われることの多い言葉です。

語源

問答無用は「問答」と「無用」を併せた四字熟語です。

「問答」は問うことと答えることを指し、「無用」は用のない、役立たないを意味します。

その二つの言葉の意味を合わせて「話し合っても無意味なさま」という意味になるのです。

問答には問答無用以外にも「押し問答」や「問答歌」「問答体」などの言葉があります。

押し問答は互いに自分の見解を主張し、あとに引かず言い争うことを指し、問答歌は和歌の一種で問いかけの歌とそれに答える歌のことを指します。

問答体は対話を重ねて相手の答えに含まれる矛盾を指摘して相手に無知を自覚させることを指します。

どれも問うことと答えることの意味で使われています。

無用は不要という意味でさまざまな慣用句に使われています。

たとえば「無用の長物」や「無用の人」が挙げられます。

無用の長物とはあっても役立つどころか、かえって邪魔になるものを指し、無用の人は働こうにも仕事がなく、世間からは役に立たないとして無視される人のことを指します。

このように問答無用は問うことと答えることを意味する「問答」と用のない、役立たないを意味する「無用」の二つの言葉の意味が合わさった言葉です。

問答無用っていいこと?

問答無用は話し合っても無意味なさまを表す言葉です。

それが転じて一方的に、話も聞かず、有無を言わさずという意味でもよく使われます。

一見するとネガティブな印象の強い言葉ですが、はたして問答無用とは良いことを指す言葉なのでしょうか。

問答無用の類義語には「問答無役」や「問答無益」があります。

問答無役とは話し合っても役に立たないという意味の言葉です。

問答無益も話し合ってもお互いにとって利益がないという意味の言葉で同じような意味で使われます。

どちらにしてもあまりいい意味の言葉ではありませんね。

問答無用には強い否定や相手に強制する意味が含まれています。

そのため、年配の人や目上の人に対して使う言葉としては不適切です。

しかし悪い意味で使われるばかりではありません。

問答無用には相手を賞賛する意味も込められています。

たとえば「この絵は問答無用で素晴らしい」とは言葉を尽くしても意味がない(ほど素晴らしい)という褒め言葉です。

ただし、こちらも年配の人や目上の人に対して使う言葉としては不適切なため、使う相手に気をつけましょう。

問答無用なシチュエーション6選

問答無用は話し合っても無意味なさまを表す言葉です。

他にも話も聞かず、有無を言わさずという意味でもよく使われます。

みなさんは話し合っても無意味と感じたり、有無を言わさずに物事を決められたりしてしまった経験はありますか?

