同級生と結婚すると、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?結婚してから見えてくることや、わかることって多いですよね。
ここでは、同級生との結婚がどういうものなのかイメージしやすいように、結婚したときの特徴や、メリットを紹介していきます。
同級生との結婚を夢見ている、考えているなど、同級生との結婚に関して興味がある人は必見です。
自分には、同級生との結婚が合っているのか、参考に見てみてくださいね。
最近は歳の差婚より同級生婚が増えている!
同級生婚が増加している背景には、SNSの普及が大きく関わっているでしょう。
学生時代から付き合っていたカップルが、結婚に至るケースは、今も昔も変わらずあります。
そのことから、同級生婚の増加の原因は、卒業後に再会するチャンスが増えたからだと考えることができるでしょう。
再び出会って恋愛に発展するチャンスは、SNSが普及する前は、同窓会や、偶然の再会しかなかったのではないでしょうか。
それが最近は、同級生ならほとんどがSNSでなんとなく繋がっていたり、本人同士が繋がっていなくても友人が繋がっているというのが現状でしょう。
同級生の様子が簡単に知ることができ、声をかけやすくなっています。
気軽に連絡を取ることができるのが、SNSのメリットなので、同級生との再会から恋愛、恋愛から結婚へと進展しやすいのでしょう。
では、同級生は結婚へ発展しやすい理由を見ていきましょう。
昔から知っている同級生は安心感がある
社会に出たり、人生経験を積んでいくと、自分をさらけ出したり、素直に人と接することが少なくなりますよね。
円滑な人間関係を築くために、偽りの自分を演じるようになることが増えます。
そうすると、なかなか本心で人と接することがなくなるので、プライベートで信頼関係を築きにくい、という問題を抱えるようになります。
しかし、同級生同士はそういった人間関係を築いていません。
同じ学校に通っていた同級生というのは、思春期を共に過ごしているので、純粋な自分を見せ合った仲間だと言えます。
偽ることのできない環境で、生活を共にしていましたよね?どんな友人がいて、どんなことに興味があって、何が得意なのか、相手がどういった人格なのか、だいたい知ることができます。
それにより、同級生には安心感を持つことができるのです。
相手のことを知っているだけではなく、自分のこともある程度知ってもらえています。
自分のことを知ってもらえているというのは、とても安心するものです。
同級生は時が経っても、心を許しやすい相手であると言えます。
距離を縮めようと思えば、社会に出てから出会う相手よりも、安心感がある分、早く縮めることがきるのです。
結婚には安心感が必要
結婚には安心感が必要だと考える人は多いでしょう。
そのため、恋愛と結婚を別に考える人も少なくありません。
恋愛をしていると、結婚してからも恋愛をし続けたいと夢を見るものです。
しかし、ドキドキして刺激的で楽しい恋愛も、経験を積み重ねれば、信頼できて安心感のある人が、長続きすると学んでいきます。
いくら楽しい日々を送っていても、いつまでも続く高揚感はありませんよね?辛いことがあるから、特別に楽しいと思うことがあり、気分が高揚するときがあるのです。
徐々に、その関係に慣れていけば、当たり前になって高揚感は薄れてくるでしょう。
また、相手に振り回されるような関係で、常に刺激を受けて、高揚感を繰り返すこともあるかもしれません。
しかし、そんな関係はいつしか疲れ切ってしまうでしょう。
多くの人が結婚するのに安心感を必要とするのは、経験で体感した結果でしょう。
付き合うのとは違い生活を共にするわけですから、いつもドキドキしている日常よりは、信頼できて心が安定していられる日常を送りたいと思うのが自然です。
同級生婚に発展しやすいのは、結婚には安心感が必要と考える人が多いからなのだとわかりますね。
お互いに安心感を持つことができるからこそ、居心地も良く、結婚に向いていると感じやすいのです。
同級生と結婚するときの特徴10個とは?
同級生と結婚するとき、そうでない相手と結婚するときに比べ、どんな特徴的なことがあるのでしょうか?
