3月は仕事場の人事異動や卒業といった別れと新しいスタートの季節です。
送別会もとても多く、幹事を任されたり、ゲストとして参加したりすることも増えます。
今回は送別会で盛り上がらなかったらどうしよう?送別会でお酒を飲み過ぎたり、失礼なことをしたらどうしよう?といった不安を解消する内容になっています。
送別会のよくある悩みを知り、当日を楽しく過ごせるようにしましょう。
お酒の席はせっかくだから楽しんだほうがいいですし、新しい人間関係が広がる場でもあります。
送別会あるある11選
送別会でよくある幹事さんのお悩み、困った人たちへの対応、その場が盛り上がりに欠けるときの対応、お店とのトラブルといった内容をまとめて紹介します。
自分だけが悩んでいるわけではないことを知り、気持ちを楽にしてください。
送別会は時に面倒くさい行事ですが、考え方を変えると楽しい時間でもあります。
困ったときの対応方法もあらかじめ考えておくことができます。
備えあれば患いなし。よくあるお悩みやトラブルを一緒にシェアしましょう!
1.なかなか出欠の連絡が集まらない
送別会の幹事を頼まれ、なかなか出欠の連絡が集まらないと不安になるでしょう。
送別会の人数は友達同士の飲み会よりも大規模で、参加人数が20人前後、もう少し多い場合もあります。
そして送別会シーズンは早めにお店を予約しないといけないため、出欠の連絡をしてくれない人が多いと困ってしまいます。
送別会の出欠の連絡がこないときは、どうするのがいいでしょうか?
送別会のお知らせを送った時点で、早めの締め切り(送別会当日よりも1週間ほど前くらい)を設けておきましょう。
さらに、締め切りの前日には改めてお知らせしたほうがいいです。
会社の送別会は自分の独断と偏見で連絡したり、お店を予約したりすると後々トラブルになることもありますので、上司や先輩に相談し、過去の送別会を参考にしながら企画するといいでしょう。
2.お酒好きな人が積極的に参加する
送別会と言えばアルコール類、お酒好きな人が積極的に参加したいイベントです。
お酒好きな人も苦手な人も、共通して言えるのは飲み過ぎないように配慮することです。
飲み過ぎて翌朝に差し支えたり、酔いすぎて吐いたり、恋人ではない人と一線を超えたりといったことのないように気を付けましょう。
アルコール類はついつい進んでしまいますが、自分でセーブすることが大事です。
お酒は好きだけど弱いと自覚のある人なら、最初の2杯以外はノンアルコールにすると決めておくといいでしょう。
あとは勧められても笑顔でごまかしましょう。
お酒が強いとしても、当日の体調によっては疲れが出てしまうかもしれません。
送別会には職場の上司が参加することも踏まえて、飲み過ぎないようにしたほうがいいです。
送別会はお酒を楽しむ場でもありますが、マナーを守って全員が楽しく過ごせるように一人一人が配慮することが大切です。
3.席順で悩む
送別会の幹事さんあるあるは、席順をどうするか悩むということです。
席順が決まっていないと、当日どこに座るかで悩んでしまいます。
上座や下座をきちんと踏まえた上で、全体のバランスを考えながら席順を考えないといけません。
幹事さんはお店のスタッフとやり取りしやすい場所に席をセットしておくことも大事です。
席順で悩んで答えが出なかったとき、どういう解決策があるのでしょうか?
職場の上司やリーダー、支店長といった目上の人たち、そして退職や人事異動で送られる人たちの席のみ固定しておき、あとのメンバーはくじ引きにすると不公平にならずに済みます。
部署ごとに座るといったルール決めをしておくのも安心感があります。
席順を決めたとしても、お酌をしたり、渡り歩いたりしていくうちに当初の席がどこだったか分からなくなることだってあります。
席順のマナーだけ守っておけば、あとは当日の雰囲気で臨機応変に対応しましょう。
4.サプライズで盛り上がる
送別会といえばサプライズ!送られる人たちへ感謝の気持ちを伝えて盛り上げることができれば大成功です。
サプライズがあることで、送る側も送られる側も新しい環境へ変わっていくことを実感することができます。
多少準備が面倒であっても、やったほうがいいです。
サプライズ内容で困ったときは、例年どのような内容だったのかを先輩に聞いてみるといいでしょう。
サプライズをプレゼントにしたり、花束にしたり、何かしら準備するにはコストも時間も必要です。
どんなサプライズが喜ばれるのでしょうか?
