男と女で意見を言い合い「話にならない」という経験をしたことはありませんか?男と女では、考え方や行動など理解し合えないことがいくつもあります。
そんなお互いが感じる「なんで?」を解析するので、一緒に見ていきましょう。
そもそも男と女ってなに?
そもそも男と女って何なのでしょうか?多くの人は、戸籍上の性別で男と女に分かれています。
産まれたときにお医者さんに診断され、役所に届け出た性別で暮らしているはずです。
しかし、周囲が男や女と思って生きていても、本人はそれに違和感があり別の性別の自覚がある場合もあります。
男と女とは、単純に体のつくりだけでは判断できないと言えるでしょう。
ここでは、まず内面とのギャップがない場合の男と女が、それぞれどんな特徴を持っているのか見ていきます。
男とは?
まず生命が母親の体の中に宿ってから初めに判断される基準で、生殖器が体の外に出ているかというところで男と診断されるでしょう。
また現代医学では、精子を生産するなど、性器が正常に機能しているかどうかも確認されて診断にいたると言われています。
こうした観点から、男の役割が見えてくるでしょう。
生物学的に雄で、子孫を残すために種を撒くのが男の仕事の一つだということです。
また、女と比べ筋肉量が多くパワーを持っているのは、狩りをして食料を得るという役割があったからだと言われています。
男は、より多くの子孫を残したいという本能に加え、家族や生きるために狩りをする本能が備わっていると考えられるでしょう。
よって強い男はモテる印象が強いと考えられます。
女とは?
産まれたときに、生殖器が体の外に飛び出している男とは違うところで判断できます。
それに加えて、卵子が作られているか胎児を育てるための子宮があるかなど、内性器が正常であるかで女と判断されるのです。
このことから、女は子どもを体内で育てる空間を持っていることがわかります。
よって複数の男の子孫を同時に作ることができないため、より強い遺伝を持っている一人のパートナーを探すと言われているのです。
本能に備わっていると考えられる男との違いは、子孫を残すときの行動が大きく違うと言えるでしょう。
睡眠時でも子どもを守るため、少しの物音に反応し起きるという行動も女の特徴です。
同時にいくつものことができるのは、子育てをしながら敵から子を守るなど、複数のことを同時にこなさなければならないからでしょう。
見た目でいうと、男に比べ脂肪が多く体に丸みを帯びています。
これも、子を自分の体で育て守るためなのです。
男と女の違いが知りたい?
男と女がそれぞれどんな特徴を持っているのかわかりましたが、なぜ考え方や行動に違いが出てくるのでしょうか?
お互いが理解し合えないことが起きたり、すれ違ったり、衝突したり、男と女にはどんな違いがあってこういったことが起こるのか気になりますよね。
男と女の違いがわかっていれば、相手が「どうしてこんな考えをしているのだろう」という疑問が解決できるでしょう。
もしかしたら、お互いに歩み寄ることもできるかもしれません。
男と女の違いには、それぞれの特徴や役割、得意なことが、考え方に大きく関わっているでしょう。
その違いについて、比較しながら見ていきましょう。
男と女の違い12個
男と女の違いを知っていることで、お互いのことを理解できるようになるかもしれませんよね。
ここでは、男と女の違いを「考え方」「行動」に分けて紹介していきます。
それぞれの「なんで?」を解決していきましょう。
考え方
男と女では、考え方にどんな違いがあり、お互いが分かりあえないのでしょうか?一緒に過ごす相手と考え方に違いがあれば、すれ違いや喧嘩のもとになりますよね。
どうして男と女には考え方に違いが出てくるのか、詳しく見ていきましょう。
恋愛
恋愛に対しての考え方は、男と女では大きく差があります。
まず、男と女の本能と言われている子孫を残す考え方により、違いが出てくるでしょう。
好きになる許容範囲が広い男に対して女は狭いという違いがあります。
