サッカーのサポーターの特徴とはどういったものなのか?ファンと同じようでいて、サポーターはサッカーに対してアツい熱意を持っています。
ファンももちろんサッカーが好きで応援している一因ですが、サポーターのサッカー愛は驚くべきものと言えます。
これだけだと、サッカーのサポーターの特徴があまり見えてこないですよね。
そこで、今回はサッカーのサポーターの特徴、そしてサッカーファンの方に知っておいて欲しいことや注意点を紹介します。
サッカーのサポーターとは
サッカーのサポーターとは、自分自身の生活の一部として捉えるぐらいにサッカーを熱狂的に愛している人たちのことを言います。
一見、ファンとどこが違うのか分かりづらいかもしれません。
下記のような条件に当てはまると、サポーターに近いと言えます。
・悪天候に関係なく試合に応援に行こうとするかどうか?
・クラブそのものを愛していて、クラブの歴史や理念、年間スケジュール、選手全員のプロフィールなどを一通り把握している。
・好きなクラブがたとえ不利な状況であっても、変わらずに応援しようとする。
・クラブの理念からずれていると感じたときは、クラブに対してコメントする。
1つでも当てはまるものがあれば、ファンというよりはサポーター寄りの1人です。
サポーターは自分の私生活を多少犠牲にしてでもサッカーを優先しようとしますし、応援して投資するだけではなく、意見も声に出して言います。
今サッカーに関心のある方も、ぜひさらに熱意を持ってサッカーを応援しましょう。
ファンとサポーターとでバチバチと火花を散らせるよりも、一丸となって好きなチームを応援したほうがずっと楽しいです。
特定のチームを熱狂的に応援する人
サッカーのサポーターは特定のチームを熱狂的に応援する人たちです。
応援するチームのためなら、マメに試合を応援しに行きます。
そして、サポーターの仲間同士で有志のチームを作成することもあります。
どんな時もチームのことを一番に考え、献身的に支えようとします。
その力がエネルギーとなり、チームはさらに活躍しようとします。
サッカーのチームとサポーターは一丸となり、共に成長する同士だと言っても過言ではありません。
時にはチームのために募金活動を実施したり、寄付金を振り込んだりするサポーターもいます。
サッカーのサポーターは金銭面でも特定のチームを応援し、自分自身のエネルギーのほとんどをサッカーの特定のチームに費やしているとも言えます。
それだけ夢中になれるものがあるということは、とても素晴らしいです。
フーリガンとの違い
サッカーのサポーターとフーリガンと呼ばれる人たちには違いがあります。
サッカーのサポーターは献身的に特定のチームを応援します。
フーリガンは特定のチームを応援する熱意が暴走してしまい、時にはそれが周囲への迷惑となることがあります。
応援するチームの試合前に怒鳴り声や帰省を発して試合の開始を妨害したり、試合相手のチームのサポーターと乱闘を起こしたりといったことが挙げられます。
サッカーを応援する熱意は素晴らしいですが、その熱意の使い方を間違ってしまっては勿体ないです。
応援するチームが今後も発展することを願い、心から応援するようにしましょう。
フーリガンがなくなることはむずかしいかもしれませんが、自分自身がそうならないように気を付けることが大事です。
サポーターの特徴10個
サッカーのサポーターの特徴を10個紹介します。
サッカーのサポーターが熱狂的にチームを応援していることは理解できたものの、ファンも似たようなものだと感じられるでしょう。
そこで、もう少しサッカーのサポーターの特徴を把握することで、自分自身のサッカー愛も高めて貰えたらと思います。
サポーターに近づくことで、ますますサッカーを好きになってください。
1:サッカー観戦が生活の一部
サッカーのサポーターにとって、サッカー観戦は生活の一部と言えます。
サポーター達は年間10回前後、もっと熱狂的なサポーターになると年間16回以上サッカー観戦に足を運びます。
少なく感じるかもしれませんが、サッカーの試合は開始2時間ぐらい前から参加するほうが楽しいという説もあります。
