あがり症の原因8個!人前でも緊張しなくなるために努力するべき12個の事とは?について
あがり症だと、人前で緊張して何も言えなくなってしまうことがあります。

堂々と人前でも自分の考えを言える人になりたい!と思う人も多いのではないでしょうか。

今回はあがり症でお悩みの人向けに、人前でも緊張しなくなるために大切なことを紹介します。

あがり症を克服しようとプレッシャーをかけず、少しずつ自分にできることから始めてみてください。

あがり症とは

あがり症とは、緊張や不安を感じたときに冷や汗が出たり、激しい動機を感じたりして、人前でうまく自分の気持ちを話したり、たくさんの人たちをまとめたりすることに苦手意識を感じることを言います。

ドキドキしたり、冷や汗をかいたり、手元が震えたりといった症状が起こります。

個人差はありますが、誰しもあがり症の一面を持っています。

どのようにして、気持ちを落ち着かせればいいのかを一緒に考えていきましょう。

あがり症が起こるメカニズム

あがり症のあがりは、血液の中にあるノルアドレナリンが分泌することで起こります。

ノルアドレナリンは興奮などに関係する神経伝達物質にあたり、緊張や不安を感じたときにたくさん分泌されます。

このように体のメカニズムによって起こるため、自分に責任を感じないでください。

ノルアドレナリンがたくさん分泌されることで自律神経の交感神経と副交感神経のうちの交感神経が刺激されます。

そうなると心拍数が増え、血圧も上がります。

そしてドキドキしたり、冷や汗をかいたり、震えを感じたりといった症状が出ます。

あがり症はどうして起こるのでしょうか?もう少し掘り下げて考えましょう。

あがり症の原因8個

あがり症には主な原因が8個あります。

誰しも大なり小なりあがり症の症状はあるものの、それが目立つ人には何かしらの原因があるはずです。

その代表例を知ることで、自分に当てはまるものを探してみてください。

原因を解決することで、あがり症の症状を和らげることができるはずです。

一緒にもう少し掘り下げて考えましょう。

1:トラウマを抱えている

過去に何かしらのトラウマを抱えていると、あがり症の症状を起こしやすくなります。

目に見えない心の傷や過去の失敗は周囲の人には分かりませんが、当人にとっては大きな悩みの種となっています。

そして、あがり症の症状が出るたびに自分を責めてしまい、悪循環を起こしています。

抱えているトラウマをなかったことにはできませんが、自分を楽にする方法はいくらでもあるはずです。

過去は過去、いつまでもトラウマを抱えたままだと、自分の人生そのものがもったいないです。

何か好きなことを見つけたり、目標を設定したりすることで、関心を分散させてください。

抱えているトラウマが職場や学校といった今置かれている場所によるのであれば、環境を変えることも検討してみてください。

大きな山ではありますが、トラウマを克服することで少しずつあがり症を治していきましょう。

2:プレッシャーに弱い

プレッシャーに弱い女性
プレッシャーに弱い人ほど、あがり症の症状を起こしやすいです。

プレッシャーに弱い人のほとんどは生真面目で、繊細な傾向があります。

大きな仕事を任されたり、リーダーシップの役割を果たしたりするとき、その責任を全て自分で担おうとします。

誰かに頼ったり、責任を分散させたりすることが苦手です。

失敗したらどうしようという気持ちがいつも心のどこかにあり、いざ本番を迎えるとなるとあがり症の症状が出てきます。

もともとの性格もあるので克服には時間がかかるかもしれませんが、諦めないでください。

まずは自分には出来ないと思ったことは周りの人を頼り、次から出来るように少しずつ吸収していけば大丈夫です。

何事も何とかなりますし、周囲の人もあなたを助けてくれます。

自分一人で抱え込んで辛くならないようにしましょう。

3:「間違いは恥」と指摘されて育った

幼いころから「間違いは恥」と指摘されて育つと、あがり症になりやすい傾向があります。

間違いは恥という固定概念がいつも頭の中にあり、新しいことにチャレンジするときに付きまといます。

いざという時になると失敗することが怖くなり、あがり症の症状が出ます。

植え付けられた考えを変えていくには、どうしたらいいのでしょうか?

