あなたの周りに空気みたいな存在の人はいませんか?また「まるで空気みたいだね」と誰かに言われたことはありませんか?
今回は、空気みたいな存在の人の特徴や、存在感のある人との違いについて紹介していきます。
空気みたいな存在について興味がある人や、空気みたいと言われる理由について知りたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
空気みたいな存在とは?
「空気みたいな存在」と聞くと、あまりいいイメージを抱かない人が多いと思います。
というのも、空気は目に見えないものですから「空気みたいな存在=見えない存在」と考えてしまうのではないでしょうか?たしかに、それも一理あるのですが、実は悪い意味で使われるだけでなく、いい意味で使われることもあるみたいです。
ということで、ここからは大きく2つに分かれる、空気みたいな存在の意味について紹介していきます。
いてもいなくてもわからない存在のこと
まず、こちらは「空気みたいな存在」と聞いて思い浮かべる悪い意味といえるでしょう。
というのも、人であるにも関わらず、本当の空気のように扱われてしまっています。
たとえば、グループで行動しているときに「○○って空気みたいだよね」と言われたら、きっとほとんどの人が「自分はそんなに存在感がないのか…」とがっかりしてしまうはずです。
要するに、この場合において使われる空気みたいな存在というのは、いい意味ではないということでしょう。
もちろん、言っている方からすると特になにも思わずに言っているのでしょうが、言われた人は傷ついてしまうと思います。
そのため「空気みたいな存在だね」なんてことは、思っていてもできるだけ口には出さない方がいいのかもしれませんね。
一緒にいるのが当たり前の存在のこと
次にこちらは、いい意味で使われる場合です。
たとえば、家族やパートナーなど、一緒にいるのが当たり前になっている存在のことを、まさに空気のように感じる人もいるのではないでしょうか?
とはいえ、やはり空気のように当たり前に感じていたとしても、本人に直接「空気みたいな存在だね」と言うのは少々気が引けてしまうはず。
それに、こちらの意味よりも、悪い意味として使われる「いてもいなくてもわからない存在」が主流になっているからこそ、言われた際は相手が驚いてしまうかもしれませんね。
ですから「あなたと一緒に居ると安心できる」といったいい意味で使う場合には、きちんと理由を付け足すことが重要といえるでしょう。
空気みたいな人の特徴13個
ここまで「空気みたいな存在」の意味についてお話ししてきました。
悪い意味として使われる「いてもいなくてもわからない存在のこと」そしていい意味で使われる「一緒にいるのが当たり前の存在のこと」と、大きく2つの意味に分かれる空気みたいな存在という言葉でした。
それでは、ここからは「空気みたいな人の特徴13個」について紹介していきます。
自然に輪に溶け込んでいる
まるで空気みたいに自然に輪に溶け込んでくる人は、空気みたいな存在と思われることがあるでしょう。
よく言えば「人の輪に溶け込むのが上手な人」ですが、悪く言えば「入ってきていることすら気づかない人」といえます。
もちろん、前者の方で使われると褒め言葉の意味になるため「空気みたいに溶け込んできたね」と言われた際は、ポジティブに解釈する必要があるといえます。
とはいえ、いきなり「空気みたいな存在で気づかなかった」なんて言われるといい気はしない人が多いはずですから、言う前に相手の気持ちをきちんと考えるようにしましょう。
いつも知らないうちにいなくなる
飲み会や遊びの場において、いつも知らないうちにいなくなる人っているのではないでしょうか?
まさに誰も気づかないうちにその場を出入りすることができる人は、空気みたいな存在といえるでしょう。
とはいえ、誰も気づかないのは誰にも気づかれたくないからなのか、それとも天然に気づかれないのかは人それぞれ違うと思います。
そのため、盛り上がっている場でも気づかれずに消えてしまうのは、一種の才能と言ってもいいのかもしれませんね。
ですから、飲み会など「早く帰りたいなー」と思う場所において、この能力を兼ね備えている人は、有利であるといえるでしょう。
一匹狼
群れることにこだわらず、自分だけで行動する一匹狼タイプの人は、空気みたいな存在と思われることがあるでしょう。
やはり、どこかのグループに所属していないからこそ、どこに行っても初めての扱いを受けるはず。
そのため、うまく溶け込んだとしても、いるのかいないのか分からないにしても、どちらにせよ空気みたいな存在と思われてしまうのです。
ですが、一匹狼タイプの人の場合は、自分から好んで一人で行動することを望んでいるわけですから「空気みたいな存在」と言われることは、むしろ褒め言葉として受け取ってもいいのではないでしょうか。
見た目が地味
流行に左右されない、地味な見た目の人は「空気みたいな存在」と思ってしまうことがあるはずです。
やはり、見た目は自分の個性を発揮するものなので、地味であればあるほど大人しい、まるで空気みたいなイメージを抱きやすいといえます。
また、服装やヘアスタイルも地味な人からは、非常に空気感を見出してしまうかもしれません。
もしかすると、ただただ見た目へのこだわりが一切ないだけかもしれませんが、地味であればあるほど、多くの人が「空気みたいだな~」と感じてしまうのでしょう。
とはいえ、地味な見た目であったとしても、それが唯一無二の存在となれば、その地味な見た目が存在感を証明することもあり得るのです。
積極的に主張しない
自分の意見などを積極的に主張することがない人は、空気みたいな存在といえるでしょう。
やはり、会社や学校など、たくさんの人が集まる場所では、自分の意見をこれでもかというほど積極的に主張する人が目立ちます。
反対に、積極的に主張することがなく、沈黙を貫いていれば空気扱いされてしまうのはいうまでもないでしょう。
とはいえ、自分の意見ばかりを主張するというのも、場合によっては周りに迷惑をかけてしまう可能性があるため、自分の意見を主張する際は、一息入れるのも大切なのかもしれません。
受け身な態度
受け身な態度の人は一見、すべてを周りに任せているように見えるため「自分の意思はないのかな?」と思わず呆れてしまう人もいるのではないでしょうか。
また、自分からは会話をしなかったり、非積極的な行動からも受け身な態度が目立ち、空気みたいな存在と思われるのも無理はないのかもしれません。
もちろん、大柄な態度で威張っているだけ人には好感を持つことはできませんが、自分の意思がまるでない受け身な態度ばかりが見られる人に好感を抱く人は少ないでしょう。
それに、結局のところ自分の存在感をアピールするためには、待っているだけではいけないということなのです。
ですから、自分の得意分野からでいいので、積極的に行動することを心がけましょう。
個性がない
服装やヘアスタイルなど、個性が一切なく地味な見た目の人は、空気みたいな存在と思われることがあります。
最近では地味な見た目に限らず、量産型という同じような見た目をしている人がたくさんいるため、結局自分だけの個性を発揮するのが難しくなってしまうので、周りから個性がないと思われるのです。