ほぼ1日仕事ということになりますので、仕事、学校生活、プライベートをやりくりしながらもそれだけの回数を通うことはすごく立派なことです。
Jリーグ(公益社団法人日本プロサッカーリーグ)はJ1からJ3まで、39の都道府県と55のクラブが所属しています。
J1のみで18チームあります。
さらに、1チームあたり年間34回の試合を行います。
日本全国津々浦々、交通費や宿泊費も含めるとけっこうな出費になります。
サポーターたちは自由に使えるお金も時間も、その大半をサッカー観戦に費やしているといっても過言ではありません。
2:アウェイの試合も応援に行く
サッカーのサポーター達はアウェイの試合も応援に行きます。
私たちは試合の観戦チケットを手配するとき、出来る限り自宅から近い距離でのものを調べるでしょう。
交通費や宿泊費を考えると自然なことです。
サポーター達のサッカー愛は距離感を超えたものがあり、応援しているチームの試合であれば飛行機でだって駆けつけます。
ACL(アジアチャンピオンズリーグ)のアウェイな試合だと、国境を超えてサウジアラビアやタイといった遠方にまで足を運ぶサポーター達もいます。
それだけの熱意やお金をサッカーに投資できる、周囲の人には不思議に見えるかもしれませんが、それだけ好きなものがあるのは素敵なことです。
サポーター達はサッカーの試合観戦を生きがいに、日々の生活を頑張っています。
3:レプリカのユニフォームを持っている
サッカーのサポーター達はレプリカのユニフォームを持っています。
応援するチームの選手たちとまったく同じデザインのユニフォームを着用して、アウェイな試合へも応援に行く熱意があります。
心からチームを応援しているのです。
レプリカのユニフォームは毎年デザインが変わり、しかも1着あたり軽く10,000円超え、レアなJ3チームのものだとそれ以上の金額です。
レアなJ3チームのユニフォームだからこそ、海外ファンからもニーズがあります。
それゆえ、J1チームのものよりJ3チームのもののほうが高額になることもあります。
ただでさえサッカー観戦や遠征費用に出費がかさむ中、ユニフォームも毎年買い替えるのはかなりのサッカー愛だと言えます。
レプリカのユニフォームはレンタルというシステムもありますので、これからサポーターを目指す人達も参考にしてみてください。
4:タオルマフラーを愛用している
サッカーのサポーター達はタオルマフラーを愛用しています。
タオルマフラーは1枚2,000円前後で発売されており、それぞれのチームごとにいくつかのデザインがあります。
選手や選手のセレモニーで作成されるタオルマフラーもあります。
選手が試合で入場するタイミングで掲げたり、応援するときに振り回してサポーター達パワーをアピールしたりします。
先ほど紹介したレプリカのユニフォームと合わせると、まさにサッカーのサポーターそのものになります。
タオルマフラーには無造作にかける以外に色々な巻き方があり、サポーターごとにこだわりがあるところも楽しみです。
Jリーグ公式オンラインストアからも購入できますので、レプリカのユニフォームは高いけどタオルマフラーなら試しに購入してみようかな?と思えるかもしれません。
サポーターとしての一歩を踏み出してみましょう。
5:選手に感情移入する
サッカーのサポーター達は選手に感情移入します。
応援しているチームをずっと見ていると、自然と好きな選手ができます。
1人1人にスポットライトを当てて見ると、抱えているプレッシャーや責任感まで見えてきます。
選手が成功するとサポーター自身も心から嬉しくなり、うまくいかなかったときはサポーターも食事が喉を通らないくらい落ち込みます。
試合の結果だけではなく、そこから見えてくる選手たちの性格や経歴、生きざまなどにも味があって面白いのでしょう。
尊敬できる選手が1人いると、それは自分自身のモチベーションアップにも繋がります。
ぜひ、好きなチームの選手1人1人にも注目してみましょう。
6:試合の結果によってテンションが変わる
サッカーのサポーター達は試合の結果によってテンションが変わります。
私たちは自分たちの力ではどうにもならないことほど、自分の希望する結果を導きたいという気持ちが強くなります。
