デートで割り勘ってあり?支払い時の理想の男性の行動8選とは?【付き合う前編/カップル編】について
「男性が奢るなんてもう古い!」と考える女性がいたり、いつまでも「男性には奢ってほしい」と考える女性もいます。

それでは、支払う側の男性は、どのような思いを持っているのでしょうか。

この記事では、デートでの割り勘について、女性側の意見をご紹介しつつ、男性が理想とする支払い関係について解説していきます。

現代は女性も働く時代!割り勘派も多い

数十年前と比べ、女性の社会進出が活発となり、正社員として男性と肩を並べて働いている女性や、アルバイトの掛け持ち、契約社員など、しっかりとした賃金をもらって働き続ける女性も少なくありません。

そのため、「男性が奢って当たり前」という価値観を持った女性が少なくなってきたと言えるでしょう。

「男性が奢って当たり前」という価値観は、女性の社会進出が難しい時代、「女性に魅力的に見られたい」「頼られたい」と考えた男性が率先して始めた文化と言えます。

男性に頼って生きることが必要だった女性にとって、経済力を持った男性は非常に魅力的で、奢ってくれる男性を尊敬し、好意を寄せていきました。

男性も、女性に頼られることで自尊心を保つことができましたし、恋愛もスムーズに進められたことから、デート代や女性の費用を率先して出し、それらが当たり前として定着したのです。

しかし、現代は、「男性に奢られて当たり前」といった考えを持つ女性ばかりではありません。

デート代は「割り勘派」という女性も多く、奢る側だった男性も、「割り勘したい」といった考えを持つような時代となったのです。

男女の収入格差が無くなってきている

収入
デートにかかる費用について、「割り勘したい」と思う男女が多くなった要因は、収入格差が無くなったためです。

男性と肩を並べて働いている女性も増え、男性とそれほど変わらない賃金を、女性が稼ぎ出せる時代なのです。

また、男性よりも多くの賃金を稼いでいる女性も増えました。

それなのに、「デート代は男性が出すもの」とされてしまっては、男性も辛い部分があるでしょう。

収入格差が少なくなり、男性の賃金に頼る必要がなくなった女性は、デート代をきっちり割り勘にしたいと考えることもあるのです。

また、女性の社会進出が進んだことによって、女性自身もお金を稼ぐことの大変さを知っています。

そのため、男性に一方的にお金を支出させることに抵抗を感じ、デート代を割り勘にしたいと考える女性もいます。

奢られるのが嫌いだと言う人も少なくない

「デート代は割り勘にしたい」と思っている女性もいますが、奢られるのがそもそも嫌だという女性もいます。

男性に奢られるのが嫌だと言う女性の心理としては、自分が消費するものは自分が支払うべきだという考え方からです。

男性に奢られることを前提にしてしまうと、自分の意志を伝えるのも躊躇してしまうからです。

つまり、食べたいもの、行きたい場所を素直に主張したいと考えていますし、割り勘なら素直に主張できると考えているということです。

女性は、社会進出が活発になったことによって、自分を尊重できるようになりましたし、男性と対等な存在だと思えるようになりました。

そのため、主張することもでき、主張に対する責任感も感じるようになったのです。

これまで、男性に奢られ、男性の意向に従ってばかりだった女性ではなく、自立心を持ち対等な関係を築きたいがために、一方的に奢られるという行為に抵抗を感じる女性もいるのです。

しかしデートは男性が払って当然という考えもある

「デート代は割り勘が良い」と考える女性がいたり、そもそも「奢られることが嫌」と考える女性も増えましたが、「デート代は男性が払うべき」と考える女性も未だに少なくありません。

一概に、どちらが悪いということもありませんし、どちらが魅力的な女性とも断言できません。

なぜなら、男性に奢らせることで、男性の自尊心を保たせることもでき、男性にプライドを持たせることもできます。

そのように男性をコントロールできる女性も魅力的な女性ですし、男性と対等な関係を築こうと、一方的に男性に奢らせない女性も、自立心があり魅力的な女性であると言えるからです。

