結婚をするなら恋愛結婚がいい!と考えている方もいるでしょう。
戦前の日本では家と家との結びつきを重要視しており、家長が結婚を決めていたという時代もありました。
現代ではお見合い結婚よりも恋愛結婚の方が圧倒的に多くなり、出会い方に違いこそあれ恋愛結婚がスタンダードになっています。
一方で恋愛と結婚の違いに迷ったり、結婚相手の見極め方に困ったりする女性もたくさんいます。
恋愛経験の豊富な女性でも結婚というハードルを乗り越えるのには勇気が必要です。
それでは結婚に繋がる恋愛をはじめるにはどうすればいいのでしょうか。
今回は恋愛結婚をするメリットと恋愛結婚をするための本気の恋のはじめ方について詳しく紹介していきます。
本気の恋のはじめ方のポイントをおさえ、素敵な結婚を目指しましょう。
結婚は恋愛からのスタートが良い?
結婚までの道のりには大きく分けて二種類あります。
ひとつは恋愛から結婚までに至る恋愛結婚です。
そしてもうひとつはお見合いから結婚に至るお見合い結婚です。
どちらにもメリット、デメリットがあり一概にどちらが正解とは言い切れません。
しかし、最近は恋愛結婚の方が圧倒的に多いです。
お見合い結婚が主流だった時代に比べて結婚に対する役目や価値観が変わり、女性が置かれている立ち位置も変わってきたのが大きな要因です。
一方で自分の結婚相手は自分で探すというスタンスが主流になったからこそ、結婚までなかなか至らない女性が増加しているというのも事実です。
お見合い結婚では親や仲人が相手の男性を連れてきてくれましたが、恋愛結婚をするためには自分で相手を見つけなければいけません。
最初から結婚を前提に!と言っては相手の負担になってしまうため、特別な理由がない限りは結婚前提というのは伏せて普通の恋愛から結婚まで持っていくのがスタンダードです。
そのため自分には結婚する気があっても、相手の男性は結婚について何も考えていなかったというケースも少なくありません。
遠回りをしたり、休んだりすることで時間がかかってしまうのは恋愛結婚のデメリットと言えるでしょう。
とは言え、恋愛結婚の自由さはとても魅力的です。
自分のペースで理想の結婚相手を探せるというのは人生で最も大切な選択をするには重要なポイントです。
やはり「この人と一緒にいたい!」と思える男性と結婚したいですよね。
恋愛結婚とお見合い結婚
多くの人は恋愛結婚を前提に考えており、お見合い結婚と比較したことのある人は少ないでしょう。
お見合い結婚というとひと昔前のイメージが強く、今の時代に合っていないのでは、妥協して結婚をするみたいといったネガティブな印象を持っている人もいるかもしれませんね。
それでは恋愛結婚とお見合い結婚にはどのような違いがあるのでしょうか。
恋愛結婚とは恋愛を経た婚姻のことを指します。
学校や会社、趣味、習い事、友達からの紹介、街コンなど出会いのきっかけはさまざまです。
友達から関係が深まっていき、恋愛に発展した後に結婚へと繋がっていきます。
結婚を意識した付き合いではなく、あくまで恋人関係、恋愛関係であることが一般的です。
そこから結婚を意識するようになり、同棲をしたり、家族に紹介をしたりと結婚の準備を進めていくカップルが多いでしょう。
一方、お見合い結婚とは結婚を希望する男女が第三者を仲介して会うことを指します。
最初から双方に結婚願望があり、結婚を前提として紹介されるため恋愛結婚と比べ結婚に至るまでが早いのが特徴です。
逆に言えば結婚相手にふさわしくないと判断すればすぐに関係が解消されます。
戦前は家と家を結ぶために家長が相手を選び連れてくるお見合い結婚が主流でしたが、家同士を結ぶという意味は時代とともに薄くなり、現代では純粋に結婚を希望する男女に出会いのきっかけをつくるという意味が強まっています。
最近では結婚相談所を通じてお見合い結婚をする人も多く、恋愛結婚を希望している人にとっては“最終手段”という印象を持っている人も少なくありません。
恋愛結婚をするメリット
現代ではお見合い結婚をする人よりも恋愛結婚をする人の割合の方が圧倒的に多いです。
その後の人生を左右すると言っても過言ではないほど結婚相手選びには重要な意味があり、多くの女性は自分の意思で結婚相手を選びたいと望んでいます。
早く結婚するという意味ではお見合い結婚の方が効率的ですが、それほどまで恋愛結婚を熱望する理由とはなんでしょうか。
次は恋愛結婚をするメリットについて詳しく紹介していきます。
大好きな人と一緒になれる幸せ
恋愛結婚をするメリットは、大好きな人と一緒になれる幸せを得られることです。
恋愛結婚の最大の特長は大好きな人と結婚できることです。
お見合い結婚はあらかじめ結婚相手が決まっているため、選択肢はそれほど多くありません。
恋愛結婚であれば出会いから恋人関係、婚姻までの選択を自分の意思ですることができます。
そもそも大好きな人と想いが通じ合うのは奇跡的な確率です。
あなたがいくら恋愛感情を持っていても必ずしも相手も同じ感情を抱いているとは限りません。
友達や知人の関係から少しずつ関係を深め、愛を育み、結婚まで至るのは簡単なことではありません。
その想いが通じ、大好きな人と一緒になれるのはとても幸せなことです。
結婚後も新しい生活に心を躍らせ、新鮮な気持ちで新婚生活を楽しむことができるでしょう。
考え方や習慣を知っておける
恋愛結婚をするメリットは、結婚前に考え方や習慣を知っておけることです。
お見合い結婚では結婚を前提にお見合いが開かれるため、お互いの同意が得られれば数回のデートだけで結婚を決めてしまうこともよくあります。
しかし、恋愛結婚では結婚までに恋人期間を挟むため、そこで相手の考え方や習慣を知ることができます。
結婚は他人同士がひとつの家族をつくるため、考え方や習慣にズレがあると大きな問題に発展することがあります。
お互いに理解し合った上で相手の考え方や習慣を尊重できればいいですが、理解を得られないことも多々あります。
結婚前であれば結婚しないという選択もできますが、結婚した後に考え方や習慣にズレを感じても後戻りはできません。
そういう意味では恋人期間に相手のことを知れるのは大きなメリットと言えるでしょう。
たくさんの思い出を共有できる
恋愛結婚をするメリットは、たくさんの思い出を共有できることです。
恋愛結婚は恋人期間を経て結婚をするため、恋人期間の思い出をたくさん共有できます。
初めてのデートや記念日、クリスマス、旅行など、いろいろな経験や体験をすることで二人だけの思い出が少しずつ増え、関係も深まっていきます。
たくさんの思い出を共有するということは、それだけお互いを理解するきっかけにもなります。
面と向かって話しているだけではわからないようなことも、一緒に同じ体験を重ねることで意外な一面を知ることもできるでしょう。
結婚は生涯を共にするパートナーを選ぶということですから、良いところも悪いところも事前に知っておきたいですよね。
他にも共通の思い出は二人の絆をより深めてくれる効果もあります。
結婚生活をスタートした時点できちんと絆が深まっていれば多少の困難にも動じずに乗り越えられるでしょう。
相手を見極められる
恋愛結婚をするメリットは、相手を見極められることです。
長い結婚生活を共にするパートナーを選ぶためには、相手のことをいろいろな角度から見て知っておくことが大切です。