サッカーの試合観戦も同じで、サポーター達の力で応援しているチームの試合の結果を変えることができないことはよく分かっています。
それでも、熱狂的になって試合観戦をしたことでチームが勝利すると、自分達のパワーが加わって勝利に導いたという気持ちで満たされます。
一度でもこの幸せな気持ちを知ると、もう一度あの満足感に浸りたいとマメにサッカー観戦に足を運ぶようになります。
時間もお金もかけ、自分の持っているパワーのほとんどをサッカー観戦に費やしているのです。
試合の結果によってテンションが左右されるのはごくごく自然なことです。
7:チームの理念や歴史を知っている
サッカーのサポーター達はチームの理念や歴史を知っています。
サポーター達はチームを応援するだけではなく、時にチームに自分の意見をコメントすることがあります。
これは、チームの理念や歴史を熟知しているからこそできることです。
今までのチームの理念や歴史と違うなと感じたら、チームの向上のために色々な形で自分の意見を伝えます。
時には有志を募ることもあります。
時々サポーターとフーリガンとの対立が紹介されますが、それもサポーター達はチームの理念や歴史に沿った形での応援をしているからです。
ぜひ、公式ホームページやコアなファンの人達のSNSをご覧になってみてください。
それぞれのチームの理念や歴史など色々な情報を得ることができます。
8:地名を聞くとチーム名が頭に浮かぶ
サッカーのサポーター達は地名を聞くとチーム名も自然と頭に浮かびます。
サッカーのチーム名は本拠地のある地名と、地名にちなんだ愛称や夢のある言葉で構成されています。
サポーター達はそれぞれのチーム名の由来まで把握しているので、自然と地名を聞いただけでもチーム名が頭に浮かんできます。
セレッソ大阪のセレッソとはスペイン語で桜を意味し、大阪市の市花と国家である桜にちなんでこれからも発展するという願いが込められています。
名古屋グランパスのグランパスは英語でシャチを意味し、名古屋を代表するしゃちほこも兼ねたものになっています。
このようにそれぞれのチーム名の由来をたどるととても面白いです。
これからサッカーのサポーターを志す方々も、チームの理念や歴史とともにチーム名の由来も把握してみてください。
9:スタジアム周辺のグルメや観光に詳しい
サッカーのサポーター達はスタジアム周辺のグルメや観光に詳しいです。
サポーター達はサッカーの試合開始3時間前にはスタジアム周辺に足を運び、スタジアムの周辺を散策したり、スタジアムの外観を見たりします。
自然とフードブースや屋台があれば食べ歩きしたり、美味しいお店がないか事前に情報取集したりします。
近年はチームがスタジアムの指定管理者となり、フードの売上もチームの収益となりつつあります。
そのため、力を入れるようになってきています。
スタジアムグルメを省略してスタグルとして、チームの公式HPに特集を組むこともあります。
コアなサポーターの方の持つホームページからも、スタジアム周辺のグルメや観光に関する情報を得ることができます。
ぜひ、サッカー観戦の楽しみのプラスアルファとしてみてください。
10:チームの運営に対しても意見を持っている
サッカーのサポーター達はチームの運営に対しても意見を持っています。
チームを愛するからこそ、応援するだけではなく、時には厳しい言葉を投げかけることもあります。
親子愛に近いものがあります。
過去には2016年にJ1からJ2に降格した名古屋グランパスのサポーター達が、社長も交えたサポーターズミーティングを開催しました。
そこでは、厳しいコメント、選手や監督に関する人事、試合内容などに関する色々な意見が寄せられました。
すべて、チームのことを熟知しているからこそできたことです。
Jリーグ公式HPから、1人1人の意見を伝えることもできます。
数の多さから返事がくることは少ないですが、ぜひ自分の意見を伝えてみてはどうでしょうか。
日本と海外のサポーターの比較
日本と海外のサポーターを比較し、紹介します。
同じサッカーのサポーターでも、日本と海外では応援する層やサッカー観戦の雰囲気などがガラリと変わります。
