かまってちゃんの対処法11個!【カップル編・友人編】関係を良好に保ったままでの解決策がここにありますについて
周りにかまってちゃんがいると、疲れてしまうという人も多いのではないでしょうか。

最初は年齢よりも幼く見えて保護欲が刺激され、かまってちゃんに頼りにされる自分に満足するという人もいるでしょう。

しかしながら、かまってちゃんとの付き合いが長くなってくるにつれ、徐々に付き合いが負担になってしまうということも珍しくはありません。

では、そんなかまってちゃんが近くにいる場合はどのように対処していけば良いのでしょうか。

人がかまってちゃんになってしまう心理、恋人や友人がかまってちゃんの場合の対処法、かまってちゃんの標的になりやすい人やかまってちゃんにしてはいけない行動など、かまってちゃんに関する疑問や悩みを解決していきます。

かまってちゃんとは

そもそも、「かまってちゃん」とはどういう特性を持った人のことを言うのでしょうか。

対処法などを知る前に、あなたの周りにかまってちゃんがいないか見極めるためにもかまってちゃんの特性を知りましょう。

かまってちゃんは名前の通り、誰かに構ってもらうのが大好きな人のことを言います。

ただし単に人とのコミュニケーションが好きなだけではなく、自分から構ってもらえるようにアピールする人のことをかまってちゃんと言います。

直接的に「構って!」と言う人もいれば、自分からは直接的にアピールしなくても周りが構いたくなるような雰囲気を出すような受け身な性格のかまってちゃんもいます。

かまってちゃんになる心理

では、かまってちゃんになる人はどのような心理でかまってちゃんになっているのでしょうか。

普通の人にはなかなか分からないかまってちゃんの心理を5つ紹介していきますので、まずはチェックしてみてください。

自尊心が低い

自分から周りの人に対して「構って!」と言えるのは、自分に自信があるからだと考える人もいるでしょう。

しかしながら実際は全くその逆であることが多いと言われています。

自尊心が高いから構ってと発言できるわけではなく、自尊心が低いため周りに構われないと自分に自信を持つことができないのです。

自分に自信がなく、誰かと関わることで自分の価値を見出そうとします。

しかしながらそんな自分に対しても嫌悪感を持っているため、誰かに構ってもらうことを求めるのです。

ただし、かまってちゃんの性格によっては「自分の自尊心のために誰かに負担をかけた」ことが、さらに自尊心を低くしてしまう悪循環に陥ってしまうケースもあります。

認められたい

自尊心が低いかまってちゃんは、構われるだけでは満足できないこともあります。

その時だけ構われて満たされれば良いだけではなく、誰かに認められて褒められたいと考えるかまってちゃんも少なくはありません。

自尊心が低いため、かまってちゃんは自分で自分のことを認めてあげることを苦手としています。

そのため常に周りからの評価を気にしているため、認められたいという気持ちが人一倍強くなるのです。

承認欲求を満たすために周りの人に構われることを望むかまってちゃんもいます。

誰かに大切にされたい

認められて尊敬されることで満足できるかまってちゃんもいますが、誰かに大切にされることを望むかまってちゃんもいます。

この心理のかまってちゃんの場合、基本的には恋人がいないか恋人がいても倦怠期で喧嘩ばかりのかまってちゃんが多いと言われています。

家族以外の誰かに大切にされて、一番優先されたいという気持ちから自分を大切にしてくれる人を探してかまってちゃんになるのです。

単純に恋人を作るために行動するのではなく、恋人を探している間にも大切にされたいという欲求を満たしてくれるような相手を探して行動します。

人に負けたくない

競争心が強いタイプの人も、気付いたらかまってちゃんになってしまっている場合もあります。

競争心が強くて誰にも負けたくないと考える人は、最初は「あの人よりも良い成果を出したい」と考えているだけでも、次第に「あの人よりも周りの人に褒められたい」や「あの人よりも多くの人に認められたい」と考えるようになっていきます。

