悲しいときや嬉しいとき、怒っているときなど涙が出るタイミングは色々あります。
普段は涙が出ないのに、ちょっと弱っていると些細なことで涙が出ることもあります。
人の感情って不思議ですよね。
この記事では、涙が出る瞬間についてご紹介したいと思います。
どんなときでもポロポロ涙が出てしまう理由を探りましょう。
涙が出るってどんなとき?
涙が出るときは、いつもより感情のブレ幅が大きくなっている傾向があります。
普段は冷静に対応していても、喜怒哀楽のうちのどれかが反応するような出来事が起きたとき、驚いて我慢しきれなくなり涙が出ることがあります。
幸せなことが起きて、うれし泣きするのが一番良いですね。
悲しくて泣いたり、疲れてどうしようもなくて泣いたり、面白くて泣き笑いすることもあります。
どんな涙も受け入れて、毎日を楽しく過ごすことが大事です。
感情的な涙は、私たち人間だけが流せる特別なものです。
では、涙が出るのはどんなときか見てみましょう。
嬉しくて涙が出る
人に優しくされたり、何らかの素晴らしい経験をしたり、今までの努力が報われたりする瞬間など、嬉しくて涙が出ることがあります。
特に、今までじっと耐えて努力や我慢を続けてきた人ほど、それが解放された瞬間に大きな喜びとなって涙が溢れ出るでしょう。
自分では感情をセーブすることができなくなることもあります。
嬉しくて涙が出るのは美しい涙ですので、恥ずかしいと思わずに堂々と泣いてください。
1つの成功や喜びを経験し、その感情をうれし泣きという形で発散することで、また新しい目標に向かって頑張るエネルギーが湧いてきます。
笑い過ぎて涙が出る
笑い過ぎて涙が出たという経験がある人もいるのではないでしょうか。
テレビ番組を見て笑い過ぎて涙が出たことや、友達と面白い話をしていて、ツボにハマりすぎて涙が出ることもあるでしょう。
どちらも楽しい気持ちをスッキリと発散できて、ストレス発散にもなります。
楽しいときは思いきり泣き笑いしましょう。
悲しくて涙が出る
悲しい経験をしたり、誰かに批判をされたり、今までの努力が報われなかったり、恋人や友達との別れを経験したり、悲しい気持ちが限界にきたときに、涙が出ます。
特に自分だけではなく、周りの人も涙を流しやすくなる卒業式、涙を流すほどの言い合いをしたときなどはもらい泣きをすることもあります。
悲しくて涙を流すことで、自分を守り、心の中にある緊張感や不安、極度のストレスなどから解放されます。
悲しくて涙が出た後は、安心感から気持ちがスッキリする傾向があります。
あくびして涙が出る
あくびして涙が出る経験は多くの人があるでしょう。
あくびをすると、口を大きく開き、目を細め、顔全体の筋肉を使います。
筋肉がいつもよりも大きく動くことにより、涙がたまっている涙腺を筋肉が刺激します。
もともとまばたきをすることで、涙腺から涙が出てきて目を潤ってくれています。
それがあくびをすることで流れ出るということです。
涙が出る瞬間15選
涙が出る瞬間をいくつか紹介します。
涙が出る瞬間は人それぞれで、ほとんど泣かない人もいれば、涙もろくてもらい泣きするような人もいます。
涙が出そうになったときは我慢せず、涙を流せるように自分を受け入れてあげましょう。
涙が出る瞬間を知り、そんなときの自分も受け入れてあげてください。
残業続きだったとき
残業続きだったとき、涙が出ることがあります。
仕事で残業が続き、疲れがスッキリとれないままに、同じように残業の日々です。
人間関係のストレスや仕事の納期で余裕がなくなると、理由もなく涙が出ることがあります。
嫌なことが起きることで自然と涙が出るのは、自律神経が悲鳴を上げているサインかもしれません。
残業が続いて、仕事場に着いた瞬間に涙が出たり、苦手なタイプの上司と話すだけで涙が出たり、下手したら何のきっかけもないのに涙が出たりすることもあります。
そのような時は、あまり無理をしないようにしましょう。
学生の部活での青春に胸が熱くなった時
学生の部活で、青春に胸が熱くなった時に涙が出ることもあるでしょう。
学生の部活は、試合、発表会、コンクールといった成果を見せる場のためにコツコツと練習を重ねています。
その努力が報われ、今までのプレッシャーから解放されたときの涙は美しいです。
逆に、コツコツと努力していてもうまくいかないときもあります。
そんな時は、悔し涙と今までの日々が蘇って涙が出ることがあります。
特にこれから受験を控え、引退を目前にしている3年生ほど涙が出ます。
自分たちの部活での日々はこれでラストだと思うと、どんな結果でも涙が出ます。
学生の部活の楽しさや辛さは青春時代でないと味わえないものです。
スポーツクラブのユニフォーム、いつの時代からあるのか分からない器具や楽器、くたびれた愛着のある部室、こういったものはいつまでも記憶に残り続けるでしょう。
今の自分にぴったりの音楽を聴いたとき
今の自分にぴったりの音楽を聴いたときに、自然と涙が出ることがあります。
人には話すことが出来ないけれど、心の中に抱えている悩みや不安は誰にでもあるでしょう。
それが重たいとき、今の自分にぴったりの音楽と出会うと、まるで受け入れてもらえた気持ちになって涙が出たりします。
真逆のパターンもあり、幸せなことや嬉しいことがたくさんあってワクワクしているとき、その気持ちを表現したかのような音楽と出会うと、同じようにシンクロして涙が出ます。
音楽を聴くことで心を穏やかにして、涙を流すことで心を綺麗にしているのかもしれません。
普段忙しくて音楽を聴く機会がないという人も、時々聴いてみてください。
青春時代に流行った懐かしい音楽や、レトロなクラシックもいいと思います。
誰かにおすすめを聞いてみて、今の自分にぴったりの音楽を見つけましょう。
今の自分と同じ境遇の人のドキュメンタリーを観たとき
今の自分と同じ境遇の人のドキュメンタリーを観ると、涙が出ることがあります。
まったく知らない人であっても、自分と似た何かを持っていて、それと向き合っているだけで親近感を感じます。
そして、涙が出やすくなります。
色々なパターンがあります。
人それぞれ辛いことを抱えていても、なかなかそれを誰かに話すことはためらわれます。
そんな時、似たような境遇の人のドキュメンタリーに出会うと共感して、涙が出ます。
何か1つの目標に向かって努力する人を見ても、自分の日々の失敗と成功の繰り返しとシンクロして涙が出ます。
孤独感から耐えられなくなったとき、ぜひ自分と同じ境遇の人のドキュメンタリーを見てみてください。
連帯感が生まれますし、自分だけではないという気持ちが安心感を生むでしょう。
何もかもが上手くいかないとき
自分ではどうしようもない悩みを抱えていたり、ミスが続いたりなど、何もかもが上手くいかないときに落ち込んで涙が出ることがあります。
歯車がどこかでずれてしまい、負の連鎖となるのかもしれません。
こんなときは無理をせず、少し休んでから新しいことに取り組みましょう。
上手くいかないことが続くと、何もかも投げ出したくなる時はあります。
そんな時は自分を責めることはせず、いつかきっと上手くいくように好転すると考えましょう。
緊張が途切れたとき
仕事の大事な役目を果たしたときや、人前での発表を終えたとき、1つの会議が終わったとき、すべて張りつめていた緊張の糸が途切れます。