それぞれの特徴を知ると、ますます日本のサポーターへの関心が強くなるはずです。
今まではにわかファンだった方も、ぜひサポーターの仲間入りをしましょう。
来場者の層
日本と海外のサポーターでは、来場者の層が異なります。
日本は世代や性別を超えて楽しむイメージが強いですが、海外は男性がメインである傾向があります。
それぞれの来場者の層を知ることで、国境を越えてサッカー観戦に行くときの参考にすることができます。
女性1人での海外へのサッカー観戦、幼い子供を連れた海外へのサッカー観戦などを検討するときには特に注意したほうがいいです。
安全にサッカーを応援できるよう、それぞれの来場者の層を把握しましょう。
日本はファミリー層や女性も多い
日本のサッカー試合観戦はファミリ-層や女性も多く参加します。
Jリーグスタジアム観戦者調査2019サマリーレポートによると、女性の観戦者は全体で4割前後を占めます。
多い地域になると、5割近くを女性が占めることもあります。
年齢層も幅広く、10~60代以上までそれぞれ推移しています。
観戦者の平均年齢は42.8歳、子供も含めると36.7歳です。
Jリーグの良さである全国津々浦々にチームがある利点が功を奏し、それぞれの住まいの近くのチームを応援したり、好きなチームの活動拠点のある地区に引っ越ししたりすることもあるようです。
日本のサッカーファンにとって、サッカーは家族や恋人、友達と一丸となって楽しむものというイメージのようです。
好きなものが一緒だと普段の会話も楽しくなります。
ご自身の近くにいる人と一緒にサッカーを応援してみてはどうでしょうか。
参照元:https://www.jleague.jp/docs/aboutj/funsurvey-2019.pdf
海外は男性が多くを占める
海外のサッカー試合観戦は男性が多くを占め、男性のスポーツという印象が強いです。
女性は試合の雰囲気や好きな選手から入るのに対して、男性はサッカーのルールやチームの理念、選手のキャラクターや強みなどを一通り把握しています。
海外のサッカーファンの応援の様子は熱気に溢れていて、1人1人が情報通です。
ビギナーファンや女性からすると入りづらいものがあり、気軽にサッカー観戦に行きたいとは思えないのかもしれません。
国によっては、日本のように女性が気軽に観戦に行けるほど治安が良くないということも考えられます。
日本のサッカーの良さを知りつつ、海外のサッカー事情も把握しておくと楽しいです。
もし、アウェイで海外の試合観戦に行かれるときは情報を出来る限り集めるようにしてください。
団結力
サッカーに対する団結力は日本と海外で異なるものがあります。
日本のサッカー試合観戦は試合の流れを全体で掴み、喜びも残念な気持ちも応援している人みんなでシェアする感覚が強いです。
私たちにとってはそれが普通なのですが、海外では少し雰囲気が変わります。
それも面白さの1つでもありますので、日本と海外の良さをそれぞれ比較してみましょう。
日本は一体感が強い
日本は一体感が強く、全体が一丸となってチームを応援します。
サッカー観戦に行くときはチームカラーの服、レプリカのユニフォーム、応援歌と完璧と言えるほどの準備をして私たちは試合観戦に向かいます。
他の応援している人と同じことをすることで安心感が持てる日本独特の文化もあるかもしれません。
1人が悪目立ちすると注目を浴びるので、足並みを揃える意味でも一体感が強いのです。
中にはサッカー試合観戦終了後、日本のファン達がスタジアムの清掃を行っていたことに驚かれたこともありました。
海外ではそういったことが考えられないからです。
日本の良さの1つとして、一体感の強さや足並みを揃えるところを自分自身も参考にしてみてください。
海外は個々で楽しむスタイル
海外は個々で楽しむスタイルとなっており、全員が同じフォームで応援することはあまり見られません。
日本は右にならえの独自の文化があり、全員が同じことをすることで感じる連帯感があります。
海外はそういったことがあまり見られません。
熱狂的に応援する人もいれば、自分たちのリラックス時間を楽しみながら静かに応援する人もいます。
