ドラマや漫画でも描かれることの多い社内恋愛に憧れを抱いている女性も多いのではないでしょうか。
社内恋愛は一般的な恋愛とは違うドキドキ感を味わうことができるので、恋愛経験が豊富な人でもはまってしまう人が多いと言われています。
また、毎日顔を合わせる環境という点では同じですが、学生の頃に同じ学校に人と付き合っている時とはまた違う雰囲気を味わうことができるのも社内恋愛の特徴です。
本来であれば仕事をする場であるオフィスで恋愛をするのは、どういったメリットがあるのでしょうか。
また、ドキドキして楽しいというメリットだけではなく社内恋愛にはデメリットも存在しています。
社内恋愛のメリットとデメリットを両方知り、オフィスでの恋愛を満喫しましょう。
職場でのお付き合い、社内恋愛
取引先や自分の得意先など仕事の関係で出会った人ではなく、社内で知り合った人と付き合うのが社内恋愛です。
同期や同じ部署の先輩と後輩など、関わりが多い人同士で付き合うことが多い社内恋愛ですが、もちろん違う部署で一見接点がないような人と恋愛することもありますし、社内に同好会などがあればそれが縁で支社などが違う人と社内恋愛が始まることもあるでしょう。
憧れる人も多い社内恋愛ですが、どのようなイメージを抱かれることが多いのでしょうか。
ここでは社内恋愛にまつわる二つのイメージを想像していきます。
社内恋愛から結婚する人も多い
結婚適齢期であっても、合コンや友達の紹介で出会った人との恋愛では別れてしまうこともあります。
しかし社内恋愛の場合は結婚する人も多く、成婚率が高いとも言われています。
結婚してからも同じ部署で働き続けることもありますし、会社の方針でどちらかが違う部署に異動になることもあります。
また最近では減ってきましたが、社内恋愛や社内での結婚が禁止されている職場の場合は、結婚を機にどちらかが退職や転職といった道を選ぶこともあります。
いずれにせよ、会社側が社員のプライベートである恋愛に対して規則を作ることも珍しくはないほど社内恋愛をする人は多いと言われています。
結婚に繋がる可能性が高いのであれば、結婚願望が強い女性は街コンや婚活パーティーに積極的に参加するよりも、むしろ社内恋愛を通して相手を探した方が良い場合もあるかもしれませんね。
社内恋愛は女性の憧れ?
男性でも女性でも社内恋愛をする人はいますが、実は男性よりも女性の方が社内恋愛に対して憧れを抱いている人が多いと言われています。
それは、社内の人にバレずにこっそりとやり取りをするドキドキ感や、周りの人とは違う立場にいるという優越感を抱きたい女性が多いからだと言われています。
もちろん男性でも社内恋愛に憧れている人もいますし、女性の中にも社内で恋愛なんて絶対に嫌だと考えている人もいます。
しかし、個人差はあれど社内恋愛に対して憧れを抱いている女性が多いことに間違いはないでしょう。
また、社内恋愛に憧れを抱く女性は、多くの場合学生時代に部活や委員会の先輩に憧れを抱いていたと言われていることもあります。
知っておきたい!社内恋愛のあれこれ
憧れる女性も少なくはない社内恋愛ですが、むやみやたらに社内恋愛をしてしまうと周りの人から反感を買ってしまったり、彼氏との仲が気まずくなってしまう恐れがあります。
さらに、恋愛がうまくいかなくなるだけではなく、自分では思ってもいなかった悪評が広まってしまったり、仕事に支障が出てしまって優秀な人なのに閑職に回されてしまうような可能性もないわけではありません。
社内恋愛をすることは決して悪いことではありませんが、事前にしっかり社内恋愛に関する知識を持っていないと思わぬトラブルになってしまうかもしれません。
社内恋愛に関して知っておきたい最低限のポイントを2つ紹介していきます。
社内恋愛は隠すのが普通なの?