退職していく人たちへは、プライベートで喜んでもらえるような贈り物、好きな食べ物そして花束を贈るのが定番です。
予算に応じて相談です。
異動で贈られる人たちへは、異動先でも使ってもらえそうな仕事グッズ、仕事中に飲めそうなインスタント珈琲や紅茶、そして花束を贈るのが定番です。
形に残らないサプライズも喜ばれます。
全員で歌を歌ったり、親しくしていた人から挨拶をしたり、感謝の気持ちを言葉にするのもおすすめです。
幹事さんだけでは成り立たないので、送る側の人たちが協力してサプライズを考えましょう。
5.ノリのいい人が出し物で大活躍
送別会は盛り上がりが大事なので、ノリのいい人に出し物をお願いしましょう。
美味しい食事とアルコール類、それだけでも送別会は盛り上がります。
さらに心に残る送別会にしたいなら、アクセントになるくらいの出し物があるといいと思います。
ノリのいい人に出し物をお願いするタイミングやリクエスト内容は何がいいのでしょう?
さらに、送別会当日のタイムスケジュールも決めておいたほうが安心です。
盛り上げ上手な上司には、モノマネや得意な歌を披露してもらいましょう。
若手の目立つ後輩には、グループで歌やダンスを披露してもらいましょう。
1人リーダーシップを取ってくれる子を指名して、何人かで集まるといいと思います。
幹事さんは時間が許されるのであれば、ビンゴゲーム大会を開催すると盛り上がります。
少し手間ではありますが、事前に計画を立てて出し物を用意しましょう。
送られる人たちの心にも残ります。
6.人の挨拶を聞いていない
送別会、フォーマルなものになってくると会社の社長や上司からの挨拶でスタートします。
そして、お開きのタイミングで送られる人たちからの挨拶があると思います。
しかし、飲食や会話に夢中で人の挨拶を聞いていない人たちも多いです。
メリハリをつけて、人の挨拶を聞くときはきちんと聞ける送別会がいいです。
切り替えをスッキリさせるには、どうするのがいいでしょうか?
幹事さんや送別会を仕切る上司から、一言挨拶のタイミングで手を止めてもらうようにお願いするといいでしょう。
そうすると、メリハリがつくと思います。
タイムスケジュールを前もって話しておき、オーダーストップのタイミングでお開きの挨拶があることも伝えておくという方法もあります。
時間が分かっていると、参加している人たちも考えながら飲んだり食べたりします。
アルコール類が入ると、どうしても人の挨拶を聞く集中力が低下します。
ある程度はおおらかにとらえて、挨拶している人が気分悪くしないように配慮しましょう。
7.料理がなかなか出てこない
送別会の楽しみといえば料理なのに、なかなか出てこないこともあります。
送別会のシーズンはどの飲食店も混み合い、予約していてもスムーズに料理を出せないことがあります。
諦めることも必要ですが、あまりにもひどい場合はスタッフに声をかけたほうがいいかもしれません。
料理をスムーズに味わうには、どうするのが一番いいのでしょうか?
あらかじめコース料理を予約しておき、出来る限りスムーズに出してもらうようにスタッフの方に伝えておくと安心です。
料理を鍋、焼肉といった大皿料理にすると、そこまで料理がなかなか出てこないことへの苛立ちを感じずに済むかもしれません。
口コミを参考にしつつ、美味しい料理をスムーズに味わえるお店を探してみましょう。
8.値段の割に味がイマイチ
送別会で楽しみにしていた料理が、値段のわりに味がイマイチだとがっかりしてしまいます。
送別会のお店決めは口コミを参考にして、できれば実際に足を運んで料理を試食しておくと安心です。
美味しい料理のお店を選べるようにするには、何が必要でしょうか?
