春になると就職や、転勤など新しい道に進む人が多いと思います。
期待や不安を抱いてドキドキしている中、アウェイな状況にたたされてしまうこともあるでしょう。
今回は、新しい道の先でアウェイな状況にたたされてしまった人に向けて、乗り越え方などを紹介していきます。
アウェイな状況真っただ中の時期はとても辛いと思いますが、それを乗り越えた先には明るい未来が待っているはずなので、この春新しい道に進む人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アウェイとは
そもそも「アウェイ」とは、敵地を意味する言葉です。
サッカーなどのスポーツ試合で使われていることが多いので、なんとなく耳にしたことのある人が多いのではないでしょうか。
また、日常生活では、場所や雰囲気が自分にとって居づらい環境であることを意味する言葉として使われることが多いです。
たとえば、就職先で自分以外は全員経験者だったなど。
主に、話し相手がいない場合や、自分以外は全員○○といった感じで使われます。
ちなみに、対義語は「ホーム」で本拠地、居心地の良い場所を意味する言葉です。
アウェイ、ホームと並べて聞くと状況を理解しやすいですね。
アウェイな状況の例
「アウェイ」という言葉の意味についてお話ししてきましたが、少しでも理解を深めていただけたでしょうか?それでは、次にアウェイな状況の例について紹介していきます。
どれだけ事前に準備していても、乗り越えるのに手間がかかってしまうアウェイな状況。
いったい、どんなときに感じることが多いのか詳しく見ていきましょう。
スポーツ
サッカーなどのスポーツが行われている場所では、もっとも「アウェイ」という言葉を口にしたり、耳にする機会が多いと思います。
そもそも、アウェイという言葉には先ほどお話しした通り「敵地」という意味があるため、敵チームとの戦いがたくさんあるスポーツの世界では日常茶飯事に使われています。
また、敵チームといっても日本国内に限らず、海外との試合もあるため、実況の際に「本日は相手国の本拠地、日本にとってはアウェイでプレイします」というセリフを耳にしたことがあると思います。
アウェイでの開催だと相手側のファンが多く集まっているため、非常に戦いづらいといえるでしょう。
転校
転校してすぐの頃は、知っている人がいない0からのスタートになるため、とてもアウェイな状況といえます。
もっとも、シャイな性格で自分から話しかけるのが苦手なタイプであれば、なかなか友達ができずアウェイな状況を乗り越えることは難しいかもしれません。
今までは気心知れた友達と居心地の良い環境に居たにもかかわらず、突然話し相手も居ない場所に放り出されると落ち込んでしまいますよね。
そのアウェイな状況を乗り越えるためにも、失敗を恐れずに積極的に進んでいくことは非常に大切なのです。
基本的に転校してから1週間ぐらいは、周りが興味を持ってちやほやしてくれるので、そこですかさずアウェイな状況を乗り越えられるように頑張りましょう。
就職転職
就職や転職は、自分の知らない世界に飛び込んで行くことになります。
それに、学生の頃の転校とは違い、今までと同じ勉強をするのではなく、新しい仕事をしなければならないことがほとんどです。
要するに、人間関係と仕事の両方のアウェイな状況に一気に陥ることになります。
もちろん、中には人間関係と仕事の両方を上手にこなせる人がいて、そういった人は驚くほどあっという間にアウェイな状況を打破するでしょう。
ですが、多くの人は人間関係と仕事のどちらかに悩んだり、失敗しながら乗り越えていきます。
なので「どうして自分だけ…」と落ち込んでしまわずに、前に進んでいくことが大切です。
転勤などの人事異動
転勤などの人事異動は、同じ会社とはいえアウェイな状況だと思います。
というのも、同じ会社とはいえ部署などによってやっている仕事は異なります。
そのため、今までやってきた仕事内容では、まったく手に負えないこともあるでしょう。