自分から新しいことにたくさん挑戦して、場慣れしてください。

そして、たとえ間違ったとしても深く考えず、次どうしていくかを考えるようにしてください。

コツコツと積み重ねていくことで、気持ちを変えていくことはできます。

両親や家族を責める前に、自分が何をしたらいいのかを考えてください。

4:自意識過剰

自意識過剰だと、あがり症になりやすい傾向があります。

自意識過剰な傾向にある人は、いつも人の目を気にしています。

何も言われていないのに「自分のことを悪く言っているかもしれない」「失敗したら怒られるかもしれない」といった感じで何かに怯えています。

そうなると、大勢の人たちの前で発表したり、気持ちを話したりするときにあがり症の症状が起きてしまいます。

自意識過剰かもしれないと感じる人は、まず自分に自信を持ってください。

そのためにも、小さな成功体験を少しずつ積み重ねていってください。

自分に自信が持てると、たとえ周囲の人が何かを言ってもそれに対して何かしらの返事をできる人になっていきます。

5:完璧主義

完璧主義で失敗を嫌う人は、あがり症になりやすい傾向があります。

完璧主義な考えの人は、いつも何の問題もなくすべてをこなし、自分の中には失敗はないと思っています。

いざ本番となると、失敗を恐れてしまいあがり症の症状を起こしてしまいます。

完璧な人はいないと分かっていても完璧を求めてしまうことをやめ、自分を楽にしてあげてください。

ハードルを下げても大丈夫です。

失敗から学んでいくこともたくさんあります。

大事なことは、失敗から何かを学んで次へと繋げていくことです。

完璧主義を和らげるためにも、プライベートな時間は出来るだけリラックスして過ごしてください。

そして、失敗しても誰かに甘えられる心の余裕を持ってください。

6:自己評価が低い

自己評価が低い女性
あがり症の人は自己評価が低く、自分は何をやってもうまくいかないと考えています。

自己評価が低いと、新しいチャレンジをしたり、何かの本番を迎えたりしたときに、失敗する自分を想像してしまいます。

そして、落ち込んであがり症の症状を起こしてしまいます。

自己評価が低いからと諦めず、少しずつ高めていく方法を模索してみましょう。

些細なことでもいいので、色々なことにチャレンジしましょう。

そして、自分でも出来ることがあると少しずつ自信をつけ、自分のことを好きになってください。

自分で自分を褒める習慣を大事にして、自己評価を高めていってください。

7:他人の評価に敏感

あがり症の人は他人の評価に敏感で、いつも自分のことを言われていると考えています。

他人の評価が気になると、自分の一挙一動がたくさんの人に見られているのではと思うようになります。

そして自分の気持ちを言いづらくなり、いざという時にあがり症の症状を起こしてしまいます。

他人の評価を気にせずに生きるには、何が大事でしょうか?