そもそも社内恋愛というと、誰にも知られずに隠さなければならない恋愛というイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。
もちろん社内恋愛が禁止されている職場や、禁止されていなくても発覚した時点でどちらかが異動することが暗黙の了解になっている職場の場合、隠した方が良いでしょう。
しかし、実は全ての職場で社内恋愛を隠さなければならないわけではありません。
特に新入社員が入社後の研修中に付き合い始めた時などは、同期はもちろん教育を担当する人事に知られるケースも少なくはありません。
また、研修中などの特別な期間ではなくても同じ部署で働いていると社内恋愛をしていることが周りにバレてしまうこともあります。
その場合、周りとしては下手に隠すより公言してくれた方が良いと思うこともあるでしょう。
そのため、社内恋愛だからといって必ずしも周りに隠さなければならないわけではありません。
社内の規則はもちろん、周りの人たちとの関係や雰囲気などを見つつ、二人で周りの人に公言するかどうか決めるのがおすすめです。
基本的なマナーを頭に入れておくべし
ただし、いくら社内恋愛を公言しても問題ない環境とはいえ、あくまで職場は仕事をする場所です。
周りが応援してくれている人たちだからといっても公私の区別をつけるなどの最低限のマナーは持たなければならないでしょう。
たとえば会議室などでいくら二人きりになったからといって、当然ながらイチャイチャしてはいけません。
同棲しているカップルの場合夜ご飯の相談などをしたくなることもあるかもしれませんが、それも休憩時間以外は控えるべきでしょう。
大型連休の時も二人同時に休むと困るシフト制の職場の場合は、二人の休みを調整するなど一緒に働いている同僚に向けた配慮も必要になります。
ありがちなのが、喧嘩した翌日に会社でも喧嘩の内容を引きずることです。
お互いに仕事に必要な最低限の会話ができるのであれば良いのですが、もしそうした会話をすることもなくムッツリとしていたら周囲の空気を悪くするだけではなく仕事に支障が出てしまいます。
社内恋愛をする上では、仲良くなり過ぎないように気を付けつつ仲が悪くなった時の対応も頭に入れておかなければなりません。
社内恋愛のメリット
周りの人から応援してもらえる場合でも周りの人に隠さなければならない場合でも、やはり社内恋愛は他の人との恋愛とは違い楽しく感じられることが多いでしょう。
では、社内恋愛にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、社内恋愛の具体的なメリットを13個紹介していきます。
既に社内恋愛を謳歌している人はもちろん、社内恋愛に憧れていて社内で素敵な恋愛相手を探している人もメリットを知り社内恋愛の実現に向けて具体的に行動していってください。
悩みを相談できる
学生の頃は、友達との関係や部活の悩み、勉強の悩みや親との接し方など色々な悩みを恋人と共有することもあったでしょう。
しかし社会人になると友達や家族との距離感も変わりますし、部活などに打ちこむことはあっても、あくまで趣味の延長ということで学生の頃より日常生活に占めるウエイトが低くなります。
そのため、必然的に社会人の悩みは仕事のことが多くなります。
恋人に仕事の悩みを聞いてもらう時、働いている職場が違ったり業界自体が違ったりすると、職場の持つ微妙な空気感が伝えづらく悩みを伝えるために相手に職場環境を伝える必要があるなどの手間がかかってしまいます。
しかし社内恋愛の場合は、支社や部署が違っても相手も職場の環境自体は知っているので安心して悩みを伝えることができます。
悩みを相談し、二人で解決に向けて動けるのは社内恋愛の大きなメリットでしょう。
一緒に居られる時間が長い
社会人同士の恋愛だと、よほど近所に住んでいる状態じゃないとなかなか一緒にいる時間が持てません。
特に平日はお互いに仕事があるので、あまり会うことはできないでしょう。
お互いの職場が近くても残業などによって平日のデートが台無しになってしまうこともあります。
しかし、社内恋愛の場合は一日の大半を過ごす会社で恋人と会うことができます。
