彼氏にどうしてもやめてほしい事を言う時にはどうすればいいのでしょうか。
出来ることなら言いたくない、そう思う人もいることでしょう。
ですがそれではいくら好きな人でも嫌いになってしまうかもしれません。
今回はそんな好きな人を叱る方法を伝授します。
ぜひ優しく叱ってあげましょう。
叱る事は愛情がある証拠
叱ると言うことは相手を思っての行動です。
何も思っていない相手には叱る気にさえならないでしょう。
彼を叱るのはもちろん愛情あり、直して欲しいことがあるからこそ叱るのです。
ですが相手に伝わらないことがあります。
うるさい女は男性がもっとも嫌うことが多いのです。
叱る側はいくら愛情や直して欲しいと期待しているのに対し、叱られる側にとっては嫌なことでしかありません。
では叱ることが相手に伝わることはあるのでしょうか。
それはもちろんあります。
ただ、叱られた理由に本人が納得したときに伝わるものなのです。
叱られて何に対して叱られているのか、叱られたことが理不尽に感じたりすると叱られた本人は拒絶反応が起き、叱られることに嫌悪感を抱きます。
つまり叱る人間のことを嫌いになる要素があるわけです。
こうなると、いかにして嫌われないように叱るかが叱るポイントとなるでしょう。
相手の成長を期待している
人を叱ると言うのは相手の成長を期待している証拠です。
叱り方にもよりますが、ついつい叱るほうは感情的になってしまいます。
あくまでも相手に変わって欲しい、そんな思いを込められてはいても叱り方によっては相手に伝わりにくいものです。
一方、叱られた方は叱られて面白くありません。
特に何を叱られているのか分からない場合、反省するどころか相手に反感を持ってしまい兼ねません。
例えば職場で上司に叱られる場面があります。
仕事で失敗は許されません。
上司も失敗したり、間違った処理をした部下に注意喚起ということで叱ります。
そこには成長を期待している意図はあっても、今で言うハラスメント的な含みがあることもあるわけです。
理不尽に叱られるということに叱られたほうは反感を持つことは当然でしょう。
叱るという行為は相手の成長を期待しつつも、その相手には伝わりにくいものがあると言えるのです。
相手を心配している
叱るというのは相手を心配しているときにもしてしまう行動でしょう。
例えば連絡が取れなくなり安否が分からなくなってしまうなど心配が続き、ようやく安否確認を出来た時、思わず相手を叱ってしまうものです。
それだけ心配する要素があった、ということなのですが、そこまで心配させる相手であればあるほど叱ることをしてしまうということでしょう。
これがもし知り合い程度ではたとえ連絡が途絶えても、心配はしても安否確認ができると相手を叱るほどの感情は湧きません。
相手を心配して叱る、これはその相手が何かあった場合に自分のことのように感情移入できる相手であるということが大きなポイントでしょう。
恋人もそうですし、家族や友人など失いたくない大切な人であればあるほど相手を叱ってしまうということは人の感情として当然のことなのです。
叱ると怒るは違う
人を叱るということの他に怒るという行為もあります。
どちらも似ているような言葉に捉えることはできますが、似て非なる言葉です。
叱るというのは良い方向へ導こうとする前向きな思いが込められるものですが、一方の怒ることは感情が高ぶって思わず腹を立ててしまう意味があります。
つまり怒るという感情は自分の心を満たそうとする心理があるわけです。
もし相手に叱られたり怒られたりする場面では相手がどのような心理で言っているのかを見て判断することが相手との関係を考える上で大切です。
怒るは自分の感情をぶつける行動
前述したとおり、怒ると言うのは感情の高ぶりで相手に腹を立てていることです。
ですがなぜ怒るのでしょうか。
怒る人は相手にはもちろん自分に対しても何かしらの感情を抱いています。
つまり相手のした行動が自分の中ではあり得ないことであり、許せないことをしたわけです。
それは自分の怒りであり、他の人が怒るようなことではないかもしれません。
その人の価値観が相手と大きく差を感じることで怒りがこみ上げてくるのです。
怒るという心境は自分に向けられているということもあるというわけなのです。
自分の嫌な気持ちにさせた、それが怒りとなって相手にぶつけてしまうということでしょう。
自分の鬱憤をはらすため
たまたまストレスが溜まっているときに爆発させる行動を取ることがあります。