自分は自分、他人は他人と割り切る気持ちも必要です。

他人が自分を悪く評価したとしても、気にせずに堂々と生きるくらいの潔さがあったほうがいいです。

他人の評価はあくまでも参考程度にして、堂々と生きてください。

8:場慣れしていない

場慣れしていない所だと、自然と誰でもあがり症になってしまいます。

新しい環境で何かをスタートするとき、失敗したらどうしようという気持ちがいつも付きまといます。

堂々と人前で話すようなことがあったとき、不安に感じてあがり症の症状を起こしてしまいます。

どんなに新しい環境下であっても大丈夫だと言い聞かせることが大事です。

自ら新しい環境下が辛いと分かっていても、飛び込んでいく必要があるかもしれません。

たくさんチャレンジすることで、新しい場所でも堂々と振る舞えるようになっていきます。

不安でも、自ら挑戦することはとても大事です。

あがり症の代表的な症状

あがり症の代表的な症状
あがり症の代表的な症状を紹介します。

いざ自分があがり症だと聞かされると、分かっていてもショックを受けます。

さらに、熱もないと「また緊張してしまった」くらいで受け止め、あがり症を疑っていなかったかもしれません。

あがり症の代表的な症状を知り、いざ自宅以外で自分の出来ることを探してみるのもいいかもしれません。

あがり症の症状を知り、改善方法も一緒に知っていきましょう。

胸がドキドキする

いざという時になると胸がドキドキするのは、あがり症の症状です。

緊張すると胸がドキドキして、堂々と自分の気持ちを言えなくなったり、ミスが多発して悪循環になったり、色々なことが考えられます。

いつもと同じ状態ではなくなるため、うまくいくはずのものもいかなくなります。

多少の緊張は仕方ないとして、胸がドキドキして落ち着きに欠けるのは対処が必要です。

本番と思える場面の前には出来るだけリラックスしたり、終わったあとの楽しみを作ったりして、気持ちを分散させるようにしてみてください。

1つのことから気持ちを分散させることで、あがり症を軽減できるようにしてみましょう。

顔が赤くなる

顔が赤くなるのは、あがり症の症状です。

緊張して心拍数が高くなると、血圧が上がります。

顔も赤くなり、普段と同じように出来なくなってしまいます。

そして、顔が赤いことを周囲の人から見られていると気になることで、余計に顔が赤くなってしまいます。

顔が赤くなっても落ち着いて対応するにはどうしたらいいのでしょうか?

それとなく自分の顔が赤いことは分かるはずですが、極力鏡を見ないようにしてください。

自分でも分かるくらいであれば、冷たい飲み物や一口サイズの甘い物で心を落ち着けるようにしてください。

顔が赤いと色々なことが余計に気になります。

出来るだけ落ち着いて対応出来るようにしていきましょう。

手足が震える

ここぞというシーンで手足が震えるのはあがり症の症状です。

緊張が極度の状態に達すると、手足が震えて落ち着かなくなります。

いざという時にうまくいかなくなり、さらに自分への自信がなくなって落ち込むことになります。

気合を入れたいシーンで緊張するのは誰しもありますが、手足が震えるとなるとその場にも影響します。

どうにかして落ち着かせることが大事です。

ひざ掛けやお気に入りのハンカチなど、近くにあると落ち着くものを持ち歩くようにしてください。

手足が震えるのが分かったときに握っているだけでも、気持ちが落ち着きます。

人前に出ることから慣らしていき、少しずつ緊張しないようにしていきましょう。

うまく話せなくなる

うまく話せなくなるのはあがり症の症状です。

失敗したらどうしよう。

大事なことを言い忘れていたらどうしよう。

と不安な気持ちになると、どうしても冷静さに欠けてうまく話せなくなってしまいます。

人前に出たら緊張すると分かっている人の場合、数点用意しておくと安心します。

人前で話したいことを紙にリストアップしておき、それを見ながら話すと落ち着きます。

話忘れもないので、効率よくなります。

うまく話せることは自分の自信にも繋がります。

たくさんの人たちとの会話も楽しむようにしてください。

声が震える

緊張して声が震えるのは、あがり症の症状と言えます。

がくがく手元が震えるのと同じように、緊張すると心拍数が上がって声も震えてしまいます。

特にたくさんの人前で何かを話すときはより声が震えてしまいます。

声が震えるのは当然なのですが、聞いている側は震えた声で話されると不安になります。

そして相手の言っていることが信じられなくなってしまいます。

声が震えないようにするには、何が必要なのでしょうか?

緊張するのが分かったタイミングで、たくさん深呼吸してください。

さらに、今まで自分の近くにいてくれた理解者である人が近くにいると安心します。

目の前の出来事に緊張することもありますが、周囲の人が安心できるように声掛けをしていくことが大事です。

どもる

どもってしまうのは、あがり症の症状と言えます。

緊張のあまり何を話していいのか分からなくなったり、焦って早口になったりすると自然とどもってしまいます。

そして周囲の人の目線が気になり、言いたいことが吹っ飛んでしまうこともあります。

どもると話したい内容が相手に伝わらなくなるので、まずは落ち着く方法を探しましょう。

話したい内容は手短になるように、メモ書きにしておくと安心できます。

さらに、言いたいことを自分一人の時に話して練習しておいてもいいです。

どもることがないよう、落ち着いて会話することが一番です。

リラックスできる飲み物などがあると安心できます。

汗をかく

緊張のあまり汗をかくのは、あがり症の症状と言えます。

嫌な予感がして冷や汗が流れたり、極度の緊張から汗が流れたりするのはどれもあがり症の症状です。

人前に出ても安心して話せるだけのスキルをつけていくことで、汗をかかないように対策していきましょう。

いつも大丈夫と心に言い聞かせ、汗をかいたらこまめにタオルで拭うようにしてください。

緊張するような場にわざと身を置くことで、環境に慣らしていくのも1つの方法です。

 