過去に送別会の幹事をしていた先輩から意見を聞き、行ったことのあるお店を選ぶと失敗がありません。
口コミ評価が高いお店を和食、イタリアン、フレンチ、中華、居酒屋といったジャンル別で選び、その中から行きたいお店を決めてもらうのもいいでしょう。
自分の独断と偏見で決めないようにして、職場の人にも話を聞くようにしてください。
9.派閥に分かれて話す
せっかく色々な人と話すチャンスなのに派閥に分かれて話してしまうともったいないです。
仕事を離れたオフの場は、普段話をする人で固まって派閥を作らずに、誰とでも楽しく食事できたほうがいいでしょう。
普段は話さないような人とも話すようにして、新しい人脈を作るチャンスと考えましょう。
最初から座席を決めておくと、派閥で分かれることを避けられます。
送別会は普段、職場で話さない人と話せる機会でもあります。
自分から話しかけて、誰とでも楽しく過ごせるようにしてみましょう。
10.酔いつぶれる人が出る
送別会はお酒を飲み過ぎて酔いつぶれる人が出ることがあります。
アルコール類が弱いのに、上司や同僚から勧められて飲み過ぎると潰れてしまいます。
それだけではなく、一人で帰れなくなったり体調不良になることもあるでしょう。
酔いつぶれる人が出ると、送別会の雰囲気を台無しにしたり、参加している人に負担がかかったりしてしまいます。
最後までほろ酔いで楽しむにはどうするのがいいでしょうか?
飲み放題付きにせず、あえて料理のみで飲み物はその都度注文するスタイルにしてみてください。
予算の都合もあり、飲み過ぎないように配慮することができます。
先にアルコール類は何杯までと決めておくのもいいでしょう。
幹事さんから言い出すと文句が出るかもしれませんので、お店の方針としておくと無難です。
酔いつぶれる人が出ないようにして、送別会を楽しんでください。
11.建前だけの無礼講
送別会は無礼講と言いますが、それは建前であって真に受けないほうがいいでしょう。
送別会と言えど、上司や会社の社長には礼儀正しさを忘れないようにしてください。
お酒の席でもきちんとした対応ができる人の評価は上がります。
幹事さんから今日は無礼講だと言われても、友人との飲み会のようなノリにならないように控えめにしておきましょう。
目上の人には敬語、理性を失わないためにもお酒は控えめの方がいいです。
送別会など人付き合いの場で大切なポイント
送別会は会社、サークル、部活、学校関係、地域や学校の役員など色々なグループが基本となって開催されることが多く、友達を超えた人付き合いが発生します。
気心を許せる友達はもちろんのこと、幅広い世代の人たちやあまり顔見知りでない人たちとも送別会では同席します。
きちんとマナーを守らないと、自分自身の評価を下げることになります。
人付き合いで大切なポイントを改めて見返し、参加する人たちが楽しく過ごせるように配慮したいものです。
他の人たちが分からない内輪ネタで盛り上がったり、時間を守らなかったり、席順で露骨に嫌な顔をしたりといったことは避けましょう。
新しい場所へ旅立っていく人たちが楽しく過ごせるよう、幹事さんを含めて全員の配慮が必要とされます。
遅刻は厳禁
送別会は時間を守り、待ち合わせ場所や開催場所への遅刻は避けてください。
送別会は2~3時間でお店を予約していることが多く、コース料理や鍋料理といったメニューが多いです。
当日のタイムスケジュールを考えると、1人でも遅刻すると予定が狂ってしまいます。
1人くらいいいだろうと思われるかもしれませんが、遅刻するとどうなるでしょう?また、どんなフォローが必要でしょうか?