また、毎回奢ってもらうのは「違う」と思うが、時々は男性が奢るものだと感じている女性もいますし、時々は女性が支払うべきだが、男性の方が多く支出するべきだと考えている女性もいます。

つまり、「男性に奢ってもらって当然」「毎回男性が奢るべき」と考えている女性は少なくなりましたが、現在も「男性の方が多く支出してほしい」「女性はたまに奢るべき」といった考えを持った女性も多いということです。

特に記念日などは男性が払うべきという意見も多い

男性と対等な関係を築きたいがために、デート代を割り勘にしたいと考えている女性や、奢られることが嫌だと感じている女性であっても、特別な日には男性に「奢られたい」と考えていることがほとんどです。

特別な日とは、自身の誕生日や交際記念日、バレンタインやクリスマスなど季節のイベントなどです。

こういった1年に1回の特別な日では、「男性に奢ってほしい」と考えている女性が大半です。

魅力的なお店での食事や旅行の後、「割り勘で○○円ちょうだい」と男性に言われると、これまで感じた感動が一気に冷め、女性はがっかりした気分を味わいます。

「特別な日くらい奢ってよ」と感じ、これまで割り勘が当然だと考えていた女性は、「割り勘にしてあげていたのに」と憤りを感じることもあります。

つまり、デート代を割り勘にしてあげるのは女性の好意であると考えている女性もいるということです。

割り勘派に多いカップルの傾向、男性が奢るカップルの傾向

デート代を割り勘にしているカップルと、全額男性が支払うカップルどちらも存在しています。

それではここからは、割り勘派と男性が奢るカップルの傾向について、ご紹介していきましょう。

どういったカップルが割り勘を採用しているのか、どういったカップルは、男性が奢るのか、カップルの実情を読み解いていきましょう。

割り勘派

まずは、デート代を男性と女性で割り勘にするカップルの特徴についてご紹介していきます。

割り勘派の女性が感じていることや、割り勘派の男性がどのように思っているのか、女性心理・男性心理も合わせてご紹介していきます。

自分たちカップルに照らし合わせながら、読み進めてみましょう。

女性の方が稼いでいる

女性の方が、社会的地位の高い仕事に就いていたり、残業や賃金の関係から女性の方が多く稼いでいるカップルは、デート代を割り勘にする傾向があります。

付き合っている最中で、お互いの賃金を明確に相手に知らせていることは非常に少ないのですが、職種を聞いただけで、ある程度の賃金予測を立てることができます。

また、お互いの生活スタイルを見たり、買い物の様子を見ていくと、自分と同じくらい稼いでいるのか、自分以上に稼いでいる人なのか、予測することができます。

こういった予測から、女性の方が稼いでいると判断し、また、男性よりも稼いでいると自身が判断した場合、カップル間のデート代は割り勘になっていく傾向があります。

もちろん、女性の方が明らかに多く稼いでいたとしても、「男性に奢られるのが当たり前」と考える女性もいますが、女性は空気感や表情を読み解き協調することが得意なため、自身が男性より多く稼いでいると気付くと、大半はデート代を割り勘するようになります。

男性としては、割り勘に抵抗を感じる場合もありますし、女性よりも賃金が少ないことにプライドを傷つけられることもあります。

しかし、現代の男性はそこまで高いプライドを持っていないことも多く、女性に奢られるまたは割り勘になった時「ラッキー」程度にしか思わないこともあります。

学生や新卒カップル

学生カップル
学生や新卒カップルなども、デート代を割り勘にする傾向があります。

学生であれば、アルバイトをしているかにもよりますが、両親からのお小遣いでデート代をまかなうことも多く、そういった事情をお互いに理解していることから、割り勘になる傾向が高くなります。

また、新卒カップルなら、賃金が低いことも理解していますし、生活を安定させるために経済状況が不安定なことも理解しています。

お互いの状況が良く理解できるからこそ、相手に無理をさせたくないと考え、デート代を割り勘にするカップルが多いと言えます。

女性が自立しているカップル

女性が自立しているカップルは、割り勘率が高いと言えます。

例えば、男性がまだ学生であり、女性が社会人だった場合や、男性が非正規雇用であり、女性が正社員だった場合などです。

女性が自立し、自身の仕事できちんと生活できている場合、デート代を割り勘にする傾向が高くなります。

その理由は、生活が自立している女性は自立心も高く、「男性に奢られて当然」といった考えを持っていることが少ないからです。

自分の生活は自分で成立させていくものと考えているからこそ、自立した生活が送れますし、そういった考え方で生活をしていくと、女性だから男性に頼って当たり前といった考えを持たなくなるのです。

