他の人と被らない

趣味に関して誰かと喜びを分かち合いたいと考える人もいれば、人と同じ趣味を持ちたくないと考える人もいます。

後者の考え方をする人にとっては、ニッチな趣味は誰かと被ることはほぼないので非常に魅力的でしょう。

知名度も高くないため、趣味にしていると言っても周りの人に真似される心配もほぼありません。

誰とも違う趣味を持ちたいと考える人にとって、ニッチな趣味ほど合うものもないかもしれません。

自分の世界に没頭できる

ニッチな趣味は周りに仲間がいないことも悩みになりがちですが、一方で心置きなく自分の世界に没頭することができます。

メジャーな趣味の場合、職場にも共通の趣味を持っている人がいて「同じ趣味なんだから、今度一緒に楽しもう」と言われることもあります。

もちろんそういったコミュニケーションが好きな人にとっては嬉しい出会いになるかもしれませんが、趣味は一人で楽しみたい人やプライベートまで職場の人と会いたくない人にとっては苦痛に感じてしまうこともあるでしょう。

しかし、他の人と被らないニッチな趣味ならそういったリスクはありません。

自分の世界に思う存分没頭することが可能です。

人とは異なる感覚が身につく

ニッチな趣味だからこそ、周りの人とは違う経験ができることも魅力の一つでしょう。

単に自分の趣味を楽しんでいるだけなのに他の人とは異なる感性を身に付けることができれば、人とは違う人生を経験して人として深みが出てくるかもしれません。

違う感性を持っていることで、他の人とは違う着眼点を持つことができて仕事に役立つというケースもあるでしょう。

「他の人と同じように行動したくない」という考え方を持っている人は、ニッチな趣味をすることで個人主義を楽しむこともできますし、他の人とは違う行動もできるようになります。

人生が豊かになるのもニッチな趣味が持つ魅力の一つだといえるでしょう。

個性として強みになることがある

読書や映画鑑賞などの一般的な趣味しかない人の場合、履歴書の趣味の欄に書く内容を迷ってしまうこともあります。

しかし、ニッチな趣味はそれだけで個性となるので、ニッチな趣味を持っていること自体が強みになることもあるでしょう。

趣味や特技の欄に書けるだけではなく、そこから話題が広がっていくこともあります。

話すことが苦手な人でも、趣味の話なら緊張せずに初対面の人とも話せる場合もあります。

ニッチな趣味は、持っているだけで大きな個性となるのです。

ビジネスとして発展することもある

実はニッチな趣味は個性として強みになるだけではありません。

個人の気分転換の枠を超えて、趣味以上にビジネスとして大きく発展していく可能性も持っているのです。

カービングの項目で説明したようにメルカリなどでお小遣い稼ぎができるというレベルに留まらず、趣味が高じて起業できる場合もあるでしょう。

起業レベルまではいかなくても、副業としてどこかの企業に委託されながら働けるかもしれません。

多くの人が持っていない個性だからこそ、ビジネスチャンスも溢れているのです。

ニッチすぎるものは個性的な魅力がたくさんある!

周りの人から理解されなかったり、変わった人だと陰口を叩かれてしまうリスクがあるものの、自分のペースで好きなように楽しむことができ、他の人とは違う経験ができるのがニッチな趣味を持つ魅力です。

ニッチなものを好きでいるだけで、自分独自のリラックス方法を確立できることもあるでしょう。

周りから理解されなくても、ニッチな趣味を持っている人は、それをどんどん突き詰めて自分自身の強烈な個性にしてみてはいかがでしょうか。