人それぞれです。
どちらが正しいということはありませんが、それぞれの独自の文化も重なっていて面白みがあります。
海外のサッカー試合観戦に行く機会があったときは、ぜひ事前にどういった雰囲気なのかを下調べしておくといいでしょう。
試合に負けた時の反応
試合に負けた時の反応は日本と海外で異なります。
それぞれの国民性が異なるのと同じように、試合に負けた時の反応も様々です。
日本は忍耐力のある人が多く、グッとこらえるところが印象的です。
負けた時の悔しさは日本も海外も同じですが、それをどういう形にするかはそれぞれです。
どんな反応があるのか?一緒に見てみましょう。
日本は比較的穏やか
サッカー試合に負けたとしても、日本は比較的穏やかな反応です。
日本は試合に負けたからと暴動を起こすと、1人悪目立ちして下手したら警察のお世話になることを誰もが把握しています。
良くも悪くも、人目や周囲からの反応を気にして本音を言わない人たちが多いです。
感情的に泣きわめきたいくらい悲しくても、グッと堪えて自宅へ帰ります。
誰も見ていないところで号泣したり、同じファン同士でやけ酒をしたり、その悲しみを発散する方法は様々です。
近年はSNSを通じて試合に負けたときの悔しさをオープンにする人たちもいます。
試合に負けて悲しい気持ちになっているのは自分だけではないことを理解して、次の試合で勝利できるように引き続きチームを応援してあげてください。
海外では罵倒されることも
サッカー試合に負けると、海外では罵倒されることもあります。
日本とは異なり、海外では自分たちの感情をストレートに表現できる場が多いです。
1人が罵倒すると、全員が一丸となって罵倒するシーンもあります。
サッカーファンなら知っておくべきこと
サッカーファンなら知っておくべきことをいくつか紹介します。
サッカーのサポーターというほどまではいかなくても、サッカーが好きでサッカー観戦に行くのであれば、知っておいたほうがより充実した時間を過ごすことができます。
いざサッカー観戦に行ってから知らなかったと悲しい気持ちになるよりも、先にたくさん情報収集をしましょう。
試合前に、今から紹介するポイントだけでも知っておいてください。
チームの応援歌
サッカーファンとして、チームの応援歌は覚えておきましょう。
サッカー観戦中に熱唱し、チームを応援するために使います。
いきなりそのシーンに出くわすとビックリするので、覚えておいて損はありません。
それぞれのチームの応援歌は動画サイトで実際の歌を確認できますので、好きなチーム以外の応援歌も是非聞いてみてください。
それぞれのチームごとに良さがあり、一度聞いただけで耳から離れないような名曲も数多くあります。
複数のチームの応援歌を紹介しているページもありますので、あわせてご覧になってください。
チームカラーのアイテムを身につける
サッカーファンとして、試合観戦はチームカラーのアイテムを身につけましょう。
サッカーの試合で高額なレプリカユニフォームを購入しなくても、事前にチームカラーを調べて同じカラーの服を着たり、キャップや小物の色を合わせたりしても大丈夫です。
さらにタオルマフラーがあると、より充実したものになります。
下調べをせずに普段着で行くと、対戦相手チームのカラーだったという可能性もなきにしもあらずです。
一丸となって応援できるよう、チームカラーと同じアイテムを身につけましょう。
ゴール裏は主に応援目的の人が集まる席
サッカーのファンとして、ゴール裏は主に応援目的の人が集まる席だと把握しておいてください。
ゴール裏は一番サッカー観戦が盛り上がる場所であり、サポーター達を中心にゴールが決まったときや勝利が決まったときはすごく盛り上がります。
サッカー初心者からすると、あまりの勢いに圧倒されるかもしれません。
慣れるまでは、ゴール裏での観戦は控えておいたほうがいいです。
ゴール裏の席は特別な何かが必要というわけではなく、チケットがあればどなたでも着席して応援することができます。
あまりビックリせず、慣れてきた頃にゴール裏での応援にもチャレンジしてみましょう。
サッカー観戦を楽しむための注意点