より多くの子孫を残したい男は、浮気心も当然女より多いでしょう。
好きになるきっかけは、男は見た目で、女は総合的に高評価な人だと言います。
男が見た目で好きになると言われる理由は、狩りが役割だったため視覚からの情報に刺激を受けやすく、それを重視する傾向があるからです。
女が総合的に高評価な男を選ぶ理由としては、より優れた子孫を残そうとする本能でしょう。
そのため、男は視覚で惚れているので、好きだと思ったときをピークに想いが強く、女は信頼関係を築いていくごとに想いが強くなります。
女は、アプローチを受けているときと付き合ったあとの男の行動の違いに、がっかりすることがあるのはこのことが大きく関わっているでしょう。
男は狩りをするときが楽しいので、アプローチをしているときに全力を尽くす傾向が強いのです。
女は、男との関係が深くなるごとに心も許していくので、付き合ってからさらに愛が深まります。
この男と女のすれ違いをなくすには、男がずっと「手に入りきらない」と感じる女という関係を築くといいと考えられますね。
結婚
結婚に対しての違いは、男は結婚に期待することは少なく、女は結婚に期待をしていることでしょう。
このことから男は結婚に対して消極的で、女は積極的だと言えるでしょう。
男が消極的な理由は、結婚した後のことを窮屈に感じているからです。
まず、自分に対して自由に使えるお金や時間がなくなることを惜しく感じます。
また、自分の稼ぎで家族を支えていけるのか不安もあるでしょう。
責任感が強ければ強いほど、慎重に考える男が多いはずです。
それに対して女は、結婚をゴールだと感じている人が多く結婚に夢を持っています。
好きな人とずっと一緒にいられて、好きな人のためにごはんを作ってあげたり洗濯をするのも楽しみにしている人は多いでしょう。
もしかしたら、仕事を早く辞めて結婚し家庭に入りたいという気持ちを持っている女もいるかもしれません。
男は仕事を簡単に辞められなくなるし、付き合いも大切にしたいと考えるので結婚に消極的なのに対して、女は結婚を気楽に考えて楽しいものだと捉えているので、男と女の結婚に対しての価値観に大きな違いが出てきます。
しかし、女が仕事でも活躍し認めてもらえる今、仕事やプライベートの充実により結婚に積極的な女が減ってきているので、男のような感覚の女も増えているでしょう。
結婚にはタイミングが大事だと言われていますが、確かにどちらかが自分の時間などを大切にしたいときに結婚に踏み切るのは難しいですよね。
お互いの不安を解消するよう結婚後のことを具体的に話し合うことで、タイミングを合わせられるといいでしょう。
家事
多くの家庭が、知らず知らずに家事を主で行っているのは「女」ではないでしょうか。
結婚していなくても、彼の家に行ったときに手料理をしたり掃除、洗濯をする彼女は多いでしょう。
潜在的に家事は女の仕事で、家事をすると男が喜ぶものと思っているのです。
時代が変わり、女が仕事で活躍することが増えてきてからは、家事を積極的にする男が増えていますが「手伝っている」という感覚が強いでしょう。
いくらできるときは手伝う男が増えていたとしても、女の家事の量に勝る男はほとんどいません。
その理由は、目に見える家事だけが家事ではないからです。
男と女では、やらなければならない家事に気づく量が圧倒的に違います。
それは家事に対しての男と女の責任感の違いでしょう。
妻の手伝いをしているだけでは、目に見えない家事があることに夫は気づけません。
女が目に見えない家事をこなしていることに男は知らないので、少し手伝っただけで威張る男がいたり、主婦の大変さを知らない男がいるのです。
それには、女が自分のした家事を書き出して夫に見せてみて、どれだけのことをしているか知ってもらうのも一つの方法でしょう。
また、夫に期待をしなければ腹を立てることもありません。
しかし、一人で抱え込んで辛くなってはいけないので、話し合ってお互いの意見を聞き入れるようにするのは大切でしょう。
育児