そのため、自分から周りに褒めたり認めたりすることを求めるかまってちゃんになってしまうのです。

一人は寂しい

かまってちゃんと聞いて真っ先に連想するのはこのタイプのかまってちゃんではないでしょうか。

一人でいることが寂しくて、その時間を埋めるためにかまってちゃんになる人は決して少なくはありません。

最初はかまってちゃんではなかった人も、一人暮らしを始めるなどの環境の変化で一時的にかまってちゃんになることもあります。

友達や恋人ができて新しい環境に慣れてくると、かまってちゃんだった時期があったことも信じられないほど普通の人になる場合もあります。

かまってちゃんの対処法11個

既に紹介したように、色々な理由でかまってちゃんになってしまう人はいます。

しかしながら、どんな理由があろうとも周りにかまってちゃんがいると対処に困るという人は多いでしょう。

では、そんな風に頭を悩ませてしまいがちなかまってちゃんにはどのように対処していけば良いのでしょうか。

恋人がかまってちゃんの場合と友人がかまってちゃんの場合の2つに分けて、計11個の対処法を紹介していきます。

カップル編

カップルは一緒に過ごす時間も多ければ、かまってちゃん本人も「自分は周りの人たちよりも優先されるべき」という考え方をしてかまってちゃん度が高くなることも少なくはありません。

