最近よく見かける「塩顔イケメン」。
ひと昔以前であれば「ソース顔」や「しょうゆ顔」など、時代は流れても顔タイプを分類するのには、なぜか「調味料」が使われます。
味覚と視覚にはなんだか通じる部分があるということでしょうか。
今回は巷で噂の「塩顔イケメン」について、具体的な様相やタイプなどを交えて見ていきたいと思います。
塩顔イケメンとは?
「塩顔イケメン」は、その名の通りあっさりした印象のイケメンです。
調味料の中でも、洋食はソース、サラダにはマヨネーズ、など好みの程度の差はありますが、「これには、アレ」が決まっているものが多いでしょう。
そんな中「塩」はどんなジャンルのお料理であれ、隠し味などでほぼ必ず使われています。
どんな相手であれ、個性を発揮し、おいしさをしっかり引き立てる。
そんな調味料でしょうか。
また、「塩」は生きていくことに欠かせない栄養成分でもあることから、私たちは「塩」味について飽きることはありません。
毎日、気づかぬうちに少しづつ摂取して、それでもなお、食べ続けて飽きることのない調味料です。
「塩顔イケメン」はそんな調味料の「塩」と同じく、「飽きさせない」「どんな場面、どんな相手でもスルっとなじむ」という特徴がひとつあります。
具体的な顔のイメージは、一重まぶたや、奥二重まぶたなどが特徴です。
大きくてくるりとした目とは反対の目元です。
肌の色は濃くなく、薄め。
どちらかといえば色白タイプです。
細いあごや、華奢な首筋など少し中性的な雰囲気の人も多く、「ワイルド」「男っぽい」印象ではありません。
髪や体毛が「薄そう」と感じさせることが多く、女性から見て「危険なタイプ」とはかけ離れています。
体つきも、筋肉質という感じではなく、細身だけど程よい筋肉のある、いわゆる細マッチョが多いような印象でしょうか。
スタイルの良い男性が多いかと思います。
その風貌につり合った服装をしている人が多いため、ワイルド系やガテン系とは違い、文系、理系のおぼっちゃんタイプや、やわらかいこだわりをもった装いの人が多いようです。
性格も、見た目同様に穏やかで理知的な人が「塩顔イケメン」の特徴で、親分肌であったり、怒りっぽいタイプの人とはちょっと違うようです。
いかがでしょうか。
「塩顔イケメン」の概略はこのような感じです。
近くの誰かが思い浮かんできましたでしょうか。
塩顔イケメンの人気の秘密はギャップ?
「塩顔イケメン」が人気となったのにはどんな秘密があるのでしょうか。
その理由のひとつは、彼らが持つ「ギャップ」です。
以前に流行した、「ソース顔」や「しょうゆ顔」は、近寄りがたい完璧なイケメンたちを指しました。
芸能人や文化人はもちろん、一般の男性にいたっても、「ソース」や「しょうゆ」は男前だけど近寄りがたい。
現実的ではないようなそんなイメージを持っています。
その点「塩顔イケメン」は親しみやすさがポイントです。
どんなお料理でもおいしさに一役買う「塩」のように、どこでも誰とでもなじみやすく、仲良くしてくれそうな雰囲気を持っています。
男前、イケメンなのに親しみやすい、そんなギャップが「塩顔イケメン」人気をますます大きくしています。
塩顔イケメンの特徴11個!