サッカー観戦を楽しむための注意点をいくつか紹介します。
サッカー観戦には幅広い世代の人が集まります。
そして、その人数も半端ない人数です。
1人1人がルールを守らないと、あっという間にその場はパニックになります。
自分一人くらい許されるだろうと甘えずに、注意点を守りましょう。
サッカー観戦の雰囲気の良さこそ、チームの勝利に繋がると考えてください。
そうすることで、自然とルールを守ってサッカー観戦を楽しめます。
スタジアムの観戦ルールに従って応援する
サッカーのファンとして、スタジアムの観戦ルールに従って応援しましょう。
サッカー観戦をするにあたり、観戦している人たち全員が楽しめて、また来たいと思えるようにするためには観戦ルールを守らないといけません。
花火、爆竹といった周囲が騒然とするようなものは持ち込まないようにしましょう。
フィールドに立ち入ったり、物を投げ入れたりしてはいけません。
周囲のファン同士で暴力的なやり取りは控え、周囲の人が嫌な気持ちになるような発言は控えましょう。
いずれも誰もが熟知しているルールなのですが、試合が白熱するとどうしても冷静さに欠けてしまうことがあります。
自分に限ってしないと分かっていても、念には念を入れた行動をしましょう。
アルコール類で悪酔いすることが分かっている人は、サッカー観戦中はお酒を控えたほうが無難です。
周りに応援を強要しない
サッカーのファンとして、周りに応援を強要しないようにしましょう。
日本のサッカー観戦の良さは、応援している人たちが一丸となってチームの勝利を願うことです。
そのためには応援歌も熱唱しますし、タオルを振り回したり、バルーンを飛ばしたりといったアクションも起こします。
ごくごく自然な流れなのですが、いろんなコンディションの人たちもいます。
静かに座って応援したい人もいれば、色々な事情で同じように熱狂的に応援できない人もいます。
そういった人たちも容認してこそのファンです。
応援している人たち1人1人が楽しい気持ちで始まりから終わりまでを楽しめるようにしましょう。
にわかファンを叩かない
サッカーファンを目指すのであれば、にわかファンを叩かないようにしましょう。
サッカーのチームへの熱意やサッカー愛こそサポーターの足元にも及ばないかもしれませんが、にわかファンの人の応援する力もチームへの活力に繋がります。
何よりも、チームを応援する人たち同士でライバル意識むき出しにしてバチバチとバトルすることをチームの選手や監督は望んでいません。
せっかく同じサッカーチームを応援しているのに、自分のほうが熱意がある、自分のほうがチームに対して投資していると争いをするのは勿体ないです。
にわかファンの人たちも受け入れ、全員が一丸となってチームを応援できるほうがいいです。
にわかファンの中から、サッカーのサポーターになる人達だっています。
それぞれの角度から、サッカーへの情熱を注ぎましょう。
しつこくうんちくを傾けない
サッカーのファンたるもの、しつこくうんちくを傾けないようにしましょう。
自分の好きなサッカーやサッカーチームは、周りの人も同じように好きでいてくれると思いがちです。
意外とそんなことはなく、周りの人はそこまでサッカーに関心がないかもしれません。
さほど好きでもないことに対してしつこくうんちくを傾けられると、聞いている側はストレスでしかなくなります。
好きなものをアツく語り合うのは、同じサッカーのファン同士にしましょう。
オンとオフの区別をしっかりとつけて、サッカーを応援する以外の時間も大事にすることが必要です。
一人のサポーターとしてサッカーを応援しよう
サッカーのサポーターについて、また、これからファンとしてサッカーを楽しむ人へ向けたメッセージも書かせていただきました。
1つ好きなことがあると、自分自身のモチベーションを維持することができます。
時には好きなチームがうまくいかなくて、自分自身も落ち込むこともあるかもしれません。
それでも一人のサポーターとしてサッカーを応援して、時にはアウェイな試合にも遠征に出かけましょう。
思いやりとマナーを大切にすることで、全員が楽しくサッカーを応援できるはずです。