お腹が下る

お腹が下る女性
お腹が下るのはあがり症の症状です。

ストレスから神経性胃腸炎になるのと似ているのかもしれませんが、緊張が続くとお腹が下ってしまいます。

トイレに行きたくなり、周囲の人にも影響を与えてしまいます。

生理現象なのでやむを得ないのかもしれませんが、対処法を考えましょう。

表に出ることが多い日は、整腸剤を持参しておくと安心です。

あまりにもひどい場合は、医療機関で診断してもらいましょう。

体調はその日一日にも影響します。

早めに解決できるように行動してください。

頭の中が真っ白になる

緊張すると頭の中が真っ白になるのは、あがり症の症状です。

いざ本番になると言いたいことのほとんどが吹っ飛んでしまった経験をお持ちの方は分かるように、緊張がピークに達してしまうと記憶も吹っ飛んでしまいます。

プライベートでは許されるかもしれませんが、仕事には大きな影響を与えます。

対策法を考えましょう。

本番前やいざという時は伝えたいことをメモ書きにしたり、あらかじめスマホやパソコンにデータ化させたりしておくと安心です。

会議中も途中で分からなくなることを防ぐため、議事録作成をしておいてください。

落ち着いて、頭の中が真っ白になったときの対策を考えましょう。

重度になるとうつ病を引き起こすことも

あがり症が長引き、重度になるとうつ病を引き起こすこともあります。

あがり症によって色々と失敗が目立つようになると、自分に自信がなくなってしまいます。

周囲の人たちの目線も気になり、誰とも会いたくないと閉鎖的な気持ちになります。

うつ病を引き起こさないためにも、休日にストレス発散したり、誰かに気持ちを聞いて貰ったりすることはとても大事です。

実際にうつ病を引き起こすと、とても長い期間の治療が必要となります。

さらに、家族や恋人、友人など近くにいる人たちも巻き込むことになります。

無理をせず、ほんの少しの体調の変化にも気付き、早めに医療機関を受診してください。

緊張しなくなるために努力するべき12個

あがり症を克服するには、緊張しなくなるために努力することが最も大事です。

あがり症の症状が出るときに共通して言えるのは、たくさんの人が見ていたり、自分にとって新しい場所であったりすることが多いです。

緊張しなくなるには、何が大事なのでしょうか?

誰に対しても気を遣わず、堂々と意見を言えるようになることです。

そうすることで自分に自信が持てるようになり、余計に周囲の人を気にかけなくてもよくなります。

責任を自分で抱え込まなくても大丈夫です。

周囲の人を頼ることも大事です。

他にも色々なやり方がありますが、少しでも緊張しなくなるように色々試してみてください。

一緒に緊張しなくなるために努力したいところを押さえましょう。

1:緊張をほぐす方法を身につける

緊張しなくなるために、緊張をほぐす方法を身につけてください。

緊張をほぐす方法は人それぞれ、大好きなものを想像したり、やるべきことが終わった後にご褒美を用意しておいたり、場慣れしていくことで緊張しないようになったり、色々なやり方があります。