問答無用という言葉を使ったことがなくても、問答無用なシチュエーションと直面した経験はたくさんあるでしょう。

意外と社会には問答無用なシチュエーションが数多くあります。

それでは問答無用なシチュエーションにはどのようなものがあるのでしょうか。

次は問答無用なシチュエーションについて詳しく紹介していきます。

親の言うこと

問答無用なシチュエーションのひとつは親の言うことです。

子供にとって親の言うことには絶対的な強さがあります。

泣こうが駄々をこねようがまったく取り合ってくれなかった経験を持っている人も少なくないでしょう。

親の権限や発言力が強いからこそ、「問答無用だな」と感じたことも多いはずです。

それでは親の言うことにはどのような問答無用があるのでしょうか。

まずは親の言うことで問答無用だと感じられるシチュエーションについて紹介します。

お小遣い

お小遣い
親の言う問答無用なことのひとつはお小遣いです。

子供にとってお小遣いは貴重な収入源です。

自分で働いてお小遣いを稼ぐことができないため、親から定期的にもらえるお小遣いが唯一の収入源となります。

しかし、このお小遣いの金額は親によって問答無用に決められていることがほとんどです。

子供のお小遣いの金額には相場があります。

たとえば小学校低学年の月々のお小遣いは約500円、高学年は約1,000円程です。

中学生になると月々約2,000円、高校生は約5,000円と年齢や学年が上がっていくのと一緒にもらえるお小遣いが増えていく家庭が多いようです。

家庭によってはお手伝いをすることでお小遣いがもらえるシステムを導入しているところもあります。

そのような家庭でもお手伝い1回あたりにもらえるお小遣いの金額は親が問答無用で決めている場合が多いでしょう。

お手伝い1回あたりにもらえる金額も10円や50円など少額で、結局は月500円〜1,000円程度に収まるように設定されています。

何か特別なことがない限りは、親の決めたお小遣いテーブルに則ってお小遣いを与えられます。

子供の頃に欲しいものが買えなくて追加のお小遣いをねだっても問答無用で断られてしまった経験を持つ人も多いでしょう。

子供にとっては厳しい問答無用ですね。

勉強

親の言う問答無用なことのひとつは勉強です。

子供にとって勉強は本分ですが、なかなか思うように結果が出ないときもありますよね。

テストの点が悪いときに問答無用で叱られた経験を持つ人も少なくないでしょう。

親は子供の日頃の過ごし方を知っていますから、勉強していなかったことも全てお見通しです。

子供の言い訳を聞かずに問答無用で叱る親もたくさんいます。

他にも勉強や宿題をやらないと問答無用で叱られたり、ゲームやテレビを禁止されてしまったりすることもありますよね。

「あと一時間」「あとちょっとだけ」と頼み込んでも聞く耳を持たず没収された苦い経験を持つ人もいるでしょう。

子供の周りには楽しい誘惑がたくさんあります。

日が高い時間は外に遊びにでかけたくなりますし、夜になれば楽しいテレビ番組がたくさん放送されています。

ゲームや漫画を読む時間も魅力的ですよね。

このように誘惑が多いことを知っているからこそ、親はいちいち子供の言い訳やお願いを聞いていては埒が明かないことを熟知しています。

そのため子供が駄々をこねても問答無用で叱ったり遊びを制限したりしてしまうのです。

彼氏

親の言う問答無用なことのひとつは彼氏です。

親にとって子供はいつまでも子供です。

恋人ができてもおかしくない年齢になっても、大切な娘に彼氏ができたと聞けば心配になってしまうものです。

子供を大切に想うあまりに問答無用で制限をかけてしまう親も珍しくありません。

たとえば彼氏ができた途端に門限が厳しくなったり、外泊を禁止したりと恋愛トラブルが起こらないように問答無用で新しいルールを導入します。

せっかく彼氏ができたのに自由を奪われて不満に思う女の子も多いですが、それが親心というものなのです。

特に父親は難しい心情です。

少し前まで自分の可愛い子供だと思っていた娘に彼氏ができたとわかれば、知らない男に娘を取られてしまったような気持ちにもなるでしょう。

娘を取られたくない、危険な目に遭うのが心配なあまりつい問答無用で厳しいルールを押し付けてしまい、娘と喧嘩になってしまうこともありますよね。

親になれば我が子を心配する気持ちも理解できますが、彼氏ができたばかりで恋愛を楽しんでいる子供にとっては反抗したくなる問答無用です。

旅行先

親の言う問答無用なことのひとつは旅行先です。

子供の頃、家族旅行の行き先を問答無用で親が決めていたことはありませんか?家族旅行といっても子供が知っている場所には限りがあるため、大まかな場所は親が決めていたという家庭も少なくないでしょう。

旅行先を決めるためには予算や気候、観光地、交通手段などあらゆる項目を考慮しなければいけません。

子供がいきなり「ハワイに行きたい!」と言っても予算が足りなければ実現しません。

子供に行きたい場所を聞いて駄々をこねられるよりも、子供が楽しめそうな場所を親がピックアップしてから決めた方が親としては圧倒的に楽なのです。

そんな親の都合を知らない子供にとっては、親が旅行先を問答無用で決めてしまったと残念に思うかもしれませんね。

これも子供の立場ではどうにもできない問答無用のひとつです。

外食

親の言う問答無用なことのひとつは外食です。

旅行先と同様に外食をする場所を問答無用に決められてしまった経験を持つ人も多いでしょう。

子供に行きたいお店を聞いて手頃なファミレスを選んでくれれば良いですが、価格帯を理解しておらず思わぬ高級店を指名されれば親は焦ってしまいます。

仮に子供に行きたいお店を聞いたとしても、選んだお店が高級店であれば問答無用で却下されてしまいます。

この場合、親のなかではある程度行くお店は決まっているのです。

子供に選ぶ権利が与えられても与えられなくても行くお店はほとんど決まっています。

お店の価格帯を理解していない子供にとっては、好きなものを食べさせてくれないと不満に思うかもしれませんね。

自分で稼ぐようになればその選択が適切でないと気づけますが、子供には理解しづらい問答無用です。

スマホ

スマホ
親の言う問答無用なことのひとつはスマホです。

最近は自分のスマホを持っている小学生も珍しくありません。

大人と同じようにSNSを使いこなし、友達とのやり取りを楽しんでいます。

スマホは正しく使えば便利な道具ですが、使い方を間違えてしまうと思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。