コース料理や鍋料理、同じテーブルに座る人たちは気を遣って食べにくくなります。
遅刻することが分かった時点で、理由と到着時刻を幹事さんに連絡してください。
方向音痴の自覚がある人は、送別会の場所まで誰かと一緒に行ったり、下見しておくといいでしょう。
Googleマップといった便利な機能も使いましょう。
場の雰囲気に合った服装をする
送別会はTPOに合わせた服装選びが大事です。
送別会はフォーマル、送別会の場所がドレスコード必須、カジュアルな服装はNGといったルールがあるかもしれませんので先輩や上司に確認しておきましょう。
服装くらい何でも良いのでは?と思われるかもしれませんが、自分自身を評価される場所でもあります。
少し面倒ではありますが、前もってリサーチしましょう。
そして、場の雰囲気に合わせた服装で平和に送別会を楽しめるようにしましょう。
上司や先輩に席を確認してから座る
送別会は席次がある程度決まっていることが多いため、上司や先輩に席を確認してから座るほうが無難です。
席次が決まっていなくても、暗黙の了解で決まっていることがあります。
上司や先輩に聞けば例年の慣習が分かるため、安心です。
席次を聞かずに勝手に座ると、どういったトラブルが起こるのでしょうか?
上座には上司やトップに当たる人が座るようになっているため、何も考えずに座ると失礼になってしまうこともあります。
席次は部署ごとや世代ごとで分けられるルールがあるかもしれないので、聞かずに座ると幹事さんを困らせてしまいます。
ルールを守りつつ、話しやすい上司や先輩の近くの席をキープできるように賢く行動しましょう。
あとから席を移動する人たちも多いので、話せる人がいないからとあまり悩まなくても大丈夫です。
目上の人が食べ始めてから食べる
送別会では目上の人が食べ始めてから自分たちも食べるようにしましょう。
目上の人よりも先に食べ始めると、空気の読めない人、礼儀のなっていない人と見られてしまうかもしれません。
個人個人の料理であっても、全体のペースを見ながら食べましょう。
目上の人の食べるペースを見ながら、どんな配慮をするといいのでしょうか?
目上の人たちのお酒のペースを見ておき、グラスが空になる前に次のオーダーをしましょう。
また鍋料理やコース料理は、テーブル全体の人たちに食事がいきわたるように配慮しましょう。
好きなメニューを自分だけで食べず、少しずつまわせるようにしてください。
少し窮屈ではありますが、年功序列です。
目上の人を優先しながら送別会を楽しみましょう。
お酒の量を控える
送別会は酔いつぶれないよう、お酒の量を控えめにしておきましょう。
送別会で酔いつぶれたり悪酔いしたりすると、誰かに負担をかけることになります。
酔っ払って言ってはいけないことまで話すリスクもあるため、飲み過ぎないようにしてください。
送別会の一番の楽しみはお酒なのに、なぜ?と思われるかもしれません。
お酒が入ると、普段抑えている理性が吹っ飛んでしまうこともあります。
目の前にいる上司の悪口を言ったり、仕事の愚痴を大きな声で話したりするとその場の雰囲気が悪くなります。
酔いつぶれて吐いたり、寝たりしたらそのお世話をするのは幹事さんです。
送別会の管理だけでも大変なのに、迷惑をかけてしまいます。
お酒に強いと思っていても、送別会は控えめに飲むようにしましょう。
勧められても上手に断る
上司や先輩からお酒を勧められても、上手に断る術を知っておきましょう。
断れないからと勧められたお酒を全部飲んでいると、あっという間に何杯も飲んでしまいます。
アルコール度数の高いものは1杯でもあっという間に回るので、自分のペースで飲むようにしてください。
上手に断るには、どうするのがいいのでしょうか?