学生時代を共に過ごした関係は、社会に出てから出会う関係とは、明らかな違いがあるはずです。
同級生ならではの、思い出が絡んだ特徴、同級生だから感じる特徴、周囲の違いの特徴など、様々な方面で特徴があります。
それは、結婚するにはメリットになるのか、デメリットになるのか、判断基準にもなるでしょう。
同級生婚をした人には、「あるある」と言いたくなるような特徴です。
参考にしながら、一緒に見ていきましょう。
1.同窓会で恋愛に発展する事が多い
同窓会で再会したのがきっかけで、恋愛に発展することがあります。
出会ってすぐの相手とは発展しにくい恋愛も、気が知れた間柄では距離を縮めやすいので、あっという間に恋愛に発展するということが多いのです。
相手を知っている分、知る期間を必要としませんし、昔話で会話が盛り上がるので、一緒にいるのが居心地良ければ、恋愛に発展するのは自然な流れではあるでしょう。
また、学生時代は「話しかけることができなかった」「彼女がいた」など、恋心を抱いていたのにアプローチすることができなかったというケースもあります。
再会すればチャンスが巡ってくることもあるのです。
社会に出て自信がつけば、告白できるようにもなるでしょう。
彼女と別れてフリーになっていれば、距離を縮めることもできます。
化粧やお洒落をして綺麗になった姿を見て、相手からアプローチしてくることも考えられますよね。
反対に、興味がなかった相手でも、魅力が増していれば、惚れてしまうこともあります。
そうなったときに、同級生なら相手のことを知っている安心感が初めからあるので、恋が叶いやすいですよね。
2.結婚式は2人の地元でやることが多い
お互い地元から離れて暮らしているケースでも、結婚式は2人の地元で挙げることが多いのが同級生婚です。
大学のように同級生で地元が違う場合は、地元でするケースは少ないかもしれませんが、地元が同じ同級生なら、2人の地元でしたいと思う人が多いでしょう。
地元でするメリットが多いのが理由だと考えられます。
お互いに親族や友人が参列しやすいというのが一番多い理由にあたるでしょう。
地元が違うもの同士でどちらかに合わせるのは気を遣ってしまいますが、同じ地元であれば、だいたいの親族と友人が集まりやすい環境です。
共通の友人も多いので、二次会が同窓会のようになることもあるあるでしょう。
そこから、他の同級生カップルが誕生することだってあります。
また、地元が同じだと結婚に関する風習も似ていることが多いため、地元で式を挙げた方がスムーズということもあるでしょう。
また、2人の共通する地元は、思い出深い特別な場所、育った場所、馴染みのある土地など思い入れが多いので、結婚式の思い出作りにいい場所と言えます。
3.両親同士も交流がある
同級生の多くは、同じ地域に住んでいる人が通っていますよね。
その場合、両親が知り合いというケースも多くあります。
学校やスポーツ少年団など、保護者同士で、もともと交流があったということがあるでしょう。
保護者同士が盛り上がって、一緒に飲み会や食事会をして、そこから友人関係に発展する親もいます。
親同士が同級生だったということもあるでしょう。
地元が同じ同級生は、親同士の方が先に親しかった、なんてこともあるので面白いですよね。
そのため、結婚前から親同士の交流が深まったり、結婚後に両家の家族ぐるみの付き合いが増えたりするのも特徴でしょう。
家族ぐるみで交流が多いので、お互いの家族と仲良くなりやすいのはいいですよね。
夫婦喧嘩をしても、お姑さんがお嫁さんの味方をしてくれやすいというのもあるでしょう。
両親同士の交流がある分、結婚の話が進みやすいというのは大きな特徴と言えます。
ただ、いいことばかりではないはずです。
両親同士が、2人のことを、どんどん推し進める傾向もあるでしょう。
また、嫁姑問題のような相手の両親と険悪になってしまった場合は、両親同士の関係もギクシャクしてしまうこともあります。
両親同士の交流があるときのデメリットかもしれませんね。
4.初恋の相手と結婚することも多い
初恋はいくつのときでしたか?多くは、未就学児から学生の間に経験していることでしょう。