ルックス良くて親しみやすいとなれば、気になる方も多いはず。
そんな「塩顔イケメン」の具体的な特徴について、これから見ていきましょう。
1.一重まぶたか奥二重の切れ長の目
顔の印象の大部分は目元で決まります。
それは男性も女性も同じことです。
大きくクリッとした目や、きれいに整った二重の目元は「塩顔イケメン」ではなく、別のイケメンです。
「塩顔イケメン」は一重まぶた、もしくは奥二重まぶたを持っています。
丸い感じではなく、すっと横に引いたような切れ長の形が特徴です。
また、目元の続きである眉毛もあっさりしています。
西郷隆盛のような、わしっとした眉毛は「塩顔イケメン」のものではありません。
目元があっさりした「塩顔イケメン」は、知的でクールな印象を感じさせます。
また、その涼やかな目元でちらりと見上げる様子は色気があり、女性のハートを一気に持っていってくれます。
「塩顔イケメン」は眼鏡が似合います。
濃い目元、はっきりとした彫の深い大きな目を持つ男性が眼鏡をかけると余計にその目が強調され、残念ながらかえってイマイチな雰囲気になってしまうこともあります。
薄めの目元であれば、眼鏡もアクセントとして、より知的な雰囲気を作ってくれます。
2.小顔
ひと昔、いえ二昔前は顔が大きいのも男前の条件でした。
「塩顔イケメン」は小さな顔が特徴です。
顔の大きさは物理的に計測して小さな場合はもちろんですが、あごのラインがすっきりしていたり、頬が高すぎなかったり、肩幅に対する顔の幅が小さかったりなどで、小顔にみえます。
濃い目元やしっかりした眉毛を持つ男性は、物理的に計測すれば「小顔」だったとしても、パーツの持つ重たさから小顔には感じられません。
「塩顔イケメン」は、実際に顔が小さいかどうかはともかく、全体的に薄味であっさり、すっきりしていることから、見る人に「小顔」という印象を与えます。
大きな顔の男性はなんとなく押し出しも強いように感じます。
実際に押しが強い人が多いように思います。
小顔を持つ「塩顔イケメン」の男性はそれとは反対に、「オレオレ」タイプではなく、静かに道を譲るタイプの男性が多いようです。
3.色白
女性から見た男性の好みとして、色黒がよいか色白がよいのかは意見がわかれるところです。
ワイルドで男っぽい男性を好む女性は黒めの男性に惹かれるようです。
「塩顔イケメン」は肌の色は薄め、色白なタイプです。
体毛もどちらかというと薄めの印象ですので、そんなことからも中性的な雰囲気を醸し出している人も多いようです。
ちなみにですが、特に肌が黒い人や、ずば抜けて白い人を覗くと、肌の色の印象は全体の雰囲気で感じているところが大いにあります。
「塩顔イケメン」は、あっさりした目鼻立ちや、押しすぎない態度などから実際にはそれほど色が白くなかったとしても「色が白そう」と思われる場合もあるそうです。
4.鼻筋が通った鼻
顔の中心部に位置する鼻は、目元についで顔の印象を決めるパーツです。
「塩顔イケメン」たちの鼻は横幅が狭く、すっきりと鼻筋が通っています。
なにせ「塩顔イケメン」は、小顔がトレードマークですので、小顔に対しては主張しすぎない鼻が似合います。
鼻筋は通っていても、鼻が高すぎないのも「塩顔イケメン」の特徴です。
横幅が小さかったとしても、ぴんと高い鼻は、それはそれで顔の中で目立ちます。
「塩顔イケメン」はすべてのパーツにおいて基本的に主張しすぎない顔立ちです。
鼻筋はしっかり通っていながら小さな鼻が「塩顔イケメン」の特徴です。
5.黒髪が似合う
ここまで「塩顔イケメン」特徴である、すべてがあっさりしていることを強調してきました。
そんなあっさりさっぱりした「塩顔イケメン」には黒髪が似合います。
スキンヘッドは、「塩顔イケメン」には似合いません。
というか、それをやってしまうと「塩顔イケメン」になりません。
女性も同様ですが、持って生まれた美しい黒髪を健康的にナチュラルに扱っていると、知的で清潔な印象がアップし好感度が得られます。
「塩顔イケメン」は、その髪色はもちろんですが、お手入れや整髪においても、「手を抜かず、やりすぎず」を保っています。