では、かまってちゃんな恋人に対してはどのような対処法が有効なのでしょうか。

1:連絡の頻度を増やす

連絡
恋人がかまってちゃんになってしまうのは、あなたと会っていない時間が寂しいからかまってちゃんになってしまっているのかもしれません。

そのため、かまってちゃんな恋人に対しては連絡の頻度を増やして寂しいと思わせる時間をなくすことで対処するのが有効です。

連絡の頻度を増やすことで恋人が満足すれば、かまってちゃんな態度を取られてあなたがストレスを感じてしまうことも減るでしょう。

2:あらかじめスケジュールを伝えておく

あなたが浮気をしているのではないかという不安な気持ちから、あなたの全てを把握してかまってちゃんになってしまう恋人もいます。

このタイプのかまってちゃんの場合、仕事中にも「なんで返信くれないの?」などといった連絡を頻繁に送ってきて、あなたもスマホを見るのが憂鬱になってしまうでしょう。

これを防ぐためには、あらかじめスケジュールを伝えておくことが有効です。

「水曜日は19時まで仕事だから、それ以降に連絡をちょうだいね」と言っておけば、かまってちゃんでも19時までは我慢してあなたも仕事に集中することができるでしょう。

3:愛情を言葉や行動でしっかり伝える

誰かに大切にされたいという気持ちが強くてかまってちゃんになっている恋人の場合、単に連絡やデートの頻度を増やしても効果はありません。

しっかり愛情を伝えて相手を安心させることが大切です。

単に連絡やデートの頻度を増やしても、会えない時間に「愛されているか不安になってきたから」という理由でかまってちゃんになってしまうかもしれません。

そうならないように、LINEや電話も駆使しながら愛情表現をしっかりしてあげるのがおすすめです。

4:褒める

かまってちゃんの中には、子どもが親に対して褒めてもらいたがるように恋人から褒められることを求める人もいます。

もしそうした承認欲求が強いタイプのかまってちゃんが恋人の場合は、意識的に褒めてあげることでかまってちゃんが落ち着くこともあります。

「○○してくれてありがとう」や「一緒にいられて幸せだよ」ということを言葉と態度で伝えることで、相手の承認欲求を満たすことができます。

折に触れて恋人を褒める癖をつけると良いでしょう。

5:不快な事ははっきり伝える

愛情表現や連絡の頻度を上げてかまってちゃんの欲求を満たしてあげることで穏やかな付き合いができるようになるかもしれません。

しかしながら、恋人とは本来対等な立場の関係なので、かまってちゃんの欲求を満たしてばかりであなたのストレスが大きくなってしまっては意味がなくなってしまいます。

欲求に応えられないこと、どうしても無理なこと、不快なことに対してははっきりかまってちゃんに伝えましょう。

相手がかまってちゃんの場合も、対等な付き合いをするように心がけていくことが大切です。

6:重度の場合は別れを視野に入れる

別れ
不快なことを伝えても、どうしても相手のかまってちゃんが直らない場合もあります。

その時は別れを視野に入れることも重要です。

かまってちゃん以外が魅力的で相性の良い恋人の場合、それだけで別れても良いのかどうか悩む人もいるでしょう。

しかし、性格はなかなか直るものではありません。

すなわち、付き合いを続けていく限りずっとかまってちゃんな性格に振り回されてしまう可能性もあります。

それを避けるためにも、別れも選択肢に含めて今一度慎重に考えてみると良いでしょう。

友人編

カップルと友人は距離感も違うので、当然ながらかまってちゃんに対する対処法も変わってきます。

では、友達のかまってちゃんにはどのような対処が好ましいのでしょうか。

5つの対処法を紹介します。

7:話は半分聞き流す

かまってちゃんの話題は、多くの場合周りの人にとっては興味がなくてどうでも良いことを長々と話しています。

それに対して全て真剣に聞いていると疲れてしまうので、話は半分聞き流すようにしましょう。

適当に相槌を打っておくだけでも、かまってちゃんは「話を聞いてもらった」ということで満足してくれることもあります。

8:先に褒めておく

褒められたいタイプのかまってちゃんの場合は、先に褒めておくことで相手のかまってちゃん度を下げることができる場合もあります。

会話の最初の方で「そうなんだ!すごいねー!詳しく聞かせて?」というように反応すると、相手は満足して褒められるようなエピソードを話し続けてくれるでしょう。

そうすれば、後は半分聞き流しながら適当な相槌をするだけでも良いので、それほどストレスを溜めずに接することも可能です。

9:SNSに反応しない

SNS
最近のかまってちゃんは、実際に会った時にかまってちゃんをしてくるだけではなくSNSを使ってかまってちゃんをする場合もあります。

SNSでこれ見よがしに「寂しい…誰か話を聞いてくれないかなぁ」と発信したり「体調が悪い」と発信して、受け身な姿勢で構われるのを待つでしょう。

しかし、こうしたものに反応してしまうと「この人は構ってくれる人だ」と認識して今後もターゲットにされてしまう可能性があります。

それを避けるためにも、SNSでかまってちゃんな態度を見かけた時にも無視をするようにしておきましょう。

10:SNSのフォローを外す

かまってちゃんのSNSに反応するのは好ましくありませんが、とはいえ目の前に構ってほしそうな投稿が目に入るとついつい反応したくなることもあるでしょう。

あるいは、単にかまってちゃんの投稿自体を目にすることが嫌になる場合もあります。

その際はSNSのフォローを外すのも有効な対処法の一つです。

毎日会うようなかまってちゃんの場合は「どうしてフォローを外したの?」と聞かれるかもしれませんが、「不具合かな?今度フォローし直すね!」と言ってスルーしましょう。

11:徐々に距離を置く

恋人でも相手のかまってちゃんがひどすぎると、別れを視野に入れることもあります。

当然ながら、友達でもかまってちゃんの態度が耐えられないと感じた場合は徐々に距離を置くのも良いでしょう。

恋人関係と同じように、友達もお互いに対等に付き合えることが前提です。

かまってちゃんが直らず、どうしてもストレスになってしまう場合は距離を置くことも検討してみてください。

かまってちゃんのよくある行動

あなたの周りにかまってちゃんがいるかどうか、どう判断すれば良いのでしょうか。

実はあなたがかまってちゃんだと思っているだけで、実際はかまってちゃんではなく単にそういう性格の人もいるかもしれません。

もちろん、逆にあなたがかまってちゃんだと思ってなくても、周りの人からはかまってちゃんだと思われている人もいます。

では、かまってちゃんかどうか見分けるためにはどのような行動に着目すれば良いのでしょうか。

かまってちゃんのしがちな行動を紹介していきます。

かまってちゃんを見分けるためにはもちろん、自分がかまってちゃんだと思われないためにも活用してください。

自分の話ばかりする

かまってちゃんは誰かに構われる自分でいることが何よりも大切です。

そのため、人の話を聞くより、自分の話ばかりする傾向があります。

そんな自分の話ばかりする人の中でも、下に紹介する3つの特徴があるとかまってちゃんの可能性が高くなります。

話の内容を盛る

かまってちゃんは周りから注目を集めるために、意図的に話の内容を盛る傾向があります。

「通勤中に具合の悪そうな人を助けた」だけなのに、話しているうちに「具合の悪そうな人を助けたら周りに拍手喝采された」や「後日、家族からお礼を言われた」など、どんどん話の内容が大げさになっていくこともあります。