相手はどんな人でしたか?触れ合う機会が多い、同級生に恋をするのが一般的に多い回答ではないでしょうか。
初恋は叶わないとよく耳にしますが、初恋が叶った相手とは、結婚まで行くことも多いのです。
初恋は、純粋に人を好きになる時期に、多くの人との交流がある中から惚れた相手と言えます。
興味本位で付き合ったり、彼氏彼女がいないから付き合ったりする恋愛とは違い、初めて好きになった相手と付き合える喜びは計り知れないでしょう。
純粋な気持ちで好きになった相手との恋は、とても大切に育みます。
ともに成長しながら育む関係は、少しのことでは揺らぎません。
自分の一部のような存在になっていくことでしょう。
離れることに違和感が出てくるので、そのまま結婚まで進むのです。
また、初恋が叶わなかったパターンでも、再会を機に恋心も再燃し、恋愛が始まることもあります。
初恋の相手は、それほど印象に残るし、何度も惚れてしまう魅力があるのでしょう。
再会し、初恋相手が振り向いてくれるなら、その恋もまた大切にします。
そのため、初恋相手と結婚することも多いと言えるのです。
5.お互いの友人が顔見知り
同級生が結婚相手だと、お互いの友人を知っていたり、交流があったりもするでしょう。
卒業してもずっと仲のいい友人は少なからずいますよね。
同じ学校出身なので、共通の友人もいるはずです。
違う学校に通っていたとしても、同級生ならどこかで接点があるものです。
たとえば、部活で顔見知り、友人の友人で顔見知りなど、同い年ならではの繋がりがあります。
そのため、自分の友人を相手も知っている、もしくは仲がいいということはよくあるのです。
よく遊んでいた仲間同士で結婚したなら、なおさら濃い繋がりがあるでしょう。
同級生で、お互いの友人が顔見知りや親しければ、友人を含めてのデートだって、気を遣うことなくできます。
お互いの友人を家に呼べば、軽く同窓会になるでしょう。
自分たちの同級生を含めて一緒に仲良くワイワイできるのは、同級生婚ならではのいいところですよね。
また、お互いの友人を知っていれば、相手のことで相談に乗ってくれることもあるでしょう。
本人を知っている分、公平な意見が聞けるはずです。
周囲に支えられて、良好な関係を保つことも可能でしょう。
6.別れて戻ってを何度も繰り返して結婚する
「また別れたの?」「どうせすぐよりを戻すんでしょ」このようなセリフが飛び交うのが、同級生カップルのよくある特徴です。
純粋な気持ちで好きになった相手なので、簡単に吹っ切ることができません。
社会に出て、多くの出会いを経験をし、他に目移りをする瞬間というのがあります。
自分は、学生時代から同じ相手しか知らない、このままでいいのか、などの自問自答を繰り返すこともあるでしょう。
興味本位で他の異性と付き合いたいと思うことはあっても、結局好きな人は同級生の彼なのです。
よりを戻すのは好きなだけではなく、居心地がいいというのも大きな理由になるでしょう。
お互いがお互いを必要としているので、何度別れてもよりを戻すのです。
そうしていくうちに、結婚適齢期になったり、結婚はこの相手としか考えらないと思うようになったりして、結婚した方がいいんじゃないかと行きつくのです。
もちろん中には、一途に結婚を待っている人もいます。
一方がふらふらと外の世界に揺られてその度に別れますが、結婚するならこの相手だと思って待っているのです。
遊び終わって、結婚ということもあるのが同級生婚でしょう。
同級生には、見えない絆があるのだと言えますね。
7.運命を感じて結婚しやすい
学生時代に付き合っていなくても、再会したときに運命を感じて、そのまま結婚なんてこともある同級生婚。
再会には、何か縁を感じるものですが、一緒に青春を過ごした相手は特別です。
感情豊かな時期を共に過ごしているので、お互いの素に近い部分を知っているということが、特別に感じる原因の一つだと考えられます。
知った顔の人に会うと安心するという材料も混ざり合って、運命だと感じるのでしょう。
また、学生時代付き合っていて、別れたあとの再会も運命を感じやすいものです。
また出会ったのには意味がある、それは結婚なんだと感じます。
