人は疑う生き物です。
つまり思い込みが激しいということにも通じることもあります。
そして先入観で他人を見てしまったり、常に見えない何かに対する恐怖があったり、自分を守るためにはまずは相手を疑う、そういう人は多いです。
もちろん今は自己防衛が必要な時代です。
いつ足元をすくわれるか分かりません。
今回はそんな疑心暗鬼について紹介していきます。
疑心暗鬼とは?
そもそも疑心暗鬼とは何なのでしょうか。
例えばあなたは周囲のあなたへの対応や様子が変に感じ「もしかして嫌われているのかも」と思った経験はありませんか。
「そんな経験、ないない」と払いのけられる人は疑心暗鬼になったことが無い人です。
ただここで思い当たった人はこれが疑心暗鬼になっている状態だということになります。
「なんかみんなが楽しく会話していくところに入っていくと急にみんなが散らばるように居なくなった」、そんなちょっと心に引っかかるような出来事によって疑心暗鬼になることもあるわけです。
ですがこれはたまたまかもしれませんし、何か裏があるのかもしれません。
大切なのは気にしないということなのですが、人の気持ちというのは常に不安が付きまといます。
ちょっとの様子の変化が大きく心の中に残ってしまうことで疑心暗鬼な状態になってしまうこともあるのです。
意味
疑心暗鬼の意味としては、疑いの心があるとなんでもないことまでも怪しく見えてしまうということです。
読んで字の如し、意味そのものの言葉です。
「疑心」はそのまま疑う心という意味で捉えて良いです。
この言葉の後半の二文字「暗鬼」は鬼という言葉が入りいかにも怖いイメージを持ちますが意味としては、暗闇の中の鬼や亡霊を指しています。
類語
疑心暗鬼の類語としてよく使われるのが「不信感」「警戒心」という言葉でしょう。
さらに疑心暗鬼に近づく言葉としては「猜疑心」などもよく使われる言葉です。
不信感は相手を信用できない気持ちであり、警戒心は自分を守ろうとする気持ち、猜疑心は人の言動を疑う気持ちという意味になります。
疑心暗鬼はこの三つを合わせたような強い意味合いだと言えるでしょう。
使い方
使い方としては相手を疑う心があることを指すのですから、自分が置かれた立場で人を疑うシチュエーションで使うことが多いです。
例えば
「彼と会うと最近香水の匂いがして浮気しているのではないかと疑心暗鬼になってしまう」
「以前友達に裏切られてからまた裏切られてしまうのではないかと誰にでも疑心暗鬼だ」
「彼女はいつもみんなに悪い噂話しを流されているのではないかと疑心暗鬼になっている」
など当事者が疑いの心を持ってしまっているシーンで使います。
疑いの気持ちがあり、なおかつ恐怖を感じてしまっている心情を表した言葉だと言えるでしょう。
疑心暗鬼になる原因8選
ではなぜ人は疑心暗鬼になってしまうのでしょうか。
一度でも疑心暗鬼になるシチュエーションに出くわしてしまうと、その怖い心はずっと引きずることもあります。
人によってそのシチュエーションは様々です。
疑心暗鬼になる原因も千差万別ですが、ここでどのような原因があるのかチェックしてみましょう。
コンプレックス
疑心暗鬼になる原因として、コンプレックスが挙げられます。
常に人はコンプレックスとの戦いです。
自分のコンプレックスを払拭しようとモチベーションを維持することに日々必死です。
ですが、やはりモチベーションを維持し続けることは難しく、ふとしたときに気持ちが落ちてしまうときがあります。
そんなときに自分のコンプレックスを他人が指摘してきたり、影でヒソヒソ言われているような錯覚に陥ります。
そのことにより疑心暗鬼になってしまうということがあるのです。
できることなら強い心を持つことができれば良いのですが、人は弱い生き物であるということが露呈されてしまうということでしょう。
トラウマ
疑心暗鬼になる原因として、トラウマが挙げられます。
過去の悪い出来事が心に残ってしまうことは普通にあることです。
ですが意外と人の脳は都合よく出来ているもので、過去の嫌な出来事は忘れることができたり、嫌な気持ちは薄れて消していくということができます。
ただ強くて辛い出来事は時にトラウマとなって残ってしまうことがあります。
辛い出来事に出くわした同じようなシチュエーションで突然辛い気持ちが襲ってきたり、再び当時の辛い出来事があるのではないかということで疑心暗鬼になるわけです。
トラウマはなかなか消し去ることはできません。
そうならないためにもできるだけ同じシチュエーションにならないように自分で自分を守るということも大切になってきます。
SNS