お酌は自分から先に進んで行い、一通り目上の人たちに挨拶を済ませてしまいましょう。
自分から進んで動くことで、相手のペースに巻き込まれないようにします。
悪酔いする上司や先輩は誰なのか?前もってリサーチしておきましょう。
絡みそうな人たちを避けることで、送別会を平和に終わらせます。
送別会は仕事の延長でもありますが、お酒は飲み過ぎないのが一番です。
勧められても断り、世渡り上手を目指しましょう。
お酒が飲めない場合はあらかじめ伝えておく
お酒を勧められても断る勇気のない人は、あらかじめほとんど飲めないと公言しましょう。
そうすると安心ですし、周囲の人も無理強いできないでしょう。
お酒が弱い人はとことん弱く、酎ハイやカクテル1杯飲まなくてもハイテンションになり、2杯目くらいから体調が悪くなります。
酒豪な人たちはお酒が弱い人たちの実情を分かっていないので、少しくらいいいだろうと無理強いしてくることもあります。
本当に飲めないのだと先に言って、予防線を張りましょう。
それでもお酒を勧めてくる人たちがいたら、幹事さんや周囲の人たちが阻止してくれます。
自分で断る勇気も必要ですが、先に言うことで周りを味方にしておきましょう。
楽しい話をする
送別会は全体の雰囲気がとても大事です。
楽しい話で和ませましょう。
送られる人たちが安心して旅立っていけるよう、心配事や誰かの悪口といった話題は避けたほうがいいです。
楽しい話で和やかに過ごせるようにしてください。
送別会にはほとんどのメンバーが参加するため、自分が話したネタが噂になって独り歩きするリスクを持っています。
みんなが食いつくようなゴシップネタやプライベートな話は避けたほうがいいです。
テーブルにいる人全員が盛り上がれるよう、共通の話題にしておくと無難です。
職場で取り組んでいる仕事の話題、今流行っているドラマやテレビの話題、近くにある美味しいレストランやスイーツの話題、前もっていくつか用意しておくと安心します。
いつも自分がリードする必要はないので、周囲の人に合わせつつ時々ネタを提供するくらいでいいです。
笑顔で否定的なことは言わないように楽しみましょう。
主役に敬意を払う
送別会は主役に敬意を払い、今までお世話になった感謝の気持ちを伝える場です。
主役となる退職、異動、その他理由で今までいた場所を旅立つ人たちはそれぞれ残してきた実績があるはずです。
たとえ自分の後輩であっても、敬意を払いましょう。
今までお世話になったお礼をまず伝え、過去の思い出話で盛り上がったり、聞いておきたいエピソードを聞いたりしておきましょう。
今までいた人たちがいなくなり、後でその偉大さに気付くことがあるはずです。
送別会の主役に敬意を払い、どこかで再会したときに笑顔で話せるようにしましょう。
幹事に協力する
送別会で幹事さんは大忙しなので、できるだけ協力してあげましょう。
幹事は送別会の場所決め、タイムスケジュール、お店スタッフとのやり取り、メニューの注文などやることが山盛りです。
ご飯を食べたり、お酒を飲んだりする暇もないくらいに忙しいです。
いつか自分が幹事を担当することもあるかもしれません。
幹事に協力して、全員楽しく過ごせるようにしましょう。
送別会の前準備、場所決めの手伝い、ビンゴゲームや出し物の準備、主役の花束やプレゼントの準備、どれも幹事さんの独断ではできません。
職場の上司と相談しつつ、予算を頭に入れながら考えています。
仕事の時間外でやることが多いです。
送別会当日、待ち合わせ場所まで全員が来ているかの確認、席次決め、挨拶からお開きまでのタイムスケジュール、メニューの手配などバタバタします。
二次会の手配まで催促されることもあります。
自分には関係ないからと、まったり座らずに幹事に協力してください。
自分が幹事をしたときも、誰かが助けてくれる環境を作っておきましょう。
後片付けに協力する
歓送迎会がお開き!ほっとして座らずに、後片付けも協力しましょう。
送別会でたくさんのメンバーが参加すると、片づける食器やゴミの量が大量です。
場所がレストランであっても、簡単に後片付けをしておきましょう。
最初から最後まで気を抜かず、全体を見ておくことが大事です。
