思わずドキッとさせられる「ギャップ萌え」。
うまく使えれば恋愛をグッと盛り上げることができるでしょう。
だけど、ギャップ萌えって自分で作れるの?とか、ギャップ萌えの注意点などについてもまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「ギャップ」は恋愛において最高のスパイス
ギャップとは、考え方や意見、認識に食い違いがあることです。
「こうだ」と思いこんでいた人と現実の行動の間に落差があったとき、人は思わず「えっ、こんな一面もあったの?」と相手のことを強く意識し始めてしまうのです。
例えば、毎日見ているコンビニの店員さん、特に意識しているわけではないと思います。
けれどある日突然その店員さんが金髪にしていたら、「えっ?」と思ってまじまじと見てしまうのではないでしょうか。
「いったいどういう心境の変化なんだろう?」とか「本当はこういうスタイルが好きだったのかな」などと、今まで気にもしていなかった相手でも意識に上ってくるというのが脳の性質なんですね。
これを恋愛にうまく活用すれば、相手の自分に対する印象を変えることができるかもしれません。
気になる男性に自分を印象づけるのはもちろん、カップルの場合は、なんとなくマンネリを感じたり、付き合い始めの勢いがなくなったな……というときにも効果的です。
「ギャップ」は恋愛においては最高のスパイスになるのです。
新たな魅力になる
人は誰でも色々な一面を持っていますが、それらをすべて他人に見せているわけではありません。
けれども、ほとんどの人が無意識に「あの人はこういう人」のように、見えている一面だけで相手のことを決めつけてしまいがちです。
そんな思い込みをいい意味で裏切ることができれば、新たな魅力としてギャップをアピールできるのです。
特に、マイナスだと受け取られていた印象がプラスの印象に変わったとき、その効果は最大限にアップします。
最初の印象から「優しそうだな」と思われている人と、「なんだか怖くて近寄りがたい人だな」という印象だった人を比べてみます。
どちらも「実際は優しくて親切な女性だった」場合、もともと「優しそう」な印象だった女性よりも、なんと「怖そう」だった後者の人のほうがよい印象を与えられるという心理的な働きがあります。
これを「ゲイン・ロス効果」といい、同じ行動をしていても、印象がマイナスからプラスに変わったほうが高評価を得られるという、まさにギャップ萌えの効果を表しています。
相手を惚れ直させることができる
ギャップ萌えで新たな魅力を生み出すことができるのならば、カップルであれば当然相手を惚れ直させることができるでしょう。
相手に惚れ直してもらうためのポイントとしては、「イマイチ」な印象をプラスに変えること。
ギャップ萌えの多くは上記のような「ゲイン・ロス効果」によるので、相手に対して普段はあまりアピールできていない面を良い印象に変えていけば、効果もよりいっそう大きくなります。
いつもは彼に対して張り合ってしまったり、言い返してしまったりするのであれば、たまには素直に「そうだね」と彼の意見を受け入れてみるなど、受け身な態度に出てみましょう。
普段とまったく違うファッションで違う一面を見せるのも効果的です。
彼の期待をいい意味で裏切って、何度でも惚れ直してもらいたいですね。
新鮮さがある
付き合って最初のうちは新鮮で毎日が楽しかったのに、月日が経つにつれてなんだかつまらなくなってしまうというのはよくあることです。
嫌いになったわけではないけれど、ドキドキもしなくなった…なんていうのもありがちな話です。
人は知り尽くしてしまったものに対しては、興味が薄れていってしまいます。
そうしてついつい新しいものに目がいってしまうのは、ある意味仕方のないことかもしれません。
そうはいっても、相手に「飽きた」なんて言わせたくはないですよね。
そこで使えるのがギャップ萌えです。
相手の知らない自分、意外な一面を見せることによって、「知り尽くした」という相手の思い込みをひっくり返してしまいましょう。
「まだまだ知らないところがあったんだな」と2人の関係性にも再び新鮮さを取り戻すことができるでしょう。
特別感がある
普段の人間関係ではなかなか知ることのできない一面がギャップとなります。