それに、今まで別の部署で培ってきた能力があるからこそ、プライドが邪魔をしてなかなかアウェイな状況から抜け出せないということもあると思います。
要するに、転勤などの人事異動は、同じ会社であるからこそのアウェイな状況がうまれるといえます。
義理の実家
旦那さんの実家、要するに義理の実家では、やはりアウェイな状況といえますよね。
特に、旦那さんがマザコン気質であったり、親の言いなりにばかりなっている場合は、非常に居づらいはずです。
それに、お正月やお盆休みなど、義理の実家に顔を出す機会はたくさんあると思います。
義理の親と過ごすだけでも充分アウェイな状況ですが、そこに相手側の親戚が集まっているとなると、それはもう計り知れないほどアウェイな状況といえるでしょう。
基本的にアウェイな状況は1人で乗り越えるしか方法はありませんが、義理の実家でのアウェイな状況は、唯一旦那さんと2人でも乗り越えられる問題となっています。
ですので、こちらから歩み寄っても乗り越えられそうにない場合は、旦那さんときちんと話し合うことが大切です。
自分以外全員が異性
自分以外全員が異性の場は、非常にアウェイな状況といえるでしょう。
たとえば、会社の部署や部活、趣味の集まりなど、自分以外全員が異性という状況も意外とあると思います。
異性であるからこそ「なんと話しかけたらいいのか」とか「嫌がられたらどうしよう」とアウェイな状況を乗り越えるのがどんどん難しくなってしまいますよね。
ですが、自分以外全員が異性の場合は「むしろチャンス!」とポジティブに捉えることをおすすめします。
というのも、相手からすると、あなたはたった1人の異性ということになりますから、興味を持ってもらいやすいのです。
勇気を持って、一歩前に進んでいきましょう。
自分以外全員が知り合い
自分以外全員が知り合いの場合、これ以上にないほどアウェイな状況をといえるでしょう。
たとえば、全員が知らない者同士であれば、全員がアウェイな状況になりますから、1から関係を構築していくことができます。
ただ、このように自分以外全員が知り合いの場合は、もうすでに1つの関係が出来上がってしまっているので、そこに飛び込んでいくのは相当勇気がいるはず。
もちろん、その日だけの集まりであれば無理をして飛び込んでいく必要はありませんが、これから長く続いていく関係となると、勇気を出して飛び込んでいく必要があるかもしれません。
それに、アウェイな状況は時間が経つほどに深刻になってしまう可能性がありますので、できるだけ早めに解決することをおすすめします。
アウェイな状況の乗り越え方15選
ここまで「アウェイな状況の例」について紹介してきました。
人は大人になるにつれて、新しい道に1人で進んでいかなければならなくなります。
もちろん、どこに行ってもはじめはアウェイな状況がほとんどでしょう。
ですが、アウェイな状況を乗り越えた先には、明るい未来が待っているはず。
ということで、ここからは「アウェイな状況の乗り越え方15選」を紹介していきます。
1:自分から積極的に挨拶する
アウェイな状況を乗り越えるためには、まずは自分から積極的に挨拶することが基本です。
というのも、いきなり話しかけるとなると「なんと話しかければいいのか」と悩んでしまい、なかなか一歩が踏み出せなくなりますが、挨拶であれば特に悩む必要はありませんよね。
それに、挨拶であれば、ほとんどの人がきちんと返してくれると思うので「よかった!返してくれた!」と自信にも繋がるでしょう。
また、挨拶をしてくれる人は非常に印象が良いため、続けることによって「この人良い人だな」と関係が発展する可能性もあります。
悩んだら、まずは挨拶からはじめることが、アウェイな状況を乗り越える第一歩となるでしょう。
2:リーダー格の人と仲良くなる
誰に積極的に飛び込んで行けばいいのか分からない場合は、とりあえずリーダー格の人と仲良くなることをおすすめします。
たとえば、部署内の○○リーダーや、部活内の主将など。