もちろん仕事中なのでプライベートの時間のようにイチャイチャすることはできませんが、顔を見られるだけでホッとすることもあるでしょう。
さらに、同棲していればまさに起きてから寝るまで一緒に過ごすこともできます。
もちろんお互いに飲み会や出張があると会えないこともありますが、それでも普通の社会人同士の恋愛よりは一緒にいられる時間は長くなります。
仕事帰りにデートしやすい
同棲することによって一日中一緒に過ごすことも不可能ではありませんが、付き合ったばかりだとどんなにお互いに相性が良いと感じていても同棲をすぐに始めることはないでしょう。
しかし、その場合でも社内恋愛には仕事帰りにデートがしやすいというメリットがあるため、一般的なカップルよりも一緒にいる時間を増やすことができます。
住んでいる場所が会社を挟んで全くの正反対の方向であっても、帰る時間を合わせて会社近くのカフェで軽くデートをすることもできるでしょう。
周りに二人の関係を隠している場合でも、個室居酒屋などに行くことで周りにバレずにデートすることもできます。
平日にデートをするのはほとんどの社会人同士の恋愛で難しい中で、社内恋愛であればそうしたデートを楽しむことができます。
寂しがり屋同士のカップルの場合、お互いに安心して付き合っていくことができるでしょう。
休日デートをしやすい
平日に一緒にいられる時間が長く会社帰りにもデートができるだけではなく、社内恋愛の場合は休日のデートもしやすくなります。
特にシフト制ではなくお互いに土日など固定の休みがある職場の場合は、休日の予定を合わせやすいためデートの頻度も必然的に高くなっていきます。
もちろんお互いにデート以外の用事がある場合はなかなかデートができずにフラストレーションを溜めてしまうこともありますが、それでも事前にお互いの休みが分かっているとデートにも誘いやすくなります。
特に付き合い始めでなかなかデートに恥ずかしくて誘えないような状況でも、社内恋愛なら比較的誘いやすくなるでしょう。
会話の内容がわかりやすい
社内恋愛のカップルは悩みを相談しやすいだけではなく、そもそも会話の内容が分かりやすいというメリットもあります。
たとえば「今日、会社の〇〇さんが面白いことをした」という世間話をする時、お互い〇〇さんのことを知っていないと「〇〇さんは営業の人で、普段は◇◇な雰囲気の人なんだけど…」と細かく説明をしないと話が通じず、言いたいことが分からなくなってしまうことがあります。
しかし社内恋愛であれば、お互いに共通の知り合いが多いので会話の内容が分かりやすいのです。
社会人になると、恋人同士の世間話であってもどうしても仕事の内容が増えてしまいがちです。
その時にお互いに説明しなくても会話の内容が分かることで会話も盛り上がりやすくなり、お互いに「相手と話していると楽しい」という気持ちになれるでしょう。
そうすることでお互いに相性が良い相手だと感じることもあり、社内恋愛同士は結婚する人が多いと言われているのです。
相手の給料がわかる
実は社内恋愛には相手の給料が分かるというメリットもあります。
もちろん会社が違っても相手に給与明細を見せてもらうこともありますし、会社が同じだからといって1円単位で分かるわけではありませんが、相手の役職や勤続年数からなんとなく予想を立てることができるでしょう。
相手の給料が分かることによって、同棲や結婚の際に目標とする貯金額を決めやすくなります。
また、デートの時も相手の給料が分かっていると「ここに行きたいけど、相手には少し高いかもしれないからやめておこう」などのように気遣いがしやすくなります。
もらっている給料の額というのは非常にデリケートな内容なので聞きづらく困っているカップルが多い中で、社内恋愛ならそんな葛藤をしなくても相手の給料を知ることができるのです。
浮気チェックがしやすい
マッチングアプリや街コンに参加して浮気相手を見つける人もいますが、基本的に浮気は自分から能動的にするつもりがなくても浮気相手からアプローチをかけられてなんとなく、という状況で発生するものだと言われています。
すなわち恋人がいる場合でも頻繁に顔を合わせる社内の人とついつい浮気をしてしまう人は少なくありません。
しかしながら、社内恋愛であれば相手が社内で浮気をすることはほぼないでしょう。