子供の親はスマホに潜むリスクを理解しているため、子供のスマホ利用に問答無用で制限をかけようとします。

たとえば使って良いSNSを制限したり、メッセージアプリを親が確認できるよう約束したりと子供は窮屈に感じてしまうかもしれませんね。

しかし子供の安全には変えられません。

子供に嫌がられようとも子供を守るために問答無用でスマホ利用に制限をかけ、監視できるようにしている親も少なくありません。

ゲーム

親の言う問答無用なことのひとつはゲームです。

ゲームは子供にとってとても楽しい娯楽のひとつです。

一度ハマッてしまうと何時間も連続してプレイしてしまう子供も少なくないでしょう。

最近はスマホを持っている子供も増えており、スマホゲームに夢中になっている子もいますよね。

昔と異なり、手軽にゲームを楽しめる時代になったからこそ問答無用でゲームを使うルールを設定している家庭もたくさんあります。

たとえば「ゲームは1日1時間」「宿題を終えてからゲームをする」などゲームが学業の妨げにならないように親が管理しているケースも多数存在します。

子供と一緒にルールを考えようとすれば自分にとって都合の良いルールにしたがるため、親が問答無用でルールを決めてしまうことも珍しくありません。

ドSな彼氏

問答無用なシチュエーションのひとつはドSな彼氏です。

ドSな男性は女性を自分の思い通りに動かしたい欲求を持っています。

たとえば彼女に会いに来て欲しければ時間に関わらず呼びつけたり、愛情を確かめたいときは自分に愛情を持っているか試すような意地悪をしたりします。

そんなドSな男性は相手の意見に耳を傾けようとしません。

自分自身に絶対的な自信を持っており、意のままに相手をコントロールしたいため相手の意見に耳を傾ける必要がないのです。

一見すると傲慢で我儘な印象を受けますが、その強気で強引なところが男らしくて素敵!と感じる女性も少なくありません。

消費増税

問答無用なシチュエーションのひとつは消費増税です。

消費増税は誰にとっても大きな痛手になりますよね。

できれば増税して欲しくないと思っていても政府によって問答無用で増税されてしまいます。

増税の有無は選挙によって決めることができますが、国民一人ひとりの意見がそのまま通るわけではありません。

意見を言っても聞き入れてもらえていないと感じれば問答無用と同じことです。

消費増税が決まれば「増税分を払いたくない!」と思っていても払わざるを得ません。

買い物をすれば問答無用で増税分を支払わなければならないのです。

このような意味でも消費増税は決して抗えない問答無用ですね。

浮気への制裁

浮気
問答無用なシチュエーションのひとつは浮気への制裁です。

誰だって好きな人に浮気をされれば傷つきますよね。

裏切られた悲しみもありますが、他の女がいた怒りの感情もあるでしょう。

そのイライラを発散させるためにも、浮気した彼に何か制裁を下したいと考える女性もたくさんいます。

彼に浮気への制裁を下すためには、必ずしも相手の意見や言い訳を聞く必要はありません。

どんな理由があったにせよ浮気をしたことには変わりありませんので、問答無用で制裁を下す人も多いでしょう。

それでは浮気への制裁にはどのようなものがあるのでしょうか。

次は問答無用で下される浮気への制裁について詳しく紹介していきます。

離婚届

問答無用で下される浮気への制裁のひとつは離婚届です。

一度の浮気で離婚届を突きつけるなんてオーバーだと感じる女性もいるかもしれませんが、実は一度の浮気さえ許せない女性もたくさんいます。

たった一度であっても自分以外の女性と関係を持ったということは、その時点で自分への気持ちはないと判断されるのです。

特に結婚して子供のいる家庭では子供に対する影響も気になる点です。

自分と夫だけの問題であれば自分が許せば良いだけの話ですが、他の女性と関係を持った夫が何事もなかったように子供と接することに不快感を抱いてしまいます。

それがきっかけで離婚に踏み切る女性も少なくありません。

問答無用で離婚届を突きつけるのは非常に効果的な制裁です。

この書類を出せばすぐに離婚できる状況をつくることで、男性も自分がどれだけ悪いことをしてしまったか理解することができます。