片思いや振られた相手だったとしても、再会は運命を感じさせるものです。
振った相手も、再会することで「これは何かの縁なんだ」と思い、恋愛に発展し結婚に至るケースはよくあります。
結婚はタイミングと言うように、どちらかがしたくてできるものではありませんよね。
いつかは結婚したいけど、結婚に踏み込めない人は多いものです。
しかし、運命を感じた相手は別で、タイミングが合わない、先延ばしに考えてしまうなど関係なく、結婚しようと思います。
また、同級生には、運命を感じやすいから結婚に至りやすいとも考えられます。
8.同じ卒業アルバムが2冊ある
同じ学校を卒業しているので、同級生同士で結婚すれば、同じ卒業アルバムが2冊になります。
結婚して、お互いの学生時代を知るのも面白い時間ですが、同級生婚は違います。
相手の卒業アルバムを見ても、知った写真ばかり。
本人の顔に特別驚くわけでもなく、周りの友人も知っています。
意外な一面が見れることはなく、ただただ懐かしい思い出に二人で浸るだけです。
そもそも、同じだとわかっていれば、相手の卒業アルバムをわざわざ見ることもありませんよね。
友人から寄せられたメッセージが違うだけで、アルバムを見て、相手の新たな素顔を知る楽しみはありません。
ただ、思い出話や、「あの時実はこうだったんだ」などぶっちゃけトークで盛り上がることができるでしょう。
同級生だからできる会話ですよね。
卒業アルバムは、当時知らなかった裏話なんかも聞けるきっかけになるでしょう。
お互いの記憶が一致しないのも、話が盛り上がる要因になって面白いですよね。
しかし、同じ卒業アルバムでも友人からのメッセージを見たら、相手の知らない一面が見えるかもしれません。
どちらにせよ、卒業アルバムは二人が出会ったときの貴重な思い出になるでしょう。
9.ケンカをするとどちらも折れない
同級生同士は、歳が同じなので、どこかライバル心を持っているものです。
そのため、ケンカになったときにそれが顕著に表れることがあります。
ケンカになるとどちらも意地を張ったり、譲らなかったり、言い合いになったりと、折れることをしません。
ケンカで折れると、負けた気分になるのです。
同い年なので、年齢による潜在的な上下関係がないのが原因でしょう。
例えば、歳が違う場合は、年上の方が精神的に余裕がある分、「譲ってあげよう」という気持ちになりやすく、謝ってあげることができます。
また、先に謝った上で、相手を諭すように考えを伝えることもできるはずです。
年上だからやりやすい解決方法で、相手に対して包み込む気持ちになれるからこそ、譲るという選択肢ができるのだと考えられます。
年下が年上に譲る場合もあり、年上に譲ることで、自分の精神年齢が上がったような感覚を味わえるので、譲った分、自分を誇らしく思えるからでしょう。
歳が同じだと、対等でありたいという気持ちが強く、譲るという行為に至りにくい傾向があります。
譲れないので、素直に過ちを認めたり、謝ったりできないのです。
10.初めての彼氏彼女同士ということも多い
同級生婚は、学生時代から付き合っていた、または学生時代にも付き合っていたということが多く、初めてできた彼氏彼女同士というケースが多いのも特徴です。
初めての彼氏彼女同士で、そのまま他の恋愛をすることなく結婚に至ることもあります。
付き合ったり別れたりを繰り返して、初めて付き合った彼氏彼女同士で結婚することもあるでしょう。
別れている間に、他の恋愛をして、やっぱり初めての相手が運命だと感じて結婚するというパターンもあります。
初めての恋愛は心に残りやすく、相手へ特別な感情を抱く人が多い傾向があります。
お互いに初めての彼氏彼女同士ということは、お互いが相手への気持ちが強いため、結婚に至りやすいと考えられます。
同級生婚は離婚率が低いと言われていますが、初めての彼氏彼女同士で結婚するカップルが多いのも、理由の一つだと推測できますよね。
学生時代という純粋な気持ちが多い時期、多感な時期に、初めて同士で恋愛を育んだ絆はなかなか切れるものではないということでしょう。
同級生と結婚するメリットとは?