疑心暗鬼になる原因として、SNSが挙げられます。
最近は特にこのSNSが原因であることが多いのではないでしょうか。
今の時代だからこその原因であるわけですが、例えばLINEで突然グループから自分は外されていたり、自分の良くない情報や嘘の情報を流布されているなどこの数年は特に社会問題になるほどです。
SNSによって自分の不都合はどんどん増えていく今の時代、できるだけ自分の身を守るためにはSNSをしないことや徹底的に嫌なところからは自ら遠ざかるという気持ちを持つことが必要です。
そうは言ってもやはり今はデジタルの時代です。
できるだけ疑心暗鬼にならないように自分がしっかりとしてトラブルなど避けるようにしていくしか方法はないでしょう。
いじめ
疑心暗鬼になる原因として、いじめが挙げられます。
いじめは人の心に深く傷を付けます。
そしてその傷は癒えることはなかなかありません。
またいじめられるのではないかといつも不安になり、たとえ誰かに優しくされても信じることは出来ないのです。
それほどいじめは人を傷つけます。
いじめが原因で他人を信じることができなくなり常に疑心暗鬼な状態になってしまうこともあるわけです。
いじめはした方は忘れてしまうことが多いですが、された方は忘れることはありません。
一人一人が心に人への思いやりを忘れない心を持ちたいものです。
裏切り
疑心暗鬼になる原因として、裏切りが挙げられます。
人は裏切られる経験は深く心に刻まれ、疑心暗鬼になってしまうことは間違いありません。
それもとても信じていた人に裏切られることほど辛いことはないのです。
一度そのような経験をするとまた人を信じられるようになるまでには時間が掛かります。
そして辛い思いはトラウマになることもあるでしょう。
人から裏切られる経験をした人は、再び裏切られるのではないかという疑いを持ってしまうことも。
人の心は単純ではありません。
たった一度の裏切りで人生がまったく変わってしまうこともあるのです。
疑心暗鬼になってしまうのは本人にとっても嫌なことです。
できることならまた人を信じたいと思うことと、人を疑う気持ちが常に葛藤している状態です。
プライド
疑心暗鬼になる原因として、プライドが挙げられます。
プライドが高い人は自分のことしか信じていません。
そのため他人については常に疑心暗鬼な状態です。
人のアドバイスを聞いたり人の言う通りにするということは苦手なタイプだと言えます。
ただ表面的には聞く耳は持ってはいます。
聞いて納得しているフリをしても、最終的には自分の思いを通すことになります。
プライドが高い人は過去に人のアドバイスを聞いて失敗した経験のある人もいます。
そうした経験が疑心暗鬼になってしまう原因にもなっているわけです。
過去経験を二度と失敗に繋げたくないというプライドが人を信じられない気持ちへとさせてしまうということでしょう。
心配性
疑心暗鬼になる原因として、心配性が挙げられます。
そもそも疑心暗鬼になる人は不安で仕方がありません。
見えない恐怖が常に付きまとい、誰でも疑ってかかってしまいます。
そのような人はいくら言っても聞く耳を持てない人です。
かと言って自分を信じているわけでもありません。
つまりは怖いという気持ちが頭にあるためにふらふらとしている状態なのです。
常に安心な方向へ行きたいという気持ちがあるので八方美人的な性格でもあります。
心配性はそもそもの性格であるため直らない人が多いです。
また心配性であるために自分の行動範囲も狭く、自分のテリトリーから出ることを極端に嫌がります。
他所の土地へ行って何かあったら嫌だ、だからここから動かない方が無難であるという考えに至ります。
疑心暗鬼な人はひっそりと過ごすことを好みます。
自己肯定感が低い
疑心暗鬼になる原因として、自己肯定感が低いということが挙げられます。
これは心配性ということから繋がることですが、ときには自分も信じられないタイプの人であるために自信を持って行動をすることができません。
人に否定されるとすぐに方向転換をするような性格で風見鶏のような性格です。
また常に自分を有利にさせてくれる人に取り入ることが上手ですが、他に自分を肯定してくれるような人が現れるとそちらへ付いていくなど、人から見るとまったくポリシーのないような人に見えてしまいます。
つまりは自分の強い信念などがないからであり、いつも自分が心地の良い方向へ行きたいだけの性格です。
そうすることでうまく生きて行ける人だとも言えるでしょう。
そのことからも疑心暗鬼な人は用心深い反面、世渡り上手であるとも言えるのです。
彼氏や旦那のことが信じられなくなる瞬間とは?
