彼氏にどうしてもやめてほしい事を言う時にはどうすればいいのでしょうか。
出来ることなら言いたくない、そう思う人もいることでしょう。
ですがそれではいくら好きな人でも嫌いになってしまうかもしれません。
今回はそんな好きな人を叱る方法を伝授します。
ぜひ優しく叱ってあげましょう。
叱る事は愛情がある証拠
叱ると言うことは相手を思っての行動です。
何も思っていない相手には叱る気にさえならないでしょう。
彼を叱るのはもちろん愛情あり、直して欲しいことがあるからこそ叱るのです。
ですが相手に伝わらないことがあります。
うるさい女は男性がもっとも嫌うことが多いのです。
叱る側はいくら愛情や直して欲しいと期待しているのに対し、叱られる側にとっては嫌なことでしかありません。
では叱ることが相手に伝わることはあるのでしょうか。
それはもちろんあります。
ただ、叱られた理由に本人が納得したときに伝わるものなのです。
叱られて何に対して叱られているのか、叱られたことが理不尽に感じたりすると叱られた本人は拒絶反応が起き、叱られることに嫌悪感を抱きます。
つまり叱る人間のことを嫌いになる要素があるわけです。
こうなると、いかにして嫌われないように叱るかが叱るポイントとなるでしょう。
相手の成長を期待している
人を叱ると言うのは相手の成長を期待している証拠です。
叱り方にもよりますが、ついつい叱るほうは感情的になってしまいます。
あくまでも相手に変わって欲しい、そんな思いを込められてはいても叱り方によっては相手に伝わりにくいものです。
一方、叱られた方は叱られて面白くありません。
特に何を叱られているのか分からない場合、反省するどころか相手に反感を持ってしまい兼ねません。
例えば職場で上司に叱られる場面があります。
仕事で失敗は許されません。
上司も失敗したり、間違った処理をした部下に注意喚起ということで叱ります。
そこには成長を期待している意図はあっても、今で言うハラスメント的な含みがあることもあるわけです。
理不尽に叱られるということに叱られたほうは反感を持つことは当然でしょう。
叱るという行為は相手の成長を期待しつつも、その相手には伝わりにくいものがあると言えるのです。
相手を心配している
叱るというのは相手を心配しているときにもしてしまう行動でしょう。
例えば連絡が取れなくなり安否が分からなくなってしまうなど心配が続き、ようやく安否確認を出来た時、思わず相手を叱ってしまうものです。
それだけ心配する要素があった、ということなのですが、そこまで心配させる相手であればあるほど叱ることをしてしまうということでしょう。
これがもし知り合い程度ではたとえ連絡が途絶えても、心配はしても安否確認ができると相手を叱るほどの感情は湧きません。
相手を心配して叱る、これはその相手が何かあった場合に自分のことのように感情移入できる相手であるということが大きなポイントでしょう。
恋人もそうですし、家族や友人など失いたくない大切な人であればあるほど相手を叱ってしまうということは人の感情として当然のことなのです。
叱ると怒るは違う
人を叱るということの他に怒るという行為もあります。
どちらも似ているような言葉に捉えることはできますが、似て非なる言葉です。
叱るというのは良い方向へ導こうとする前向きな思いが込められるものですが、一方の怒ることは感情が高ぶって思わず腹を立ててしまう意味があります。
つまり怒るという感情は自分の心を満たそうとする心理があるわけです。
もし相手に叱られたり怒られたりする場面では相手がどのような心理で言っているのかを見て判断することが相手との関係を考える上で大切です。
怒るは自分の感情をぶつける行動
前述したとおり、怒ると言うのは感情の高ぶりで相手に腹を立てていることです。
ですがなぜ怒るのでしょうか。
怒る人は相手にはもちろん自分に対しても何かしらの感情を抱いています。
つまり相手のした行動が自分の中ではあり得ないことであり、許せないことをしたわけです。
それは自分の怒りであり、他の人が怒るようなことではないかもしれません。
その人の価値観が相手と大きく差を感じることで怒りがこみ上げてくるのです。
怒るという心境は自分に向けられているということもあるというわけなのです。
自分の嫌な気持ちにさせた、それが怒りとなって相手にぶつけてしまうということでしょう。
自分の鬱憤をはらすため
たまたまストレスが溜まっているときに爆発させる行動を取ることがあります。
もちろん相手が怒らせるようなことをしたために怒っているわけですが、ある意味自分の鬱憤を晴らすことも同時にしていることもあるわけです。
鬱憤を晴らす対象とされることは怒られた側も迷惑な話ですが、怒らせたほうも悪いと言えば悪いのです。
怒りっぽい人であるとその怒りはしばらく続くことがあります。
イライラが止まらず機嫌が悪いことがあったり、無視されるなど自分の感情をコントロールできない人もいます。
怒りやすい人はそもそもの性格である場合もあります。
周囲に怒りっぽい人がいるときは怒らせないように工夫するこも必要です。
叱るのは相手を思いやる行動
怒ることの意味はだいたい理解できたでしょうか。
では叱るというのは具体的にどのようなことでしょうか。
「怒りっぽい人」というのはいますが「叱りっぽい人」というのはいません。
怒りっぽいのは性格であり、自分の感情を抑えることが苦手です。
そう考えると、怒ると叱るの意味が違うことは少し理解できるのではないでしょうか。
また叱る行為というのは親が子供を叱るというのがあります。
子供のしつけのためにやってはいけないこと、間違ったことをやってしまったときに叱ることをします。
つまり親は叱ることで常識やモラルを子供に教えることをするわけです。
叱ることは人を育てる行動でもあるということが分かります。
相手のことを思えばこその行動だと言えるでしょう。
より良い関係を築くため
子供に対してだけではなく、日常でも叱るという行動は取ることはあります。
基本的に叱るというのは目上の人から叱られることが多いものです。
例えば職場では上司が部下など、主従関係がある場合に取る行動が多いわけです。
上司が部下を叱るのは叱咤激励のような意味でする人もいますし、仕事でミスをした部下を叱ることもあるでしょう。
ただここでミスを怒るという上司もいます。
そうした上司は部下の失敗は上司の失敗であるということが許せない心の狭い上司であるということが分かります。
叱ることは部下が今後ミスをしないために部下のことを思って取る行動です。
そこには上司と部下の信頼関係があってこそです。
そのことからも叱るという行動は良い関係を築くための行動であるということが言えるでしょう。
叱る理由7選!
人が叱るのはいろいろな場面があり、心理も様々です。
ここではなぜ人は叱るのか、その理由を紹介していきます。
1.時間を守らない
人を叱る理由として、時間を守らないということがあります。
時間にルーズな人は何に対してもルーズな傾向があります。
ここで叱っても恐らく直らないことが多いのも事実です。
このような人はそもそも時間に対する感覚が人とは少し違います。
よく学校や職場で遅刻をしてきたり、カップルでもデートの約束になかなか来ないために電話をしてみるとまだ寝ていた、そんな人が周囲にいた経験をしたことはないでしょうか。