武勇伝を語る

武勇伝を語るのもかまってちゃんにありがちな話題のチョイスです。

「自分は昔は学校中の人に告白されたことがある」や「バレンタインは机の上にチョコの山ができていた」など、あり得ないような武勇伝を語ることもあるでしょう。

しかし、たとえ相手に嘘だとバレていても、相手がお世辞でも褒めてくれて周りから注目してもらえるのであればかまってちゃんは満足するのです。

虚言癖

実際に過去にあったことを大げさに言って、周りの注目を集めるかまってちゃんもいます。

しかしながら、それだけではなく実際にはなかった嘘の話をして注目を集めようとするかまってちゃんもいます。

こうした虚言癖のあるかまってちゃんの場合、対応に疲れるだけではなく、嘘に巻き込まれて不利益を被る可能性もあるので対処には注意が必要です。

人の話を聞いていない

自分の話を聞いてもらい、褒められたり注目されたりしたいというのがかまってちゃんの強い欲求です。

そのためかまってちゃんにとっては自分が話すことが大切なので、人の話を聞いていないこともあります。

誰かが何かを話していても「そんなことよりさ~」と自分の話を始めてしまうこともあります。

このタイプのかまってちゃんは、周りから嫌われることも少なくはありません。

SNSに頻繁に投稿する

直接話を聞いてもらうことも好きなかまってちゃんですが、最近はSNSが普及したことによりSNS上でも構ってもらいたいと考えるかまってちゃんも少なくはありません。

そのため、かまってちゃんのSNSの投稿は周りの人と比べて頻度が高い傾向があります。

周りから注目されたいがために、時には自分の睡眠時間を削ってもSNSへの投稿を続けるかまってちゃんもいます。

自撮り

自撮り
SNSの投稿の中でもかまってちゃんに最も人気があるのは、自撮りの投稿です。

「メイクに失敗した~慰めて!」という言葉と一緒にバッチリメイクのキメ顔を投稿したり、「ペットと写真を撮ってみました。可愛いよね!」とペットの投稿なのに自分にピントを合わせた投稿をする場合もあります。