疑心暗鬼はほとんどは自分の周囲の人に向けられることが多いです。
その中でも彼氏や旦那などパートナーに対する方向へ向けられることがもっとも多いのではないでしょうか。
パートナーだからこそ信じている部分と信じられないという気持ちが交錯していつも不安に襲われる女性は多いことでしょう。
女性はいつも安心を求めています。
ですがパートナーであるがゆえに安心できない不安が払拭できずにいるのではないでしょうか。
ではここでは彼氏や旦那のことが信じられなくなる瞬間はどのようなことがあるのか紹介していきます。
あなたのパートナーに当てはめてチェックしてみましょう。
嘘をつかれる
彼氏や旦那のことが信じられなくなる瞬間として、嘘をつかれることがあげられます。
彼女や妻がパートナーに対して疑心暗鬼になってしまう原因としては嘘をつかれることがもっとも多いと言えるのではないでしょうか。
一度嘘をつくと嘘を重ねていくことがあります。
嘘をつかれた方は嘘の積み重ねをされることでどんどん疑心暗鬼になり、最終的には信じることさえもできなくなっていきます。
たとえ嘘をついていなくても言っていることが嘘っぽく聞こえてくるため、どんな言い訳をされても信じることはできません。
嘘をつかれると自分のパートナーだけではなく、世の中の人みんなが自分に嘘をついているように思えてしまいます。
それほど嘘をつかれるというのは心にしこりを残すわけです。
たった一度の嘘でも信頼を失ってしまうことがあることを男性は肝に命じましょう。
浮気
彼氏や旦那のことが信じられなくなる瞬間として、浮気が挙げられます。
浮気は疑心暗鬼にさせるだけではなく、二人の関係性も壊れてしまう可能性があることです。
「男性は浮気をする生き物」そう思い込もうと思っても許せない気持ちの方が強くなってしまうことは当然でしょう。
浮気は二人の間に亀裂を入れてしまいます。
一度浮気をしてバレてしまうと女性は自分に自信がなくなることがあります。
もちろん自分に非がなければ自信を失くす必要はありません。
ただパートナーが浮気をするのは自分が原因ではないか、という錯覚に陥ることがあるのです。
そしてまた浮気をするのではないかと疑心暗鬼になり、その矛先はパートナーの束縛に繋がることも。
男性は誠意ある対応を求められることになるでしょう。
ドタキャン
彼氏や旦那のことが信じられなくなる瞬間として、ドタキャンすることが挙げられます。
男性の中には簡単にドタキャンする人がいます。
それは男友達からの急な誘いにも関わらず、彼女や妻との約束をドタキャンしてまで優先させるということをする人もいるわけです。
一度ならまだしも、たびたびこのようなことでドタキャンされると女性側も本当に男友達との約束なのか、もしかして浮気をしているのではと疑心暗鬼になります。
男性からすると浮気ではなく男友達との約束なのだから問題ないだろうと思いがちですが、女性はいろいろと詮索することが多いためこのようなことになるのです。
男性は器用ではないので浮気でパートナーとの約束をドタキャンするような度胸のある人はまずいません。
もし浮気をする場合は用意周到な理由を言ってくるので、女性も見極める力をつけていきましょう。
スマホの履歴
彼氏や旦那のことが信じられなくなる瞬間として、スマホの履歴が挙げられます。
女性の中にはパートナーのスマホチェックをする人がいます。
ただスマホチェックは同意のもとでするのであれば問題ありませんが、パートナーが把握していないのに隠れてチェックしてしまうことは問題があることは分かってはいるでしょう。
ですが、すでに疑心暗鬼になっている状態ではスマホチェックは更なる疑心暗鬼を招くことにもなり兼ねません。
そもそもパートナーを信じていないからスマホチェックしているのであり、履歴を見て何もなければ安心するということを繰り返しているとパートナーからも次第に嫌われてしまうことも否めません。
