共依存恋愛とは?【カップル編/夫婦編】お互いの距離感を再認識して良きパートナーを目指そう!について
カップル、夫婦の距離感はどんな感じでしょうか。

共依存恋愛といって、この人がいないと私はダメになる!くらいの状態をいい、客観的にみると依存し過ぎている状態です。

お互いが好きで、愛していて、必要とするのはすごく素敵なことです。

それがどうしてダメなんだろう?と思うでしょうし、周りの人から色々言われると嫌かもしれません。

今回は共依存とはどんな恋愛なのかに触れ、改めてお互いがダメにならないよう、成長できるような二人となってもらえるようにメッセージを送りたいと思います。

️共依存ってどんな恋愛のこと?

共依存とは、お互い相手がいないとダメな状態になっていて、その人以外の人間関係がおざなりになってしまったり、もしかしたら仕事関係にも影響したりするかもしれない恋愛のことをいいます。

お互いを必要とするということはすごく素敵なことですが、度を過ぎてしまうとダメです。

一人ひとりが頑張らないといけない仕事や学校生活の場では、恋愛ごとをオープンにするべきではありませんよね。

友人関係も大切にして欲しいのに、いつも彼氏彼女が中心の人とは一緒にいたいと思えないですよね。

こんな風に、お互いのことが好きすぎて、それがマイナスの方向に傾いてしまい、距離感の持てない状態が色々な方面によくない影響を与える恋愛と言えるでしょう。

恋愛ではダメとされる傾向のある共依存

恋愛ではダメとされる傾向のある共依存、お互い二人で過ごす分にはまったく問題ありません。

むしろ、すごく好き合っていて素敵なことと言えます。

しかし、職場関係やお互いの友人関係といった周りの人まで巻き込んでしまうことからダメとされるように思います。

二人のことをいつだってオープンにして何が悪いのだろう?と思うかもしれませんが、公私の時間はきっちりわけておいたほうが好印象です。

仕事で大切な打ち合わせや予約が入っているにもかかわらず、彼氏彼女のことを最優先にするような人に大切なことを任せられますか?

レポートや仕事の締切が迫っているにもかかわらず、そっちのけで彼氏彼女とのデートを楽しむような人にステップアップを期待できますか?

久しぶりに会う友人が自分の彼氏彼女を突然連れてきて、自分の目の前でイチャイチャしだしたら楽しいですか?

ちょっと極端な例ばかりですが、恋愛では共依存がよく思われないことを分かって貰えたら嬉しいです。

二人の時間を大切にするからこそ、仕事や学校生活を頑張れるのではないかと思います。

共依存という言葉の意味

共依存とは、相手に必要とされることに自分の存在価値を見出し、相手を自分の思うがままに支配してしまうことで自分のメンタルを保とうとする状態を意味します。

恋愛においてお互いを必要とすることは大切なことです。

しかし、お互いが自立していて、時に相手を必要とする状態が理想的かと思います。

相手がいないとダメな状態で、なおかつ相手の思うがままに応じているような状態は対等とは言えません。

パッと見は溺愛されているのかなと感じますが、実はそうではなく、自分を思うがままにできることに相手はステイタスを感じているだけなのかもしれません。

今一度、自覚のある人は冷静になって見返してほしいと思います。

お互いが依存し合っている状態のこと

お互いが依存し合っているので、お互い自分を必要とされることに自分の存在価値を見出し、自分を思い切り甘やかしてくれて、否定せずに思うがままにしてくれる相手のことを独占することで心の平和を保っているのでしょう。

一見、すごく愛し合っている二人のように見えます。

しかし、じっくり見ると無条件に甘やかされた子供がお気に入りのおもちゃを手放したくないと駄々をこねているようにしか見えません。

居心地がいい状態かもしれませんが、長い目で見るとお互いを甘やかしていることには変わりないため、何の成長にもなりません。

今一度、距離感を持った関係になれないか見直しましょう。

️共依存恋愛とは?カップル編

カップルで共依存恋愛になるとどのような状態になるのでしょう?