不思議なことにグループで活動している人は、リーダー格の人が「いい」といえばいいと思い「悪い」といえば悪いと思って疑わないものです。
そのため、手っ取り早くアウェイな状況を乗り越えたいのであれば、リーダー格の人と仲良くなることを目指すといいでしょう。
もちろん、リーダー格の人と仲良くなるまでにいろいろな困難があるかもしれませんが、仲良くなってしまえばこちらのものなので、気にせず突き進むことが大切です。
3:分からない事はどんどん聞く
自分にとって居心地の悪い環境から抜け出すためには、誰かと会話をすることは欠かせません。
というのも、いつまでも誰とも話せずにいれば、アウェイな状況はどんどん深刻になってしまいます。
あなたが止まっている間も、ほかの人は進んでいきます。
ですから、とにかく「分からない」と思ったことは、積極的にどんどん聞くことを心がけましょう。
分からないことを聞くのであれば、無理に話題を作る必要はありませんし、聞かれた人も「自分は頼りにされている」と嫌な気分になることはないでしょう。
また、向上心があることをアピールすれば、リーダー格の人と仲良くなるスピードも早くなりますよ。
4:幹事や役員になって顔や名前を覚えてもらう
マンツーマンで飛び込んでいくのが苦手であれば、思い切って幹事や役員になって顔や名前を覚えてもらいましょう。
幹事や役員になると嫌でも誰かと話す機会がありますし、また一気に大勢の前に出る機会があるので、普段は話すことのない相手にも顔や名前を覚えてもらえます。
もちろん、顔や名前を覚えてもらえれば、こちらから無理に話しかけなくても、相手から話しかけてくれる確率がグンと上がるのです。
ですから、マンツーマンでアウェイな状況が乗り越えられない場合は、積極的に幹事や役員に立候補することをおすすめします。
5:アウェイに感じる原因を分析する
自分から積極的に行動してもアウェイな状況を乗り越えられない場合は、一度アウェイに感じる原因を分析してみましょう。
ただやみくもに突っ走るのもいいですが、良くも悪くも結果が出ない場合は、一旦冷静になることも大切です。
その日だけの関係であれば、わざわざ原因を分析する必要はありませんが、これから長い付き合いになるであろう関係の場合は、じっくりと原因を分析する必要があるでしょう。
「どうしてアウェイなのか」とか「どうすれば踏み込んで行けるのか」など、考えれば考えるほど行動に移すのが難しくなりますが、アウェイに感じる原因を分析することでいい方向に進める可能性も非常に高いのです。
6:改善できるポイントを探る
「どうしてアウェイなのか」とか「どうすれば踏み込んで行けるのか」など、アウェイに感じる原因を分析したあとは、そのまま放置してしまうのではなく、改善できるポイントを探ることが大切です。
というのも、せっかく原因を分析して答えを見つけても、改善できるポイントを探らなければなんの解決にもなりません。
ですから、アウェイに感じる原因を分析したら、そのあとはかならず改善できるポイントを探ることをルーティン化しましょう。
改善できるポイントが見つかれば、次にするべき行動が手に取るように分かると思います。
7:焦らず1つ1つ改善していく
改善できるポイントが見つかったら、次は焦らず1つ1つ丁寧に改善していくようにしましょう。
アウェイな状況を早く乗り越えたいがあまり、改善できるポイントが見つかった途端、焦って行動してしまい反対に空回りをする人もいます。
そのため、大切なのは、あくまでも焦らず1つ1つ丁寧に改善していくこと。
せっかくいい答えが出ても、きちんと行動に移すことができなければ意味がありません。
それどころか、焦って行動してしまえば、アウェイな状況は深刻になるばかりでしょう。
ですから、ときには立ち止まりながら、焦らず1つ1つ改善していくといいですね。
8:これまでのやり方に固執しない
アウェイな状況を乗り越えるためには、これまでの自分のやり方に固執しないことが非常に重要です。
これまでのやり方がいけなかったからこそ、アウェイな状況を乗り越えることができなかったのかもしれません。
