唯我独尊な男性の特徴10個!人の意見を聞けない人への対処法4個とそんな自分を変えたい人がやるべき7個の事について
自分勝手で我儘な男性に困った経験はありませんか?自分が最も優れていると思っている唯我独尊な男性は人の意見に聞く耳を持たない傾向があります。

常に自分の考えや価値観が正しいと思っているため、周囲の人はそんな男性に振り回されてしまうこともあります。

それでは人の意見を聞けない男性に対してはどのように対処すれば良いのでしょうか。

今回は人の意見を聞けない男性の対処方法と、そんな自分を変えたい人がやるべきことについて詳しく紹介していきます。

唯我独尊とは?

みなさんは唯我独尊という言葉を聞いたことはありますか?

唯我独尊は「天上天下唯我独尊」と使われることもあります。

聞いたことがあっても日常的に使われる言葉ではありません。

そのため、唯我独尊の本当の意味を知らない人も多いでしょう。

唯我独尊と聞くと傲慢で我儘な印象を持っている人もいるかもしれませんね。

嫌いな相手に使うこともそれほど多くありませんが、何となくそんなイメージを持っている人もいるでしょう。

それでは唯我独尊の本来の意味とはどのようなものなのでしょうか。

まずは唯我独尊について詳しく紹介していきます。

意味

唯我独尊は「天上天下唯我独尊」の略です。

「唯我」は自分のみを表し、「独尊」は自分だけが尊いことを表しています。

つまり天上天下唯我独尊は、この世で自分ほど偉いものはないという意味を持っています。

それだけ聞くととても傲慢なイメージを持ちますよね。

実際に唯我独尊という言葉に傲慢で我儘なイメージを持っている人が多いのは、この意味の印象が強いからです。

しかし、唯我独尊の本当の意味はそれではありません。

唯我独尊という言葉はお釈迦様が生まれたときの言葉です。

唯我独尊の「我」はお釈迦様だけではなく、すべての人間を表しています。

つまり唯我独尊は「私たち人間に生まれなければ果たすことのできない、たったひとつの究極の目的がある」という意味の言葉なのです。

お釈迦様は人生の目的を教え、それが仏教の根幹となっています。

加えてお釈迦様は「万人は平等なり」とも説いています。

お釈迦様が生まれた当時のインドでは厳しいカースト制度が敷かれていました。

身分によって恋愛や婚姻、職業までも制限されていたのです。

その身分制度を覆したのがお釈迦様です。

つまり「天上天下唯我独尊」には「どんな人も尊い目的を果たすために生まれてきた」という意味が込められています。

使い方

唯我独尊には本来「私たち人間に生まれなければ果たすことのできない、たったひとつの究極の目的がある」という意味が込められていますが、「この世で自分ほど偉いものはない」という意味があるのも事実です。

実際に辞書で調べると「この世で自分ほど偉いものはない」という意味もきちんと記載されています。

一般的にはお釈迦様の教えよりも「この世で自分ほど偉いものはない」の意味で使われることの方が多いでしょう。

そのため「彼の唯我独尊のような態度に怒っている」「唯我独尊のような態度ではみんなに嫌われる」などネガティブな意味で使われることもあります。

しかし、本来の唯我独尊の意味は自分を大切にするというものです。

そのため「唯我独尊の生き方を心がけたい」「人は誰しも唯我独尊だ」などと使われることもあります。

唯我独尊の意味を正しく解釈するためには、その前後の会話や文章から紐解いていくことが大切です。

語源

唯我独尊の語源はお釈迦様の言葉にあります。

正しくは「天上天下唯我独尊」で、一般的に知られている唯我独尊は天上天下唯我独尊を省略したものです。

お釈迦様が生まれたとき、七歩歩いて天地を指差し、「天上天下唯我独尊」と唱えたという故事に基づいています。

これは「七歩の行人」とも言われています。

お釈迦様が七歩歩いたことには大きな意味があります。

七歩のうちの六歩は六道を表しています。

六道とは仏教において輪廻転生する六種類の世界を指しており、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上があります。

この迷い苦しみの六道を離れることを一歩として七歩ということになります。

類語

唯我独尊の類語には自信、プライド、自負、誇りなどがあります。

それも自分自身を大切にすることによって得られるものです。

一方、それらが強すぎることによって周囲とのトラブルを招いたり、嫌われたりすることもあるため注意が必要です。

自信やプライドは度が過ぎてしまうと自己中心主義、我儘、身勝手などととらえられてしまいます。

唯我独尊もそのような意味で使われることが多々あります。

良い意味での唯我独尊な人間になるか、悪い意味での唯我独尊な人間になるかは人によって異なります。

できれば自分を大切にする良い意味での唯我独尊な人間になりたいですよね。

そのためには唯我独尊の本来の意味を正しく理解しておくことが大切です。

唯我独尊な男性の特徴10個

唯我独尊という言葉は自己中心主義、我儘、身勝手といったネガティブな意味で使われることが多々あります。

確かに辞書にもそのような意味が載っていますが、本来の意味とは異なります。

唯我独尊はお釈迦様の言葉であり、「私たち人間に生まれなければ果たすことのできない、たったひとつの究極の目的がある」という意味があります。

つまり、人間誰しも平等で生まれてきたことに尊い目的を持っているということです。

唯我独尊であることは必ずしも悪いことではありません。

それでは唯我独尊な男性にはどのような特徴があるのでしょうか。

次は唯我独尊な男性の特徴について詳しく紹介していきます。

自分を大事にする

唯我独尊な男性は、自分を大切にする特徴があります。

唯我独尊の本来の意味は「誰もが尊い人間」ということです。

その意味を正しく理解している唯我独尊な男性は、自分自身のことを大切にすることができます。

自分を大切にするのは案外難しいことです。

自分を大切にするということは、好きなことだけをやり続けて良いわけではありません。

周囲との調和を保ったり社会的ルールを守ったりしながら、自分の意思や価値観を尊重するということです。

日本人は自分の意見を発表するのが苦手な傾向があります。

周囲と対立する可能性があるなら自分の意見を押し隠し、人間関係に波風が立たないように配慮します。

周囲との調和も大切ですが、自分の気持ちに蓋をしてしまったら自分を尊重してあげることはできません。

聞き分けの良い自分を演じるのではなく、周囲の調和を保ちつつ自分の意見や価値観を尊重してあげることが自分を大切にするということなのです。

唯我独尊な男性はそのさじ加減がとても上手です。

自分を知りたがる

唯我独尊な男性は、自分を知りたがる特徴があります。

唯我独尊の言葉には尊い自分を大切にする以外にも、尊い自分を知る必要性という意味も込められています。

生きる目的や自分を大切にするためには自分自身を知らなければなりません。

自分のことは自分が一番知っていると思ってしまいがちですが、多くの人間は立ち位置や役割、世間体などを気にして自分の意見や価値観に蓋をしてしまいます。

周囲に嫌われないために周囲が求める自分を演じた経験のある人も多いでしょう。

円滑な人間関係を築くためにはそのような計算も必要です。

しかし、自分の意見や価値観に蓋をし続けてしまうと本当の自分が見えなくなってしまいます。

自分の生きる目的を知ったり自分を大切にしたりするためには、自分自身を知ることが重要です。