ヒエラルキーという言葉をご存知でしょうか。
あまり馴染みのある言葉ではありませんが、社会的にはほとんどの人がこのヒエラルキーのどこかに属しています。
ヒエラルキーはピラミッド型の階層制や階級制のことを意味し、会社や学校などにこのヒエラルキーは存在しています。
今回はそんなヒエラルキーについて詳しく紹介していきます。
男性を選ぶときはヒエラルキーを考える
社会はこのヒエラルキーで成り立っていると言えますが、恋愛もそうです。
男性を選ぶときに女性はとくにこのヒエラルキーを意識していることが分かります。
そもそも男性はステータスにこだわる人が多い傾向があります。
そのステータスに女性もこだわります。
つまりステータスの高い人ほど女性は惹かれます。
ただそれは自分が生きて行く上で彼氏や夫の地位が高ければ高いほど安泰であり、自分の価値も上がるというものです。
ただほとんどの男性は会社組織に属し、ヒエラルキーの中に存在しています。
今は平社員でピラミッドの下層級に属していても出世など上がっていく可能性はあります。
男性の仕事の出来次第ではのし上がっていくことも可能なのですが、案外そのピラミッドはレールが敷かれている人のみがどんどん上がって行ける仕組みになっている場合もあるのです。
女性はそれをいかに見極めることも必要になってくるということでしょう。
そもそもヒエラルキーとは?
そもそもヒエラルキーとは、古代ギリシャ語が語源で支配に関係する言葉です。
ヒエラルキアという言葉が語源なのですが、これは司祭長による支配という意味を持ち、キリスト教カトリックの聖職者の中で比較的地位が高い役職を指しています。
聖職者はローマ教皇を頂点にピラミッドの階層で形成された支配構造ということになります。
ヒエラルキーは現代では会社など社会的なシステムに対して用いられますが、学校などもこのヒエラルキーが存在しています。
階層制度のことを指す
ヒエラルキーとは階層制度を指していますが、例えば会社組織をイメージすると分かりやすいでしょう。
企業のトップには社長がいます。
それがピラミッドの一番上、尖った部分に位置します。
そしてその下にはいわゆる常務や専務などの取締役、そのさらに下には部長、課長…と続くわけです。
一般職はピラミッドの最下層に位置、ここが最も人数が多く底辺であるということです。
よく見かけるピラミッド型の図
ここまでヒエラルキーをピラミッドの構造で紹介してきました。
日本の大企業の組織はこのピラミッド型の組織が世界の中でも多いと言われています。
ピラミッド型の他にもフラット組織があります。
ピラミッド型は組織の階層がハッキリと分かれて上司から部下まで縦社会の組織です。
フラット組織はそれぞれの個人が責任を持ち、そして自立して上下関係がほとんどない組織のことを言います。
日本はまさにこのピラミッドでトップがその下の部下、さらにその下の部下、と順にとりまとめ仕切っていく形です。
日本人は従順な性格が多く、このピラミッドの組織に位置していると安心や安定を感じることがあるのかもしれません。
ヒエラルキーの身近な例
ヒエラルキーという言葉はあまり耳にしたことはなくても、まず自分もその中に存在していることを感じ取れると思います。
まず社会に出ると働いている体制はこのヒエラルキー構造で成り立っているのです。
同じく学校もこのヒエラルキー構造によって成り立っていますが、この学校ではヒエラルキーの他にも最近はカーストという言葉が聞かれるようになりました。
ヒエラルキーとカースト、似たような言葉に受け止められますが、まったく違うことを意味しています。
スクールカーストは最近多く聞かれる言葉です。
ただこれも差別的な言葉です。
以前は当たり前だったことも今はこのような言葉で表すことも珍しくありません。
とても生きて行くには難しい社会であることが伺えます。
会社における役職
会社におけるヒエラルキーは一目瞭然です。
大企業ではそのピラミッド構造がよく理解できます。
社長
↓
取締役などの役員
↓
各部門の部長
↓
課長や係長の中間管理職
↓
従業員(平社員)
といった構造です。
この構造は役職の名称は各会社によりますが、ほぼこのピラミッドの構造は基本形となります。
ママ友など社会の中の上下関係
社会の中ほどヒエラルキーはあからさまになることもあります。
例えばママ友です。