要するに、アウェイな状況を乗り越えるためには、これまでのやり方を一新する必要があるでしょう。
いつまでも自分の殻を破ることができなければ、明るい未来を掴むことはできません。
ですから、これまで同様に失敗を恐れず、かつ新しい自分を見つけられるように進んでいくことが大切です。
9:できない事を素直に認める
はじめからなんでも完璧にこなせる人なんてそういませんから、できないことを恥ずかしいと思うことはありません。
できないことが多いのが恥ずかしいのではなく、できないことを素直に認められないことが恥ずかしいのです。
とはいえ、アウェイな状況では、できないことを素直に認めることは難しいことだと思います。
ですが、1人で解決できないことは、誰かに聞かなければいつまでも解決しないままになってしまいます。
ですから、できないことを素直に認めて、どんどん聞いてみましょう。
意地を張って効率悪く作業する人よりも、できないことを素直に認めて聞いてくる人の方が、周りから見ても印象がいいものです。
10:今できている事を評価する
アウェイな状況を乗り超えるためには、それに相当するポジティブさが大切です。
ですから、自分にできないことばかりを数えてしまうのではなく、今できていることをきちんと評価してあげましょう。
もちろん、アウェイな状況であればあるほど、あなたのことを正当に評価してくれる人は少ないと思います。
ですが、その状況にのまれて落ち込んでいるばかりでは、いつまでたってもアウェイな状況を乗り越えることはできません。
要するに、自分を正当に評価できるのは自分だけということです。
ですから、アウェイな状況にのまれて自分を否定するのではなく、今できていることを評価してあげることが大切なのです。
11:この経験から得られる事に注目する
アウェイな状況に遭遇すると「辛い、早く抜け出したい」とか「苦しい、もう嫌だ」と、どんどんネガティブになってしまう人が多いと思います。
たしかに、アウェイな状況はとても辛いですし、できることならば今すぐにでも抜け出したいと思うでしょう。
ですが、今の苦しい状況にばかり目をやって、先のことが見えなくなってしまうのは問題です。
要するに、アウェイな状況に遭遇しているときこそ「この経験から得られる事」に注目することが大切です。
どれだけ苦しくて、辛い状況にあっても、それに勝るようなポジティブさがあれば、うまく乗り越えて行けるものなのです。
12:思いきりストレス発散する
なにをやっても失敗ばかりで気分が落ち込んでしまっているときは、思いきりストレスを発散することが大切です。
ストレスが溜まり切ってしまうと、いつか爆発してしまいます。
そのため、自分でストレスをコントロールできるうちに、思いきり発散させてあげる必要があるのです。
というのも、自分なりのストレス発散法を身につけている人は、アウェイな状況から抜け出すスピードが早いといえます。
たとえば、休日は時間を気にせず思いきり寝たり、ダイエットのことは一旦忘れて思いきり好きなものを食べるなど、自分が心から幸せだと思える時間を作ってみましょう。
13:何もしない時間を作る
アウェイな状況に心身共に疲れ切ってしまった場合は、いっそのこと何もしない時間を作ってみましょう。
考えない、行動しない、すべての力を抜いてみてください。
アウェイな状況に関しては、考えれば考えるほど気持ちは重くなるばかりで、結局のところ行動に移すことができなければなんの解決にもならないことが事実です。
そのため、次に効率よく、要領よく行動するためにも、休憩は不可欠です。
ですから、何もしない時間を作れるように頑張りましょう。
14:ご褒美を決めてモチベーションアップ
いつも頑張っている自分には、きちんとご褒美をあげましょう。
大人になるにつれて、どれだけ頑張っても誰からもご褒美がもらえないことが多くなります。
ですから、誰かからのご褒美に期待をするのではなく、自分からのご褒美を決めてモチベーションアップしてください。