自分なりに色々試してみて、一番合うものを習慣化させるのがいいです。

好きなお茶や食べ物を用意しておき、一口だけでも飲んだり食べたりすることでリラックスさせるのもいいと思います。

仕事場なら、水筒や一口サイズのお菓子が便利です。

リラックス効果のある音楽を聞いたり、静かな部屋でゆっくりするのもいいです。

いくつかのパターンを用意しておき、臨機応変に緊張をほぐせるようにしておきましょう。

2:腹式呼吸を心がける

緊張を解きほぐすため、普段から腹式呼吸を心がけてください。

腹式呼吸は時々、大人も使うことがあります。

これを習慣化し、いざという時にリラックスして堂々と振る舞えるようにすることを目指してください。

複式呼吸をすると、全身を使って呼吸をするようになります。

リラックスできますし、心を整えることができます。

緊張すると感じる場では、腹式呼吸を取り入れましょう。

そして、できるだけいつも通りの自分でいることを心がけてください。

3:ストレッチで柔軟な体を作る

ストレッチ
ストレッチを日々行い、柔軟な体を作ることで緊張を解きほぐしていきましょう。

あがり症のほとんどが自分の体調や体質からくると言われています。

日々ストレッチをすることで体の免疫力がアップします。

毎日の積み重ねは柔軟な体を作ることに繋がり、さらに健康な体作りにも影響します。

ストレッチはお風呂上りにするのが一番効果的かもしれません。

リラックスした服装で、一日に少しずつでいいので積み重ねていってください。

4:大きな声で話す練習をする

大きな声で話す練習を続け、緊張を解きほぐしていきましょう。

普段から大きな声で話すことに慣れていると、いざという時も堂々と話すことができます。

自分の部屋やカラオケボックスなど、誰も見ていない場所で大声で話す練習をしてみてください。

大勢の人たちの前で話すのであれば、話す内容を下書きしておくと安心です。

さらに、その内容を話す練習も続けるともっと落ち着いて話すことができます。

人目があると大きな声を出しにくいですが、一人の時に思いきり練習してみてください。

5:人前での話し方を身につける

人前での話し方を身につけ、緊張をほぐせるようにしていってください。

人前に出るときは、その相手によって話し方を変えたほうがいいです。

たくさんの人の前では堂々と丁寧に、忙しい上司や社長と会話するときは手短にハキハキと、といった感じで相手によってベストな話し方は変わります。

人前での話し方を身につけるには、自分から積極的に前に出ていくのが一番いいです。

ほとんどの人が嫌がるようなリーダシップを担う仕事を積極的に引き受け、どんな場所であっても堂々と話せるようにしていきましょう。

6:「緊張している」と公言する

自ら緊張していることをオープンにすることで、堂々と振る舞えるようにしましょう。

あがり症であることや緊張することを克服するのには、個人差はあるものの努力や時間が必要とされます。

それならば、自ら緊張していることをオープンにし、周囲の人への理解を求めたほうが早いです。

もちろん開き直るわけにはいきませんので、緊張していても出来るだけその場に合わせた分かりやすい言動が求められます。

緊張しているのは自分だけではありません。

まず一人がオープンにすることで、周囲の人も緊張していることを言いやすくなります。

7:コミュニケーションの輪を広げる

コミュニケーションの輪を自分から広げることで、緊張をほぐしていきましょう。

初対面の人ばかりの場所、顔見知りではあるものの親しい人がいない場所、など自分のことを相談できる相手がいないと特に緊張してしまいます。

どんな場でも相談できる相手を作るために、まずはコミュニケーションの輪を広げていくのが一番いいです。

職場の人から飲み会や食事に誘われたら、用事がない限り参加したほうがいいです。

親しい人が増えていき、相談もしやすくなります。

初対面の人ばかりの場所だと、自らが率先して話しかけるといいです。

ほとんどの人が親しくなりたいと思っている反面、話しかけるタイミングで悩んでいます。

便利なグループLINEやアプリを使い、色々な場所にコミュニケーションの輪を広げていってください。

8:バランスの良い食事を心がける

バランスの良い食事を心がけて、緊張をほぐしていきましょう。

バランスの良い食事は健康的な体づくりに直結します。

いつも元気で免疫力があれば、自然と堂々と振る舞えるようになりますし、周囲の人もついてきてくれます。

仕事などで時間に追われる人がほとんどの昨今、バランスの良い食事を作るのに便利なやり方はないのでしょうか?

作り置きをしたり、切ったり混ぜたりするだけのサラダを一品用意したり、昼食は毎日お弁当にしたり、色々なやり方があります。

バランスの良い食事を心がけ、普段誰かに相談されたときにきちんと対応できる心の余裕を持てるようにしたほうがいいです。

9:自分の姿を撮影して客観視する

自分の姿を撮影して客観視することで、どこを変えればいいのかが見えてきます。

人前で何かを発表したり、会議で何かを説明したりするときに撮影すると一番分かりやすいです。

どんな風にうろたえているのか?どうすればリラックスできるのか?色々なヒントが出てくるはずです。

撮影できないときは、周囲の人の意見を聞いてみてもいいです。

自分の姿を撮影するのは、周囲の人から許可をもらっておくと安心です。

撮影されると加減が悪い人たちもいますので、必ず聞きましょう。

鏡で自分の全身を見返したり、家族からの意見を求めたりしてもいいと思います。

親しい人と接する機会を増やすことで、体調を整えましょう。

10:事前準備を怠らない

本番のために、事前準備を怠らないようにしてください。

会議で発表したい内容、上司に相談したい内容、そして人によっては子供の荷物や書類など出かけるだけでもたくさんの荷物となります。

事前準備は自分一人でするものではありませんので、大きなものになればなるほど打ち合わせの回数を増やし、前日までに準備しておいたほうが安心です。

少し面倒ではありますが、ややこしい案件であっても手伝ってくれる人のことを大事にしてください。

11:自己肯定感を高める

自己肯定感を高めておくことで、堂々と振る舞えるようになります。

自己肯定感が高いと、たとえ失敗したり、うまくいかなかったりしても堂々と振る舞えます。

緊張することも少なくなるので、失敗すること自体を減らしていくことができます。

自己肯定感を高めるには、何が一番いいのでしょうか?