中には当たり障りのない付き合いでは知ることのできないような、かなり意外なギャップもあります。
そのギャップは多くの場合、本人が他人にはあまり知られたくないと思っている一面であり、実際知っている人がほとんどいないものです。
そんな相手のギャップを知ってしまったことに対して、特別感を覚える人も多いようです。
そのギャップが意外であればあるほど、また秘匿性が高ければ高いほど特別感も大きくなります。
彼氏・彼女にしか見せない顔
社会で生活する上で、誰でも「こんなふうに見られたい」という顔を持っています。
その反面、周囲の人たちには絶対に見せたくない顔もあるのです。
家族にも友だちにも決して見せない顔。
それは言い換えるとその人の「弱点」と言えるかもしれませんね。
そんな弱点は、心を許して安心しきった相手の前でなくては見せられないものです。
そこで、信頼している彼氏・彼女にだけは、誰にも見せたくない顔を見せているという人もいるのではないでしょうか。
人には弱みを握られたくないと思っている人ほど、そんな一面を隠し持っているものです。
例えば、人前では常に強気で頼れる親分肌タイプの人が、彼氏・彼女の前ではすっかり甘えん坊になってしまうというのが代表的なパターンです。
そんなギャップを知ってしまったら、そういう一面を自分だけに見せてくれたことに対して特別感を持つのは当然のこと。
この特別感が、ギャップ萌えの効果を大きくしていると言えますね。
興味を湧かせる
本当は相手のいくつかの側面を知っているだけなのに、なんとなくすべてわかったような気になってはいないでしょうか。
あるいは、知る価値もないと決めつけているかもしれません。
とにかくその状態では人は相手に興味を持てません。
しかし興味のないはずの相手でも、ふとしたときに見せる意外なギャップによって、心が動かされてしまうことってありますよね。
それは、わかっていたつもりのパターンが崩れて変化を認識したときに、人は「なぜそれが起こったのか?」の理由を必要とするからです。
いつも控え目で周囲の意見を優先させるタイプの人が、ある日「その案件は私に任せてください」と強く主張してきたら、「そんな一面があるんだ」と思うと同時に「何が起こったんだ?」と興味を抱くはずです。
このギャップ萌えを恋愛に活かすことができれば、相手はあなたに強く意識が引き付けられて、自然と興味が湧いてくることでしょう。
その他の新たな一面も見たくなる
意外なギャップを目の当たりにすると、俄然相手に興味が湧いてきますよね。
それはその人に対して抱いていた印象に「変化」が起こったことで、どうしても注意がその人に向いてしまうという心理があるからなのです。
「思っていたのとは全然違う人なのかもしれない」というインパクトが強いと、今度はその人が気になって仕方がなくなるので、探求してみたくなってしまうんですね。
「こんな意外な一面を持っているって本当はどんな人なんだろう。もしかしてもっと意外な一面を持っているかもしれない」「もっとこの人のことを知りたい!」と思わせることができたら、まさにギャップ萌えのマジックですね。
ギャップ萌えな時とは?
それでは、恋愛に効果的なギャップ萌えのパターンを男女別に見ていきましょう。
ギャップ萌えは相手を「えっ?」と思わせたときに生まれます。
期待をいい意味で裏切られたときには、胸がドキッとしたりキュンとしたりするギャップ萌えとなる可能性が高まるのです。
男性編
男性のギャップ萌えは、「男らしさ」のイメージをいい意味で裏切っているパターンが多いでしょう。
また反対に、「男らしさ」に欠けると思っていた相手が実は…というのも、ギャップ萌えの対象となります。
私服しか見た事ない人のスーツ姿
男性のギャップ萌え、まずは外見のパターンから見ていきましょう。
ファッションはギャップ萌えの王道パターンですよね。
その中でも、いつも私服の男性が見せるスーツ姿は、なぜか胸がキュンとなってしまうギャップ萌えです。
スーツは男性の戦闘服なんて言われたりもしますが、やはり頼りがいがあってデキる男のイメージがあります。
また、スーツ姿からは知性や大人の色気が感じられたり、ネクタイなどの小物からはちょっとしたこだわりやセンスも見え隠れするものです。
普段はカジュアルな服装や、ユニフォームなどを着ている男性だったら、スーツ姿で突然これらのギャップを見せつけられるのだからたまりません。