育児は、女がして当たり前と考えている男が多いでしょう。
もちろん、女の体で子どもを育てます。
また、産後ママの体を休めるために赤ちゃんと多くの時間を過ごすのもママで、おっぱいもママにしかないのでママがそばで育ててくれるのは、子どもの安心にもなるでしょう。
しかし、子どもを育てるのはママ一人では難しいことを、多くの男は理解していません。
その間、働きに出ているのは男で家庭を支えている、子どもはパパよりママを必要としている、など理由があって、子どもに対して無責任なのがパパでしょう。
また、女は自分の体から産まれてきたので自分の子どもだということに疑問を持たないのに対し、本当に自分の子どもだという認識が薄いのが男です。
育児をする内に、パパという自覚が生まれるものですが、産まれたてに自覚がわく男は少ないでしょう。
よって、男は育児に対して女任せで、女は責任を持って育てているのです。
育児が大変なことに男は気づけません。
家事と共通するのですが、育児も「気づき」が大切で、そのため女は睡眠時でもおっぱいをあげたり、子どもが生きているか、布団がはがれていないか、室温や湿度に気をかけながら寝ています。
男は眠りが深いため、気づくことができません。
育児に対する意識の違いは、どんなことをしているかを妻が夫に対して知らせることでしょう。
また、夫は「どうしていいいかわからない」と言い分がありますが、妻もどうしたらいいかわからないなか手探りでこなしていることを知ってもらいましょう。
少しの手助けでも、気遣いでも助かることを妻が伝えるとともに、日頃の感謝を夫に対しても伝えるようにすることが大切です。
仕事
男にとって仕事は自分の象徴だと捉えている人が多いでしょう。
もちろん女も同じように考えている人は少なくありません。
しかし、大きく違ってくるのは、男は仕事や経済力も含め評価をされるということです。
総合的に優れた男をパートナーにしたいと考える女が多いため、女からもその親族や女を知る周囲の人々からも、仕事を基準に男の良さを決めようとするでしょう。
そのため、世の中全体で男は仕事が重要な雰囲気があるのです。
多くの男は、そのプレッシャーと共に仕事をしていると言っても過言ではないでしょう。
結婚したり妊娠したタイミングで仕事から離れてしまうことがある女と違い、男はそういった環境の変化で自分の仕事から離れることがありません。
今は女も仕事を優先に打ち込む人が増えているとは言え、少なからず男の方が仕事から離れるのは簡単ではないことがわかります。
家族を持つと、なおさら辞めることはできないでしょう。
男は仕事に誇りを持ち、より上を目指し評価されることで、自分を保つことができていると言えます。
女にとって仕事は「結婚したら辞めればいい」と考えることができます。
全ての女がそうではなく、自分の仕事に誇りを持って自分に欠かせないという人もいますが、生活のために生活優先に働く女性は多いのです。
男は仕事で周囲からの評価があり、家族を支えなければならず、女は子育てや家事、仕事を両立させるには、お互い仕事に対しての姿勢がそうならざるを得ないところがあるでしょう。
お金
男にとってお金は投資するもので、女にとってお金は節約するものです。
男は自分の持ち金を増やすために、投資することへ興味を持っている人が多いでしょう。
本屋で「投資」に関する書籍の売れ行きがいいのは男です。
それだけ男は「投資」に関心が高いのでしょう。
お金を増やすこと以外にも投資することがあります。
それは見返りを求めるときです。
例えば、落としたい女がいれば高いお店に連れていき、ご馳走してあげたり、プレゼントをして自分の評価を上げようとします。
しかし、どうでもいい女には、わざわざお金をかけてご馳走したり贈り物はしません。
これは、好きな人を手に入れるための投資なのです。
また後輩にご馳走して、かっこいい、優しい、頼もしい先輩などの好印象を引き換えにもらうこともあるでしょう。
男がお金を「使う」「使わない」で、相手への想いが測れますね。