女性は何かとグループに分かれます。
最初こそは上下関係などはなくても、徐々に序列は決まっていきます。
リーダー的存在のママ友
↓
リーダーママの取り巻きママ友
↓
何かと駆り出されるママ友
↓
とりあえず属しているママ友
こんなところでしょうか。
女性はグループが出来るとどこかに属しておかなければならない雰囲気になっていきます。
こんな日常にもヒエラルキーは存在しているのです。
スクールカースト
最近耳にするスクールカースト。
カーストとは何?と思った人も多いことでしょう。
またヒエラルキーとどのように違うのか、という点です。
ヒエラルキーは階層構造のことで、カーストも階層構造ではありますが意味は全く違います。
カーストは差別的な身分制度を意味しています。
そもそもは生まれたときの身分を指します。
身分が低い人はその身分は永遠に固定されるため、そのために職業が制限されたり、全てにおいて差別される立場になります。
それを念頭に置いて、スクールカーストについてですが、学校で容姿や運動能力などを基準として格付けすることを指します。
それは全く自然的に発生する生徒間の序列です。
今でこそスクールカーストという言葉で表現されますが、このような生徒間の格付けは昔からあったことです。
クラスの人気者はスポーツ万能の男子だったり、容姿が良い女子を頂点として、下に階層が形成されていくわけです。
ただ昔は漠然とそうなっていたわけで、自然な成り行きでした。
ただ今それが目立って取り上げられるのはあまりにも顕著であからさまになってきたからだと言えるからかもしれません。
ヒエラルキーを考えた男性の選び方
よく女性が男性を選ぶ基準として、男性の容姿は気にしない、と言う人がいますが、そういう人は男性のどこを見て選んでいるのでしょうか。
容姿はイマイチ、仕事もすぐ辞める、まったくのダメ男、そうした男性を選ぶ女性はごくまれです。
そんな女性も必ず男性の良いところに着目しているのは間違いありません。
ただちょっと他の女性よりも欲がない、ということでしょう。
では多くの女性はどのようにヒエラルキーを考えた男性の選び方をしているのか、詳しく紹介していきます。
社会的身分で考える
ヒエラルキーを考えた男性の選び方として、社会的身分で考えることがあります。
男性の社会的身分はほとんどの女性は一番に着目することでしょう。
婚活をしている女性はこの社会的身分にこだわっている人が多いです。
弁護士、経営者、医者…社会的地位のある男性と結婚をしたいと思う女性も社会的身分にこだわっている傾向があります。
たとえ自分は社会的地位がさほどではなくても、社会的身分が高い男性と結婚することで自分の地位も上がります。
つまり身分の高い人に選ばれた女性としてそれがステータスアップになるわけです。
当然社会的身分の高い人は絶対的に人数は少ないです。
ただ将来性を考えたときにどうしても社会的身分を考えるということでしょう。
年齢から考える
ヒエラルキーを考えた男性の選び方として、年齢から考えるということがあります。
女性の年齢から考えると同じ世代がピラミッドの頂点として考えています。
その下の階層は自分の年齢プラスマイナス5歳と範囲が広がるわけですが、もっとも下の階層では年齢が極端に年を取っているか、下は20歳以上であればいい、ほとんど年齢制限はあってないようなことになります。
ただ女性は子供を産む年齢を逆算して将来のことを考えることがあります。
子供を産むためにはせめて35歳までには結婚、40歳になるまでに子供を産むといったそれぞれの未来設計図があることでしょう。
ただそれがうまく行かないとなったとき、どんどんピラミッドの階層は下がっていき、最終的には結婚できればいいと考えるようになるのです。
モテ度合いで考える
ヒエラルキーを考えた男性の選び方として、モテ度合いで考えることがあります。
やはりモテる男性は人気が高いわけですが、そのモテ度合いでも女性は考えることがあります。
ピラミッドの頂点はモテモテな圧倒的に競争率の高い男性。
ただそんな男性と自分は付き合えるわけもなく、ではその下の見た目はちょっと落ちるけれど仕事ができて周囲のまとめ役などをする男性、とだんだんとグレードは落ちていきます。
そして一番下層は特にとりえもなく、見た目は特にモテることのない男性。
ここに落ち着きます。