また、社会人であっても、女性が実家暮らしの場合と、一人で生活している場合では、考え方も異なります。

実家暮らしの女性は金銭的に余裕を持ちやすく、割り勘率が高いと思われがちですが、実は逆で、一人暮らしをしている女性の方が割り勘率は高いと言われています。

その理由は、一人暮らしをしている女性は、自身の賃金で生活を続ける大変さをよく理解しているからです。

家族と生活していると、お金が無くなったところで、家をなくす心配がありません。

お金が無くなっても、食べ物が無くなることもありませんし、住む場所にもほとんど困らないでしょう。

そのため、「お金」という価値観が薄れますし、男性が奢ることによって生活が成り立たなくなるかもといった想像力を働かせることができません。

しかし、一人暮らしをしている女性は、自身の賃金で生活を成り立たせていますし、男性も同じ状況だと理解しています。

そのため、「お金」に対する価値観が重く、男性に一方的に奢らせることに抵抗を感じてしまいやすいのです。

そのため、女性が自立しているカップルは、割り勘率が高いと言えます。

奢る派

割り勘派のカップルの事情の次は、奢る派のカップルの事情についてご紹介していきます。

男性が奢る派のカップルについて、「女性側が身勝手」という印象を持ったり、「男性に媚びている女性」といった印象を持つ女性もいます。

しかし、カップルの関係性はさまざまであり、男性に気持ちよく奢らせることがカップル円満の秘訣になる場合もあるのです。

つまり、「現代は割り勘が当たり前」といった考えが絶対的に正しいと考え、デート代を無理やり女性が割り勘にしてしまうことが、デメリットになる場合もあるのです。

奢る派の関係性や、奢る理由について知り、さまざまな恋愛関係と臨機応変な対応について知っていきましょう。

年齢差がある

男性が年上であり、年齢差がある程度ある場合、男性が奢ることがほとんどです。

社会的地位を持っている年上男性と交際する時や、女性が学生であり、男性の社会人経験が長い場合、男性が奢ることがほとんどです。

こういった関係性で、「奢られるのが嫌」「割り勘するのが当たり前」といった価値観を押し付け、男性に頑なに奢らせないのは、非常にデメリットのある行為です。

1、2歳程度ではなく、5歳以上年上であったり、一回り以上年上の男性というのは、「男性が女性に奢って当たり前」といった価値観の時代に生きています。

そのため、女性に奢ることで自尊心を保つことができますし、奢ることが男性の役割だと考えているのです。

それなのに、否定的な意見を言われたり、頑なに拒否されると、男性は気分を害してしまいます。

年齢差があるカップルの女性側は、こういった男性心理をよく理解しているため、年上男性に気持ちよく奢らせ、円満なカップル関係を築いているのです。

また、「男性に奢られるのが嫌」という価値観を持っている女性がいるように、「女性に奢られる」「女性にお金を出させる」といった行為が嫌いな男性もいます。

さらに「結婚前の女性に支払いを要求するのが嫌」といった価値観を持った男性もいるのです。

そのため、年齢差がある男性と交際しているカップルは、男性が奢っていることが多くなります。

プライドが高い男性

プライドが高い男性
プライドが高い男性と交際している女性は、奢られることがほとんどです。

女性よりも自分が優れた存在だと感じたいがために、男性はデートにかかる費用や女性にかかる費用を負担したいと考えます。

また、それらが負担できないような男性は「男としてのプライドがない」「甲斐性がない」と考える男性もおり、そういった男のプライドを守るために、女性に奢ります。

プライドが高い男性と交際した時、女性が支払ってしまったり、無理やり割り勘にしてしまうと、男性側は「男心が分かっていない女性」だと感じますし、「我が強い」「空気が読めない」などのネガティブな印象を持つ場合もあります。