もちろん相手が怒らせるようなことをしたために怒っているわけですが、ある意味自分の鬱憤を晴らすことも同時にしていることもあるわけです。
鬱憤を晴らす対象とされることは怒られた側も迷惑な話ですが、怒らせたほうも悪いと言えば悪いのです。
怒りっぽい人であるとその怒りはしばらく続くことがあります。
イライラが止まらず機嫌が悪いことがあったり、無視されるなど自分の感情をコントロールできない人もいます。
怒りやすい人はそもそもの性格である場合もあります。
周囲に怒りっぽい人がいるときは怒らせないように工夫するこも必要です。
叱るのは相手を思いやる行動
怒ることの意味はだいたい理解できたでしょうか。
では叱るというのは具体的にどのようなことでしょうか。
「怒りっぽい人」というのはいますが「叱りっぽい人」というのはいません。
怒りっぽいのは性格であり、自分の感情を抑えることが苦手です。
そう考えると、怒ると叱るの意味が違うことは少し理解できるのではないでしょうか。
また叱る行為というのは親が子供を叱るというのがあります。
子供のしつけのためにやってはいけないこと、間違ったことをやってしまったときに叱ることをします。
つまり親は叱ることで常識やモラルを子供に教えることをするわけです。
叱ることは人を育てる行動でもあるということが分かります。
相手のことを思えばこその行動だと言えるでしょう。
より良い関係を築くため
子供に対してだけではなく、日常でも叱るという行動は取ることはあります。
基本的に叱るというのは目上の人から叱られることが多いものです。
例えば職場では上司が部下など、主従関係がある場合に取る行動が多いわけです。
上司が部下を叱るのは叱咤激励のような意味でする人もいますし、仕事でミスをした部下を叱ることもあるでしょう。
ただここでミスを怒るという上司もいます。
そうした上司は部下の失敗は上司の失敗であるということが許せない心の狭い上司であるということが分かります。
叱ることは部下が今後ミスをしないために部下のことを思って取る行動です。
そこには上司と部下の信頼関係があってこそです。
そのことからも叱るという行動は良い関係を築くための行動であるということが言えるでしょう。
叱る理由7選!
人が叱るのはいろいろな場面があり、心理も様々です。
ここではなぜ人は叱るのか、その理由を紹介していきます。
1.時間を守らない
人を叱る理由として、時間を守らないということがあります。
時間にルーズな人は何に対してもルーズな傾向があります。
ここで叱っても恐らく直らないことが多いのも事実です。
このような人はそもそも時間に対する感覚が人とは少し違います。
よく学校や職場で遅刻をしてきたり、カップルでもデートの約束になかなか来ないために電話をしてみるとまだ寝ていた、そんな人が周囲にいた経験をしたことはないでしょうか。
遅刻してくる人は叱られても、また必ずやってしまいます。
喉元過ぎれば、ということではないかもしれませんが、しばらくは集中力が持続することで遅刻も減りますが、また再び遅刻をするようになります。
ただ遅刻された側もそれに慣れてしまうことがあります。
遅れてくるであろう想定をして約束の時間より遅く行ってみたり、家に迎えに行くなど工夫をするようになります。
人は期待を裏切られると諦めるということをするようになります。
つまり相手に期待しても無駄、そんな気持ちが表れてきます。
もし叱られなくなったら、それは諦められているということかもしれません。
時間を守れない人は諦められないようにしっかり時間を守る習慣を付けることが大切です。
2.食事のマナーがなっていない
人を叱る理由として、食事のマナーがなっていないということがあります。
食事のマナーは子供のころからの習慣が身についてしまい、大人になっても箸の持ち方が悪かったり、食べ方が汚かったり、好き嫌いが激しいなどマナーがまったくできない人がいると一緒に食事に行った人は恥ずかしい思いをしてしまいます。
特にカップルであると相手の悪い部分ばかりが目に付いて思わず叱ってしまうこともあるでしょう。
叱る理由は自分が恥ずかしい思いをすることもありますが、やはり食事のマナーは直しておくことはその人のためになることは間違いありません。
例えば仕事で取引先と一緒に食事を取るという場面は少なからずあることです。
そんな場面でマナーができていなかったら恥ずかしい思いをするのは本人です。
ただほとんどの場合はマナーを注意することはあまりしません。
そのかわりにその人とは二度と食事に行きたくない、そう思われることは間違いありません。