普段はお互いの時間を優先していて、休日や仕事終わり、学校終わりにデートするのがスタンダードな状態です。

もちろん、LINEやメールの返事は相手のペースに合わせないといけませんし、電話を何度もかけるといったことはNGです。

これが共依存恋愛になると、お互いの距離感が分からなくなり、相手の都合よりも自分の気持ち優先になります。

相手が仕事中であってもひっきりなしに電話をしたり、時間を関係なく会いたいと言ったりするのでしょう。

どちらかが、ではなく二人ともセーブが効かない状態となっているため、周りへの配慮なしに二人の世界に入ってしまうことも多々あるのでしょう。

色々なシーンでどういったことが想像されるのかを紹介します。

周りから見るとどう映るのか、見ていきましょう。

生活の中心軸が恋人になっている

生活の中心軸が恋人になっているため、プライベートの時間の全てを恋人に捧げていると言っても過言ではないでしょう。

仕事終わりに時間があればデート、会えない時は常にLINEやメール、電話でたわいもないやり取りをひたすら続けるのでしょう。

すごく素敵なようにも見えますが、お互いの趣味や好きだったこと、友人関係は全ておざなりになっています。

二人の周りにいた友人は疎外感を感じて距離を置くでしょうし、今まで頑張っていた趣味や好きだったことから離れることで、自分の成長を止めてしまう可能性もあります。

恋人と会う時間を大切にしつつ、自分の時間も持てる方がいいのかもしれません。

連絡が少しでも途絶えると不安

連絡が少しでも途絶えると不安
連絡が途絶えると不安なのは誰しも同じですが、一時間返事がないだけで不安になったり、明らかに相手が連絡できない仕事中や深夜の時間帯にも連絡を欲しがったりするのはよくありません。

恋人との時間は楽しいですし、連絡を取り合うことで明日も頑張ろうと思えます。

仕事中や学校生活の合間にも人目をはばからず連絡を取り合うことは、二人にとっては幸せそのものかもしれません。

しかし、周りの人からの信頼は失ってしまいます。

深夜も明日のことを一切考慮せずに連絡を取り合っていては、翌日の仕事中や学校生活に集中できず、万全の状態ではなくなります。

おそらく失敗もしますし、周りの人からの印象はよくないと言えるでしょう。

二、三日連絡がないのは当然と思い、相手のことを考慮してあげるのが自然な恋愛かと思います。

さすがに一週間くらいほったらかしにされた時は怒ってもいいですし、連絡が取れないとあらかじめ分かっている時は、先に伝えておくのがいいかと思います。

相手がいないと何もできない

力仕事は彼氏に頼ったり、自分が苦手な細やかな作業を彼女に頼ったりするのはお互い持ちつ持たれつの関係なのですごく素敵です。

彼氏彼女がいない休日はひたすら自宅でダラダラ過ごしていたり、相手がいないと買い物やちょっとした外出すらままならない状態はあまりいいとは言えません。

一人の時間を大切にしつつ、自分でできることは自分でこなすのが理想的です。

自分にはできないことを相手に頼るようにしましょう。

相手がいないと何もできないでいると、自分の成長がストップしてしまうと思います。

逆に相手に尽くしすぎている

相手から会いたい、連絡が欲しいと言われたら自分がどんな状態であっても相手の期待に応じ、時にプレゼントのおねだりをされると経済状況が厳しくても贈り物をするような状態、相手に尽くしすぎているのも問題かと思います。

相手のことを思いやり、優しくすることはすごく素敵なことです。

しかし、自分を犠牲にしてまで相手に尽くすことで、相手はそれが当然のことだと思ってしまいます。

そして、さらにそのワガママはヒートアップしていくことでしょう。

相手の期待に応えることから自分の存在価値を見出すのは素敵なことですが、ここまで!という限度を決めておきましょう。

自分の私生活を犠牲にしてまで相手を甘やかすことはよくないと思います。

自分の意見より相手の気持ち優先

恋人同士、いつも同じ意見とは限らないですよね。

お互いの意見が食い違うときは話し合いをして、ちょうどいい妥協点を見つけるのが理想的かと思います。

共依存恋愛になることで、自分の意見より相手の気持ち優先になってしまうこともあります。

お互いの意見を調節し合うことで二人の距離感が近くなるというメリットもあるのに、それをないがしろにすることで、自分は何も言えない対等でない関係になってしまうことが想像されるでしょう。