ただ敢えてモテる男性には手を出さない女性もいます。
逆三角形から攻めていく女性は多いです。
モテる男性は競争率は高いですが、浮気をする確率も高い、そうした考えも女性にはあるのです。
容姿から考える
ヒエラルキーを考えた男性の選び方として、容姿から考えることがあります。
自分の彼氏はイケメン、それは自慢にはなります。
2人で歩いているとすれ違う女性の目は彼の方へ。
そんな彼氏を持つのは女性にとってステータスとなります。
イケメンがピラミッドの頂点だとすると、それ以外は底辺の広い2段のピラミッドになります。
イケメンか否か、これだけの選択肢になるわけです。
ただ女性の中には男性の選び方がとても上手な人がいます。
見た目は冴えない男性、ですが自分がかなりの美人であるとそれはそれで周囲の目を引きます。
「あんな冴えない男性の彼女があんな美人なんて」
そんなカップルを見たことはないでしょうか。
そういうカップルは意外と多いです。
計算して男性を選んでいるということはないと思いますが、女性は男性の選び方で得をするか損をするか、結構違ってくるものです。
性格から考える
ヒエラルキーを考えた男性の選び方として、性格から考えるということです。
男性を選ぶときは容姿よりもこの性格の方に重きを置く人は多いかもしれません。
性格をピラミッドにすると、頂点は「優しい」ということになります。
ただ優しいの下の下層は一段しかりません。
優しいか否か、それだけです。
ただ女性はどんなに周囲から嫌な性格だと言われていても、自分だけが良いところを知っていればそこを見て好きになります。
女性の気持ちは周囲に言われて変わるようなことはまずありません。
直感で好きになるからです。
また男性の優しさは自分だけにまずは向いていてくれるだけでいいのです。
他へ優しさを向ける人は信頼性に欠ける場合があります。
男性の性格が優しくて良い人であることがいいに越したことはありませんが、その優しさの度合いもポイントとなりそうです。
考え方で考える
ヒエラルキーを考えた男性の選び方として、考え方で考えるということです。
いわゆる価値観ということでしょう。
価値観が全く同じ、という人はいません。
価値観が違うからこそ付き合ったり結婚をして補い合えることが増えていきます。
ただそのように考えることができれば良いですが、人は自分の価値観を相手に押してつける傾向があります。
相手の価値観のどこまでが許せる範囲なのか、それによてカップルが長く続くかどうかが違ってくることでしょう。
考え方のピラミッドはどこに重きを置いているかでしょう。
その頂点は個人で違ってきます。
生活の習慣
生活の習慣をピラミッドの頂点と考えてみましょう。
この生活の習慣がもっとも考え方が違ってくることではないでしょうか。
当然生まれてからも、育つ環境も同じ人はいません。
その違いが大きな溝を生むことにもなるほど生活習慣の違いは重要なポイントとなります。
自分は普通で当たり前のこととしていたことが、他人には全く違った、ということはよくあることです。
それが許せることなのか、許せないことなのかで相手とその先うまくやっていけるのかが決まることもあります。
ただ、それに慣れることも人には必要です。
価値観が違うから別れる、これは単なる言い訳にしかなりません。
金銭感覚
金銭感覚をピラミッドの頂点と考えてみましょう。
金銭感覚が違う相手はどう頑張っても我慢できない、と思う人は意外と多いです。
もし金銭感覚が違う人と結婚したらどうでしょうか。
いくら稼いでいてもどんどん使ってしまう人、逆に嫌なくらいケチな人、自分では普通の感覚でいても相手にとってはその価値観は全く違うということがあります。
金銭感覚が原因で別れるカップルもいるほど価値観のずれは修復できないのが金銭感覚でしょう。
資産家の元で生まれた人はお金に糸目を付けない人もいます。
ですが普通の家庭に生まれた人は親の節約を見ながら育ちます。
その2人がカップルになるとどうでしょうか。
最初こそはいろいろなものを買ってくれる相手に甘えることはできても、それがずっと続くことは価値観のずれを感じざるを得ません。
金さえあればなんでもできる、そうした考えの人とは価値観がまったく違うことを実感するこになるのです。
仕事への姿勢
仕事の姿勢をピラミッドの頂点と考えてみましょう。
生きて行くには仕事をすることは絶対です。