食事は相手とより深く付き合うことができるコミュニケーションの場です。
そこで相手のマナーの悪さを見せつけられるということは気分の良いものではありません。
叱ってくれる人はよほど見兼ねている心境です。
マナーが悪いことを叱ってくれる人がいるということは、もっと多くの人がマナーの悪さに気が付いていたということになるのです。
人からマナーの悪さを指摘されたら真摯に直すことをしてみることが大切です。
3.身近な人の悪口を言っている
人を叱る理由として、身近な人の悪口を言っているときがあります。
人の悪口を聞かされることほど気分の悪いことはありません。
ただ、悪口言う人も言いたくて言っていないこともあるので責めることはできませんが、いつも悪口や文句しか言わないような人には指摘をして叱ってあげることも必要です。
人の悪口をよく言う人はストレス発散をしていることがほとんどです。
悪口を言ってスッキリする人は悪口を言う癖が付いてしまいます。
ただ問題なのは悪口を言うことは発散させる相手がいなければならないということです。
誰かに言うことでストレスを発散できるため誰かに言わなければならないわけです。
そんな人のストレス発散のために悪口を聞かされてはたまったものではありません。
もちろん言われて自分も同調できる場合は一緒に悪口を言う場合もありますが、そうでなければ人の悪口と言うのは聞いていられません。
また聞かされて客観的な立場でいると悪口の対象者が悪くない場合もあるわけです。
そのようなときはやはり正してあげることも必要です。
少し自分の中でストレスを発散することができるように叱って促してあげましょう。
4.だらしない服装で出かける
人を叱る理由として、だらしない服装で出かけるときがあります。
人は見かけで判断することがほとんどです。
いくらステータスが高い人でも乱れた服装や清潔感が無いと、人からそのような人だと判断されてしまうことは必然なのです。
多くの人は先入観から人を判断することがほとんどなので、やはり人となりをきちんと見せるためには服装をきちんとしていなければなりません。
もし自分の彼氏がだらしない服装だとどうでしょうか。
最近こそ着崩すような服装が流行っていることもありますが、もし彼女が家族に彼を紹介するときには身なりをきちんとして欲しいと思うことは当然です。
その人のファッションの好みがあるので一概に否定することはできませんが、やはりTPOをわきまえることは大切です。
彼女は自分の家族へ彼を会わせる時に彼がダボダボしたジーンズを穿いているときは、さすがに叱ることは彼の印象を良くするために必要な助言となることでしょう。
5.連絡を返さない
人を叱る理由として、連絡を返さないということがあります。
今はLINEなどで頻繁に相手にメッセージを送ることができる時代です。
手軽に連絡が取れることでより人と人のコミュニケーションの密度は濃くなっています。
ただ人は無い物ねだりです。
昔のようにスマホや携帯の無い時代は相手と連絡を取ることすら大変でした。
そんなときは連絡が容易にならないかと願ったものですが、今はコミュニケーションが簡単にできるようになってしまったことで逆にそれを嫌がる人もいるわけです。
そしてLINEで未読スルーや既読スルーをすると相手に責められることもあり、より気持ちが閉鎖的になってしまう人もいることでしょう。
ですがそれもある程度は許される範疇ではあります。
それは今の時代であるからこそ許されると言っていいかもしれません。
そうは言っても緊急性のあることで連絡をしているのになかなか返してこない人には問題があります。
今はメッセージや電話など緊急であることをあらゆる方法で連絡することが可能です。
それでも連絡を返してこない人は叱られても致し方ありません。
今の時代だからこそ緊張感を持っていることも大切なことです。
6.都合の悪い話を避ける
人を叱る理由として、都合の悪い話しを避けるということがあります。
確かに自分に都合の悪いことは避けたいと言う心理は誰にでもあるでしょう。
出来ることなら避けて通りたい、そう思うことは当然のことです。
ですが人には必ず避けては通れないことというのはあるものです。
避けては通れないということは本人が解決しなければならないことがあるわけです。
無責任な人というのは自分がやらなければ誰かがやってくれる、放っておけばフェードアウトできる、そんな気持ちを持ってしまうこともあるかもしれません。
無責任な人は問題に直面すると現実逃避してしまう心理があります。