特徴を踏まえて、具体的なメリットを見ていきましょう。
同級生婚を考えているなら、抑えておきたいメリットとデメリット。
まずは、同級生と結婚して良かったと思えることを紹介します。
これから素敵なパートナーを見つけたいという人も必見です。
結婚するなら同級生がいい、自分には同級生が合っているのかも、などのイメージができるでしょう。
意外なメリットを知れば、同級生婚に新たな魅力を感じることもあります。
あなたが結婚に望んでいること、欠かせないことなどがメリットにあるかもしれません。
自分の性格や考えと照らし合わせながら見ていきましょう。
相手の性格を知り尽くしている
学生の頃から知っている相手。
学生時代は、成長期を迎え、身体にも心にも大きな変化がある時期です。
また、多感な年頃なので、人格形成にも影響の大きい時期ではないでしょうか。
相手の成長を見ながら一緒に成長します。
また、多くの時間を共に過ごしている相手ですよね。
長く過ごしている間、勉強、運動、休憩やお弁当の時間など、色々な方面から相手を知る機会があるでしょう。
そのため、相手の性格について、知り尽くすことが可能なのです。
例えば、勉強が好きなのか嫌いなのか、努力をするタイプなのか適度にこなす器用なタイプなのか、お昼の時間には食べ方まで知ることができますよね。
会話をする同級生はもちろん、会話をしない同級生についても視界に入る情報で、知らず知らずのうちに、知り得る情報があるでしょう。
同級生とはそういう存在なのです。
付き合い出したタイミングが学生時代なら、長い期間、濃い付き合いがあるので、その分濃く相手を知ることができます。
ケンカをしてもどうしたら相手と仲直りできるか、何をしたら喜んで、何をしたら怒りに触れてしまうかなど、様々なことがわかるでしょう。
相手の性格を知り尽くしているということは、相手と上手に接することができるということなので、とても居心地のいい関係なのです。
相手の両親をよく知っていることが多く付き合いが楽
結婚して大きな負担になってしまいやすいのが、相手の両親との付き合いです。
結婚すると、多くの家庭が避けて通ることのできない付き合いでしょう。
相手の両親と気が合って仲良くできる人ばかりではありません。
特に姑は、息子を取られた気がして、嫁にキツく当たりがちです。
核家族が増えているとは言え、正月、盆、法事などで顔を会わせなくてはなりませんよね。
孫が産まれれば、なおさら会う機会が増えます。
相手の両親に子どものことで頼らなくてはならないこともしばしば。
しかし、結婚前から相手の両親を知っていれば、嫁以前の関係性が築けているので、接しやすいというメリットがあります。
夫も、相手の両親に変にびくびくすることなく、以前の関係の延長線上でコミュニケーションがとれるので、付き合いは楽でしょう。
相手の両親をよく知っていれば、娘、息子のパートナーとして見られることは少なく、一人の知人として両親と接することができるのです。
気まずくなりやすい相手の両親と、かしこまりすぎない楽な付き合い方ができるのは、結婚する上でメリットになりますよね。
結婚式が同窓会になる
結婚式は、同級生を呼ぶことが多いですよね?そうなると、新郎新婦の同級生が同じなので、結婚式が男女揃った同窓会状態になります。
自分の親しかった友人以外に、相手の親しい友人も来るので、久々に会う同級生に、懐かしい学生時代をよりリアルに思い出せます。
お互いが相手の友人を知っているという状況なので、多くの同級生を招待しやすく、たくさんの友人に囲まれながら祝福してもらえるのも、同級生婚ならではの特徴でしょう。
披露宴に参加してもらえば、新郎新婦それぞれの友人と語り合う時間も、新郎新婦と同級生を交えて会話ができ、和やかな歓談になるはずです。
二次会になればもっと多くの同級生が集まり、大きな同窓会のように賑やかな時間を過ごせます。
友人同士も、同級生と久々に会えたことで話が盛り上がり、学生の頃のような無邪気さを取り戻すことでしょう。
お互いの様子を知るきっかけになるので、とても有意義な結婚式になること間違いなしです。
また、そこから新たな同級生カップルが誕生するかもしれませんね。
進んだ話になりますが、その2人が結婚すれば、家族で結婚式に参列することだってできます。
結婚して疎遠になりがちな同級生との繋がりを大切にできるのも、同級生婚の良いところですよね。