男性にとって信頼されていないということは何よりも辛いことなのです。
男性が影で何かをしようと思ったら他にスマホを持つなど用意周到です。
そうした事実が分かってからスマホの履歴チェックをした方が懸命でしょう。
あらぬ疑いでのチェックするのはやめておきましょう。
記念日を忘れる
彼氏や旦那のことが信じられなくなる瞬間として、記念日を忘れることが挙げられます。
これは男性はよくあることでしょう。
彼女の誕生日はおろか、結婚記念日や付き合った日の記念日などすっかり忘れてしまう人もいるものです。
さらにたちが悪いのはクリスマスなどイベントにはまったく興味がないという人もいることです。
女性はクリスマスなどは一緒に過ごしたいと思う人が多いですが、男性は意外と頓着がないことがあります。
そのため友達がパーティーを開くと聞くとそちらへ行ってしまうなど、パートナーとの時間を大切にすることなど頭にまったくないということもあるわけです。
女性は二人の時間を確実に大切にしていきたいと思うのに対し、男性はそうではないという価値観の違いも疑心暗鬼になるきっかけになってしまうことでしょう。
名前を間違える
彼氏や旦那のことが信じられなくなる瞬間として、名前を間違えるということが挙げられます。
こんなことをされると疑心暗鬼になるだけでは済まされません。
たまに元カノの名前を間違えて呼ぶ人もいますが、あまりに無意識過ぎる言動に彼女や妻としてはキレるよりも呆れてしまうことでしょう。
まだ元カノの名前であれば良いですが、もしかして浮気相手の名前を言ってしまうという失態を犯してしまうと二人の関係性はたちまち悪くなることは間違いありません。
男性はとにかくこのようなことが無いようにすべきですし、絶対にパートナーを失態によって傷つけてはいけません。
疑心暗鬼だけでは済まされなくなる瞬間になってしまいます。
信頼も失い兼ねないので男性は絶対に気を付けましょう。
指輪を忘れてくる
彼氏や旦那のことが信じられなくなる瞬間として、指輪を忘れてくることが挙げられます。
指輪を忘れてくるということは指輪を外したという証拠であり、ではその指輪をどうしたのかということになるわけです。
指輪を外すシチュエーションとして真っ先に浮気を疑われることになります。
また浮気ではなくても合コンなどへ独身として参加しているということも想像できます。
つまり自分にはパートナーは居ないというアピールをしているのがこのことからも分かります。
そんなことで浮気や合コンをしているとついつい指輪の存在など忘れてしまうことも。
指輪を忘れるということはパートナーとしてはあるまじき行為となります。
致し方なく外さなければならない場面ということもありますが、まずはそんな日はパートナーに言って朝から外しておくことをおすすめします。
ネガティブな状況を打破する方法
疑心暗鬼はさらなる疑心暗鬼にさせてしまいます。
人はできることなら疑いたくはありませんし、不安にもなりたくはありません。
ただどうしてもネガティブに考えてしまう状況は出てくるのは致し方ないことです。
もしネガティブな状況を打破することができれば疑心暗鬼になることからも解放されることができるかもしれません。
ここでは少しでもポジティブへと思考を変えるために、ネガティブな状況をなんとか打破する方法を紹介します。
ぜひ参考にしてポジティブシンキングへと変えていきましょう。
趣味を始める
ネガティブな状況を打破する方法として、趣味を始めることをしてみましょう。
凝り固まった気持ちをなんとか打ち砕くことができれば疑心暗鬼な気持ちから解放されることがあります。
趣味に取り組むことで余計なことを考えずに済むようにできるようになれば、疑心暗鬼になることも減少してくるものです。
ただ趣味と言っても気持ちを削がれる余裕のあるようなものではいけません。