食べたお皿を重ねておく、ゴミをかためておく、席を外す人たちのアウターや靴を準備して渡す、主役の花束やプレゼントを持つのを手伝うなど色々とやることはあります。
酔いつぶれている人がいたら、タクシーを手配したり、送ってくれる人を見つける準備もしないといけません。
全員が安心して帰れるまで、幹事を手伝うようにしましょう。
人付き合いでの注意点
送別会は普段のお付き合いの延長にあります。
普段から人付き合いに気を付けて、世渡り上手を目指しましょう。
プライベートではある程度自分の素を出しても許してくれる相手がほとんどですが、仕事やお付き合いの場では大人としての行動を求められます。
送別会という決められた場所だけではなく、普段から人付き合いをするときに気を付けたい点がいくつかあります。
たとえ面倒であっても、日頃からコツコツ積み重ねるようにしてください。
自分の評価を高めるだけではなく、人から信頼されるようになります。
自分から挨拶をする
相手が後輩であっても、自分から挨拶するようにしましょう。
人付き合いのスタートは挨拶からです。
顔見知りでないからと挨拶せずにスルーしてしまうと、後からどういった関わりが発生するか分かりません。
お互いの緊張感も、挨拶することで解れていきます。
初対面の人とやり取りするとき、目上の人や取引先の人を接待するとき、苦手だと思っていた人と会話するとき、どうしても緊張感が先走ります。
自分から挨拶することで、その緊張感を断ち切りましょう。
挨拶をすることで、自分自身の評価も上がります。
積極的で明るいイメージを持たせ、人脈を増やしていきましょう。
相手によって態度を変えない
相手によって態度を変えず、いつも穏やかな人柄でいることは大事です。
見られていないと思っていても、見る人は見ています。
目上の人や取引先の人にだけいい顔をして、後輩や大人しい人には適当な態度をしていると、いつか痛い目にあうかもしれません。
賢い人ほど二面性のある人はすぐ見抜くので、心から信頼してもらえなくなります。
誰かが特定の人の悪口を言っていても、同調せずに関わらないようにしましょう。
悪口を言っていなくても、同じように言っていたと見なされてしまいます。
仕事やオンの場所ではストレスが溜まるため、二面性を持つことでそれらを発散したくなるかもしれません。
それを避けるためにも、別の発散場所を見つけるようにしましょう。
相手によって態度を変えず、いつも丁寧な対応を心がけてください。
そういった細やかな積み重ねは、いずれ大きな花を咲かせることになります。
相手の良い所に注目する
ストレスを溜めないためにも、相手の良い所に注目してください。
1つ嫌な所が目につくと、相手の全部が嫌になってしまいます。
良い所をたくさん見つけて、周囲の人たちとの人間関係を良好にしていきましょう。
仕事やその場の関係は自分だけで成り立っていません。
プライベートでは親しくならないような人であっても、良い所に注目して人間関係を構築していかないといけません。
良い所に注目すると、後輩を育てるときにその人が成長しやすくなります。
グループ全体の雰囲気がよくなり、リーダーに抜擢される可能性だってあります。
毎日を楽しく過ごすためには良い所や楽しい所をピックアップして、プラス思考になれるようにしましょう。
感謝や謝罪の気持ちはすぐに伝える
感謝や謝罪の気持ちこそ、すぐに伝えたほうが相手にストレートに伝わります。
仕事やグループ活動をしていると、誰かのお世話になったり、迷惑をかけたりすることがあります。
深く考えず、言葉で伝えるようにしてください。
プライドが邪魔をして、何も言わないでいるのはよくないです。
自分のミスをカバーしてもらったときはすぐに謝罪して、お互いフォローし合える関係を作っていきましょう。
罪悪感を感じて落ち込まず、同じミスをしないように心がけることが大事です。
誰かにお世話になったときはすぐに感謝して、気を遣いすぎないようにしましょう。
お互い様なので、自分も助けるようにすればいいです。
一人プレーでは何もできないので、全員で協力してくことが大事です。
陰口を言わない
