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既視感を感じる時とは?誰もが一度は感じたことがあるデジャブの特徴6個について解析します!


既視感、いわゆるデジャブを感じたことはありませんか?今回は、既視感が起こる原因や感じやすい人の特徴などについて紹介していきます。

既視感を感じたことのある人はもちろん、既視感についての知識を身につけたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事の目次

既視感とは

既視感とは、実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことがあるように感じる現象のことをいいます。

一般的な既視感は、それらの体験について「すでに知っている」と感じるだけでなく「明確には思い出せないが、たしかに体験したことがある」というような違和感を伴う場合がほとんどです。

そのため、どことなく眠っている間に見る夢に似ている気がしますが、夢の場合は実際に体験した過去や記憶がごちゃ混ぜになっているのが特徴です。

反対に既視感は、実際に体験していないにも関わらず「たしかに体験したことがある」と思い込んでしまう特徴があるため、眠っている間に見る夢とは異なります。

デジャブとも呼ばれる

既視感についてお話ししてきましたが、少しでも理解を深めていただけたでしょうか?この「既視感」という言葉ですが、もしかすると「デジャブ」という言葉の方が馴染みがあるのではないかと思います。

実は、既視感はデジャブと呼ばれることがあり、日常会話においては、こちらのデジャブという言葉を使う機会の方が多いかもしれませんね。

そのため「既視感、なにそれ?」と思った人であっても「デジャブ」と聞くと、言葉の意味が理解ができたのではないかと思います。

SNS上では少し意味合いが異なる

SNS上で使われている既視感は、以前に見たり聞いたりしたものと重なる事を表現しているため、本当の既視感の意味である「実際、過去には一度も経験したことがない」といった部分が異なります。

たとえば「この画像どこかで見たことがあるな…」とか「この動画の流れ、あの動画とそっくりだな…」と感じた場合に使われるのが特徴です。

要するに、SNS上で使われている既視感は、既視感を感じる原因となっているものがある程度はっきりと分かっている状態を表します。

そのため「すでに知っているのに、明確には思い出せない」といった本当の意味の既視感とは違っているのです。

既視感が起こる原因

ここまで、既視感についてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。

日常会話において既視感を感じることがあっても「既視感を感じた!」とは言わずに「デジャブだ!」と言い慣れている人の方が多いと思います。

また、SNS上で使われている既視感とは、実際の既視感とは意味が異なるため、勘違いして覚えてしまっている人も多いかもしれません。

ですので、ここで紹介した既視感の本当の意味について覚えてもらえると嬉しく思います。

それでは、ここからは「既視感が起こる原因」について紹介していきます。

記憶のメカニズム

既視感は、記憶のメカニズムが原因で起こることがほとんどです。

たとえば「この香り以前どこかで嗅いだけど、いつどこで嗅いだのかは思い出せない」と、すでに体験したことがあるような気がするのに、明確には思い出せないことって案外多いと思います。

もちろん、本当に体験したことであれば、脳が一生懸命思い出そうとするため、時間が掛かったとしても不思議と思い出すことができるのです。

ですが、既視感が起こる原因のほとんどは記憶違い、もしくは勘違いといっていいでしょう。

そのため、どれだけ記憶を遡っても、明確な事実は見つからないといえます。

未解明な部分も多い

既視感に関することは、まだまだ未解明な部分も多く、人によっても既視感が起こる原因は異なります。

「すでに体験したことがあるような気がするのに、明確は思い出せない」という根本は同じではありますが、香りや色、人や場所など既視感を感じる原因は、人それぞれ異なるため一概に言えることは、まだまだ少ないといえるでしょう。

似たような経験をしたことを忘れている

「以前、どこかでお会いしたことがありますか?」というように、似たような経験をしたことを忘れていることが原因で起こってしまう既視感もあります。

とはいえ、既視感であるからには、ただ似ているというだけで、それが実際に起きたわけではありません。

要するに、顔が似ている人、雰囲気が似ている人と、脳が勝手に「この人とは以前どこかで会ったことがある気がする」と錯覚してしまっているのです。

似たような状況の夢を見たのを忘れている

似たような状況の夢を見たのを忘れていることが原因で起こる既視感もあります。

たとえば、彼氏とブランコに乗っている夢を見た場合、それが夢であるにも関わらず、現在の状況と非常に重なる部分が多いと「私はたしかに彼氏とブランコに乗った」と脳が勘違いしてしまうのです。

夢自体が実際に起きたことではありませんので、記憶や現在の状況など、いろいろな情報が脳内で混乱してしまっているため、既視感が起こってしまうといえるでしょう。