そうは言っても問題を抱えて生きていくということはどんどん問題を抱えて行くことになります。
もし自分の大切な人がそのような人であると真っ当に生きて欲しいと思うことでしょう。
そのためにも叱ってあげることはとても大切なことです。
人を叱るということは労力を使います。
上から目線であると思われてしまう可能性がありますし、嫌がられることもあることも。
それで直ってくれることはなかなか難しいことですが、堂々と生きていくことの大切さを教えてあげることも必要なことでしょう。
7.不健康な生活をしている
人を叱る理由として、不健康な生活をしていることがあります。
特に独身の男性はその日暮らしのような生活を送る人がいます。
親などと一緒に生活していると家族が何かと世話を焼いてくれるわけですが、一人で生活してみるとそれが身に付いていない人が実に多いのです。
彼女ができれば彼女が世話を焼いてくれることもありますが、部屋には入れたくないと思ったり、世話女房のようにされることを苦手とする男性もいます。
きちんとした生活ができていない男性は食生活も乱れがちです。
自炊はおろか、スナック菓子程度で食事を終わらせたり、飲み歩いてばかりいる人もいることでしょう。
そんな生活は不健康極まりないことです。
自分の彼氏がそのような生活をしていると彼女としては叱るしかありません。
少しでも健康的に、そしてきちんとした人となりの生活をして欲しいと思うことは当たり前のことです。
彼氏にどう言われようとも大切な人だからこそちゃんとして欲しい、そう思うことは自然なことです。
ただこのよう男性は生活を変えることはなかなかできないこともあります。
叱っても直ることは難しいことはありますが、辛抱強く叱ってあげることは必要でしょう。
叱るにはコツがある!彼氏に上手に言う方法とは?
叱り方を覚えておくと彼氏も聞く耳を持ってくれる可能性がありますし、叱るほうも少しは気が楽になるかもしれません。
詳しく彼を叱る方法を紹介してみますので、ぜひ参考にしてみてください。
優しく諭す
彼氏を上手に叱る方法として、優しく諭すことをしてみましょう。
優しく諭すということは簡単なようですが、とても難しいことかもしれません。
ただ優しく叱るだけだと相手の心に響くことはありません。
彼もまた言ってる、としか思わないことでしょう。
優しく諭したところで彼は聞き流している可能性もあります。
ここで大切なことは、優しさの中にも厳しい気持ちで叱ることです。
では一体どのようにするのが良いのでしょうか。
優しく叱るためには相手があなたに注目することが必要です。
そこで注目させる方法ではありますが、最初から優しさを見せることはまずやめてみましょう。
あなたに目を向けさせる事が必要なのですから、最初は怒ってみることをしてみてください。
あなたも恐らく彼の態度に腹が立っているはずです。
その感情を表してみるのです。
怒りがこみ上げてくると思わず大きな声で怒ってしまうはずです。
これはいつもであれば彼も慣れてしまっていますが、いつも怒ることがない人
が怒ると彼も驚きを隠せないでしょう。
その心理を利用してみるのです。
彼が注目したところで優しく諭すように叱ってみてください。
効果が期待できることでしょう。
ダラダラ時間をかけず短く叱る
彼氏を上手に叱る方法として、ダラダラ時間をかけず短く叱ることをしてみましょう。
女性はどうしても次から次に相手に対して文句が出てきてしまいます。
ですがそれでは叱る効果は期待できません。
ダラダラ長々と叱られると男性は意識をシャットアウトしてしまう傾向があります。
つまり聞いてはいないのです。
そうならないためにも短時間で叱ることが大切です。
まずは叱る理由がはっきりしているのであれば、あらかじめ何を言うのかをまとめておきましょう。
要点をまとめて叱ることで相手もすんなり頭の中に入ってきます。
また叱るときは彼と面と向かって話すことです。
彼が何かをしているときに叱ることは注意力が散漫してしまいます。
何かしているときは手を止めさせて意識をあなたのほうへ向けさせるようにしてみましょう。
二人きりのときに話す
彼氏を上手に叱る方法として、二人きりのときに話すことをしてみましょう。
男性はプライドが高い生き物です。
ここでこじれてしまうと心を閉ざすこともあるので叱り方にも注意が必要です。
そこで叱るときは二人きりの時にすることがもっとも注意すべきポイントです。
例えば多くの人の前で叱ると、他人に注目されてしまうことになります。