特に周りの人が社内恋愛をしていることを知っている場合、アプローチを仕掛ける人もまずいませんし、仮にアプローチを仕掛ける人がいても周りが諫めてくれることもあります。
さらに、万が一相手が浮気しそうになっても、事前に気付いてそれとなく釘を刺すことも出来るでしょう。
スマホチェックなどの束縛行為をしなくても、社内恋愛なら簡単に相手の浮気チェックができるのです。
仕事へのモチベーションが上がる
社内恋愛ですので、当然ながら相手と毎日会社で顔を合わせることができます。
そうすると相手の前で上司や先輩に怒られている姿は見せたくないと考えて仕事に一所懸命に取り組めるようになるでしょう。
社内恋愛は仕事へのモチベーションを高めることもできるのです。
怒られないように仕事に取り組むだけではなく、良いところを見せることでますます相手に自分のことを好きになってほしいと思うこともあるかもしれません。
そうすると終業時間外にも自然と仕事に役立つ勉強を始めることもあり、責任のある仕事を任されることも増えるでしょう。
仕事へのモチベーションが上がることでさらに仕事の能力も上がり、意識しなくても自然とスキルアップもできるかもしれません。
いつでも顔を見られる
同じ支社などで働いていると、社内恋愛ならではのメリットとしていつでも顔を見られるということもあります。
相手の顔をいつでも見られるので、相手が人知れず悩んでしまっている時にもすぐに気付いてあげることができるでしょう。
離れていると電話でのやり取りだけになってしまうので相手の悩みに気付けないこともありますが、直接顔を見ることができる社内恋愛であれば、そういった心配とも無縁です。
もちろん、相手の不調に気付けるだけではなく自分ではなかなか相手に弱音を吐けないという人も、会っていることで口に出せなくても相手が気付いてくれるかもしれません。
お互いに口下手同士のカップルの場合はなおさら、相手の顔をいつでも見られる環境は重要であることが分かるのではないでしょうか。
人間関係が見られる
さらに相手と自分の顔がいつでも見られるだけではなく、人間関係を見ることもできます。
相手がどんな人と仲良くて、どういう付き合い方をしているかを見ることができるのは、付き合いが長くなるにつれて重要なポイントとなるでしょう。
結婚となると相手の同僚と顔を合わせる機会も増えるので、事前に職場での彼の人間関係を把握しておくのはおすすめです。
また、稀に恋人としては素敵な人に見えても周りの人に対して横暴な態度で嫌われているという男性もいます。
そうした男性と結婚してしまうと次第に苦労してしまうことも少なくはないので、そうしたことがないように事前に自分以外の人に対する相手の態度をよく見ておくのも良いでしょう。
理解してもらいやすい
社内恋愛だとお互いに相手の人間関係や相手の普段の生活、仕事のペースなどを自然と知ることができます。
そのため、疲れている時やデートをする気分じゃない時などにも理解してもらいやすくなるというメリットがあります。
会社が違うと、いくら疲れているといっても「でも昨日は帰りが早かったのに」と不満を抱かれてしまうこともあります。
しかし同じ会社であれば「昨日は早かったけど、その前までは一週間連続で終電で帰宅していた」などの事情を相手も理解しやすくなるでしょう。
お互いにその時の仕事の忙しさが自然と分かるので、気遣ったり思いやったりして喧嘩することも少なくなります。
自分から疲れていたり忙しかったりすることはアピールしづらいので、社内恋愛をしてお互いに自然と思いやれる関係性を築くのもおすすめです。
周りから羨ましがられる
恋愛はあくまで二人の関係なので周りの目は気にしないという人もいますが、やはり社内恋愛をすると周りから羨ましがられるというメリットもあります。
特に部署が同じといったケースでは飲み会の時に冷やかされたり、隣に座るように促されたりすることもあるでしょう。
周りの注目を集めたい人はもちろん、周りの人に応援して欲しい人や周りの人から冷やかされるのが好きだという人にとっても社内恋愛の大きなメリットとなります。
さらに公認カップルになればなるほど、横恋慕されたり相手が浮気したりする心配もなくなります。
仲の良さを見せつけたい!という気持ちが強い人に社内恋愛は向いているといえるでしょう。