必死に趣味と向き合うことができるようなものでなければ意味がありません。
今は無趣味な人が増えています。
無趣味で暇さえあればスマホを見てしまうなど無趣味主義者は増加傾向にあります。
ここで気持ちを変えることができるか否かでこれから先の状況も変えることができます。
無趣味主義者でもいいのか、積極的に趣味を始めてみるのか、ここであなた自身が変わる転機が来ていることを知りましょう。
友達に相談する
ネガティブな状況を打破する方法として、友達に相談してみましょう。
疑心暗鬼になりやすい人はあまり人をあてにしない人が多いです。
自分で何でも抱え込みやすい性格なので、友達に相談して鬱憤を晴らすということもしない傾向があります。
ただこのようなタイプの人は、誰かに相談したところで解決しないということも分かっています。
多くの人は相談するのは言ってみることで解決はしなくても気持ちがどこかスッキリしたいという心理があります。
ですが抱え込んでしまう性格の人は、相談することで解決できないのであれば意味がないと考えます。
人の悩みは解決できることとできないことがあります。
ただ心理的負担を少しでも気楽になることができるのであれば、友達に相談するということもネガティブを打破する方法であることを知りましょう。
遊びに行く
ネガティブな状況を打破する方法として、遊びに行くことをしてみましょう。
思いきり遊んでみる、あまりしたことがなくても意外と気持ちが吹っ切れることがあります。
ただ女性は思いきり遊ぶということが苦手である人が多いです。
男性のように心と体の全部を使って遊ぶということが苦手な女性もいます。
そんな人は自分の興味のあることや好きなことをするだけでもネガティブな状況から脱出することができることもあるのです。
家にいて黙っていては気持ちは悶々とするばかりです。
それよりも外へ出て何かに挑戦してみるなどしてみると、いろいろなことが吹っ切れることにも繋がります。
ぜひ遊ぶということにもチャレンジしてみましょう。
遊んで楽しいと自然と笑顔になっているはず。
その笑顔は必ずネガティブな状況から打破する方向へと導いてくれます。
どんどん遊んでそして笑顔で乗り切っていきましょう。
褒めてもらう
ネガティブな状況を打破する方法として、褒めてもらうことをしてみましょう。
人は褒められて嫌な人はいません。
ですが褒められて何か裏があるのではないかという考えに至ってしまうこともある人もいるかもしれません。
それこそが疑心暗鬼になっている状況です。
そうならないためにネガティブな状況から打破しなければならないわけです。
では褒めてもらうということはどのようにするとよいのでしょうか。
褒めてもらう前に、まずは自分が誰かのために何かをしてあげることが大切です。
何もしていないのに誰かから褒められるということはまずありません。
自分が誰かに与えることで初めて人から褒められて感謝されることに繋がります。
人はどうしても自分は何をせずとも誰からか与えられることを期待しています。
ですが自分が求めてばかりいるのではなく、与えるということを実践してみましょう。
必ず見ている人はいますし、それがあなたの気持ちをポジティブへと導いてくれるはずです。
ノートに書く
ネガティブな状況を打破する方法として、ノートに書いてみることをしてみましょう。
とにかく自分の中からネガティブな考えを吐き出すことが大切です。
もし誰かに相談することができないのであれば、ノートに書き出してみるのがおすすめです。
声に出すよりも書き出すほうが楽なこともあります。
丁寧に書くのも良いですが、殴り書きをして思いをぶつけてみるのも良いでしょう。
素直な自分の心情を書き出してみる、それだけでもスッキリすることができます。
のちのちそれを見返してみることで、なぜあのとき自分はネガティブな状況であったのか笑える時が必ずきます。