たとえば「今日10人に挨拶できたら、帰りにアイスを買おう」など。
自分へのご褒美を決めていれば、モチベーションアップして目標を達成するエネルギーがどんどん湧いてくるはずです。
アウェイな状況にたたされているときこそ、いつも以上に自分に優しくしてあげてくださいね。
15:ルーティーンを決めて自分のペースを守る
あれこれ頑張りすぎてしまうと、いつかどこかで力尽きてしまうかもしれません。
ですから、アウェイな状況にたたされているときこそ、ルーティーンを決めて自分のペースを守ることを徹底することが大切です。
やはり、頑張りすぎはよくありません。
上手にアウェイな状況を乗り越えるためには、積極的に行動するだけではなく、自分のペースを守って最後まできちんと走りきる必要があります。
どれだけ頑張っていても、途中で力尽きてしまえば、そのあいだにもどんどん追い抜かされてしまうでしょう。
ですから、ルーティーンを決めて自分のペースを守ることを心がけてくださいね。
アウェイな状況を経験するデメリット
ここまで「アウェイな状況の乗り越え方15選」を紹介してきました。
自分から積極的に挨拶をしたり、幹事や役員になるなど、アウェイな状況を乗り越えるためには、自分の殻を破る必要があります。
ですが、それと同時にアウェイに感じる原因を分析したり、これから先に得られるものを見据えることも大切です。
要するに、アウェイな状況を乗り越えるためには、たくさんの努力だけでなく、ポジティブに考えることがポイントになります。
それでは、ここからは「アウェイな状況を経験するデメリット」について紹介していきます。
まずは、デメリットについて知ることで、乗り越え方を考えていきましょう。
自信がなくなる
アウェイな状況では、やはり自信がどんどんなくなってしまいます。
たとえば、どれだけ1つの仕事経験が豊富であったとしても、移動先で新しい仕事をしなければいけない場合は、やはり今までの経験にも自信が持てないでしょう。
そして、自分に自信がなくなればなくなるほど、新しい道に進んだり、飛び込んでいくことに臆病になってしまうため、アウェイな状況からなかなか抜け出せなくなってしまうのです。
要するに、一度アウェイな状況にたたされてしまうと、どんどん自信がなくなり、また臆病になりと悪循環を繰り返してしまうといえます。
ストレスが溜まる
アウェイな状況にたたされてしまうと、ストレスは日に日に溜まってしまうばかりです。
もちろん、アウェイな状況をすぐにでも乗り越えることができれば問題は解決されるかもしれませんが、それってとても難しいことですよね。
ですから、自分なりのストレス発散法を身につけ、爆発してしまう前にストレスを上手に発散する必要があります。
残念ながら、アウェイな状況では、誰もあなたのストレスには気づいてくれません。
自分のストレスと向き合えるのは自分だけです。
そのため、自分に合ったストレス発散法を身につけてみてください。
実力が発揮しにくい
やはり、アウェイな状況では、自分の実力が発揮しにくいといえます。
そもそも、アウェイな状況でも実力を発揮することができる人は、自分がたたされたアウェイな状況に対して悩みを抱えたりはしません。
むしろ、今たたされているアウェイな状況を「成長できる場」とポジティブに捉えることすらできてしまうのです。
ですが、ほとんどの人はアウェイな状況に悩みやストレスを抱えてしまい、せっかくの実力も発揮することができなくなってしまいます。
それって、成果が期待される仕事などでは、非常に痛い点ともいえるでしょう。
アウェイな状況を経験するメリット
アウェイな状況を経験すると自信を無くしたり、ストレスが溜まるなど、誰もが一度は経験したことのあるであろうデメリットがあったと思います。
ですが、実はアウェイな状況を経験することはデメリットばかりではないのです。
ということで、ここからは「アウェイな状況を経験するメリット」について紹介していきます。