仲直りしやすい
社内恋愛をしていると、一般的なカップルよりも必然的に一緒に過ごす時間が増えます。
そのため一度喧嘩してしまった場合でも、そのままにしておくと気まずく周りの人に対しても悪影響を及ぼしてしまいかねません。
そのため、意地っ張り同士のカップルであっても仲直りしやすいというメリットもあります。
恋人と喧嘩してしまった時は、その喧嘩から時間が経てば経つほど謝りづらくなってしまいがちです。
しかし社内恋愛をしていると強制的といって良いほど仲直りする必要があるので、自然と仲直りする方向にお互い動くことができるでしょう。
周りの人が協力してくれる公認カップルの場合は、周りの人の協力を得て仲直りできる場合もあります。
秘密の関係でドキドキできる
社内恋愛のカップルといっても、周りが関係を知っている公認カップルばかりではありません。
時には社内の規則やお互いの考え方によって、仲の良い同期にさえも知らせないような秘密の関係を築くカップルもいるでしょう。
そのように周りの人に対して秘密の関係をすることで、恋愛がさらに盛り上がることもあります。
誰にもバレてはいけないという秘密の関係を築いていると、ドキドキして関係も加速しがちです。
不倫カップルがどんどんのめり込んでいくのと同じ理屈で、周りに秘密の社内恋愛も盛り上がるでしょう。
さらに、結婚などが決まって周りに社内恋愛をしていたことを打ち明けた時の周りの驚く反応を想像するという楽しみも生まれます。
社内恋愛の注意点
憧れている人も多くたくさんのメリットがあり、他の人との恋愛では味わえないようなメリットがあるのが社内恋愛です。
特に寂しがり屋同士のカップルや意地っ張り同士のカップルでは社内恋愛のメリットは非常にありがたいものになるでしょう。
しかし一方で、社内恋愛ならではの注意点も存在しています。
ここでは、メリットと同じように社内恋愛だからこそ生じる注意点を8個紹介していきます。
実際に社内恋愛を始める前に、ぜひこちらの注意点も確認してください。
バレないようにするのが面倒
会社の規則で禁止されていない場合は絶対に隠さなければならないということはありませんが、それでも周りの人に社内恋愛をしていることがバレると面倒だと考えて関係を隠す人も多いでしょう。
しかし、社内恋愛を隠すのは意外と難しく、バレないように工夫をするのが面倒だと感じる人も多くいます。
社内恋愛が絶対にバレないように徹底的に隠すには二人の出社時間や退社時間をずらす必要があるのはもちろん、休みも被らないように調整しなければなりません。
さらに会社では必要最低限の話だけに留めたり、時には飲み会で相手が異性と親しく話しているのもスルーしなければなりません。
社内恋愛を公言して良い環境でも公言が許されていない環境でも、いずれにせよ社内恋愛はバレないようにするのが非常に面倒になりがちです。
周りから冷やかしを受ける
社内恋愛が周りの人にバレた場合、「付き合ってたんだね」だけでスルーされることはまずないでしょう。
時間が経てばそれほど言われることもなくなりますが、多くの場合はバレた時は冷やかされるケースが多くなります。
今までは何も言ってこなかった人まで飲み会の時に隣に座るように言ってきたり、職務上の理由で相手以外の異性と話している時に周りから浮気をしているとからかわれることもあるでしょう。
そうした冷やかしも、最初は嬉しくても続くと疲れてしまう場合もあります。
周りが好意でやってくれていることが分かれば分かるほど、あまり嫌がった反応もできないため反応に困ってしまうこともあるでしょう。
喧嘩したあと気まずい
社内恋愛をすると業務を円滑に進めるために仲直りが早くなる傾向があります。
喧嘩がすぐに終わるのは確かにメリットですが、それでも喧嘩した本人同士にとっては気まずさが残ってしまうでしょう。
時には喧嘩の内容に納得していないのに、仕事のために無理やり自分を納得させて仲直りしなければならないこともあります。
もちろん仕事では普通に接しても仕事が終わった後や休日にお互いに納得いくまで話し合えるのであれば問題はありませんが、もし話し合いを適当に終わらせて仲直りしたふりをしてしまうと、すれ違いが大きくなってしまって最後には修復不可能なほどの大喧嘩になってしまうかもしれません。