反対に、スーツを着慣れていない男性はなんだか初々しくて新卒みたいな雰囲気になってしまう人もいますが、それはそれで可愛く見えてしまうギャップ萌えです。
コワモテなのに笑顔が可愛い
一見コワモテで近寄りがたい男性も、笑顔が可愛いとかなりのギャップを感じてしまいます。
人を見た目だけで判断してはいけないですが、コワモテな男性というと眉間にシワを寄せて肩で風を切って歩いている。
下手をすると怒鳴りつけられそう、というイメージがどうしても拭えません。
ところがそんなコワモテな男性が、不意をつく予想外の笑顔を見せてきたら、とんでもないギャップ萌えが起こるのです。
特にその笑顔が、可愛いペットや赤ちゃんに向けての満面の笑みだったりしたら、さっきまでの怖いイメージはどこかへ飛んでいき、むしろピュアさを感じさせるほどに印象が変わってしまいます。
これは悪かった印象が逆に爆上げされてしまうという、典型的なゲイン・ロス効果と言えるでしょう。
いつもクールな男性の弱った姿
いつもクールでどんな状況にも動じない男性が弱った姿を見せる時も、その意外性にギャップ萌えしてしまうシチュエーションです。
クールな男性は落ち着いていて、めったに感情をあらわにしないポーカーフェイスというのが一般的な印象です。
たとえトラブルに見舞われても、冷静に対処するデキる男のイメージもあります。
また、どんなに忙しくてもドタバタせず、自分を見失わずに淡々と仕事をこなす人でもあるでしょう。
そんなクールな男性の弱った姿を見てしまったら、意外すぎてなんだか特別なものを目にした気分になってしまいます。
いつもクールな男性でも、こんな一面もあるんだ…と気づいた瞬間から、相手に興味が湧いてしまうのは避けられません。
男性の弱った姿には、ただでさえ母性本能をくすぐられてしまうものです。
それが普段はクールな男性であればなおさら、ギャップが大きく萌え要素が高くなると言えるでしょう。
二人きりになると肉食系に変身
周囲には草食系男子として認識されているのに、二人きりになると突然肉食系に豹変するのも、ドキドキしてしまうギャップ萌えな男性ですね。
いわゆるロールキャベツ系男子と言われるのがこのタイプの男性と言えますが、草食系の外見からは想像もつかないような、肉食系な内面を持っているのが特徴です。
優しそうなルックスで物腰も柔らかく、おとなしくてあまり主張が強くないように見せかけて、いざという時には男らしさを全面に出してくるのが彼らなのです。
指一本触れてこなさそうなイメージとは正反対で、二人きりになるとグイグイと押してこられたりすると、油断していただけにギャップが大きく感じてしまいます。
一見しただけではわからない、男らしい一面を知ることで生まれるギャップ萌えには思わずときめいてしまいそうです。
可愛い系の顔をしてるけど脱いだらムキムキ
可愛い系の顔をしているのに、脱いだら実はムキムキだったという男性も、ギャップ萌え度が高いでしょう。
顔が可愛い系だったらきっと体も華奢で細いんだろうな、と思ってしまうのは当然のことです。
それなのに、服を脱いだときに「えっ?」と目を奪われてしまうようなムキムキボディだったら、その瞬間からその男性に対する見る目が変わってしまいますよね。
こういう男性はいわゆる細マッチョ系で、服を着ていてもわかるほどのムキムキな筋肉ではないのがポイントです。
どこから見てもマッチョだったら意外性がありません。
「脱いだらスゴい」とわかるくらいの筋肉のつき方が、「意外と筋肉ついてるんだ…」というギャップを効果的に生み出してくれるのです。
可愛い系の顔で、どちらかというと可愛がりたいと思っていた男性なのに、なんだか男らしさを感じてドキドキしてしまうギャップ萌えです。
甘い物が大好き
もはや勝手な思い込みと言えますが、どうしても甘いものが好きそうには見えない人もいたりします。
特にお酒が好きだったり、コーヒーはブラックしか飲みませんというような男性だったら、きっと甘いものも好きじゃないんだろうなと考えてしまいがちです。
ところが、そんな男性が実は大の甘いもの好き!ということがわかったら、思わず意外さにギャップ萌えしてしまうのも無理はありません。