苦しくて、辛いアウェイな状況を乗り越えた先には、きっと明るい未来が待っているはずです。
知見が広がる
アウェイな状況にたたされてしてしまうと「辛い、早く抜け出したい」とか「苦しい、もう嫌だ」と、解決法をたくさん考えると思います。
そのため、アウェイな状況を経験することで、多くの人は知見が広がるのです。
たとえば、話しかけるタイミングや、相手の表情の移り変わりなど、観察やさまざまな考察をするため自然と知見が広がるといえます。
大人になるにつれて、知見が広がることで、これから先得をすることは非常に多いです。
コミュニケーション力が高まる
アウェイな状況を経験したことのある人は、相手のことをきちんと考えて会話をすることができます。
要するに、アウェイな状況を乗り越えるにあたって、コミュニケーション能力を身につけているのです。
もちろん、はじめからコミュニケーション能力が高ければ、アウェイな状況に遭遇することはないかもしれません。
ですが、先ほどもお話ししたように、どれだけコミュニケーション能力が高くとも、アウェイを感じることによって実力を発揮できなくなってしまいます。
ですから、はじめからコミュニケーション能力が高い人はそれ以上に、コミュニケーション能力が低かった人は高くなるのです。
人脈が広がる
アウェイな状況を経験したことのある人は、周りと打ち解けるための方法をたくさん試してきたので、乗り越えた先の人脈は半端ではありません。
とはいえ、人脈が広がるまでの間には、たくさんの辛い思いをしてきたのはたしかです。
ただ、アウェイな状況を経験したからこそのデメリットを強みに変えることができる人は、今まで以上に大きく成長できるでしょう。
要するに、アウェイな状況にたたされてしまっても、決してめげることなく突き進むことが大切なのです。
スキルが増える
アウェイな状況を乗り越えてきた人は、人間関係においての構築スキルは、こんなにもかというほど兼ね備えています。
というのも、アウェイな状況にたたされたときに、いろいろな方法で自分という存在を周りに知らしめてきたから。
そのため、もともとはシャイで臆病な性格だった人も、アウェイな状況を乗り越えることによって、驚くほどの変化を遂げることでしょう。
メンタルが強くなる
アウェイな状況を乗り越えた人にとって、大抵の人間関係の悩みは大したことではなくなります。
というのも、アウェイな状況を乗り越えるために、たくさんの失敗や経験を積んできたから。
だからこそ、なにをするにも自信に満ち溢れており、失敗を恐れずに前に突き進むことができるのです。
やはり、辛い思いを知らずに楽をしてばかりの人よりも、失敗しても何度も立ち上がることのできる人の方が魅力が増します。
要するに、アウェイな状況を経験したことがある人ほど、メンタルが強いといえるでしょう。
自信に繋がる
アウェイな状況を乗り越えることができると、自然と自信に繋がります。
もちろん、アウェイな状況にたたされている段階では、自信なんてものはすべてなくなってしまいますが、無事に乗り越えた先には自信に満ち溢れた自分が待っているでしょう。
というのも、それだけの努力や経験を積み重ねてきたため、仮に上手に乗り越えられなかったとしても、自分にとっていい経験になることはたしかです。
きっと「あの、アウェイな状況もいい経験だった」と思うまでに、時間はかかると思いますが、遠い先の未来を見据えて行動できれば、どんどんいい方向に転がっていくでしょう。
アウェイな状況を乗り越えて自信をつけよう
アウェイな状況の上手な乗り越え方や、アウェイな状況を経験するメリット・デメリットについて紹介してきました。
基本的に、アウェイな状況にたたされているときは1人です。
ですから、今回紹介した内容を参考にして、自分の力でアウェイな状況を乗り越えていきましょう。
もちろん、アウェイな状況を乗り越えるにあたって、たくさんの辛い思いをすることがありますが、乗り越えた先には成長した自分が待っているはずなので、あなたのペースで丁寧に乗り越えていってくださいね。