「女性も支払うのが当然」といった考えを頑なに信じてしまうと、プライドが高い男性と交際した時、お互いに辛い思いをする可能性があるでしょう。

収入差が大きい

男性の方が収入が多く、さらにその収入差が多い場合、男性が奢ることがほとんどです。

女性の方が賃金が高かった場合、割り勘にする率が高くなるのですが、男性が収入面で圧倒的に上回っていた場合は、奢ることが多くなります。

つまり、男性も女性も未だに心のどこかで「デート代は男性が出すもの」といった考えがあるという事でしょう。

女性の社会進出が活発になった現代でも、男性の方が高収入を得られる可能性が高いと言えます。

なぜなら、女性は出産や結婚などで離職する可能性もありますし、男性のように「家族を支える」といった目標もありません。

そのため、仕事に対して男性の方が強い思いを持っていることが多く、それらが反映され賃金が高くなる傾向があるからです。

また、社会進出が活発になったと言っても、社会はまだまだ男性主体です。

男性が働きやすく出世しやすい環境といえます。

そのため、男性の方が高収入を得られやすい環境なのです。

男性が、女性よりも圧倒的に収入が高かった場合、多くの男性は女性に奢ることが当然だと考えますし、実際に実施しているのです。

支払い時の理想の男性の行動8選

「女性も支払って当然」という考えの女性がいたり、「男性には奢ってほしい」と考える女性など、女性だけ見ても、支払いに対しての価値観はさまざまです。

男性に奢ってもらえなければ「脈なし」と考える女性がいたり、奢ってもらえない自分に、自信を失くしてしまうなど、デート代の支払いについて、女性の中でも賛否両論あり、想像によって一喜一憂しているのです。

では、支払い時について、男性はどのように考えているのでしょうか。

ここからは、男性が理想とする支払い時の様子について解説していきます。

男性の理想を知ることによって、支払い時の対応の参考にすることもできますし、女性が勝手に作り上げた支払い時の定説について見直すことができるようになるでしょう。

付き合う前編

デート代の支払い理想を考えるうえで、付き合う前とカップル編では大きく異なることを理解しましょう。

なぜなら、付き合う前は男性も無理をしてカッコつけたいと考えていますし、その状況を交際中も続けさせてしまうと、男性に無理をさせ続けることになり、カップル関係が破綻するきっかけにもなりえるのです。