男性だって甘いものが好きな人は多いのですが、それをあまりアピールできないような風潮が少し前までありました。
だからこそわざわざ「スイーツ男子」なんていう言葉が生まれたのかもしれません。
いまだに「男性は甘いものが苦手」というイメージは根強く残っているようです。
特にいかにも男らしいタイプの男性ほど、その傾向があります。
だからそんな男性が甘いものが大好き!とスイーツをうれしそうに頬張る姿を見てしまったら、なんだか可愛らしくてギャップ萌えしてしまいますね。
チャラく見えて真面目
チャラく見えるのに実は真面目な男性も、典型的なゲイン・ロス効果で評価がぐっと高くなるギャップ萌えです。
見た目が不良っぽいのに、お年寄りに親切にしているのを見たときと似たような反応が起きるとも言えるでしょう。
チャラ男の特徴としては、女性の扱いに慣れていたり、馴れ馴れしい言葉遣いだったり、浮ついていて言動が軽いというイメージがあります。
ところが、見た目はチャラくても中身がそれらのイメージとまったく違うとき、人は「本当は誠実な人なんだ」と実際以上に評価をあげてしまうのです。
実は恋愛に奥手だったり女性は彼女一筋だったり、言葉遣いもきちんとしていて仕事も真面目にこなすとなれば、どうしてもギャップ萌え度は高くなります。
「見た目はチャラいけど実はいい人」というギャップに人は弱いのです。
女性編
女性が生み出すギャップ萌えは、やはり「女性によくあるイメージ」が基準となっているのではないでしょうか。
「女性らしさ」があると思っていたけど違った、または反対に「ないと思っていたけどあった」などが多くなっていそうです。
クールに見えて気さく
凛として一本筋が通っているクールな女性、ちょっととっつきにくいイメージもあるのに実は気さくだった、という場合はギャップ萌えしてしまいます。
クールな女性はクールビューティーという言葉があるように、なんだか一段上にいる高嶺の花のような存在の場合もあります。
一見近寄りがたくて、話しかけてもチラッと一瞥して冷ややかな態度をとられそう…なんて思っていたら、予想外にノリのいい反応が返ってきたり。
こんなギャップを持つ女性は、男性からするとたまらない魅力を持っているようです。
同性から見ても、自分を持っているクールな女性はあこがれの存在だったりします。
自分なんて相手にされないだろうと思っていても、実際はとても話しやすかったりすると、ホッとするし、ますます素敵な女性だなと感じますよね。
多様な一面を持っている女性の魅力的なギャップのひとつです。
見た目は派手だけど家庭的
見た目は派手な女性が実は家庭的だというのも、ゲイン・ロス効果がよい意味で働くパターンと言えるでしょう。
見た目が派手な女性に、家庭的な面を期待する人は少ないです。
派手に着飾っている女性はどうせ家事なんてしないというのが一般的なイメージだと思われます。
ところがそんな女性が、彩りも栄養バランスもよさそうなお弁当を持ってきたら、あまりのギャップに目を疑ってしまうかもしれません。
そしてその女性に対する評価は一気に上昇するのです。
その評価は、もともと家庭的に見える女性がお弁当を作ってくることと比べても格段に上となります。
よく見れば結構真面目だし、身の回りはキレイに片付いているし、なんだかとても素晴らしい女性に見えてしまうという効果まで出てきます。
これが典型的なギャップ萌えですね。
しっかり者に見えて天然
しっかり者に見えて一見スキがない女性が、意外と天然な一面を持っていたりすると、男性としては思わず注目してしまうギャップ萌えとなります。
ギャップが大きければ大きいほど、変化から目を離せない度合いが高くなるのです。
しっかり者から天然という場合、本来はプラスの印象がマイナスになってしまうギャップですが、男性から女性を見た場合は特に、「かわいい」「守ってあげたくなる」と逆によい効果を生み出すというパターンとなっています。
しっかり者すぎてとっつきにくいという印象があった場合も、天然な一面を見てしまうと「そんなところもあるんだな」と親しみやすい印象に変化するのです。
本来男性は、女性を守ったり助けたりしたいという本能的なものがあります。
少しの弱点を見せることでそういう本能を刺激することもできそうですね。
髪の毛をアップスタイルにする
アップスタイルは、外見の印象を大きく変えることができる髪型です。