そして、相手はいつも自分の気持ちを優先してもらうことが当然になり、その気持ちはさらにヒートアップすることもあり得ます。

自分の気持ちを伝えたことで壊れるような関係なら、お別れを考えてもいい関係だと割り切りましょう。

自分の気持ちも伝えることができて、対等な話し合いができる関係でないと恋愛は続かないと思います。

感情をコントロールできない

感情をコントロールできない
相手は自分のワガママを全て聞いてくれて、願えばいつだって傍にいてくれる存在のようになってしまうことで、自分の気持ちをセーブしきれなくなるでしょう。

相手には相手の時間があり、仕事をしているときや疲れているときは邪魔してはいけないとか、友人との関係にまで口出しするのはよくないとか、普段の自分なら理解できているかもしれません。

お互いの存在に距離感がなくなり、遠慮がなくなることで、全てしてもらって当然のように思うようになります。

そして、感情をコントロールできなくなるのでしょう。

自分の気持ちを伝えたいと思ったとき、相手が今どのような状態に置かれているのかを立ち止まって考えて欲しいと思います。

全て自分の責任と思っている

恋愛をしているとケンカをしたり、トラブルが起きたりするのは当然のことです。

それには二人それぞれよくない所があることがほとんどですが、全て自分の責任と思ってしまいます。

ケンカをしたら、謝るのは自分だけで相手からは何の反応もない。

それでも自分はそれが普通だと思っている。

トラブルが起きたら、解決のために奔走するのは自分だけで相手は何もしない。

それでも自分はそのことに幸せを感じている。

その時はそれが当然のことのように思うかもしれませんが、自分だけが全てを背負うのはおかしいと思ってください。

相手にも責任を持って貰わないと対等な恋愛はできません。

周りの人たちから否定される

共依存恋愛、自分たちの時間だけではなく、他の時間にもよくない影響を与えることがあるでしょう。

そして、仕事仲間や友人関係を巻き込むこともあるかもしれません。

巻き込まれた人たちは皆、二人の恋愛ごとに巻き込まれたことで大なり小なりのダメージを受けます。

周りの人たちからの信頼も失い、否定されることが増えるでしょう。

周りの人から祝福されるような二人になりたいのであれば、公私をしっかり分けて自分のやるべきことをこなしたうえで、恋人との時間を大切にするようにしましょう。

恋愛をすると年齢を問わずに周りが見えなくなることがありますが、いつも周りの目を気にすることを忘れないようにしましょう。

自分を優先してくれないとキレる

相手はいつも自分を犠牲にしてでも自分のことを受け入れてくれるのが当然になっているとします。

相手がどんな理由であれ、自分を優先してくれないとキレることもあるでしょう。

相手もそれに対して怒るのではなく、自分に責任があると謝ってしまうのでさらに自分のワガママはヒートアップします。

いつだって自分を優先してくれることが当たり前になっていて、相手が信頼関係や自分の好きなことを全部投げ捨ててしまって、自分だけで生きているような人になっても相手のことを好きだと言えますか?

色々なことに努力し、周りからも信頼されている人だからこそ好きになったのではないでしょうか?