同い年なので雰囲気や趣味が合う
同い年の良いところは、生きてきた時代が同じなので、見てきた景色が似ています。
そのため、発想や思考などがどこか似ていて、なんとなく波長が合うのが同級生です。
また、体力や気力、経済力も似ているケースが多いので、同じことに興味を持ちやすいというのもあるでしょう。
例えば、若くて体力はあるけど経済力がない場合、ゴルフなどの趣味を持つ人は少ないですよね。
スノボ、フットサル、バスケットボールなど、活発に動くけどお金が比較的かからないものを趣味に持つ人が多いでしょう。
ある程度年齢を重ね、経済的に余裕が出ると、体力のいる遊びより、お金のかかる遊びに興味が向く傾向があります。
お酒の飲み方も、年齢によって変わってくる人が多いでしょう。
お酒を浴びるほど飲んで、朝まで盛り上がることが多いのは、比較的若い人に当てはまりますよね。
お酒の飲み方をわかってきた年代だと、落ち着いた雰囲気でお酒を楽しみたい人が増えます。
同じ年だと、だいたい同じ歳の重ね方をしているので、同じことを同じ感覚で楽しみやすいと言えます。
ジェネレーションギャップがなく話が合う
歳が違うと起きやすいジェネレーションギャップ。
初めて買ったCDは何?という話で盛り上がる年代もいれば、CDを買ったことがなくダウンロードして曲を買う年代もいます。
質問を投げかけられても、知らない世界の話をされては回答に困りますよね。
話がそこで終わってしまい、会話が盛り上がりません。
こういったことが続けば、気まずくなっていくでしょう。
特に、流行りについていくことができない年代と、流行りを先取する年代では、言葉が通じないことが多々あり、問題です。
物事の捉え方が違うので、笑いのツボが異なり「何が面白いんだろう」ということもあるでしょう。
また、学生時代の話をしても、自分の学校は違った、自分の年代ではなかったとなれば、同調して話す機会が減るので、なんとなく「居心地が良くない」と感じるようになります。
次第に「一緒にいても楽しくない」というところに行きつくこともあるでしょう。
その点、同級生なら、たいてい同じ環境で育ち、義務教育も同じ教育を受けているので、話が合いやすいのがメリットです。
思い出話や、昔話に花を咲かせることもできます。
同じ話で笑い合えるのは楽しく、長続きする秘訣になるはずです。
思い出話が盛り上がる
同級生は、同じ思い出話ができます。
「あの時ああだったよね」「こんなことしてたよね」など、思い出話は尽きることがありません。
思い出話は、なぜか笑える話が多いですよね?当時は辛い、恥ずかしいなどの苦い思い出も、時が立てば「今となっては笑える」思い出になるのです。
また、当時の暴露話も面白いでしょう。
「こんなことを思っていた」と相手の気持ちを聞くのも楽しいと思います。
自分以外の同級生のことも互いに知っているので、「あの子、実はあの人のこと好きだったんだよ」「だったら、あいつと両想いだったのか」など、違った角度で当時を振り返って話すこともできます。
思い出話で、お酒が美味しく飲めるでしょう。
思い出話は、同じ話を何回しても楽しいですよね。
同じ思い出話に、何度も笑うことができます。
こうして、話が尽きることなく盛り上がり、お互いに笑い合うことができるのは、貴重な関係ではないでしょうか。
地元が同じ場合は帰省が一度で済む
同級生で地元が同じだったなら、帰省をするとき、あっちに行ったりこっちに行ったりしなくて済みます。
帰省する場所が多ければ、交通費と時間がかかりますよね。
もしかしたら、日数が足りなくてどちらかに行けないこともあるかもしれません。
交通費がかかり、せっかく地元に帰っても、節約のため遊びに出ることができなくなることもあるでしょう。
しかし、地元が同じなら移動時間が省けるので、その分長期滞在も可能になります。
日中お互い別々に過ごしたとしても、すぐ会える距離にいるので安心です。
同級生に会うとき、一緒に会いに行くこともできますよね。
交通費を抑えられる分、互いの家族と美味しい料理を食べに行けて、充実した滞在ができるでしょう。
地元の名所に遊びに行くこともできるかもしれません。
また、どちらかが地元に帰る予定があれば、ついでに相手の実家に顔を出すこともできます。
地元で出産することになれば、お互いの両親に子どもの顔を見せてあげられますよね。
同じ地元ならではのメリットでしょう。
同級生と結婚するデメリットとは?