このような投資を男がしてしまうのは、男の価値は「お金で決まる」と考える人が多いからかもしれませんね。
女ももちろん、自分への投資にお金をかける人がます。
しかし、そんな女性も家庭を持つようになると変わっていくでしょう。
女は、限りある収入の中でやりくりすることに興味を持っている人が多いのです。
セールを目掛けて服を買うのは、圧倒的に女が多いですよね。
本屋で「節約」がタイトルの書籍を購入する人の割合が多いのも女です。
男はお金を増やして充実させたいと考え、女は節約して充実させようと考えていると言えます。
欲求
多くの人を対象に欲求を持っているのは男の方だと言われています。
対して女は、欲求を持つ対象が少なく、欲求自体も男より少ないのです。
本能的なことから考えると、男はより多くの子孫を残したいので欲求の対象が多く、女はより良い遺伝子を残したいので対象が少ないのでしょう。
また、男は多くの子孫を残すため、より多くの相手と子孫を残すという仕事があるので、欲求が強くなければ成り立ちません。
女は、良い子孫を身ごもればその間はお腹の中でわが子を育てます。
子を育てる時間がある女にとって、欲求は必要ではなくなるでしょう。
欲求が男より少なくていい理由です。
浮気心を多く持っているのは男ですが、それは本能だと言えるでしょう。
反対に、浮気心が少ない女も本能なのです。
しかし浮気は人を傷つける行為だと知っていて、人間は理性を持っているので欲求を行動に移しません。
男は多くの女に対して欲求がありますが、行動に移すかどうかはその人により違います。
女はパートナーがいればその相手だけと欲求を満たそうとしますが、関係によっては浮気をするケースもあるのです。
欲求の対象が多い少ない、欲求自体が多い少ないはありますが、人により欲求の表し方が違うということでしょう。
理性があるので、相手との関係の築き方が大きく関わってきます。
欲求に対しての考え方の違いは、お互いに相手を思いやれる関係を築くことで、乗り越えていけるでしょう。
行動
相手の行動が理解できなければ、相手に対してイライラしたり、不満が出てしまうこともあると思います。
そこで、男と女の行動の違いを知っておくといいでしょう。
それぞれの特徴が、相手には理解できない行動になっているケースが多いのです。
なぜその行動をとるのか、理由がわかれば理解もできると思います。
行動別に比べて見ていきましょう。
買い物
買い物での男と女の違いで、よく相手の不満を言い合っている光景を見かけますよね。
男は「女の買い物は長い」と言い、女は「男は買い物に付き合ってくれない」と言うでしょう。
男は目的のための行動をとるので、合理的な買い物の仕方を好みます。
「買いたいものがあるから買い物に行く」が男の買い物スタイルです。
よって、買いたいものを買うにはどの店がいいか決まっているし、選ぶものもブランド力のあるものを選んで、短時間で終了します。
それに対して女の買い物は、全く違うスタイルだと言えるでしょう。
女の買い物は、その空間や時間を楽しむことです。
目的のものはありますが、目的以外のものへも関心を持つので、服を買いに来たのに雑貨を見たり小物を見たりしますよね。
女は、買い物自体を楽しんでいるのです。
また、目的のものに対して比較と検討を十分にしないと購入に至りません。
そのものに対しての情報を仕入れた上で、どれがいいのか吟味するのです。
お得なものに弱いので、その商品が値引きしていなければ、買わずに帰ってしまうことも多いでしょう。
そのため、女の買い物は長くなるのです。
男が買い物という目的をすぐ達成させて帰りたいのに、女はいつまでも買い物という時間を堪能しているので、男と女の買い物に違いが生まれてしまいます。
人付き合い
人付き合いも男と女で大きな違いが見られます。
それぞれのコミュニケーション力の違いがあり、誰もが該当することではありませんが、多く当てはまるケースで見ていきましょう。
男は信頼関係を大切にした付き合い方をしやすく、女は仲間外れにならないことを優先に人付き合いをしやすいと言えます。