いずれも周りから「そんなことないよ!メイク上手で可愛いよ!」や「ペットよりも○○ちゃんの方が可愛いよ」という反応をもらえることを期待しています。

外食や旅行などリア充アピール

自撮りで分かりやすく構ってアピールをしないかまってちゃんもいます。

自撮りを投稿しないかまってちゃんの場合は、外食や旅行に行った写真を投稿してリア充であることをアピールします。

これはSNSの投稿によって「すごい」や「おしゃれ」などの褒め言葉を期待しているタイプのかまってちゃんの行動だと言われています。

誰からも反応がもらえなくても頻繁に投稿して、いつか誰かが反応してくれることを待つ場合もあります。

LINEの返信が早い

かまってちゃんにとって、誰かと繋がっていることは非常に大切です。

そのためLINEの返信も非常に早く、何時に送ってもすぐに返事が来る傾向があります。

早いペースでどんどん返事が来るので、いつの間にかリアルタイムで会話のキャッチボールが始まることも少なくはありません。

ちょっとした確認事項でLINEしたつもりが、いつのまにかかまってちゃんのペースに巻き込まれて数時間単位でLINEをしてしまうこともあるでしょう。

相手にも早い返信を求める

誰かとLINEをするのが好きで、既読しないまま未読バッジがつくのが嫌ですぐに既読し、忘れないうちに返信するという人も少なくありません。

また、そうした人たちが全員かまってちゃんなわけではありません。

かまってちゃんかどうかを見分けるためには、相手への対応に着目するのがおすすすめです。

普通の人であれば、緊急の用でない限り相手の返信が遅くても気にしません。

しかしかまってちゃんは、常に繋がっていたいという欲求が強いため、相手にも早い返信を求めがちです。

既読スルーは許せない

もちろん、早い返信を求めるかまってちゃんは既読スルーに対してもしつこく追求してくることがあります。

既読がついたことを確認すると「読んだのにどうして返信してくれないの?」と送ってくることもありますし、スタンプなどでさりげなく返信を促してくることもあります。

相手のペースや都合を考えてくれないのは、かまってちゃんの特徴の一つです。

流行を追う

かまってちゃんは流行に対しても敏感です。

流行を誰よりも早く取り入れて、周りの人にそれをアピールしたり教えたりすることで感謝されることを望んでいます。

また「流行に敏感なんてすごいね!」と褒められることもかまってちゃんの自尊心を満たしてくれるでしょう。

周りから「にわか」だと思われても、とにかく好奇心を強く持って流行を追い続けるバイタリティを持っています。

自分に注目が集まらないと不機嫌になる

不機嫌な女性
流行を追ったり話の内容を盛ったりして、自分に注目を集めるための努力を欠かさないのがかまってちゃんです。

そのためその努力の分だけ自分に注目が集まらないと、不機嫌になってしまう傾向があります。

忙しい時に親に話しかけて適当に相手された幼稚園児が泣くように、自分に注目が集まらないと露骨に不機嫌さをアピールしてでも自分に注目を集めようとします。

かまってちゃんはそんな精神的な幼さを持っているとも言えるでしょう。

頑張ってるアピール

誰かに認められたい、褒められたいという欲求が強いかまってちゃんの場合、話の内容だけで注目を集めようとするわけではありません。

頑張ってることを周りの人にアピールして「努力を続けているなんてすごい」と褒められることを期待する場合もあります。

頑張ってるアピールと同時に、疲れているアピールをして「疲れているのに頑張れるなんて、かまってちゃんはすごい」と思わせることもあります。

体調悪いアピール

頑張ってるというポジティブなアピールをする他にも、体調悪いアピールをするかまってちゃんもいます。

体調が悪いことをアピールすることで、周りの人から簡単に心配してもらうことができます。

また、本当に体調が悪いわけではないのに体調が悪いことをアピールしていると、普通に過ごしているだけでも「体調が悪いのにすごい!」と褒められることもあるので、それを期待して体調が悪いことをアピールする場合もあります。