メリットを見て「同級生婚にしよう」と感じる人もいるでしょう。
しかし、デメリットのチェックもしておきましょう。
自分にはどんな結婚が合うのか、どんな結婚を望んでいるのかどうかを比較しながら、参考に見ていくといいでしょう。
デメリットは必ずしも、悪いことばかりではないからです。
紹介するデメリットでも、自分には大した問題ではないという人もいます。
ここは譲れない、というところがデメリットととして挙がっていれば、心の準備もできます。
そのデメリットを乗り越えようと思うか、同級生婚はやめておこうと思うかは、人それぞれなのです。
大切なのは、デメリットになるであろうことを知っておくことです。
予め知っていれば、対処ができるかもしれません。
参考にしながら見ていきましょうね。
うまくいかないとき離婚しにくい
同級生同士の結婚は、両親が知り合いの場合も多く、結婚したことを知っている同級生が多いので離婚しづらい環境になります。
離婚することが悪いわけではなくても、祝福してくれた人たちのことを考えると、申し訳ない気持ちがするものです。
ましてや、お互いのことをよく知る人たちには、言い出しにくいですよね。
お互いの両親の交流がある分、両親たちの関係も気になるところでしょう。
今後の両親たちの関係に影響があるかもしれないと思えば、離婚しづらいものです。
同級生の話のネタになるのも、辛いところでしょう。
悪いイメージがつきそうで、なかなか報告できないこともあるはずです。
離婚後に同級生に会いづらくもなってしまいます。
どんな顔して会ったらいいのか、離婚話をされるのも触れないように気を遣われるもの気まずいでしょう。
もし離婚して元パートナーに出会うと、同窓会に参加しづらくもなりますよね。
周囲の目が気になってしまい、同級生と疎遠になることもあるでしょう。
そんなことを考えていると、離婚したいけど踏み出せなくなります。
同級生婚は、2人を知る人が多いので、離婚を考えるとき、周囲のことを気にして別れにくいと言えます。
周囲との人間関係が大変
お互いの知り合いが共通していることが多いので、それがデメリットになることもあります。
顔見知りや知り合いが親族にいると、どこまで交流をとればいいのか悩むところでしょう。
例えば、相手の兄弟姉妹が自分のことを知っている場合、先輩後輩の関係もあるので、どこまで踏み込んで関わったらいいのか難しいですよね。
距離を開けすぎても気まずいですし、縮めるには勇気がいるでしょう。
相手の両親を知っていた場合、結婚前の関係性が邪魔をして、どう接していいかわからなくなることもあります。
知っているがゆえに、家族になったという変化について行けないこともあるでしょう。
相手の実家に戻る度に、悩みの種になるかもしれません。
同級生との関わりも難しくなることがあります。
相手の仲の良い友人と、学生時代は仲良くなかったのに、急に親しく話すのもおかしいと感じてしまえば、会うときにどう接していいかわからなくなります。
同窓会などに参加すれば、自分が仲良かった友人以外にも挨拶をしにいかなくてはならないのも大変です。
お互いの両親が近くに住んでいると付き合いが面倒
同級生同士結婚するケースで、地元で結婚してそのまま地元にいたり、夫の実家に住んだりすると、お互いの両親が近くにいる環境になります。
近いので、少しの用でも顔を出す両親もいるでしょう。
子どもが生まれると、子どもに会いに両親がやってきます。
自宅に来たり、実家へ遊びに行く頻度がさらに増えますよね。
家が近いと、何かと口実をつけて会おうとするのが親です。
相手の両親といくら仲が良かったとしても、長時間一緒にいたり、頻繁に顔を合わせると、気疲れしてしまうでしょう。
相性が悪ければ、なるべく距離を置きたいですが、家が近いとそうはいきませんよね。
野菜など持ってきてくれて助かることもありますが、相手の両親なら「何かお礼をしなくては」と負担になることもあるでしょう。
子供の面倒を見てもらえて、ありがたいと思うことも多々あります。
しかし、子育ての常識は今と昔とでは違うので、親の方針ではないことを子どもにされてしまうこともあり、単純にありがたいだけではないのが現実です。
優しさでしてくれていることに対して、なおさら意見が言えないので辛いところでしょう。
近くに住んでいる相手の両親との付き合いは、簡単ではないことがわかりますよね。
なにかあるとすぐに噂になる
同級生婚は、少なからず同級生の注目を浴びています。