男は感情を大きく外に出す人が少なく、表向きは波風立てないコミュニケーションをとります。
嫌なことがあっても、感情的になった態度を取るよりは、的確な返答だけして「それ以降は積極的に関わらない」という選択をするのです。
仕事のようなどうしても関わらなくてはいけない場合は、心を開いて会話をすることはないですが、嫌な態度を取るようなことはなく、最低限のコミュニケーションを取るでしょう。
そのため、男は本当に気の合う仲間との友人関係を築くのです。
社会人として多くの人とコミュニケーションを取ることを大切にしている人もいますが、長く付き合いがある人は本当に気の合う仲間でしょう。
女は感情的な態度をとるという特徴を持っています。
感情的になった女はその感情のまま嫌な態度を取ったり、仲間を作って攻撃しようとするでしょう。
そのため、女は女に嫌われないよう、まるで好意を持っているかのような態度でコミュニケーションを取ります。
裏で嫌っていても表向きは仲良くして、仲間から外されないようにする必要があるのです。
陰で悪口を言う人が多いのは、対人関係のストレスを誰かに話すことで、解消しているからだと言えます。
このように表と裏で態度が変わってしまう女は、信頼関係が崩れやすいので、一緒に過ごす友人がコロコロ変わることがあるのです。
休日の過ごし方
男は休日はゆっくりとして過ごしたい人が多く、女はショッピングや旅行など計画を立てて過ごしたい人が多いでしょう。
男がゆっくりと過ごしたいと感じる原因としては、付き合いで飲み会のような時間が多いので、休日は体を休めたいからだと考えられます。
また、予定を立てているより突発的に行動をしたい人が多いのも、こういったことが理由にあるのでしょう。
計画を立てずに、その時誘って予定が合う友人と過ごすことが多いはずです。
もし男同士が旅行をすると、行き当たりばったりの旅を楽しむでしょう。
反対に女は、あらかじめ計画を立てていることで、日常の楽しみを作って過ごす傾向があります。
予定が決まっていれば、毎日わくわく過ごすことができ、仕事の励みにもなるでしょう。
休日に友人とカフェやショッピングの予定を立てたり、旅行の計画を立ててそのための準備をします。
女は男と違い外出するために時間をかけるので、予定を立てて行動したいのです。
メイクや髪型にこだわったり、服装を選んだり時間がかかってしまいます。
女はお出かけをすることで、日々のモチベーションを上げると考えていいでしょう。
毎日の美容を頑張っているのは、綺麗な自分でお出かけし、周囲に披露するのです。
おしゃれな服を買っても、それを見てもらえる場がなければおもしろくありません。
それが女のリフレッシュ方法だと言えます。
態度
男は相手への気持ちが態度に表れやすく、女は計算して態度を変える人が多いでしょう。
例えば、男は好きな人が近くにいると急にはしゃいだり、よくしゃべりだします。
それは、好きな人がいるとテンションが上がるので、無意識なことがほとんどです。
また、無意識にとっている行動はもうひとつあります。
男は、好きな人に自分を見て欲しいので、自己アピールをするのですが、これはほとんどが無意識にとっている行動なのです。
好きな人が近くにいて大きな声で話し出すのも、無意識に好きな人の気を引こうとする行動でしょう。
特に自ら積極的にアプローチできない場合、その気持ちが無意識となって表れます。
実際、普段は社交的なのに、好きな人を目の前にするとうまく話せなくなる人は多いはずです。
意識をすると、好感を持たれようとするのでどう接していいかわからなくなるのでしょう。
女は好きな人がいると、戦略的に寄って行きます。
一見無意識のように見えますが、直感で「こうした方が良い」と感じ取り行動に移しているのです。
好きな人の前で恥ずかしがる人がいれば、その人は恥ずかしがる方が可愛いと知っているでしょう。
恥ずかしいので自ら積極的にアプローチできない人は、気を引くためにわざと冷たく接します。