その仕事に重きを置いていない男性に女性としては尊敬することができません。
男性が仕事をしている姿に女性は憧れます。
バリバリ大きな仕事をこなす、そんな姿勢に女性は尊敬するのです。
ですが人の仕事は様々ですし、仕事に重きを置かない男性がいるのも確かです。
そんな男性を女性は尊敬できないか、というとそうでもありません。
つまり仕事もこなし、自分の生き方を確立している男性に女性は惹かれるのです。
最近は早く仕事をリタイアする男性もいます。
自分を充実させたい、その思いも生き方なので否定できません。
以前は仕事ばかりしている男性が多かったですが、今はそのような時代ではなくなったということを女性は見ることも必要でしょう。
食事の好み
食事の好みをピラミッドの頂点と考えてみましょう。
食事の好みはある程度許容できる人は多いのではないでしょうか。
人それぞれ食べ物の好みは違います。
好みが一緒であればそれが良いに越したことはありません。
ただ食事の好みが合わないだけならそれは何の問題もありませんが、男性の好き嫌いが激しいことや極端に偏食であることは重要な考えるポイントとなります。
好き嫌いが多い人は食べ物を粗末にしたり、いつも同じものしか食べないなど、理解しがたいことがあることも。
食べることは命の源です。
その欠くことのできない食事を疎かにするような人は食に対する考え方が違うということを示しています。
恋愛観
恋愛観をピラミッドの頂点と考えてみましょう。
恋愛観に対する考えは個人差があります。
ましてや男女では大きな違いがあるのが恋愛観です。
この恋愛観の違いが付き合っている間の様々な出来事を引き起こすことになります。
女性にとって恋愛は人生の中で無くてはならないことです。
恋愛によって女性は輝いたり綺麗になったりできる源なのです。
それに対し男性は恋愛も大切ではありますが、友情も大切にしたい多様性のある生き方を好みます。
男性の中にも個人差はありますが、女性が男性に物足りなさを感じるのは恋愛への積極性が薄いということに対してです。
女性を自分のものにするまでは必死ですが、手に入れてしまうと見向きもしなくなります。
恋愛観は違うことは理解できても、その先の恋愛に対する考え方は女性はとても気にするところです。
結婚観
結婚観をピラミッドの頂点と考えてみましょう。
女性にとってはここが最終地点であり、重点を置いて考えたいことです。
女性は結婚に対して積極的ですが、男性は消極的な面があります。
例えば男性も婚活をする人はいますが、女性が求める男性の絶対数は少ないです。
そのため婚活でも一人の男性に多くの女性が群がるような形になってしまいます。
ただ絶対数が少ないと言っても世の中は男性の方が多いのです。
それを考えると結婚に対する考えが女性よりも劣ると言えるということでしょう。
女性は結婚に安定や安心を求めますが、そこには男性の地位も絡んでくるわけです。
男性はそんな女性の恋愛のヒエラルキーと社会のヒエラルキーの板挟みで結婚どころではないのかもしれません。
女性はそんな板挟みになって埋もれている男性を見つけだすのは至難の業だと言えるでしょう。
結婚観は男女でピタリとハマらないと自分に合う男性と巡り会えない可能性があるということかもしれません。
自分のレベルに見合う男性のポイント
女性は男性のレベルばかりに注目しがちですが、実はあなたも男性からレベル付けされています。
つまりヒエラルキーのどこに位置しているのかを品定めされているのです。
ついつい男性のランク付けをしてしまい、ピラミッドの頂点にいる人ばかりに注目してしまいます。
ただ男性ばかりにレベルを求めても自分がそれに見合ったレベルでなければ到底自分の理想の男性に出会うことはできません。
ここでは自分のレベルと照らし合わせて男性を選ぶ時のポイントを紹介してみます。
まずはぜひ自分のレベルを客観的に見ることをしてみましょう。
価値観が合う
自分のレベルに見合う男性のポイントは、何はさておき価値観が合うかどうかです。
いくら長く付き合っているカップルでも価値観がピッタリと合うということはありません。
ましてやまだ付き合う前では表面的な価値観しか分かりません。
多くのカップルはその表面的な価値観が合うことでまずは価値観はクリアできたと判断することでしょう。
ただ付き合っていくとどんどん相手の知らない一面が見えてきます。