同級生が揃えば、話のネタになることもしばしば。
2人のことを知っている同級生にとって、2人の話をするのは楽しいでしょう。
こうして、自分たちの得た情報を同級生同士共有しがちで、噂話は広まりやすいと言えます。
また、地元なので両親が話した内容は、あっという間に知り合いの間に広まりやすいでしょう。
夫婦喧嘩をして同級生に相談をしたら、その話を他の同級生にされるというリスクもあります。
話が膨らんで、回り回って自分の元に返ってくることもあります。
「この間、大きな夫婦喧嘩したみたいだね」など、「なぜ知っているの?」という状況にもなりかねません。
夫の愚痴を言っただけなのに噂話として広まれば、夫が悪いと周囲に伝わりやすいので、夫のイメージが悪くなることだってあるのです。
軽い愚痴であっても、相手の友人にまで話が広まれば、相手の耳に入ることもあります。
直接文句を言われるより、他人から聞かされるととても気分が悪く、誤解の元になりますよね。
お互いのことを知っている人が多いというのが同級生婚なので、周囲へ自分たちのことを安易に話せないという環境です。
相手の過去を知りすぎている
学生時代から知っている相手。
知っていていいことばかりではありませんよね。
例えば、夫の昔の彼女を知っていれば、女性なら少なからず嫉妬してしまうでしょう。
同窓会へ行くと、どうしてもその相手が気になってしまうこともあります。
2人が会話をするところを見て、複雑な心境になることもあるでしょう。
昔の彼女と自分を比較してしまう人もいるかもしれませんよね。
タイプが違えば、不安の元になることもあります。
過去の行動パターンを知っているから、こういう人なのだと決めつけてしまうこともあります。
人は、周囲の影響や職場などで学ぶことで成長する部分もあります。
考え方や発想が変わることもあるので、過去を知りすぎているがために、疑問に思うところが出てくるかもしれませんね。
また、恋愛関係を長続きさせるには、謎めいたところを残すといいと言いますが、同級生同士はなかなか難しいことでしょう。
過去を知りすぎないから、少しずつ相手を知っていくという面白味はあまり期待できないかもしれませんね。
長く仲良くいるためには、知らなくていいこともあると言えます。
新鮮味がない
学生時代からずっと付き合っているという同級生婚によくあるケースでしょう。
ずっと一緒にいるので、ドキドキすることが年々減ってきます。
一緒にいて当たり前の存在になって、新鮮さや特別感が薄れてくるからでしょう。
もちろん、一緒にいて当たり前の存在というは、普段口に出さなくても、大切な存在であることは確かです。
しかし、人は刺激を求めてしまう傾向があります。
そんなときは2人で新鮮に感じることにチャレンジするのが効果的ですが、それより周囲へ目を向けてしまうこともあります。
新鮮味がないと、こういったリスクがついて回るのです。
そのため、学生の頃から付き合っているカップルは、別れたり戻ったりを繰り返すカップルが多いですよね。
一度別れることで、次付き合うときに新鮮味を感じ、相手との時間を楽しいと思えるからでしょう。
新婚生活に新鮮味を感じられないからと、残念に思う人もいるかもしれませんが、長くいる上で新鮮な関係を続けることは難しいです。
それよりも、2人でいつも楽しくいられるよう、刺激的な体験やデート、2人きりの時間を大切にすることへ目を向けてみるといいのではないでしょうか。
同い年同士で仲の良い幸せな結婚生活を送ろう!
同級生婚にどのような印象を持ちましたか?メリットばかりの結婚はありません。
デメリットをどう捉えて、どう対応していくかが大切になってきます。
自分の条件で「これだけは譲れない」という点が、同級生婚のデメリットに当てはまっていなければ、比較的自分に合った結婚の形ではないでしょうか。
同い年だからこそ、メリットが多いのが同級生婚です。
離婚率が低いのも、同い年夫婦だと言われています。
末永く一緒にいられる関係が築きやすいのは、同級生婚だと言えるでしょう。
同級生同士だから、共通点が多く、味方意識が高まります。
一緒にいて同じように笑い合って、同じことに興味を持って楽しんで、仲の良い結婚生活を送りたいですよね。
同級生婚に踏み込めず悩んでいるなら、踏み出してみましょう。
山あり谷ありのときがあったとしても、きっと仲良く一緒にいることができるはずです。
これからパートナーを探すという人は、同級生婚も視野に幸せな結婚生活を送れる相手を探しましょうね。