キャビンアテンダントになるには?憧れの職業に就くためにやるべきリスト10個をこなそうについて
女性の憧れの職業とも言われているのがキャビンアテンダントです。

今までに一度はキャビンアテンダントとして世界の空を飛び回りたいと考えたことがある女性も多いのではないでしょうか。

男性のパイロットと同じくらい人気があるキャビンアテンダントは合コンでもウケが良く、モテ職業とも言われています。

では、実際にキャビンアテンダントとはどのような仕事をする人なのでしょうか。

また、そんな憧れの職業であるキャビンアテンダントの魅力やキャビンアテンダントになるために必要なこと、またはやっておくべきことなどを紹介していきます。

今からでもキャビンアテンダントを目指したい人、あるいは自分の周りにキャビンアテンダントを目指している人はぜひチェックしてみてください。

キャビンアテンダントとは?

昔はキャビンアテンダントのことを「スチュワーデス」と呼んでいる時代もありました。

しかし、現在は時代の移り変わりとともに「スチュワーデス」という呼び方は廃れ、キャビンアテンダントと呼ばれることが一般的になりました。

今まで飛行機を利用したことがある人は、お世話になったことがある人も多いのではないでしょうか。

まずはそんなキャビンアテンダントに関する基本的な知識を確認していきましょう。

旅客機の客室乗務員のこと

客室乗務員
キャビンアテンダントは実は和製英語なので、海外では通じません。

海外ではキャビンアテンダントのことは「フライトアテンダント」あるいは「フライトクルー」と呼びます。

また、キャビンアテンダントを日本語で表記すると「客室乗務員」という言葉になります。

先ほども紹介したように、以前はキャビンアテンダントではなくスチュワーデスという呼称が一般的でした。

しかしながら、スチュワーデスは元々「客室乗務員の女性」を意味する言葉だったと言われています。

そのため、男性の客室乗務員も増えている状況で男女差別を助長しかねないとして「キャビンアテンダント」という呼称が一般的になりました。

「看護婦さん」が「看護師さん」と呼ばれるようになったのと同じ理由であると考えても良いでしょう。

乗客を出迎え安全な搭乗をサポートする

そんなキャビンアテンダントの仕事は色々ありますが、最も目立つ仕事は乗客を出迎えて安全な飛行機への搭乗をサポートする仕事ではないでしょうか。

飛行機に乗る時、入り口で挨拶をしてくれたり、毛布を渡してくれたりする仕事をしているのがキャビンアテンダントです。

また、挨拶をしたり毛布を渡したりするだけではなく席の場所が分からない人には案内をしたり、荷物を上にあげることができない人にはサポートをしたりすることもあります。

そのため、必然的に高いところに手が届くことが重要であり、140cmなどの小柄な人はキャビンアテンダントとして働きたくても面接で落ちてしまう可能性が高いとも言われています。

飛行中は食事などを運ぶ

キャビンアテンダントの仕事は乗客を出迎えることだけではありません。

国際線など長時間のフライトの場合は食事を運ぶこともあります。

国内線であっても、ドリンクや飴、あるいは便によってはチョコレートなどをもらうこともあるでしょう。

寝ている人に対しては無理に起こさず、後から目を覚ました時に再度声をかけることもあります。

国際線のファーストクラスのように牛肉と鶏肉で選択肢がある場合は、単に配るだけではなく乗客の好みに応じて食事を運ぶこともあります。

また、一般的なエコノミークラスの場合は単に食事や飲み物を運ぶだけですが、ビジネスクラスやファーストクラスになると事前に乗客の名前を覚えて、「○○様、飲み物はいかがでしょうか」のように聞くこともあります。

緊急時には乗客の安全確保を行う

事故率が低いと言われている飛行機での旅ですが、思わぬ事故が発生してしまうこともあります。

そんな時、キャビンアテンダントは乗客の安全を確保するために動きます。

どの飛行機であってもフライトの前に救命用具の使い方などを説明しますが、実際に事故が発生した場合は全員がそうした用具を装着できるようにサポートに回ります。

また、緊急脱出口から脱出する際にはシートを避けて扉を開ける操作をするなど、乗客が一人でも多く無事に脱出できるように動き回ります。

乗客の誰よりも飛行機のことを知り尽くしているキャビンアテンダントですが、乗客の最後の一人が避難できるまで自分が避難することはもちろんありません。

キャビンアテンダントになる方法

緊急時には命の危険を伴うこともあるキャビンアテンダントですが、それでも色々な空の旅を楽しみつつ乗客をサポートする素敵な職業として人気を集めています。

特にプライベートでも頻繁に旅行をするなど飛行機を利用する機会が多い人は、自分自身がキャビンアテンダントになってみたいと考えることもあるのではないでしょうか。

では、キャビンアテンダントになるためにはどうすれば良いのでしょうか。

キャビンアテンダントの専門学校や試験があるのか、キャビンアテンダントになるために必要な学歴にはどのようなものがあるのかをチェックしていきましょう。

航空会社の採用試験に合格する

キャビンアテンダントになるためには、一般の会社員と同じように航空会社の採用試験に合格する必要があります。

一般の会社員でも「研究職を志望する方はこちらのホームページから、営業職を志望する方はこちらのホームページから」のように志望する職種によってエントリー画面が分かれていることがありますが、キャビンアテンダントに関しても特別なエントリーページが用意されている場合がほとんどです。

そうしたキャビンアテンダント専用のエントリーページからエントリーし、学力試験や健康診断、適性検査や面接といった一般企業と同じような採用試験を経て合格することでキャビンアテンダントになることができます。

キャビンアテンダント専用の試験や資格などは存在していないので安心してください。

専門学校または短大卒以上の学歴が必要

キャビンアテンダントになるために特別な試験に合格する必要があるわけではありませんが、だからといって誰でもキャビンアテンダントになれるわけではありません。

航空会社にもよりますが、基本的にはキャビンアテンダントは専門学校または短大卒以上の学歴が必要とされています。

多くの場合は四大卒、あるいは大学院を卒業した人が志望するので学歴はあった方が有利に面接を進めることができるでしょう。

そのため、キャビンアテンダントになりたいと考えている場合は早々に自分の進路を考えながら進学先を決定する必要があります。

特にキャビンアテンダントは容姿が優れているなどの外見的な条件よりも、学力や語学力を重視される場合が多いので小学生や中学生のうちから努力していかなければなりません。

一部の航空会社では高卒以上でも可

基本的に航空会社は専門学校卒あるいは短大卒以上の学歴が応募条件になっていますが、一部の航空会社は高卒からでも応募することができます。

どうしても大学に行けない理由がある人などは高卒でも応募できる航空会社を探して応募してみるのも良いでしょう。

ただし、四大卒の人が志望することが多い職種ですので高卒だとどうしても不利になってしまうことは否めません。

また、航空会社の規模が大きくなればなるほど高学歴の人が集まりやすくなるため、高卒だと合格率が下がってしまうと言われています。