ただし、浮気するたびに離婚届を突きつけるのは効果がありません。

離婚届を出しても「また見せかけだろう」と軽くとらえられてしまう可能性があるからです。

離婚届を突きつける場合は、「絶対に許さない」「これで最後だ」という緊迫した雰囲気のときを選ぶようにしましょう。

実家に帰る

問答無用で下される浮気への制裁のひとつは実家に帰ることです。

浮気した夫に反省してもらうべく問答無用で実家に帰る女性もいます。

浮気をするということは、妻を大切にしていないのと同じです。

浮気をされるとこれまで夫のために部屋を綺麗に掃除して、美味しいご飯を作って甲斐甲斐しく世話をしていたのが馬鹿らしくなってしまいますよね。

実家に帰るのには妻の有り難さを再認識してもらう意味も込められています。

これまで家事をしてこなかった男性にとってはとても大変かもしれません。

まともな食事も取れず、洗濯や掃除のやり方がわからずに困り果ててしまうでしょう。

まさにそれが実家に帰る目的でもあるのです。

他にも距離を置くことでお互いに冷静になる時間を設けるという意味もあります。

浮気をするのはいけないことですが、いきなり浮気を問い詰めてしまうと不貞腐れたり逆ギレしたりする男性もいます。

きちんと反省してもらうためにも距離を置き、自分の過ちとしっかり向き合ってもらうことも大切です。

鍵を閉める

鍵を閉める
問答無用で下される浮気への制裁のひとつは鍵を閉めることです。

浮気夫を家から閉め出すために鍵を閉めてしまう妻もいます。

夫も鍵を持っている可能性がある場合はチェーンロックをして徹底して家に入れないこともあります。

いきなり家から閉め出された夫はとても驚くでしょう。

浮気がバレていないと思っている人のなかには、妻がなぜ怒っているのかわからない人もいるかもしれませんね。

家から夫を閉め出すのには「私はあなたに怒っています」「顔も見たくありません」という意思表示の意味も込められています。

閉め出された夫は妻がなぜ怒っているのか必死に考えるでしょう。

自分で浮気の罪を認めさせ、反省を促す効果も期待できるため、浮気以外にも夫に何か罰を与えたいときに閉め出し行為が行われる傾向にあります。

合コンなどでの罰ゲーム

問答無用なシチュエーションのひとつは合コンなどでの罰ゲームです。

合コンや街コンなどの出会いの場では、初対面の男女が親睦を深めるためにゲームをすることがあります。

このような場で行われるゲームは、場を盛り上げるために負けた人に罰ゲームが課せられます。

罰ゲームにはアルコール度数の高いお酒を飲む、異性の参加者とハグをしたりキスをしたりする、連絡先を交換するなどさまざまなものがあります。

簡単にできるものからハードルの高いものまで幅広くありますが、ハードルの高い罰ゲームの方が盛り上がるため採用されやすい傾向にあります。

罰ゲームをしているのを見るのは楽しいですが、いざ自分が罰ゲームをしなければいけないとなると大変です。

なかには絶対に嫌!と思うものもありますよね。

しかし場の雰囲気を壊さないためにも、問答無用で罰ゲームを実行しなければなりません。

絶対にできない!という罰ゲームを設定された場合は、さりげなくゲームに参加しないように逃げてしまうのが賢明です。

対戦ゲームでの待った

問答無用なシチュエーションのひとつは対戦ゲームでの待ったです。

スマホやパソコンでオンラインゲームをしている人も多いでしょう。

オンラインゲームでは他のプレーヤーと協力してミッションをクリアしたり、他のプレーヤーと対戦したりして遊ぶことができます。

対戦ゲームで白熱しているなか、自分が不利になると「ちょっと待った!」と言いたくなりますが、問答無用で攻撃されてしまうこともありますよね。

オンラインの対戦ゲームは相手プレーヤーがいるため、途中で待ってもらうことができません。

そのゲームのルールに則り、どんなに危機的な状況でも問答無用で攻撃されてしまいます。

それが対戦ゲームの難しさであり面白さでもあります。

仕事

仕事
問答無用なシチュエーションのひとつは仕事です。

仕事には問答無用なシチュエーションがたくさんあります。

特に若いうちは先輩や上司、取引先、営業先などさまざまな人から問答無用を突きつけられてしまいます。