自分はこれが得意だと堂々と言えるものが1つあれば、それだけでも自信に繋がります。

好きなことや関心のあることをリストアップして、少しずつ経験してください。

どんなに不安であっても、自ら挑戦していく姿勢も大事です。

たくさんの失敗を積み重ねることで、自分の自信にも繋がります。

いつも自分なら大丈夫と言い聞かせ、堂々と振る舞える人を目指してください。

   

12:深刻な場合は心療内科を受診

緊張やあがり症が深刻な場合は、心療内科を受診してみましょう。

うつ病までは引き起こしていなくても、ストレスの原因や疲れをほぐす方法を自ら知っていくことは重要です。

メンタル面は特にむずかしく、医師免許を持たない人たちには判断しづらいこともあります。

悩まずに心療内科を受診することで、楽になれる場合もあります。

普段から医療機関にかかる機会が少ないと、心療内科を受診するのにも勇気が必要です。

インターネット上の口コミを参考にして、自宅近くの心療内科を受診してみてください。

誰かに会うことに抵抗がある人は、完全予約制の医療機関を探すと安心です。

あがり症のNG対処法

あがり症の人がやらないほうがいいNG対処法があります。

自らあがり症であることを分かっていて、無理をするとさらに拍車がかかってしまいます。

NG対処法を知っておくことで、今よりも悪化することを防ぎましょう。

あがり症を克服するのには時間がかかります。

色々なことを理解し、少しずつあがり症の自分と向き合っていってください。

あがり症のNG対処法を紹介します。

いざという時、落ち着いて対応するために参考にしてみてください。

緊張してはいけないと制限する

あがり症だということを知っていて、緊張してはいけないと自分に厳しくするのはやめておいたほうがいいです。

緊張してはいけないとセーブをかけると、余計にストレスを感じてしまいます。

そうなると、人前に出て話すのがもっと億劫になってしまいます。

緊張している自分をそのまま受け止め、そのうえで今後どうしていくのが一番いいのかを考えていきましょう。

緊張しているときにどういった状態になるのかを知り、それを和らげる方法を見つけていくと分かりやすいです。

人の心を数値化することがむずかしいのと同じように、明確な答えはなかなか出ないかもしれません。

それでも、自分自身と向き合うことで対処法を探していくことができます。

性格だと諦める

性格だと諦めて、あがり症であることを放置するのはよくないです。

あがり症である自分をそのままにしておくと、今と同じような失敗を繰り返して周囲の人たちからの信頼を失ったり、自分に自信が持てなくなったり、色々とよくないことが起きてくるかもしれません。

あがり症であることを認め、どうすればいいのかを考えていってください。

誰しも大なり小なりあがり症ではありますが、それが大きい人は克服していったほうがいいです。

人前で大きな声で話すのが苦手なら、練習したり、話したいことをまとめたメモを作成したりしておくといいです。

何事も諦めず、どうすれば今よりも良い状態になるのかを考えていってください。

無理やり場数をこなす

あがり症であることを知りながら、無理やり場数をこなさないでください。

あがり症であるまま場数をこなしても、また同じような失敗をしたり、うまくまとめられなかったりといったことが起きます。

そして、周囲の人がフォローに走ることになります。

結果的に自分で自分の首をしめることになってしまいます。

あがり症である自分自身と向き合い、主にどういったことが苦手なのかをリストアップしてみてください。

そして、簡単なものから苦手意識をなくしていきましょう。

時間に追われることもありますが、出来るだけ自分で考えられる人を目指して行動してください。

あがり症の対策を知って徐々に克服しよう

あがり症はシンプルな悩みのようでいて、実は奥がとても深いようです。

あがり症であるからと諦めず、どうやって今を変えていくのかをじっくりと考えてください。

友達や家族、恋人など相談できる人がいればたくさん相談してみてください。

あがり症からうつ病を引き起こすことのないよう、日々笑顔で今をよくする方法を考えていいきましょう。

あがり症はもともとの性格だからと諦めずに、努力することで少しずつ改善していくことができるはずです。