もちろん、空き時間には語学力を向上させるための勉強も行うなど、キャビンアテンダントは常に自分の能力をアップさせるための努力が求められます。
向上心が強い人にピッタリの仕事かもしれません。
プライベートな旅行で社員割引が使える
仕事で色々な国や地域を飛び回るのがキャビンアテンダントです。
もちろんその日のフライトが終われば自宅ではなくホテルなどに泊まることもあるでしょう。
その際に空き時間で少し観光を楽しむこともできるかもしれません。
しかしながら、キャビンアテンダントはそのような空き時間だけではなくプライベートでの旅行時間も充実させることができます。
航空会社によっても割引率は大きく異なりますが、キャビンアテンダントはプライベートな旅行の際に自社の飛行機を使えば社員割引を使って旅行を楽しむことが可能です。
アパレルブランドで働く人が自社商品を社割で購入できるように、キャビンアテンダントも社割を使えるのです。
飛行機の代金は旅行の中でも大半を占めるような高いものであるだけに、これは大きな魅力となってくれるでしょう。
キャビンアテンダントになるためにやるべきリスト10個
色々な経験ができるだけではなく、仕事でもプライベートでも飛行機に乗れるというお得な職業がキャビンアテンダントです。
さらに立ち居振る舞いの美しさも身に付けることができるため、ここまでのキャビンアテンダントの仕事内容や魅力を読んで、ますますキャビンアテンダントになりたいと考える人も多いのではないでしょうか。
しかしキャビンアテンダントは倍率が20倍以上と呼ばれる狭き門です。
人気の職業だけあって、誰でも簡単にキャビンアテンダントになれるわけではありません。
そこでキャビンアテンダントに合格できる可能性を上げるためにも今すぐ始めたいやるべきリストを10個紹介していきます。
英語力を身に付けておく
キャビンアテンダントになるための大きなハードルといえば、やはり英語力でしょう。
高学歴な人や英語が得意な人、そしてもちろん帰国子女の人にとってはTOEIC600点はそれほど難しい資格ではないかもしれませんが、元々英語に対してアレルギーがある人は勉強自体が辛いものになってしまう恐れがあります。
そのため、普段からコツコツ英語の勉強をしておくようにしましょう。
TOEICの点数が取れるような勉強も大切ですが、キャビンアテンダントになるためには会話力も重要なので可能であれば留学をすることも良い経験になります。
600点といわずそれ以上の点数を目指して日々努力しましょう。
語学系の大学や専門学校に入学する
進路選択で学校を選ぶ際にも、語学を学べる大学や専門学校を選ぶと良いでしょう。
日頃から英語に慣れ親しんでいればTOEICの点数が取りやすくなるだけではなく、生きた英語に触れられる回数が増えるため自分自身でネイティブのように話せるようになっていきます。
面接の際のアピールポイントにもなるでしょう。
絶対にキャビンアテンダントになりたいという強い気持ちを持っている人は、同じ大学の中で学部を選ぶ際にも語学を学べる学部や留学制度が整っている学部を選ぶのがおすすめです。
キャビンアテンダントの面接を想定しながら、それに向けた進路選択をしていくと良いでしょう。
アピールできる資格の取得
英語力のハードルが最も高い人が多いため、キャビンアテンダントになるためにTOEICの点数ばかりを気にしてしまいがちです。
しかしながらTOEIC600点の英語力は周りのキャビンアテンダントになりたいライバルたちが当然のように持っているスキルのため、TOEICのスコアが600点になったからといってそれだけでキャビンアテンダントに簡単になれるわけではないので注意が必要です。
TOEICで600点を取得するのはあくまでスタートラインに立つために必要なことです。
それだけで満足せずに、周りのライバルに差をつけられるように色々な資格を在学中に取得しておくのも良いでしょう。
TOEIC
TOEICの600点を取得しただけではスタートラインに立つだけですので、残念ながらアピールポイントとはなりません。
しかしそれ以上のスコアを取得しておけば十分にアピールポイントとなって周りのライバルに差をつけることができるでしょう。
たとえば700点以上の場合、上場企業の国際部門にも安心して配属できる英語力を持っていると判断されます。
これが800点以上になると海外赴任や外資系企業としても十分な戦力になると判断され、900点以上になると既にネイティブレベルだと考えられるため大きなアピールポイントとなります。
高学歴の大学卒となると700点以上を保持している人も増えてくるため、面接でアピールするためには少なくとも800点以上は保持しておきたいところです。
英検
英語能力を証明できるのはTOEICだけではありません。
英検を受けることでTOEICとは別の観点からも英語力を評価されることをアピールしておくのも良いでしょう。
一般的に、TOEICの600点は高校卒業レベルの英検2級レベルだと言われています。
これが700点になると2級Aランク~準1級、800点になると準1級、900点になると1級レベルに相当するとの考え方が一般的です。
そのため、英検を取得してアピールポイントとする場合も準1級以上の英検を取っておく必要があります。
学生で時間に融通をつけやすい時期に積極的に勉強して英検を受験してみるのも良いのではないでしょうか。
英検の場合、2級以上になると面接もあるためコミュニケーションの練習にもなります。
中国語検定
外国語の能力をアピールポイントにするのであれば英語だけにこだわる必要はありません。
英語の能力を高めることも重要ですが、一緒に中国語の能力も高めておいて損はないでしょう。