仕事場でもグループでも、基本陰口は言わないようにしましょう。
陰口を言って、それがどこから漏れていくか分かりません。
陰口のターゲットにされた人は傷つき、人間関係がギスギスしてしまいます。
たとえ陰口を言っている人がいても相手にせず、関わりを持たないようにしましょう。
陰口ぐらいという小さな気持ちが、もしかしたら相手の心に大きな傷跡を残すかもしれません。
陰口がきっかけとなり、小さないじめがスタートする可能性もあります。
いじめている側は些細なことをしているつもりでも、相手はショックを受けます。
陰口を言うことで、相手はあなたへの信頼感を喪失してしまいます。
たとえ「波長を合わせない」「付き合いが悪い」と言われても、陰口を言わないという信念を大事にしてください。
相手を変えようとしない
最初に決めたメンバーから、相手を変えようとしないようにしてください。
仕事のプロジェクト、プライベートで行く友達との旅行、大事な相談相手、色々なことで私たちはたくさんの人と繋がりを持ちます。
途中で相手を変えてしまうと、外された人はショックを受けます。
変えられた側の相手は、どんな気持ちになるか考えてみてください。
大事な相談相手や仕事のプロジェクト、相手を変えられると「自分に責任があったのだろうか?」と自分に自信をなくし、周囲の人を信じられなくなるかもしれません。
プライベートで行く遊びの仲間であっても、相手を変えられると「私のことは好きではないのかな?」と不信感を持ってしまいます。
最初から最後まで、相手と誠実にやり取りすることが大事です。
多少面倒だと思っても、自分で決めたことをやり抜くようにしましょう。
自分のペースを守る
どんな人と一緒にいても、自分のペースを守るようにしましょう。
いつも一緒にいる人のペースに合わせていると、ストレスが溜まります。
そして、自分の気持ちを素直に言えなくなってしまいます。
周囲と合わせることは大事ですが、揺らがない自分が基本としてあるほうがいいです。
いつも周囲のペースに合わせていると、色々なことが起こるリスクがあります。
仕事をごまかしたり、学校をずる休みしたり、どこにでも少しだらけた集団があります。
自分もそういった集団にのまれてしまうと、あっという間に楽な方に流れてしまいます。
ストレスを溜めすぎて、体調を崩してしまうかもしれません。
周りの人に合わせつつ、「できないことはできない」「苦手なものは苦手」ときちんと言える自分を持っていてください。
一度きりしかない人生、自分のペースを大事にしないともったいないです。
ほど良い距離感を保つ
相手が誰であっても、ほど良い距離感を保つようにしましょう。
「親しい仲にも礼儀あり」とはよくできた言葉で、どんなに親しい家族や友人であってもほど良い距離感は大事です。
この人なら許してくれると甘えすぎると、相手から嫌がられてしまうかもしれません。
ほど良い距離感を分かりやすく言うと、自分がされたら嫌なことは相手にもしないほうがいいです。
アポなしで友達や家族の家を訪れたり、相手の外見や失敗をイジって笑いネタに変えたりすることはやめておきましょう。
小さなことが積み重なると、いつか相手は爆発してしまいます。
資産状況、年収、職業といったプライベートな情報を公開したくない人もいます。
相手から話してくれるまでは、つっこんだことは聞かないほうがいいです。
親しくなるとついつい甘えてしまいますが、いつも気配りを忘れないようにしましょう。
ポイントを押さえて人付き合いを楽しもう
送別会において大事なこと、さらに人付き合いのポイントについて書きました。
人それぞれ価値観、性格、好きな物や嫌いな物は違います。
たとえそれがどんな場であっても、マナーを守ってその場にいる人が気持ちよく過ごせるように配慮しましょう。
自分らしさを大切にすることと、マナーを守って周囲の人とうまくやっていくことのどちらを優先するのか悩む時もあるかと思います。
プライベートな場であれば自分らしさ、仕事や学校では周囲の人と合わせるといった感じで上手に息抜きしながらやっていきましょう。
ポイントを押さえれば、人付き合いも楽しめるはずです。