いい年をした男が女から叱られる、そんな場面は男性の中では絶対にあり得ないことです。
恥をかくどころか、プライドはズタズタな気分になってしまうことでしょう。
彼女の尻に敷かれている男性であればそれも苦にはならない場合はありますが、多くの男性は人の前で叱られることなど絶対に無しです。
しっかりと彼に叱りたいときは二人きりになったときにすることが大切です。
彼の気持ちを尊重しつつ、二人が快適に付き合っていけるようにすることも必要なことでしょう。
こうした方がいいんじゃない?と質問形式にする
彼氏を上手に叱る方法として、「こうした方がいいんじゃない?」と質問形式で叱ってみましょう。
つまり彼に考えさせる方法です。
一方的に叱るのでは彼も聞き流していることも十分にあり得ます。
聞き流してしまうと忘れてしまうことにもなり兼ねません。
そうはさせないためにも彼の頭の中で叱られた内容を整理して答えを導くことがポイントです。
質問形式にすると自ずと答えがでます。
彼女に叱られて考え、そして答えを言わせることで彼に叱られた内容をきちんとインプットさせることができるでしょう。
ただ「こうした方がいいんじゃない?」と上から目線になることはNGです。
多くの男性は女性に上から言われることに反感を持つ場合もあります。
一度反感を持ってしまうと意固地になって言うことを聞かなくなる場合もあるのです。
まるで子供じみている、と感じる人もいるかもしれません。
まさにそういうことです。
叱って何か考えて変えて欲しいという期待をすることは相手を教育することと同じなのです。
言わなければ分からないことはたくさんあります。
大好きな人と楽しく過ごして行くためには、相手の気持ちも教育していくことは必要なのです。
あなたならできると期待を見せる
彼氏を上手に叱る方法として、あなたならできると期待を見せてみましょう。
褒められて伸びるタイプの人は多いですし、そのタイプの人であれば効果は期待できる可能性があります。
男性は誰でも叱られることは苦手です。
特に彼女から叱られることは何よりも辛いことなのです。
叱られるということは自分は期待されていないと認識してしまいます。
自分はダメ人間、そんな風に解釈する人もいることでしょう。
それでは逆効果を生むことにもなり兼ねません。
彼が自信喪失させないためにも彼女として彼を頼りになる存在にさせなければならないわけです。
ここで彼女としての手腕が試されます。
彼に男らしく、そして頼りになる存在となってもらうためには彼女を守ってくれるような強さを持ってもらうしかないのです。
そのためには彼女はあくまでも下手に、そして女性としての弱さを見せながら彼に期待を見せることです。
とても難しいことではありますが、ここで彼を手の平で転がすことで彼が理想の彼氏像へと近づいてくれることは間違いありません。
NGな叱り方とは?
ここまでは良い叱り方をしてきましたが、ここからはNGな叱り方をご紹介します。
NGな叱り方を知ってぜひ彼を良い方向へと導いてあげましょう。
乱暴な言葉を使う
彼氏へのNGな叱り方として、乱暴な言葉を使うことはやめましょう。
たまに街中で彼氏や旦那さんを叱責するかのような言い方で怒鳴る女性もいますが、それをたまたま目にした人は決して良い気分にはなりません。
言われている男性を見ると実に情けない顔をしているものです。
それを自分たちに当てはめてみてください。
叱る彼女に叱られる彼氏。
なんだか悲しい様子が目に浮かびます。
女性の中には怒りがこみ上げると口調がきつくなったり、乱暴な言い方になる人がいます。
乱暴な言葉遣いは言われた方は実に萎縮してしまうものです。
そんな状態では言われたことが頭に入ってはきません。
ぜひ叱るときは乱暴な言葉は封印するようにしましょう。
馬鹿にしたように言う
彼氏へのNGな叱り方として、馬鹿にしたように言うことはやめましょう。
こうなってしまうと必ず上から目線で言ってしまうことになります。
男性は女性の上から目線に耐えられません。
そうなると直るどころか逆に言うことを聞かなくなることもあります。
それでは逆効果になってしまうため、馬鹿にするような言い方は慎みましょう。
そうは言ってもついつい馬鹿にした言い方をしてしまう女性もいます。
自分をコントロールできないと思っていることを口に出してしまうこともあるわけです。
いかにして彼に分かってもらうかはとても難しいことですが、まずは叱るときは一度彼女も立ち止まってみることが大切です。
怒りに任せて言ってしまうことは簡単です。
