共依存恋愛とは?【カップル編/夫婦編】お互いの距離感を再認識して良きパートナーを目指そう!について
カップル、夫婦の距離感はどんな感じでしょうか。

共依存恋愛といって、この人がいないと私はダメになる!くらいの状態をいい、客観的にみると依存し過ぎている状態です。

お互いが好きで、愛していて、必要とするのはすごく素敵なことです。

それがどうしてダメなんだろう?と思うでしょうし、周りの人から色々言われると嫌かもしれません。

今回は共依存とはどんな恋愛なのかに触れ、改めてお互いがダメにならないよう、成長できるような二人となってもらえるようにメッセージを送りたいと思います。

️共依存ってどんな恋愛のこと?

共依存とは、お互い相手がいないとダメな状態になっていて、その人以外の人間関係がおざなりになってしまったり、もしかしたら仕事関係にも影響したりするかもしれない恋愛のことをいいます。

お互いを必要とするということはすごく素敵なことですが、度を過ぎてしまうとダメです。

一人ひとりが頑張らないといけない仕事や学校生活の場では、恋愛ごとをオープンにするべきではありませんよね。

友人関係も大切にして欲しいのに、いつも彼氏彼女が中心の人とは一緒にいたいと思えないですよね。

こんな風に、お互いのことが好きすぎて、それがマイナスの方向に傾いてしまい、距離感の持てない状態が色々な方面によくない影響を与える恋愛と言えるでしょう。

恋愛ではダメとされる傾向のある共依存

恋愛ではダメとされる傾向のある共依存、お互い二人で過ごす分にはまったく問題ありません。

むしろ、すごく好き合っていて素敵なことと言えます。

しかし、職場関係やお互いの友人関係といった周りの人まで巻き込んでしまうことからダメとされるように思います。

二人のことをいつだってオープンにして何が悪いのだろう?と思うかもしれませんが、公私の時間はきっちりわけておいたほうが好印象です。

仕事で大切な打ち合わせや予約が入っているにもかかわらず、彼氏彼女のことを最優先にするような人に大切なことを任せられますか?

レポートや仕事の締切が迫っているにもかかわらず、そっちのけで彼氏彼女とのデートを楽しむような人にステップアップを期待できますか?

久しぶりに会う友人が自分の彼氏彼女を突然連れてきて、自分の目の前でイチャイチャしだしたら楽しいですか?

ちょっと極端な例ばかりですが、恋愛では共依存がよく思われないことを分かって貰えたら嬉しいです。

二人の時間を大切にするからこそ、仕事や学校生活を頑張れるのではないかと思います。

共依存という言葉の意味

共依存とは、相手に必要とされることに自分の存在価値を見出し、相手を自分の思うがままに支配してしまうことで自分のメンタルを保とうとする状態を意味します。

恋愛においてお互いを必要とすることは大切なことです。

しかし、お互いが自立していて、時に相手を必要とする状態が理想的かと思います。

相手がいないとダメな状態で、なおかつ相手の思うがままに応じているような状態は対等とは言えません。

パッと見は溺愛されているのかなと感じますが、実はそうではなく、自分を思うがままにできることに相手はステイタスを感じているだけなのかもしれません。

今一度、自覚のある人は冷静になって見返してほしいと思います。

お互いが依存し合っている状態のこと

お互いが依存し合っているので、お互い自分を必要とされることに自分の存在価値を見出し、自分を思い切り甘やかしてくれて、否定せずに思うがままにしてくれる相手のことを独占することで心の平和を保っているのでしょう。

一見、すごく愛し合っている二人のように見えます。

しかし、じっくり見ると無条件に甘やかされた子供がお気に入りのおもちゃを手放したくないと駄々をこねているようにしか見えません。

居心地がいい状態かもしれませんが、長い目で見るとお互いを甘やかしていることには変わりないため、何の成長にもなりません。

今一度、距離感を持った関係になれないか見直しましょう。

️共依存恋愛とは?カップル編

カップルで共依存恋愛になるとどのような状態になるのでしょう?

普段はお互いの時間を優先していて、休日や仕事終わり、学校終わりにデートするのがスタンダードな状態です。

もちろん、LINEやメールの返事は相手のペースに合わせないといけませんし、電話を何度もかけるといったことはNGです。

これが共依存恋愛になると、お互いの距離感が分からなくなり、相手の都合よりも自分の気持ち優先になります。

相手が仕事中であってもひっきりなしに電話をしたり、時間を関係なく会いたいと言ったりするのでしょう。

どちらかが、ではなく二人ともセーブが効かない状態となっているため、周りへの配慮なしに二人の世界に入ってしまうことも多々あるのでしょう。

色々なシーンでどういったことが想像されるのかを紹介します。

周りから見るとどう映るのか、見ていきましょう。

生活の中心軸が恋人になっている

生活の中心軸が恋人になっているため、プライベートの時間の全てを恋人に捧げていると言っても過言ではないでしょう。

仕事終わりに時間があればデート、会えない時は常にLINEやメール、電話でたわいもないやり取りをひたすら続けるのでしょう。

すごく素敵なようにも見えますが、お互いの趣味や好きだったこと、友人関係は全ておざなりになっています。

二人の周りにいた友人は疎外感を感じて距離を置くでしょうし、今まで頑張っていた趣味や好きだったことから離れることで、自分の成長を止めてしまう可能性もあります。

恋人と会う時間を大切にしつつ、自分の時間も持てる方がいいのかもしれません。

連絡が少しでも途絶えると不安

連絡が少しでも途絶えると不安
連絡が途絶えると不安なのは誰しも同じですが、一時間返事がないだけで不安になったり、明らかに相手が連絡できない仕事中や深夜の時間帯にも連絡を欲しがったりするのはよくありません。

恋人との時間は楽しいですし、連絡を取り合うことで明日も頑張ろうと思えます。

仕事中や学校生活の合間にも人目をはばからず連絡を取り合うことは、二人にとっては幸せそのものかもしれません。

しかし、周りの人からの信頼は失ってしまいます。

深夜も明日のことを一切考慮せずに連絡を取り合っていては、翌日の仕事中や学校生活に集中できず、万全の状態ではなくなります。

おそらく失敗もしますし、周りの人からの印象はよくないと言えるでしょう。

二、三日連絡がないのは当然と思い、相手のことを考慮してあげるのが自然な恋愛かと思います。

さすがに一週間くらいほったらかしにされた時は怒ってもいいですし、連絡が取れないとあらかじめ分かっている時は、先に伝えておくのがいいかと思います。

相手がいないと何もできない

力仕事は彼氏に頼ったり、自分が苦手な細やかな作業を彼女に頼ったりするのはお互い持ちつ持たれつの関係なのですごく素敵です。

彼氏彼女がいない休日はひたすら自宅でダラダラ過ごしていたり、相手がいないと買い物やちょっとした外出すらままならない状態はあまりいいとは言えません。

一人の時間を大切にしつつ、自分でできることは自分でこなすのが理想的です。

自分にはできないことを相手に頼るようにしましょう。

相手がいないと何もできないでいると、自分の成長がストップしてしまうと思います。

逆に相手に尽くしすぎている

相手から会いたい、連絡が欲しいと言われたら自分がどんな状態であっても相手の期待に応じ、時にプレゼントのおねだりをされると経済状況が厳しくても贈り物をするような状態、相手に尽くしすぎているのも問題かと思います。