まずは、付き合う前の男性が理想とする支払いについて、ご紹介していきます。

1:女性には端数だけだしてもらう

付き合う前男性は、女性に「かっこいい」「魅力的」と思われたいのです。

そのため、女性に支払いをお願いするという行為は、できるだけ避けたいと考えています。

しかし、会計時の端数を支払う時、男性は抵抗を感じます。

なぜなら、小銭をジャラジャラと数える姿は、自分自身で「貧乏くさい」と感じたり、「カッコ悪い」と感じるからです。

小さい小銭を数える姿は、男性として見せたくない姿なのです。

そのため男性は、「端数は私が支払います」と言って、女性が支払ってくれることを理想的と考えます。

自身のみっともない姿を女性に見せる必要もなくなりますし、大きな金額を女性側に支払わせるわけでもないため、抵抗感が少なく受け入れやすいからです。

2:女性が席を外した間に会計を済ます

男性の中には、「支払い」という行為をそもそも女性に見せたくないと感じることがあります。

夢のようなロマンチックな演出をしても、「お金」という姿を見せてしまうと、ムードが台無しになると考えているからです。

また、支払いの姿を見せないことが、スマートな男性という印象を持っています。

そのため、女性が席を外した間に、会計を済ませたいと考える男性も非常に多いと言えます。

この時、支払いの途中で女性が席に戻ってしまうと、男性は恥ずかしさやみっともなさを感じ、機嫌が悪くなってしまうこともあるでしょう。

食事の後半で女性が席を立った場合、すぐに席に戻るのではなく、少々時間を空けてあげるのも、スマートな女性の対応といえます。

席に戻る際は、きちんとタイミングを見計らってあげましょう。

3:伝票を見せないように会計する

短い食事であったり、女性が席を立たなかった場合、女性が席を外した間に会計を済ますことができません。

そういった時は、男性は会計時、伝票を見せないように会計したいと考えます。

金額が高くても低くても、それらを女性に見せたくないと感じるのです。

その理由は、金額に関係なく「奢る」という行為に美徳を感じている男性にとって、女性に金額を知られることが値踏みをされるようで抵抗を感じるからです。

こういった男性心理を理解せず、「伝票を見せて」と言う女性や、「割り勘にしたいから金額を教えて」と言ってしまう女性は、恋愛下手と言えるでしょう。

交際前の男性には、特に気持ちよく格好を付けさせるということに意識しなければなりません。

4:入店した時点でクレジットカードを店に渡しておく

クレジットカードを渡す
高級店や名店であれば、入店した際にクレジットカードを渡すことができます。

事前にクレジットカードを渡しておくことで、会計が非常にスマートですし、見栄え的にも非常に美しくなります。

男性は、付き合う前の女性には、とにかく魅力的に見られたいのです。

女性が気付かないような場所でさえ、格好つけようと必死になっているのです。

この時、「どうしてカードを渡したの?」と聞いてしまったり、「会計はいつなの?」「私も出す」といった発言をしてしまうと、「知識がない女性」「スマートではない女性」と思われてしまいます。

男性は、女性に格好つけたいと思って行動しますが、その行動を理解されず、聞き返されたり、慌てるような行動をとられてしまうと、恥ずかしくなってしまいますし、女性によって自分の格好良さを汚されたと感じてしまうのです。

そうなれば、交際に発展することが難しくなるでしょう。

カップル編

続いてご紹介するのは、カップル編です。

交際前とカップルになってからの支払い理想スタイルは異なります。

交際前の男性は、女性に「魅力的」と思われたいがために無理をしてでも努力しますが、交際後は、格好つけたいと思う反面、「寄り添ってほしい」「助けて欲しい」といった感情を持つのです。

ここからは、カップルになった場合の、男性が理想とする支払いについて解説していきましょう。

5:「ここは任せて」と金額が大きい時は男性が払う

男性が払う
記念日や特別な日、イベントなど、奮発したデートプランの場合があります。

そういった支払金額が大きくなった場合、男性側が支払うのが理想的だと考えています。

特別な日やイベント時は、男性も格好つけたいと考えますし、女性により喜んでほしいと考えているのです。

そのため、女性の負担が少なくなるように、大きな金額の時は、男性側が支払いたいという欲求を持ちます。

6:男性が少し多めに出す

イベントや特別な日ではなかった場合、つまり日常的なデートでは、男性が少し多めに払うことを男性は理想的だと考えています。

もちろん、「全額奢りたい」と考える男性もいますが、現在の男性の傾向は、全額奢るよりも、女性よりも多めに支払いたいという欲求が強いと言えます。

つまり、きっちり割り勘にしたいと考える男性は、それほど多くないのです。

この時、電卓機能を使い、端数まできっちり割り勘してしまうと、男性のプライドを傷つけてしまう恐れがあります。

男性が「○○円ちょうだい」と女性側に少ない金額を提示した場合は、それを受け入れることが理想的でしょう。

7:彼女に財布を渡し代わりに払ってもらう

彼女に自分自身の財布を渡し、代わりに払ってもらうことが理想的と考える男性もいます。

自分の財布を渡すということは、それだけ信頼している証拠ですし、「支払い」という姿がみっともないと考えている男性にとって理想的な姿だと言えるのです。

この時、「めんどくさいな」と発言してしまったり、「自分でやってよ」と言ってしまう女性は、男性心を理解していないと言えるでしょう。

男性が自分の財布を渡すという行為は、一種の愛情表現であり、信頼している証だと受け取り、快く引き受けてあげましょう。

8:「次は奢ってね」と気を遣わせすぎない

男性としては、女性に奢り、その状況に女性が気持ちよさや感謝を感じるというのが理想的な状態です。

つまり、奢ってあげたのに「本当にごめんね」「お金大丈夫?」など、女性が奢られたことに罪悪感を感じたり、自身に憐みを向けることは、男性の理想的な状況ではないのです。