自分を優先してもらうことばかり考えず、どうして相手を好きになったのかを考え、相手の立場を優先するようにしましょう。

️共依存恋愛とは?夫婦編

夫婦でも共依存恋愛になることはあります。

いつも生活を共にする二人だからこそ、恋人よりも過ごす時間が増えるでしょうし、遠慮のない関係にもなるでしょう。

なおのこと、共依存恋愛になるリスクを持っています。

夫婦になったとは言え、お互いの存在を尊重できるような関係であることを大切にして欲しいと思います。

夫婦の共依存恋愛にある状態について触れますので、立ち止まって振り返って貰えたらと思います。

素直に気持ちを伝えられない

夫婦どちらかが自分のことをサポートしてくれたとき、「ありがとう」の気持ちを言葉で伝えることは家族であっても当然のことです。

同じように口論になってケンカをしたときも、「ごめんなさい」の一言がスムーズに出ることで、夫婦関係を修復することはスムーズになると思います。

相手のことを大切に思う気持ちをきちんと言葉で伝えることも、愛情確認をする上で大切です。

言わなくても伝わることはほとんどないと思うので、時々伝えましょう。

素直に気持ちを伝え合うことでお互いの信頼関係が出来上がり、束縛し過ぎなくても一緒にいられるちょうどいい関係となると思います。

当たり前が増えすぎている

恋人や夫婦関係での優しさや気遣い、最初のころは嬉しくてたまらなかったはずなのに、だんだん当たり前になりすぎて、自分のワガママがヒートアップすることもあります。

相手からの優しさを当然のこととして受け止めず、その都度感謝することを忘れないようにしましょう。

そして、自分も同じように相手に対して優しくすることが大切です。

一方的な関係は長くは続きません。

お互いに対等な関係でいられるからこそ、長年寄り添える関係になると思います。

当たり前が増えているなと思ったら、あえて一人の時間を作ることで相手の大切さに気付くことも必要かもしれません。

些細なことで癇癪を起こす

自分の希望が通らなかったり、相手の愛情を確認できなかったり、ほんの些細なことで二人きりだからと癇癪を起こすことはよくありません。

癇癪を起こして自分の気持ちを発散させた方はスッキリしますが、ひたすらそれを受け入れ続けるばかりの相手はいつか心がパンクし、気持ちが離れていってしまいます。

まず感情的になる前に、どうすればお互いにもっと幸せになれるのかを落ち着いて考えるようにしましょう。

目の前の自分の欲求よりも、長い目で色々と考えられるようになることがすごく大切です。

帰りが遅いと不安でたまらない

不安
お互い恋人同士だけの時間では生活できません。

それぞれ仕事や学校生活を持っていて、やるべきことがあります。

それは頭では分かっているのに、帰りが遅いと不安でたまらなくなるのはそれだけ相手を信頼できていないということです。

相手を信頼できていないからこそ、帰りが遅いと浮気や不倫を心配してしまうのでしょう。

相手の存在が当たり前になりすぎていて、その人がいないと心が安定しないのでしょう。

好きな人が帰宅が遅いと不安になるのはどうしようもないことですが、自分だけの好きなことを見つけたり、相手を信頼したりすることで、心の安定を保つようにしましょう。

お互い今日は帰宅が遅いといった些細なことも伝え合うことで、不安を軽くすることもできると思います。

どんなに辛くても我慢をする

人それぞれ色々なことを抱えて生きています。

皆表に出さないだけで、元気に生活していても悩むことは多々あります。

自分だけが辛いのではないかと思わず、多少の辛さは我慢することも大切です。

相手から連絡がこなくて不安になったり、ケンカしてからなかなか仲直りできずにいたり、仕事で長期間離れることがあったり、恋愛にまつわる辛さも色々あります。

その都度感情を相手にぶつけるのではなく、できるだけ自分の中でおさめるようにしましょう。

辛さを我慢することで、一緒にいられることの大切さを再認識できるのではないかと思います。

相手なしでは生きていけない

人は誰かから必要とされ、時に必要とすることで生き生きと輝ける存在だと思います。

それは自立できているからこその美しい形であり、相手なしでは生きていけないくらいに依存しきるのはよくありません。

恋人や夫婦であっても、それぞれ個人は違う人です。

自分が相手に依存し過ぎることで、相手から大切なものを奪ってしまったり、信頼関係を失墜してしまったりすることもあるかもしれません。

それぞれのパーソナルスペースを尊重したうえで、必要とされる関係を理想としましょう。

あなたなしでは生きていけない、何もできないといった愛情は相手からすれば重荷でしかなく、離れたいと思われる可能性もあります。

全て自分が背負いこんでしまう

夫婦、恋人それぞれが抱える悩みや問題をお互いヒントを与えることで解決することもできますし、共有する悩みや問題は二人で相談することで解決することもできます。

色々なことに二人で向き合うからこそ信頼関係や愛情が深まるのに、相手に負担をかけたくないからと全てを自分が背負い込んでしまうのは理想的ではありません。

相手は自分から甘やかされることが当然になって成長しませんし、自分ばかりが背負いこむことで不満はどんどんたまり、いつか爆発する日も来るかもしれません。

何事も対等な関係が一番、お互い支え合い、二人で解決するようにしましょう。

自分が変われば解決という考え方

夫婦、恋人関係で2人の間で何かトラブルがあったり、すれ違いがあったりする時に自分だけを責めるのはよくありません。

そして、自分が変わればまるくおさまるという考え方もよくありません。

2人の間に何かあるということは、2人の問題です。

仮に一方に落ち度があったとしても、それをフォローしきれない相手にも責任はあります。

浮気ばかりする相手がいたとして、自分がもっと優しくなって、相手の要望に全て答えていれば浮気はなくなると思いますか?