女の態度は、どれも意味を持っているのです。
気が合わない友人と仲良くするのも、その方が自分に有利だからでしょう。
男は気持ちが漏れてしまう人が多いですが、女は無意識に見せながら戦略的な態度をとる人が多いので、大きく違いがありますね。
気配り
気配りができるのは圧倒的に女が多いと言えます。
それは、女は相手の気持ちを考えて行動しているからでしょう。
相手にどう思われるかが大切なので、気配りをして自分の評価を上げます。
男は同時に複数のことが出来ないと言われています。
このことから、何かをしている時に周囲へ気を配りにくいのが男でしょう。
ただ、好きな人への気配りは素晴らしいものです。
好きな人が重い荷物を持っていたら運んであげたり、元気がなければ声をかけたりします。
男は合理的にものごとを考えるので、そこにメリットがなければ気配りをわざわざしません。
仕事でも同じです。
作業がスムーズに進むなら、合理的な見方をしているので気配りができます。
この場合、女より全体を把握できる能力に長けている男の方が、気配りができるでしょう。
女は対照的に、気づいてしまうので気配りをしていることが多いのです。
体調が悪い同僚がいればいち早く気づいてフォローしてあげるでしょう。
悩んでいる後輩に声をかけられるのも女が多いはずです。
もちろん、好きな人に好感を持ってもらいたくて、自己アピールのために気配りをすることもあります。
女が気配りができないときがありますが、それは感情的になったときでしょう。
感情的になると誰もが周りへの気配りをすることができなくなってしまいますが、男より感情的になりやすいからです。
女にとって気配りは相手の気持ちを考えての行動で、男にとっては合理的にする行動なので、感情的になる女はその間、男より気配りに欠けてしまうと言えるでしょう。
男と女が幸せになるには?
男と女が幸せになるには、お互いの考え方や行動に違いがあることを理解していなければなりません。
もちろん、理解できないこともあります。
しかし、相手の特徴や傾向を知っているだけで、理解が出来なくてもうまく対応することが出来るのです。
ここでは、男と女が幸せになるにはどうすればいいのか、紹介していきます。
相手の考えや行動が理解出来ないために、すれ違いや喧嘩が絶えないという男女は多いでしょう。
お互い好きなのに、理解し合えなくて関係が悪くなるなんて嫌ですよね。
男と女の考え方や行動の違いを把握した上で、どんな行動が効果的か、一緒に見ていきましょう。
マメに連絡する
マメに連絡をすることは、相手との心の距離を離さないためにも大切なことです。
連絡がなければ、不安になったり心配になりますよね。
些細な不満や不安だったはずなのに、連絡を取り合っていない間に、大きな不満や不安に変わることだってあります。
たとえ仕事が忙しくても、お互いの存在を大切にすることは大事です。
忙しさに追われ、相手のことがおざなりになってしまうことがあるでしょう。
もちろん、忙しい相手を思いやる気持ちも大切ですが、忙しさのあまりにもほったらかしでいると、すれ違いの原因になることもあります。
相手との距離を離してしまうと、味方から敵になったような感情がうまれやすいものです。
しつこく連絡するのとは違い、お互いの状況も考えて連絡をとるように気遣うだけで、連絡を取り合うことが負担にならなくなるでしょう。
マメに連絡することで、相手との距離を保つことが、男と女の幸せにつながると言えます。
思っていることをなるべく言葉に
しばらく連絡を取らない間に、不満や不安が溜まると話しましたが、それは思っていることを伝える機会がないことが原因でしょう。
寂しい気持ちを伝えられず、もっと寂しさが増してしまいます。
不安な気持ちがあるのに、相手と話し合う機会がなければ、不安が不安を呼び、さらに大きい不安になっていくでしょう。
一度マイナスに考えだしてしまうと、一人ではなかなか抜け出すことができませんよね。