そのため、女性に奢った後、「次は奢ってね」と女性側に配慮のある発言をするところまでが、男性の理想なのです。

「次は奢ってね」「今度はご馳走してね」といった男性の発言は、女性に恩を着せたいわけではなく、気持ちよく奢られて欲しいという男性側の配慮なのです。

付き合う前の方が見栄を張る人が多い

男性は付き合う前、意中の女性の前では見栄を張ることがほとんどです。

男性として見られたいという願望や、意識してほしいという思いから、見栄を張り自分を大きく見せようとするのです。

そういった男性心理を理解せず、「奢られたくない」「絶対に割り勘」といった女性側の価値観を押し付けてしまうと、上手くいく関係も破綻させ、恋が始まらないこともあるでしょう。

「今回は割り勘ね」と言える関係が良い

「奢りたい男性」「見栄を張って奢る男性」「奢られたくない女性」「奢ってほしい女性」など、支払いだけを見ても、価値観は人によってさまざまです。

しかし、どういった価値観を持っていたとしても、自分の価値観を一方的に押し付けるような関係ではなく、「今回は割り勘ね」「今度は奢ってね」など、相手の行為を受け入れつつ、自分の要望を伝えられる関係がベストと言えるでしょう。

無理して奢ると女性も気を遣ってしまう

男性として格好を付けたいと思うことも、魅力的な男性に見られたいと思うことも当然です。

しかし、男性だけの欲求を尊重し、無理して奢ってしまうと、女性側も気を遣ってしまいます。

相手の表情や仕草から感情を読み取ることが得意な女性の前で、必要以上に力んだり無理をしてしまっても、簡単に見抜かれてしまいますし、女性に気を遣わせてしまうだけなのです。

男性の収入が多い場合も女性は払う意思は見せよう

男性の収入が多い場合、男性が女性に奢ることがほとんどです。

しかし、その状況が「当たり前」になってはいけないのです。

収入が多い男性相手であっても、女性側の支払う意思は大切です。

その姿を見せることで、男性は自分へ気を遣っていることを理解してくれますし、配慮のある女性だと感じることができます。

会計時に財布を出す

支払う意思を見せる必要はありますが、男性を否定して無理に支払う必要はありません。

意思の伝え方としては、会計時に財布を出しいつでも支払える状態にしておくことです。

もしここで、男性がその行動を制すようなら、すぐに引き下がりましょう。

ここで食い下がって、お金をその場で渡してしまうのは、非常に無粋な行動です。

「2軒目は私が出すね」と言う

財布を出す前に、「ここの支払いはいいから」と言われた時は、しつこく財布を出すような真似はやめましょう。

男性の真意を探ろうと、何度も確認したり、何度も財布を出す素振りは必要ありません。

物わかりの悪い女性だと思われてしまいます。

この時、支払う意思を見せる方法は、「2軒目は私が出すね」と伝えたり、「今度のお店は私に出させてね」など伝えることです。

男性への配慮を見せることもできますし、支払う意思があることも示すことができます。

店を出たあとの「ご馳走様でした」は忘れずに!

奢ってもらった後は、お店の外に出た段階で、必ず「ご馳走様」を伝えましょう。

1件目、2軒目と奢ってもらった時は、そのどちらでも店を出た後に伝える必要があります。

また、レジ前で「ご馳走様」を伝える姿を見かけますが、それはマナー違反です。

奢ってもらう場合は、極力金額を見ないように努める必要がありますし、レジ前では面と向かえないために、片手間のお礼となってしまいます。

お店を出たところで、きちんと相手の表情を見て、感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

お財布事情は様々なのでお互いが無理しない提案をしよう!

お財布事情や、奢る、奢られる等の価値観は、人によって状況によってさまざまです。

一概に、デートで割り勘してもらった方がモテているわけでも、男性に奢らせるべきということでもありません。

モテる女性は、あらゆる場面で男性の真意をくみ取り、臨機応変に対応できる女性です。

男性の願いを上手く尊重し、自身の価値観も伝えられる女性がモテる女性なのです。

意中の男性が、何を求めているのか、上手にくみ取り、提案していきましょう。