相手が心から反省しなければいけませんし、自分がどれだけ優しくなっても相手はつけあがるだけで、何の成長にもならないと思います。

これは極端な例ですが、何事も二人とも変わろうと思わないと根本的な解決にはならないと言えるでしょう。

相手の成長を喜べず邪魔をする

いつまでも同じ関係でいたいのに、相手が成長することで遠くに行ってしまうように思うことはよくあります。

人は心のどこかでどうしても嫉妬してしまうので、いつまでも変わらずに自分の傍にいて欲しいと願ってしまうのでしょう。

嫉妬してしまうことは誰しもあるのですが、これを胸の内にとどめずに邪魔をしてしまうことはよくありません。

相手が出世して栄転したことにより遠距離恋愛がスタートしたとします。

離れることは誰しも辛いことですが、遠くに行かないで欲しいと感情的になり、いつまでも相手を縛ろうとするのはよくないでしょう。

相手の成長を喜ぶことで、自分が成長したときも喜んでもらえるのだと思います。

お互い成長し合える関係を作り、長く寄り添える関係を目指しましょう。

️共依存な2人がお互いの距離を再認識する方法

共依存になっていると、普段は見えていることが全く見えてこなくなりますし、周りの誰かから指摘してもらっても、私たちの何が分かるのだと耳すら傾けないこともあります。

これを長期間続けると、周りの人からの信頼関係が全部なくなってしまい、共依存な2人の周りには自分たち以外誰もいない未来が来るかもしれません。

少し夫婦関係、恋人関係において相手に依存しているかな?と自覚があったり、周りの人から指摘を受けた時、下記のようにしてお互いの大切さを再認識して貰えたらと思います。