不満も同じで、不満をため込むといつか爆発して大喧嘩や、修復不可能な状態にもなりかねません。
この場合、些細なことで怒り出したりするので、相手からしたらわけがわからないことが多いでしょう。
それがまた関係を悪化させるのです。
思っていることはなるべく言葉にして、相手に伝えることが重要だとわかりますよね。
我慢をすることなく、思っていることは言葉にしましょう。
注意するのは、感情的になって伝えないことです。
相手に伝えるときは、冷静に話せるときにすると、喧嘩にならずお互いの言っていることに耳を傾けることもできます。
お互いが思っていることを言葉にできる関係だと、より仲のいい関係が築けるでしょう。
価値観が一緒
価値観が違うと男と女の違いに加えて、お互いを理解できないことが増え、歩み寄りが難しくなります。
お金の使い方に対して価値観が違えば、派手に使うことなく貯金したい人にとって、貯金せずに給料を使い切る人に対して、不満が出てくるでしょう。
しかし、不満を言われた方は、自分で稼いだお金の使い方に文句を言われるのは嫌なはず。
また、食事に気を遣いたい人と無頓着な人では、食事を一緒に楽しむのは難しいですよね。
もし、ふたりが食に興味があれば、食べ歩きだって素敵なデートになります。
価値観が同じだと、無駄な喧嘩や不満がなく、同じものをより楽しく感じることができるでしょう。
共通のものに同じ価値を感じることは、仲間意識ができ、ふたりの間に強い絆ができるはずです。
価値観が同じであれば、会う頻度や連絡の頻度も同じで、お互いのペースを崩すことがありませんよね。
男と女の違いがあったとしても、価値観が一緒なら多くのことをカバーできるのです。
一途に相手を想う
一途に相手を想うことは、簡単ではないでしょう。
寂しい思いをしたら、誰かに頼りたくなる人もいます。
不満があって本人にわかってもらえないとき、他の人へ目が移ることだってあるでしょう。
相手を信じられなくなったとき、心を閉ざすこともありますよね。
どんなときでも相手を想い続けるのには、とてつもないエネルギーがいることかもしれません。
しかし、一途に相手を想うことは、男と女が幸せになるにはとても大切なことです。
相手を想う気持ちがあれば、お互いに意見の合わないことがあっても、譲る心が持てます。
我慢するのではなく、相手を思いやったときに持てる心です。
相手の立場になって考えることができたり、相手の考えを理解しようという気持ちを持てたり、感謝することができたりする心です。
相手を一途に想うことは、お互いの信頼関係も深めることができます。
信頼関係は、譲り合う心を育てます。
信じていないから、相手のすることに不満がでることがありますよね。
譲り合う心をお互いに持つことができれば、意見の衝突も起きません。
我慢をする必要もなくなるので、良好な関係を築けるでしょう。
話し合いを欠かさない
お互いの考えを伝えることを諦めてはいけません。
喧嘩になるからと、話し合いを避ける人は多いでしょう。
しかし、相手の気持ちや考えを知らないまま同じことを繰り返したら、不満は溜まる一方です。
そのうち相手への関心をなくしていくでしょう。
そして向き合うことを止めたとき、気持ちが冷めてしまっていることも。
どちらか一方だけが意見を言っていても、もう一方の不満は解決されません。
そのためには、お互いの意見や考えや気持ちが聞けるよう、話し合いをすることです。
喧嘩になりそうだと思ったら、一旦お互いに熱を冷ます時間を設けます。
時間を置いて話してみると、意外と相手の意見に納得がいくこともあるのです。
自分の間違っていた部分にも気づくこともできます。
そうして素直な気持ちで、話し合いをできるとお互いに歩み寄れるでしょう。
どんな些細なことでもそのままにしておかず話し合いをすると、徐々にお互いのことを理解したり譲り合ったりできるようになるのです。
スキンシップ
スキンシップはとても大切な行為です。
手をつないでテレビを観るだけでも効果があると言います。
