天然パーマな人の特徴11個!頑固なくせ毛とうまく付き合っていく方法を教えますについて
パーマをかけていないのにも関わらず、常にウェーブがかかったような髪型の人のことを「天然パーマ」といいます。

直毛でアイロンやドライヤーを使ってもなかなか癖がつかない人にとっては羨ましく思えることも多い天然パーマですが、実は天然パーマの人本人は自分の髪型にコンプレックスを抱いてしまっていることも少なくはありません。

では、なぜ天然パーマになってしまうのでしょうか。

天然パーマになってしまう原因や天然パーマの人の特徴、そして悩みの種になってしまいがちな天然パーマと上手に付き合う方法や、天然パーマを活かした素敵な髪型の提案まで紹介していきます。

髪の毛がコンプレックスになってしまっている人は、ぜひ参考にしてみてください。

天然パーマの種類

皆さんは「天然パーマ」という言葉を聞いてどのようなヘアスタイルを思い浮かべるでしょうか。

身近に天然パーマの友達がいたり、あるいは自分自身が天然パーマだったりする人は分かるかもしれませんが、実は天然パーマといっても一種類の髪型だけではありません。

天然パーマには、大きく分けて四種類の髪型があると言われています。

それぞれどのような髪型なのか、例を挙げて説明していくのでチェックしてみてください。

波状毛

まるで美容院でパーマをかけてもらったかのように、緩やかなヘアスタイルになっている天然パーマを波状毛と言います。

ふんわりとした女性らしいシルエットになっている人も多く、コテなどを使ってプロがアレンジしたような髪型を維持できる場合も多いので憧れを抱かれる人も多い天然パーマだと言われています。

波状毛のタイプの天然パーマの人は「いつもヘアアレンジが上手だね」と褒められることも決して少なくはありません。

小さい頃、緩く三つ編みをしたまま寝たことがあるという人も多いのではないでしょうか。

その翌朝にふんわりとしたウェーブがかかっている状態を想像するとイメージしやすいかもしれません。

ロングヘアになると、まるで童話に登場するお姫様のような髪型になる人もいるほどですので、人によっては波状毛であることを喜ぶ人も多いでしょう。

捻転毛

美容院でパーマをかけてプロの手でヘアアレンジしてもらったかのように見える天然パーマが波状毛で、自分の髪型を好きになる人も多いと言われています。

一方、捻転毛タイプの人の場合は同じ天然パーマであってもコンプレックスに感じている人の方が多いのではないでしょうか。

パーマのように横ウェーブが特徴的な波状毛とは違い、捻転毛は頭頂部から毛先にかけて螺旋状にクセが出てしまいます。

昔の少女漫画では縦ロールのキャラクターが登場することも多かったですが、捻転毛の人はそのような髪型になってしまうことが多々あります。

さらに、漫画のようにゆったりとした髪型になることはほとんどなく、捻転毛に悩む多くの人がコイルのようにチリチリとした髪型になってしまいがちです。

こうなってしまうと髪ゴムで束ねようとしてもボリュームが出てしまうため、縮毛矯正などによってクセを直す人も多いと言われています。

連珠毛

波状毛に比べて悩む人が多い捻転毛ですが、実はその捻転毛と同じくらい厄介なくせ毛だと言われているのが連珠毛です。

捻転毛と連珠毛は「毛髪奇形」と呼ばれることがあるくらい日本人としては珍しく、さらに通常のくせ毛ケアではなかなか対応できないという非常に難しい天然パーマです。

波状毛も捻転毛も、髪の毛一本一本を見るとウェーブがかかってはいるものの均一な太さを維持しているものが多いですが、連珠毛はその名の通り髪の毛一本の中でも場所によって太さが大きく異なるという特徴を持っています。

名前の通り、まるで数珠が連なっているかのような髪の毛であることが分かるでしょう。

捻転毛も髪ゴムを使ってもなかなか束ねづらい髪質ですが、連珠毛もボリュームが出てしまいがちでくせが強く出る天然パーマです。

しかも、髪の毛の太い部分も細い部分も一般の髪の毛に比べて非常に弱くて切れやすいため、ヘアケアをしっかりしているはずなのに髪の毛が弱くて束ねると大量に抜けてしまうなどの悩みを抱えている人も少なくはありません。

縮毛

「縮毛」というと「縮毛矯正」のイメージが強く、天然パーマどころか直毛のイメージを抱く人も多いのではないでしょうか。

しかしながら「縮毛を矯正する」のが「縮毛矯正」ですので、やはり縮毛も天然パーマの一種です。

一種どころかむしろ、天然パーマの中で最もくせが強いといっても良いかもしれません。

縮毛の髪質の場合、いわゆる「チリチリ」といった髪質になります。

ラッパーの人などが編み込みヘアやボンバーヘアをしているのを想像すると縮毛のイメージが掴みやすいかもしれません。

自分で美容院にいって縮毛状態にするのではなく生まれつき縮毛の髪質だと、なかなか髪をまとめることも難しいため非常に目立ってしまいます。

さらに日本人ではなかなかいない髪型のため、特に子どもの頃は周りに髪の毛のことをからかわれてトラウマになってしまうこともあります。

天然パーマの主な原因

天然パーマ
一言で「天然パーマ」と言っても色々なタイプの天然パーマがあるように、天然パーマになる原因も異なります。

人によっては、原因を突きとめてそれを解消するような行動をとることで、今より少し髪の毛のくせを抑えることも決して不可能ではありません。

では、天然パーマにはどのような原因があるのでしょうか。

ここでは先天性の原因と後天性の原因の二つに分けて解説していきます。

先天性の原因

天然パーマの場合、悩んでいる人の多くの場合は先天性の原因で天然パーマになってしまっていると言われています。

先天性の原因で天然パーマになっている場合、「色白」や「足の長さ」のように元々の体質なので、ヘアケアや美容院での施術以外に天然パーマを解決しようと思っても難しくなってしまいます。

生まれつき天然パーマだという人は、できるだけ多くのヘアケア方法やくせ毛ケア方法を試して一刻も早く自分に合った方法を見つけると良いでしょう。

遺伝

先天性に天然パーマで生まれている人の場合、遺伝が原因で天然パーマになっている場合がほとんどです。

ご両親のどちらか、あるいは両方と似た髪質をしていないでしょうか。

ご両親とは違っても、祖父母世代と比べると髪質が似ていることに気付くかもしれません。

遺伝の場合、くせが強いことも多いので天然パーマが気になってしまう人も多いでしょう。

しかし一方で、自分よりも長い時間を天然パーマをともに過ごしてきた先輩が周りにいるということでもありますので、髪質に関する悩みを共有したり、良いヘアケアの方法を教えてもらえたりするかもしれません。

友達には恥ずかしくて聞けないという人も、家族に悩みを打ち明けてみると意外な解決策が見つかるかもしれませんよ。

後天性の原因

「天然」というと「生まれつき」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

もちろん先ほど紹介したように遺伝が原因で生まれつき天然パーマの髪型をしている人もいますが、実は現在は直毛であってもちょっとしたことが原因で髪質が変わり天然パーマになるという人も決して少なくはないのです。

後天的に天然パーマになる人はどのような理由があるのか、主な理由を三つチェックしてみましょう。

生活習慣の乱れ

くせ毛の原因は毛根部分にあるので、生活習慣が変わったからといって一気に天然パーマになるわけではありません。