周りの人からも支えられてこその二人だということを忘れないようにしましょう。

いったん距離を置く

荒療治と言えますが、いったん距離を置くのもいいかもしれません。

週に1回はデートする、毎日1回は電話やLINEでやり取りをするといった生半可なことはやめておきましょう。

距離を置くなら、とことん会ったり連絡を取ったりすることをやめます。

社内恋愛や学校での恋愛だとどうしてもお互い顔を合わせることになりますが、プライベートでのお付き合いは一切なしにしましょう。

いったん距離を置くことで、お互いどれだけ相手に依存していたかがわかりますし、自分の時間ができることで、自分の趣味や好きなことを再発見できるかもしれません。

自分が苦手なことが見えてきて、普段どれだけ相手を頼っていたかも分かると思います。

そのままお別れすることになるのか、ヨリを戻すのかは数か月、半年といった区切りを設けた上で決めるといいと思います。

たとえ別れたとしても、今後の自分の恋愛で共依存を避けられるでしょう。

2人の間でルールを作る

ルール
お互い自立するために、2人の間でルールを作るといいでしょう。

それもなあなあにならないために、紙に書いたり、周りの人にオープンにしたりすることで、ルールを破ったときのペナルティも決めておくといいでしょう。

ルールはお互いの存在を大切にするということを基本とします。

それぞれが仕事や学校生活を過ごしている時間は無理に連絡を取ろうとしない。

友人同士のお付き合いやそれぞれの趣味の時間も持てるよう、二人だけの時間のみでプライべートな時間を独占しようとしない。

お互い不安にならないよう、多忙になって連絡が途絶える時は事前に声をかけておく。

ペナルティを破ってしまったら、一週間、一か月決まった期間お互い会わない。

すごくシンプルで厳しい内容かもしれませんが、共依存恋愛を止めるにはこれぐらいの荒療治が必要かと思います。

感謝の気持ちを持つ

誰かに親切にして貰ったり、自分の気持ちを優先して貰ったりすることは当たり前のことではありません。

相手から受けた愛情に対して、いつも感謝の気持ちを持つようにしましょう。

感謝の気持ちを大切にすることで、相手への不満も和らぐと思います。

人はそれぞれ長所と短所があり、完璧な人間はいません。

まったく考え方の違う二人が恋人、夫婦となっているのだから多少のすれ違いはあります。

些細なことにも感謝の気持ちを持つことで、相手に優しくしようとする気持ちが深まるのではないかと思います。

思いやりを持つ

時間に追われているとき、疲れがたまっているとき、イライラしているときなどは周りのことが見えなくなり、ついつい自分中心の考え方になってしまいます。

こういった状態が長くなると、それを受け入れる相手はストレスが溜まる一方で二人の関係も悪くなると思います。

自分だけのリフレッシュする時間を持ち、自分中心の考え方になりがちなときはきちんとストレス発散をした上で相手に思いやりを持てるようにしましょう。

今日デートしたら、感情的になりそうだなと思ったときはデートを延期してもいいでしょう。

後日きちんとフォローを入れ、楽しいデートを計画しましょう。

自分自身の時間を持ち、きちんとストレス発散することで相手へも思いやりを持って接することができると思います。

自分自身を大切にする

好きな人や大切な人にはいつだって笑っていて欲しいから、多少のことは自分を犠牲にしてでも相手のために尽くすこともあるでしょう。

記念日や相手の誕生日といったシーンは別ですが、普段は自分自身を大切にすることも忘れないでください。

自分自身を大切にできない人は、相手も大切にできるとは言えません。

相手を思いやり、いつも相手の気持ちを優先することは一見優しさと言えます。

しかし、冷静に見ると相手は何も成長できず、極端な言い方をすると自分がいないと何もできない人になってしまいます。

自分の好きなことや友人関係といったプライベートを大切にし、自分というものをきちんと守った上で相手を思いやるようにしましょう。

相手の立場になって考える

自分の気持ちは自分が一番よく分かりますし、何をすれば嬉しくて、何をすれば悲しいのかもきちんと理解していると思います。

これがみんな共通ということはなく、それぞれ考え方も性格も違うので、人それぞれ受け取り方は変わります。

相手に何かをしてあげるときは、自分本位にならないよう、相手がどんな気持ちになるのかを考えながら行動するようにしましょう。

今会いたい!声が聞きたい!と思ったら即連絡をするのではなく、今相手がどういった状況なのかを想像してから連絡するようにしましょう。

客観的な判断力を持つ

誰かを好きになると魔法がかかったのかと思うくらい冷静さがなくなり、周りが見えなくなるくらい相手でいっぱいになることはあります。

これは自然なことですし、自分を責めなくてもいいと思います。

でも、心のどこかで恋に夢中なときも客観的な判断力を忘れないようにしましょう。

客観的な判断力を大切にすることで、二人が周りの人からどう見られているのかもよく分かるようになります。

周りの人からも祝福され、信頼されるような二人であるためにも、いつも自分を違う方向から見ることを忘れないようにしましょう。

自立した生活を送る

実家暮らし、一人暮らしのいずれにしても、パートナーがいなくても日常生活が送れるくらいの自立した生活を送れるようにしましょう。

毎日デートをしたり、毎日連絡を取り合ったりすることはすごく素敵です。

付き合いたてはこれくらい蜜月でもいいかもしれませんが、それぞれの時間を大切にする上でも「相手のいない生活」が普通であることに慣れるようにしましょう。

時々会えるからこそ、相手がいなくても自分だけでも生活できるからこそ、理想の関係になれると思います。

自分が自立した生活を送ることで、相手に何かあったときにも支えられるという一面もあります。

親しい人に相談をする

相談
何をやっても共依存恋愛をしがちな自覚がある人は、定期的に自分を叱ってくれるような親しい人を一人作っておきましょう。

誰しもプライベートな時間、特に恋人や夫婦には甘えてしまいます。

他の人には言わないようなワガママも言ってしまいます。

それが人よりも多いかなと思う人は、兄弟でも姉妹でも友人でもいいので、相談できる人を一人作っておきましょう。

そしてその人からの厳しさに怒らず、自分のことを思って言ってくれているということを忘れないようにしましょう。

️共依存から抜け出すためにお互いが協力し合っていこう

共依存から抜け出すには、一人が頑張ってもあまり意味がありません。

二人ともがお互いがいなくては生きていけない状態になっているので、それぞれが自立できるようにお互い協力することが大切です。

愛し愛されることはすごく素敵なことですが、それぞれが自分というものを大切にした上での恋愛であることが理想的です。

なぜ相手を好きになったのかを忘れないようにしましょう。

そして相手を取り巻く環境を含めた上で相手を好きになれるようにしましょう。