お互いの肌と肌が触れ合うと、心の距離を縮めることができるのです。
相手をより身近に感じ味方という意識が生まれるので、お互いを受け入れやすい状態になります。
そんなときに、お互いの気持ちを言い合うのもいいでしょう。
相手に聞いてほしい話があるときに、スキンシップをとりながら話すのもいいですね。
受け入れやすい状態なので、伝える側の話し方も柔らかくなり、伝えられる側も話を聞き入れやすくなるでしょう。
また、スキンシップは、ストレス解消に効果があると言われています。
例えば抱き合ったときに、幸せを感じたり落ち着いた気持ちになったりと癒されますよね。
心の距離を感じたら、積極的にスキンシップをとるようにしましょう。
手をつないだり、くっついてソファに座るだけでも効果があるので、さっそく試してみるのもいいですね。
コミュニケーション
積極的に会話をして、コミュニケーションをとるようにします。
付き合いが長くなったカップルは、だんだん会話がなくなってくるでしょう。
結婚したらほとんど会話することなく生活するという夫婦もいますよね。
コミュニケーションをよくとる男女は、いつまでも仲がいいでしょう。
空気のような存在が心地いいときもありますが、それは普段からコミュニケーションがとれているときです。
コミュニケーションのないまま、お互いに会話もなく過ごしていたらなんのために一緒にいるのかわからなくなるでしょう。
コミュニケーションを増やすには、共通の趣味があるといいでしょう。
どこか遠くへデートに出かけるのもいいですね。
旅行の計画を立てて普段と違う刺激を一緒に受けるのもいいでしょう。
体験したことないことを一緒にしてみるのもおもしろいと思います。
そこから会話が生まれて、コミュニケーションをとるきっかけになるのです。
コミュニケーションの数が多くなればなるほど、お互いの存在が大切だと実感できるでしょう。
嘘をつかない
信頼関係を崩すようなことは決してしてはいけませんよね。
男と女の間には嫉妬という感情があるので、不安定な関係です。
しかし、信頼関係を築くことで、不安な気持ちや嫉妬心を抑えられることができますよね。
そのため安定した関係でいられるのです。
嘘をつくことは、この信頼関係を壊す大きな原因になります。
簡単に嘘をつくような人に心を許せますか?信じていた、信じたい相手に嘘をつかれることほどショックなことはありませんよね。
「今日は職場の飲み会だから」と聞いていたのに、合コンに行っていたことが後でわかると裏切られた気分になります。
連絡が取れない間に何をしていたか聞いて、その内容が嘘だったら、今後連絡が取れなくなる度に心配したり不安になったりするでしょう。
嘘をつくと癖になり、次第に嘘が本当のようになってしまいます。
小さな嘘でもつかないようにしたいですよね。
嘘は、いつかバレます。
その嘘のために、相手への信用がなくなってしまい、その後疑って過ごすことになるでしょう。
良好な関係でいたければ、誠実に相手と向き合うことが大切です。
男と女の違いを知ってすれ違いをなくそう
男と女は、本能というところで役目が違います。
そのため、意見が合わなかったり、理解し合えないことがあるのです。
脳の作りも違うので、お互いが注目している点が違い、「もっとこうしてほしい」「もっとこうしたらいいのに」などという不満が出てしまいます。
それぞれの考え方や行動の違いを知っていることで、相手の行動の意味がわかるようになるでしょう。
そうすることで、理解できなかったことが理解出来たり、譲り合う心が持てたりするようになるのです。
同じ人間でない限り、違いはあります。
そこを歩み寄ろうとせず、自分の意見ばかり通そうとしていては、喧嘩やすれ違いが絶えません。
せっかく好きな人と一緒にいられるのに、すれ違ってしまってはもったいないですよね。
男と女が幸せになるにはどうすればいいのか、この記事を参考に実行してみましょう。
そうすることで、今までと見える世界が変わり、男と女でも歩み寄って、幸せを感じながら一緒にいられるはずです。