そこで初めて価値観の違いを実感することになります。
そこからの付き合い方で長く恋愛関係を続けていけるのかどうか、と言うことなのです。
人は相手に自分の価値観を押し付けがちです。
それではいつまでたっても価値観が合うことはありません。
同じ価値観を求めることよりもいかに相手を許せるか、そして自分が相手に合わせていけるか、そのお互いの思いがポイントとなってくるでしょう。
居心地が良い
自分のレベルに見合う男性のポイントは、居心地が良いことでしょう。
その前にまずは自分が男性にとって居心地が良い女性であるのかを考えてみましょう。
男性はとにかく居心地の良い帰れる場所を求める傾向があります。
つまり安住の地といいますか、日々の戦いから疲れて帰ってきて癒される場所が必要だと考えているのです。
そんな男性の気持ちを知ってか知らずか、女性は自分の気持ちばかりを優先しがちではないでしょうか。
これでは男性は落ち着くことはできません。
そうなると次第に閉鎖的になって、そこから近寄らなくなり、他の安住の地を求めることをするでしょう。
女性はいかに相手を繋ぎ止めるために居心地の良い場所を作ることができるのか、これが大きなポイントとなるのです。
無理のない付き合い
自分のレベルに見合う男性のポイントは、無理のない付き合いだと言うことでしょう。
付き合い始めた頃はお互いを求める気持ちが強くラブラブ状態はしばらく続くことは当然のことでしょう。
そこから半年ぐらいになると、段々とそのラブラブ度は落ち着いてくるのは多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。
そうしてお互いの心地よい距離感で付き合って行くことができれば恋愛関係は長く続けることはできるでしょう。
ですがそうではない人もいます。
いつまでも付き合い始めた頃の気持ちが続く人もいるのです。
それをある意味依存と言うのかもしれません。
お互いにその気持ちが続いていればいいですが、恋愛のモチベーションというのは必ず下降線を辿ります。
そこで相手だけがモチベーションを持ち続けていたら、その恋愛は疲れるだけなのです。
恋愛の距離感、これが無理のない付き合いができるポイントとなるでしょう。
尊敬できる部分がある
自分のレベルに見合う男性のポイントは、尊敬できる部分があるかということです。
男性が尊敬できるかどうかで女性の見方は随分と変わります。
男性の尊敬できる部分で最も大部分を占めるのは仕事でしょう。
例えば職場で大きな仕事を任されこなしている男性に女性は一目置きます。
ただ仕事ができれば良いわけではありません。
仕事ができてプラス面があればそこで初めて尊敬に変わります。
つまり仕事ができるけれど性格が悪い男性は尊敬することはできないということです。
仕事+付加価値によって女性の気持ちの中で尊敬レベルに達するということになります。
こうした尊敬レベルを感じることができるのはだいたいは職場で、それを目の当たりにし、そこから恋愛感情を持つという女性は多いことでしょう。
またたとえ同じ職場ではなくても相手が何か秀でているものがあり、それを突き詰める姿に女性は尊敬の念を抱きます。
ただそれはただの道楽ではダメなのです。
たとえギャンブルでいつも大儲けする、それでは尊敬はできません。
あくまでも女性の心に引っかかる、そして誰もが認めるようなことができる人に尊敬することができるわけです。
欠点も許容できる
自分のレベルに見合う男性のポイントは、欠点も許容できるということです。
相手の欠点を愛することができればその恋愛はうまくいくでしょう。
ただそれを許容できることは相当な自分の考えを変えることが必要です。
欠点はどんな小さなことでも気になりだすとどんどん気になります。
食べるときにクチャクシャ音を立てる、寝顔がブサイク、いびきがうるさい、ファッションセンスが変、ここまでなら注意して直してもらったり、スルーできることもあるかもしれません。
もっと欠点が嫌になってくると歩き方が腹立つ、顔が好みじゃない、何かイヤ…そんなレベルまで達することもあるでしょう。
そうなるともう付き合う以前の問題になります。
ただそれは女性側も思われることが十分あることです。
ちょっとのお互いのほころびがどこかで許せなくなったとき、許容レベルではなくなります。