問答無用は主に目上の人が目下の人に対して使う言葉です。

年齢が若ければ若いほど問答無用を突きつけてくる人も多く、そのようなシチュエーションと直面する機会が増えるのです。

それでは仕事での問答無用にはどのようなシチュエーションがあるのでしょうか。

次は仕事における問答無用なシチュエーションについて詳しく紹介していきます。

上司

仕事での問答無用なシチュエーションのひとつは上司です。

上司に問答無用で無理難題を与えられることも珍しくありません。

たとえば教わっていないことを突然頼まれたり、忙しいときに別の仕事を頼まれたりすることもありますよね。

事前に対応できるかどうか聞いてくれれば断ることもできますが、「これやっておいてね」「よろしくね」と問答無用で頼まれてしまうことも多いでしょう。

仕事の面で問答無用で押し付けられてしまうことも多いですが、会社の飲み会の幹事や社内イベントの企画などを問答無用で頼まれることもありますよね。

特に体育会系の会社では新入社員が率先して雑用を引き受ける文化が根付いているため、これまでの慣例に則って柔軟に対応しなければいけません。

とは言え、最近ではパワハラやモラハラなどのハラスメントが社会問題になっており、上司と部下の在り方も大きく変わってきています。

これまでは上司に意見しづらい環境だった会社でも風通しの良い文化を新しく導入し、新入社員も自分の意見を言いやすいような雰囲気作りを行っている会社も増えてきています。

以前は当たり前のように行われていた上司からの問答無用の指示命令も最近では少しずつ減ってきている傾向にあります。

取引先

仕事での問答無用なシチュエーションのひとつは取引先です。

取引先から問答無用の依頼をされた経験を持つ人も多いでしょう。

たとえば問答無用で納期を早めて欲しいと依頼されたり、営業時間外に修正を依頼されたりと取引先の都合によって振り回されてしまうことも多々ありますよね。

取引先がビジネスパートナーとして認知してくれていればこちらの都合も考慮してくれますが、「自分はお客様だぞ」という考えではこちらの都合をなかなか考慮してもらえません。

時間外であっても「お客様の希望を聞くのが当然だろう」と言われてしまえばなかなか断れませんよね。

このような事態を招いてしまうのは、取引先が依頼内容を正しく理解していないことも大きな原因です。

取引先の人にとってはすぐに対応できるだろうと思っているものでも、依頼された側からすればかなりの時間を要するものもたくさんあります。

認識の差によって問答無用に依頼するような言い方になってしまっていることもあるのです。

営業先

仕事での問答無用なシチュエーションのひとつは営業先です。

新規の営業先での問答無用のひとつは断りです。

多くお客様は営業電話や営業訪問に対してネガティブなイメージを持っています。

時間がない、必要ないなどと問答無用で断られてしまうことも多々あります。

新入社員にとっては最初にぶつかる壁でもあります。

もうひとつは問答無用の要求です。

たとえば「値下げをしてくれなければ契約をしない」など問答無用で自分の要求を突きつけてくるお客様もいます。

決裁権を持っていない社員にとってはなかなか難しい局面ですよね。

新規の営業の場合はこのような営業先からの問答無用を上手くかわし、お客様に提案を聞いてもらえる余地を見出さなければいけません。

社会人にとってはなかなか手強く厄介な問答無用ですね。

問答無用なシチュエーションを参考にしよう

問答無用は話し合っても無意味なさまを表す言葉です。

それが転じて一方的に、話も聞かず、有無を言わさずという意味でもよく使われます。

問答無用という言葉を使ったことがなくても問答無用なシチュエーションと直面したことのある人がほとんどでしょう。

世の中にはさまざまな問答無用なシチュエーションがあります。

自分の意見を伝えられず、聞き入れてもらえないという状況は非常に難しい場面です。

問答無用なシチュエーションを上手く回避するためには、事前に問答無用なシチュエーションをイメージして対応策を練っておくことが大切です。

今回紹介した問答無用なシチュエーションをぜひ参考にしてみてくださいね。