まずは怒る感情を抑え、叱るということに気持ちを切り替えてみましょう。
元カレと比較する
彼氏へのNGな叱り方として、元カレと比較するようなことはやめましょう。
男性は誰かと比較されることほど嫌なことはありません。
ましてや元カレと比較されることはプライドが許しません。
これは彼女側にも問題が出てきてしまいます。
元カレがいかに良い人であったのか分かりますが、今付き合っているのは今の彼です。
元カレのようになって欲しいと思うのではなく、まずは今の彼と合わせていくことも大切です。
そしてその中で彼のダメな部分を見出し、指摘してあげることがもっとも必要なことです。
ぜひ彼を傷つけるのではなく、彼との価値観を合わせて行くこともしてみましょう。
人間性を否定するような言い方をする
彼氏へのNGな叱り方として、人間性を否定するような言い方をするのはやめましょう。
ここまでくると感情論になってしまいがちです。
またこれでは叱るのではなく、怒るということに方向性が向かっています。
彼女が人間性を否定するような気持ちになってしまっているのだとしたら、それはもう彼と付き合っていくことさえも難しくなっている状態になっていると言えます。
お互い感情がある限りはどうしても相手に求めるものが大きくなってしまうことは否めません。
彼氏の人間性を否定してしまってはあなたの人間性を疑われても仕方がない、ということになってしまいます。
お互いに成長していくためには相手に求めるばかりではなく、与えることもすることが大切でしょう。
友達や知り合いのいる前で叱る
彼氏へのNGな叱り方として、友達や知り合いの前で叱るということはやめましょう。
これは彼氏が肩身の狭い思いをしてしまうことになります。
ただ女性は誰かに同調してほしいという気持ちになる人が多いです。
友達や知り合いの前で叱ることで他の人からも彼氏を叱ってくれたり、彼女もみんなに同情してほしい、そんな気持ちになることは十分に理解できます。
これでは女性の身勝手な思いが優先されていることになります。
つまり二人だけの問題であるはずが、他の人を巻き込むことになるわけです。
あくまでも付き合っているのであればそれは二人の問題です。
彼にいろいろなことを求めてしまいがちですが、それはお互いさまなのです。
二人のことはできるだけ二人の中で解決して、周囲には何の問題もないカップルだと見せつけることもしてみましょう。
相手の為になるということを意識して叱る事が大切
ここまでは叱り方を詳しく紹介してきました。
あくまでも叱るということは怒ることではないことが理解できたでしょう。
ただその境界線が不鮮明になってしまうことはあることです。
叱っているつもりでもだんだんと感情論になってしまい、だんだんといろいろな感情が吹き出してしまうということは不思議なことではありません。
つまり相手を叱るということは、叱る側は自分をコントロールすることが最も重要なポイントとなります。
叱っているところから脱線して怒りへと行ってしまいそうになったら、まずは立ち止まることが必要です。
相手に良くなって欲しい、相手に期待が大きければ大きいほど叱ることよりも怒る気持ちになってしまうものなのです。
それを踏まえて、一度に多くのことを叱るのではなく、一つずつ噛みしめるように叱って行くことが何よりも大切になってくることでしょう。
相手も受け入れやすい
相手の為に叱る、ということを念頭に置いて叱ることで相手も受け入れやすくなります。
じっくりと優しく諭すことで相手も聞く耳を持つようになります。
また彼は彼女がどうして欲しいのかを理解することで恋愛関係も上手くいくことにも繋がります。
そのためにはお互いを尊重することが大切です。
つまり思いやる気持ち、カップルでは何よりもこれが必要なことなのです。
ですが恋愛は一筋縄ではいかず、どうしても相手に求めてしまいがちです。
そんなときはまずは叱ることも大切ではありますが、少し距離を置いてみることも方法です。
客観的に見るということは気持ちを変える良いチャンスになります。
ぜひ相手の為になることを考えつつ、自分の為になるような方法を導いていきましょう。
愛のある叱り方でより良い関係を築きましょう
いかがでしたでしょうか。
人を叱る、簡単なようで簡単ではありません。
また怒ることとの境界線が不鮮明になりがちであるため、叱ったつもりでも相手には伝わらないことも十分にあるのです。
あくまでも相手を思い、そして愛ある叱り方でお互いを尊重しながら二人の関係を成長させて築いていきましょう。