本当に好きになる人はどんなことも許せる、それは本当に縁でしかありません。
そんな男性と出会えることがまずは先決でしょう。
思考回路が似ている
自分のレベルに見合う男性のポイントは、思考回路が似ているということです。
意外と思考回路が似ている人と出会うことは簡単かもしれません。
例えばペットが好きで動物に関する活動をしていることを通して出会う人は思考回路が似ているかもしれません。
またゲームが大好きでゲームを通して出会う人は結構生活サイクルも似ているでしょう。
職場やプライベートで色々な人と出会う中で、なんか話が合う、それは良い話だけではなく、悪い話も含みますが、何かウマが合うそんな感じでしょう。
会話のレベルが一緒であると大抵はふたりの思考回路は似ていますし、価値観もどこか似ているかもしれません。
よくデートをしてみたけれど男性と話が合わなかった、という女性はいます。
そのときはやはり思考回路がどこか違っているということなのです。
思考回路が似ている人とは会ってすぐに打ち解けて話が盛り上がります。
これを見極めるためには会話をとにかくすることがポイントになるでしょう。
関係が安定している
自分のレベルに見合う男性のポイントは、関係が安定しているということです。
やはり人間なので気が合う、合わないという人はいます。
会うとすぐ喧嘩する、そのような相手との関係は不安定さがあります。
ただ女性は刺激を求める生き物です。
この不安定さをどこか求めてしまうことがあるのです。
そしてそんな不安定さを好きだと勘違いしてしまうことも無きにしも非ずです。
よく喧嘩するほど仲がいいと言いますが、それが2人のスキンシップであると感じている間はいいですが、必ず疲れるときがきます。
そのときに安定した関係を求めている自分に気付くこともあるはず。
女性の中にはどうも回り道をしないと定位置へ行くことができない人もいるのです。
結局行きつくところは安定した関係の人ということでしょう。
不満や不安が少ない
自分のレベルに見合う男性のポイントは、不満や不安が少ないということです。
これはお互い様、というところがあるでしょう。
自分が相手に不満を持っている分、必ず相手も不満を感じているはずです。
ただ男性は女性よりも許容範囲が広いのでその不満は相当我慢します。
女性は不満や不安はすぐに顔が出る人もいますし、思わず口に出してしまう人もいます。
これでは男性は我慢している状態なのに2人の関係は悪くなるばかりでしょう。
そうであれば不満や不安を感じない相手を探すべき、となるのですがこれはなかなか難しいことです。
まずは不満や不安を抱かないために、女性も気持ちを変えていくことが必要でしょう。
不満は不満を呼ぶだけです。
自分の気持ちの持ちようで自分のレベルに見合う男性と出会う可能性はグンとアップするでしょう。
2人の将来を考えられる
自分のレベルに見合う男性のポイントは、2人の将来を考えられるということです。
将来ということは結婚を視野に入れるわけですが、ここでヒエラルキーがどうしても頭に浮かぶわけです。
自分の理想の人を追い求めれば求めるほど、そんな相手は存在しないことに気が付きます。
それならば、理想よりも現実的に堅実な相手を求めることをすることになるわけです。
それができない女性は婚活してもなかなか自分に見合った相手を見つけることができず、さらに探し続けることになってしまうこともあります。
落ち着くところは妥協となるのですが、ここで2人の将来を考えることができる相手であれば自分に合うレベルの男性だと言えるでしょう。
将来など考えられない相手とたとえ結婚しても上手くいかないことは目に見えています。
自分が将来を考えることができる相手は、相手もまたそう感じていることが多いです。
同じ気持ちで居られる相手と出会えることが大きなポイントとなってくるでしょう。
ヒエラルキーが分かれば恋愛もスムーズになる
いかがでしたでしょうか。
普段何気なく生きていてもヒエラルキーの中で存在しています。
会社もそうですし、学校でも縦社会を実感している人も多いことでしょう。
恋愛もそうです。
結婚相手を選ぶこともヒエラルキーのピラミッドが頭の中で出来上がっています。
自分の中のそんなヒエラルキーを理解できれば恋愛もスムーズに行きます。
ぜひ自分の恋愛のヒエラルキーを整理して、恋愛を成就させていきましょう。