喧嘩したあとが気まずくなってしまいがちで、なかなか喧嘩の原因についてゆっくり話し合う時間が取りづらいというのは社内恋愛のデメリットとなるでしょう。
周囲のやっかみを買う
社内恋愛をする人は、社外の人と恋愛をしているケースよりもいっそう周りに気を遣わなければなりません。
会社でイチャイチャするのは論外ですし、場合によっては休憩時間であってもプライベートな会話は控えた方が良い場合もあります。
そうやって自分たちを律しないと、周囲からやっかみを買ってしまうこともあるでしょう。
仕事上でミスをした時に、社内恋愛をしていることが全く関係ない場合であっても「職場で恋愛をしているせいで浮かれているからミスをした」と批判されてしまうこともあります。
良い意味でも悪い意味でも社内恋愛は目立ってしまうため、どんなに完璧な人でも周りの人から批判される隙が生まれてしまう可能性があることは覚えておかなければなりません。
見えるからこそ嫉妬しやすい
いつでも相手のことを見られるのは社内恋愛のメリットですが、一方で見えるからこそ相手や周りの異性に対して嫉妬してしまうことがあります。
特に自分が喧嘩してちょっと気まずい時に、相手が異性と仲良く話しているのを見ると嫉妬してしまうでしょう。
仕事上の話であったり、単なる世間話であってもやきもきしてしまうこともあるかもしれません。
嫉妬深い人にとって、相手のことをいつでも見られるのは良いことばかりではありません。
飲み会の時などに相手の隣に座っている女性を見て嫉妬に苦しんでしまうこともあります。
また、その嫉妬を相手にぶつけてしまうと「仕事だから仕方ないのに、どうしろって言うんだ」と言われて、喧嘩になってしまう恐れもあります。
社内恋愛をする場合は自分の嫉妬心をコントロールできないと辛い思いをしてしまうかもしれません。
変な噂を流される
社内恋愛を応援してくれる人ばかりの環境だと順調に楽しむことができますが、時には社内恋愛に対して否定的で変な噂を流す悪意を持った人もいます。
そうした人たちが多い職場だと、少し違う異性と話していただけで浮気したとか別れたといった噂を流されてしまうことがあるでしょう。
もちろんお互いに信頼関係ができていれば問題はありませんが、あまりにも変な噂が多いと疑心暗鬼に陥ってしまうこともあります。
変な噂がきっかけで喧嘩に発展してしまったり、時には本当に別れてしまったりすることもあるでしょう。
噂に流されやすい人や嫉妬深い人は、周りの環境によっては社内恋愛に向いていないこともあります。
一緒に休めないことがある
土日と祝日など、休みが決まっている職場の場合はそれほどでもありませんが、大型連休でも仕事があるようなサービス業だと一緒に休めないことも多いでしょう。
二人が一緒に休みを取ってしまうと周りの迷惑になってしまうため、休みをずらす必要があり、そのため二人で旅行に行けないということもあります。
休みが決まっている職場でも、普通の大型連休に有給をくっつけて休みを延長することは難しいこともあります。
人数が少ないアットホームな職場であればあるほど、周りの人が応援してくれても休みが被らないこともあります。
それでも強引に二人で同じ日に休んでしまうと、次第に周りから反感を買ってしまう恐れもあるので注意しなければなりません。
別れた後も会わなければならない
社内恋愛でも絶対に結婚できるわけではありません。
時にはどうしてもお互いに理解し合えずに別れることもあるでしょう。
別れた場合、普通のカップルであれば連絡先を消してそのまま会わなくなることもできますが、社内恋愛の場合は仕事で毎日顔を合わせなければなりません。
そうなると、周りの人に対して気を遣わせないように普通に接する必要があります。
別れた原因が喧嘩などの場合、それに疲れてしまうこともあるでしょう。
また、別れたことが周りに知られると興味本位で色々聞かれてしまい、嫌な思いをする恐れもあります。
社内恋愛を楽しもう!
社内恋愛はメリットも注意するべき点も色々とありますが、それでも学生時代の恋愛や他の会社の人との恋愛では味わえない特別な経験をたくさんできる恋愛です。
もし社内に気になる男性がいるのであれば、勇気を出してアプローチをしてみるのも良いのではないでしょうか。