自分の心情をノートにぶつけてみると案外スランプからも抜け出すことができるでしょう。
一番良いのは日記を書くことです。
日々の自分のあった出来事や心情を書くことで自分のメンタルの浮き沈みが把握できます。
ただ今はデジタルの時代です。
なかなか紙に書き出すことから遠ざかっている人も多いことと思いますが、ここで改めて書くという作業をしてみると意外とスッキリすることに気がつくでしょう。
ポジティブな人と過ごす
ネガティブな状況を打破する方法として、ポジティブな人と過ごすことをしてみましょう。
自分がネガティブでも相手がポジティブだとその人に気持ちを引っ張られることがあります。
楽しい人といると自分も楽しくなるということはよくあることです。
ただ迷惑なのはポジティブな人であり、ネガティブに引っ張られてしまう感覚があるためストレスが溜まってしまうこともあるかもしれません。
ですがポジティブな人はその時にとてもパワーがあります。
あなたがネガティブであれば、ポジティブのパワーをおすそ分けしてもらうこともできるわけです。
もしそのポジティブな人がネガティブに陥ったときは、今度はあなたがポジティブを分けてあげることも必要です。
こうして人は持ちつ持たれつで助け合っていくことが大切なのです。
自信を持つ
ネガティブな状況を打破する方法として、自信を持つということでしょう。
自信を持つということは簡単にできることではありません。
自信を持てないから人はもがいているわけです。
ですが自信を持つことはネガティブから打破するためにとても大切なことだと言えます。
では自信を持つためにどうすれば良いのでしょう。
そのためには人は強みを持つことが必要です。
誰にも負けない心が必要なのです。
例えば人には負けないスキルや資格を持つなど自分磨きをすることをしてみましょう。
強みを持つと人は自然にポジティブになります。
また人は何かと自分と他人を比較しがちです。
人と比較をしてしまうと、自分が劣って見えることは当たり前のことです。
ネガティブな状態で他人と比較しても比較対象にはならないわけです。
それよりも自分を磨いてから比較してみてください。
それでも自分が劣って感じることもあるでしょう。
人はそうそう他人より優っていると考えることはできません。
ですが比較できるラインに立ててはいるはずです。
それは大いに自信を持って良いことです。
割り切る
ネガティブな状況を打破する方法として、割り切ることをしてみましょう。
これが一番簡単にネガティブを打破できる方法だと言えます。
ですがそんな簡単な方法でも人は簡単に割り切ることなどできません。
それができれば誰でもポジティブになれることができ、ネガティブな人は地球上からいなくなるかもしれません。
でもネガティブに考えてしまう人が減らないのは割り切るということがいかに難しいことであるか、ということでしょう。
割り切ろうと思っても自分の心がネチネチといつまでもこだわり続けてしまいます。
そうなってしまうのは人は誰かに依存をしながら生き、そして与えられて日々を過ごしているからです。
割り切るためにはどんどん色々なモヤモヤするものを捨て、自分の心の中から削ぎ落としていくようにしましょう。
案外色々と捨てることで気持ちが楽になるものです。
ポジティブになって楽しい毎日を過ごそう
いかがでしたでしょうか。
あなたは疑心暗鬼になりやすい人でしょうか。
自分では意識していなくても自分の定位置を脅かす人がいると不安で何に対しても疑う気持ちが起きてしまいます。
簡単にポジティブになれ、と言われれても早々人はネガティブからポジティブに転換することはできません。
自分の中で納得して、そこで初めてネガティブをポジティブに転換することができるのです。
人の心が単純ではないのは時を無駄にせず一歩一歩日々を過ごしているからだと言えます。
ぜひポジティブに上手に転換をして毎日に余裕を持って過ごしてみましょう。