愛が重すぎるなんて言われたことはありませんか?時に、過剰な愛情は相手に大きな負担をかけてしまうこともあります。
過剰な愛情を持っている本人は、相手のために良かれと思ってやっているので、決して悪気はないのが問題点です。
そこで今回の記事では、過剰な愛とはどのようなものかをご紹介していきます。
自分自身が大切な人を愛情によって苦しめていないかチェックしてみてくださいね!
過剰な愛情は意外と自分では気付かないもの
過剰な愛情を相手に注いでいる本人は、無意識でやっていることが多いのです。
人への愛し方は、両親から学ぶことが多いので、それが当たり前になってしまっています。
なので、相手から「愛が重い」と言われても、何をどのように改善したらいいのか分かりません。
そこでこの章では、なぜ過剰な愛は自分では気付かないのかを詳しくご紹介していきます。
相手に対して良かれと思ってやっている
愛情が強すぎる行動は「相手の幸せのために」という原動力があるのです。
なので、相手から不満を言われても、それは相手がワガママを言っているように聞こえてしまいます。
決して、相手を苦しめるためではないので悪気はありません。
また、過剰な愛情を注ぐ女性は、良心から行動しているため「自分のやっていることは正しい」という思い込みがあります。
なので、その愛情を受け取ってもらえない場合、怒りや悲しみの気持ちが湧いてきます。
このような女性は自己犠牲してでも過剰な愛を注ぐため、相手が反抗すると今までの我慢が爆発し、相手を責めてしまうこともあり、より相手の負担になってしまうことがあります。
相手から指摘されづらい
過剰な愛情はカップル間や親子など密接な関係で起こるので、愛される側も指摘しづらいのです。
相手にも好きという感情があるゆえ、過剰な愛情が苦痛だと言い出しづらくなります。
そして、愛される側も相手に悪意がないことは理解しているため「これ以上愛さないでくれ」とは言えません。
また、過剰な愛情は、常に苦痛な訳ではなく、心地よいときもあれば負担になる時もあります。
相手にも甘えや依存の感情が芽生えるため、負担に感じても離れる決心がつきません。
そのまま共依存関係に陥ってしまうカップルや親子もいます。
だんだんと過剰になるため感覚が麻痺する
過剰な愛情を注ぐ女性は、初めから愛情が歪んでいるわけではありません。
交際を始めた当初は、適切な愛情表現をする場合がほとんどです。
過剰な愛情表現は2人の関係が近くなれば近くなるほど表面化してきます。
相手側は徐々に負担が大きくなってきても感覚が麻痺してくるので、周囲から見たら異常な関係でも、過剰な愛情を注がれている本人は「ちょっと困った人だな」程度の感覚しか持っていない場合もあるのです。
なので、周囲が別れたほうがいいと忠告してもズルズルと関係が続いてしまいます。
過剰な愛情14選
過剰な愛情はさまざまな場面で表面化してきます。
しかし、過剰な愛情を注ぐ本人はどこがおかしいのか理解できません。
この章では、過剰な愛情の例を詳しくご紹介していきます。
もし、相手に「愛が重い」と言われてしまった場合は、自身がこのような行動をしていないかチェックしてみてくださいね!
彼氏編
彼氏が好きすぎて過剰な愛情が止まらなくなってしまう女性も多くいます。
愛せば愛すほど彼の心が離れていくと感じた経験はありませんか?もしあるのなら、愛し方を間違えてしまっている場合があります。
この項目では、彼氏に対しての過剰な愛情をご紹介していきます。
大好きな彼氏に過剰すぎる愛情を押し付けていないかチェックしてみてくださいね!
1.連絡の頻度が多すぎる
大好きな彼氏と常に繋がっていたいという気持ちが暴走して、連絡の頻度が多過ぎてしまっている場合は、過剰な愛情表現になっています。
愛しているからこそ、いつどこで何をしているのか気になってしまうのです。
また、連絡が返って来なかったり電話が繋がらないと「もしかして事故にあってしまったのかも?」や「もしかして嫌われてしまったのかも?」と不安になり、相手と連絡がつくまで繰り返しラインや電話をしてしまいます。
このようなことが続くと「しつこい」や「俺は彼女に信頼されていないんだ」と感じ、気持ちが冷めていってしまうこともあります。
連絡の頻度が多過ぎる女性は、建前は相手の心配をしていますが、本音は「愛されたい」という気持ちがあります。
自身の愛情不足や寂しさを埋めるために、連絡を取ろうとしているのです。
過剰な愛情を注ぐ女性は、実は異常なほど愛情に飢えているからという側面もあるのです。
2.アポ無しで突然会いにくる
彼氏の家にアポなしで突然会いにくる女性も、相手からすると過剰な愛情と捉えられてしまいます。
過剰な愛情を持つ女性としては「部屋が散らかっているから掃除しにいこう」と思っていたり「美味しい料理を作ってあげよう」という気持ちからしている行動です。
しかし、たとえ付き合っている関係だとしても、相手の許可なく家に押しかけるのは迷惑と感じられてしまいます。
彼女側は「愛し合っている関係なのだから、毎日でも会いたい」と思っていても、彼氏側は「一人の時間もほしい」と思っている場合もあるのです。
彼女側は、部屋を掃除したり料理をするのだから尽くしているという感覚で相手の部屋へ行きますが、実際は「彼氏に会いたい」という気持ちを押し付けてしまっています。
部屋に行って彼氏に拒否されると「こんなにも尽くしているのになぜ愛してくれないの?」という気持ちになりませんか?本音は相手のためではなく、自分のために恋人の部屋にアポなしで行ってしまっているのです。
3.自宅や職場の前で待っている
彼氏の自宅や職場の前で待っているのも、彼氏側からすると「愛が重すぎて怖い」という印象になります。
たとえ恋人同士であっても、自宅や職場の前でじっと待たれると不気味に感じてしまうのです。
ただひたすら待たれてしまうと「俺を待つ以外にすることないのかな?」とか「こんなに愛されてもお返しできない」という気持ちになり、愛されることが苦痛になってきます。
人それぞれ愛し方は違うので、愛し方に大きな差を感じると、相性が悪いと思われてしまうこともあります。
あなたと同じぐらい愛が過剰な人となら、自宅や職場の前で待っていてもそれ以上の愛情を返せますが、一般的な男性は「自分にはこの愛情は抱えきれない」と感じてしまいます。
4.しつこく「好き?」「愛してる?」と聞く
過剰な愛情を持っている女性は、相手にも同じぐらい愛情を注いでほしいと思っているため、しつこく「好き?」「愛してる?」と聞いてしまいがちです。
相手は何度も確認されるとウンザリして気持ちが冷めてしまう場合もあるのです。
特に日本の男性は愛情を言葉で表すのが苦手なので、無理に言わせようとすると負担になってしまいます。
多くの男性は、言葉で愛情を表すより、日頃の行動で愛情を感じてほしいと思っているのです。
日頃、記念日を一緒に祝ったりデートコースを考えたりすることで、愛情を示しているのに、しつこく愛情の言葉を言わせようとすると「俺の愛情を感じてないんだな」と受け取られてしまいます。
5.女友達の連絡先を消させる
彼氏の女友達に嫉妬して、むりやり連絡先を消させるのは、過剰な愛情だと認識されます。
彼氏にも、昔からの女友達や恋愛感情がない女性の知人もいます。