すぐ悲観的になる

ネガティブ思考になりがちなのもかまってちゃんによくある行動の一つです。

「私なんて…」や「どうせ私はダメだ」というのがかまってちゃんの口癖です。

「もうダメに違いない」と決めつけたような発言をすることもあります。

いずれにせよ「そんなことはない」や「頑張っているから大丈夫」など周りの人からの励ましを期待して、そうした発言をするのです。

それにいつも付き合っていると、周りの人は疲弊してしまうでしょう。

言い訳が多い

かまってちゃんの中には、頑張ってるアピールをしていても実際には頑張っていないかまってちゃんもいます。

そうしたかまってちゃんは、結果を出せずに周りから責められてしまうことも決して少なくはありません。

しかし、その時に素直に謝ることはまずありません。

「ちょっと調子が悪かった」や「周りの人のサポートがあれば成功できたに違いない」など言い訳を多くして、責任から逃れようとするのが一般的なかまってちゃんです。

恋人を束縛する

かまってちゃんは基本的に独占欲が強い人が多いと言われています。

友人に対しても依存してしまうこともありますが、恋人に対してはさらに独占欲を発揮する傾向があります。

「自分以外の異性の連絡先を消してほしい」などと、過剰な束縛をすることもあるでしょう。

友達に対しては普通にしていても、恋人にだけ既読スルーを許さなかったり過剰な束縛をするタイプのかまってちゃんもいます。

一人で行動するのが苦手

人と常に繋がっていたくて周りから褒められたいかまってちゃんですので、一人で行動するのが苦手な傾向があります。

男女問わず、学生時代にはトイレに行く時に友達を誘わないと行けなかったり、昼食の時間も誰かと一緒じゃないと食べられないという人も多いでしょう。

大人になってからもそれは変わらず、出張先でも一人でカフェに入れないという人もいます。

常に誰かと一緒じゃないと何もできないのがかまってちゃんなのです。

かまってちゃんの標的になりやすい人

一度ターゲットを見つけると、その人に依存してしまうのがかまってちゃんの特徴です。

周りの人としては、かまってちゃんのターゲットになってしまうと、普段からストレスフルな生活を送らなければならないこともあるでしょう。

では、どんな人がかまってちゃんの標的になりやすいのでしょうか。

標的になりやすい人を6タイプ紹介していきます。

優しい人

優しい人はかまってちゃんを断りたくてもなかなか断ることができません。

そのためかまってちゃんの話をいつも最後まで聞き、かまってちゃんの望む反応をしてしまいがちです。

かまってちゃんもそういった対応に気を良くするため、いつも標的にされてしまいがちです。

面倒見がいい人

面倒見がいい人もかまってちゃんの標的になってしまいがちです。

かまってちゃんが困っているアピールや体調が悪いアピールをしている時に、周りはスルーしててもついつい声をかけてしまうでしょう。

そうするとかまってちゃんから「いつでも反応してくれる人」と認識され、標的にされて逃げられなくなってしまうことも珍しくはありません。

自分より下の立場の人

自分より上の人から依存されてしまうと、今後の自分の生活などを考えて強く拒否できないという人もいるでしょう。

かまってちゃん本人もそういうことは知っているので、自分より下の立場の人を標的にすることもあります。

特に自分より立場が下で弱気な人は断れないことを知っているので、かまってちゃんが見逃さないでしょう。

自分より不幸な人

不幸なことがあると、誰かに話を聞いてもらいたくなるものです。

失恋やちょっとした失敗など、誰かに愚痴を言ってストレスを解消する人もいるでしょう。

しかし、そうした不幸な出来事が多い人もかまってちゃんの標的になってしまいがちです。

かまってちゃんは「誰かに話を聞いてほしい」という心理につけこみ、近づきます。

そして「話を聞いてあげる」と言って相手の心のガードを緩めます。

しかし実際は自分の話にしか興味がないので、誰かの愚痴の途中で「あ、私も同じ経験をしたことがあって~」などと全て自分の話に持って行こうとします。

流されやすい人

流されやすい性格をしている人も、かまってちゃんの標的になって逃げられなくなってしまいます。

流されやすい人は、基本的に周りの人の言うことを断ったり、何かに反論したりすることを苦手としています。

そのため、かまってちゃんがストレスになっていても断れずにずっと話を聞いてしまいます。

かまってちゃんは相手が迷惑そうでも気にしないので、依存してしまいます。

暇そうな人

単に話が好きな人であれば、聞き上手な人を標的にするものです。

しかしながら、かまってちゃんは話がしたいだけなので、相手が聞き上手かどうかは気にしません。

そのため、暇そうで相槌を打ってくれそうな人を標的にすることもあります。

実際には暇ではなくても余裕があるように周りから見られる人も、かまってちゃんに依存されてしまうことが多いでしょう。

かまってちゃんに対するNG行動

周りにかまってちゃんがいると、恋人であっても友人であってもイライラしてしまう事も少なくはありません。

しかしながら、かまってちゃんに対する対処法を誤るとさらにかまってちゃん度が加速してしまったり、あなたが悪者になってしまったりする恐れがあります。

かまってちゃんにしてはいけないNG行動も覚えておきましょう。

相手の言動をすべて受け入れる

かまってちゃんの話を全て受け入れるのは、かまってちゃんを怒らせることがないので有効な対処法だと思われがちです。

しかしながら、一度受け入れてしまうと次第にかまってちゃんの欲求が大きくなっていく傾向があります。

最初はストレスになっていなくても、徐々に負担が大きくなっていくのでかまってちゃんの言動を全て受け入れるのはやめましょう。

悪口を言う

かまってちゃんに腹が立つと悪口を言いたくなることもあるでしょう。

しかし、誰かに対してかまってちゃんの悪口を言うのはあまり良い対処法ではありません。

かまってちゃんは嫌われることも多いですが、人によっては人懐っこくて可愛いという評価をする人もいます。

そういう人に対してかまってちゃんの悪口を言ってしまうと、あなたが悪者にされる可能性もあるので気をつけましょう。

バカにする

誰かに悪口を言うのと同様に、かまってちゃんを直接バカにするのもNG行動の一つです。

傷ついたかまってちゃんが周りに対して自分が被害者であることをアピールすることで、あなたが悪者になってしまうリスクがあります。

たとえどんなにかまってちゃんが意味の分からないことを言っていても、聞き流してバカにするのは避けた方が無難です。

一切無視をする

かまってちゃんに対して聞き流すのは有効な対処法ですが、だからといって無視をして良いわけではありません。

無視をするのも、周りの人からはかまってちゃんが被害者であなたが加害者という構図のように思われてしまうこともあります。

かまってちゃんの話を聞くのが苦痛な場合でも急に無視をせず、少しずつ距離を置くようにしましょう。

仲間外れにする

周りにかまってちゃんのことを嫌いな人ばかりだと、仲間外れにするという案が出るかもしれません。

しかし、たとえそういう状況であっても仲間外れも好ましい対処法ではありません。

かまってちゃんが上司に訴えるとパワハラなどで処分対象になってしまう可能性もあります。

特に上司の年齢が高ければ高いほど、かまってちゃんのことを素直で可愛いと評価している可能性も高いので仲間外れはやめましょう。

かまってちゃんとは程よい距離で付き合おう

近くにいるとストレスの原因になってしまうことも多いかまってちゃんですが、一方的に攻撃してしまうのも周りの評価が落ちるリスクがあります。

かまってちゃんがいる場合も急に攻撃したりせず、程よい距離を意識して付き合っていきましょう。