人によっては「えっ、誰?」というくらいにイメージが変わってしまうこともあります。
ですからギャップという意味ではアップスタイルはもともと萌え効果が高いのです。
その上男性は、女性のうなじを見せるヘアスタイルが大好きという人も多かったりしますから、思わずドキッと反応してしまう場合も多いのではないでしょうか。
アップスタイルはアレンジ次第で見せ方をぐっと変えることができます。
ちょっぴり色気を感じさせたり、クールな印象を作ったり、ラフなイメージにまとめたりと、どれも普段とはひと味違う表情を見せることがギャップ萌えにつながります。
華奢だけどよく食べる
華奢な女性が外見に似合わずよく食べるのも、ちょっと驚きのギャップ萌えです。
そもそも女性といえば少食なイメージを持つ人も多いですが、ご飯を食べているのか心配になるくらい華奢な女性ならなおさら、たくさん食べる姿は想像できません。
ところが案外予想を覆すくらいよく食べる女性はいるものです。
テレビでよく見る大食いタレントの女性も、小柄で華奢な場合が多いのではないでしょうか。
そんな華奢な女性が「私けっこう食べるんです」と言っても、どうせたかが知れていると思うのが普通です。
ですから実際に華奢な女性が目の前でモリモリよく食べている姿を見たときの衝撃は大きくなります。
しかしそもそも男性は、少食な女性よりも「おいしそうにたくさん食べる女性」のほうが好きだったりするんですよね。
なのでよく食べる華奢な女性に対しては、ギャップも好意的に受け取ることが多いと言えそうです。
気が強そうな人が涙もろい
負けず嫌いで弱音を吐かない、男性とも堂々と渡り合うような気の強そうな女性こそ、意外な一面を見せた時のギャップがとても大きくなりえます。
気が強そうな女性は可愛げがないイメージを持たれやすいこともあります。
ところがそんな女性が実は涙もろいと知ったら、「そんなところもあったんだね」と急に親しみが湧いてしまうのではないでしょうか。
涙もろい人は気が弱いというイメージがありますが、気が強そうな女性が涙もろいというのは、正反対の印象を周囲に与えるために大きなギャップが生まれます。
実は一見気の強い女性も、本当は自己防衛として表面上強そうに装っているだけなのかもしれません。
それまで男勝りで勝てそうもないと思っていた女性が、繊細な一面も持っているとわかったら、男性もなんとなく放ってはおけないですよね。
大人しそうに見えてアクティブ
大人しそうな女性が実際にはアクティブに活動するタイプだと、「えー?意外!」となる可能性が高そうです。
男性の「脱いだらスゴい」にも似たギャップ萌え現象が起こるのではないでしょうか。
大人しそうで控えめな女性は、きっとプライベートではひとりで読書とか手芸が趣味なんだろうな…なんて勝手に想像してしまうのが人情というもの。
ところが大人しそうな女性も現実には意外と行動的で、色々なサークルに参加していたり、週末はスポーツで汗を流したりといったギャップがあると、俄然興味が湧いてきます。
どうせ誘っても断られそう…と思って飲み会に誘ってみたら、案外ノリノリで参加してくれたりすると、その意外性のある行動から目が離せません。
ギャップは演出できる!
ギャップ萌えは、意外性から生まれるギャップをよい意味で働かせることで効果を発揮します。
これまで見てきた特徴のように、実はちょっとしたことが大きなギャップ萌えを作り出すことも多いのです。
つまり、ギャップ萌えの仕組みを知れば、意図的にギャップを演出することもできちゃうというわけなのです。
ギャップ萌えは恋愛にはとても効果的です。
上手に取り入れれば一気に恋を加速させることもできますよ。
まずは普段の自分を知る事
まずは普段の自分を知らなくては、ギャップ萌えを演出することは難しいです。
普段の自分と言っても、「周囲から見た普段の自分」です。
今までは無意識だったかもしれませんが、実は周囲に一貫して与えているメッセージがあるはずです。
それを洗い出すことから始めましょう。
どんなイメージを持たれているか
普段の自分は、周囲からどんなイメージを持たれているのでしょうか。
人は相手の外見だけで判断していることも多いものです。
派手なのか地味なのか、キツそうなのか大人しめなのか、流行に敏感なほうか流されないほうか…。
見た目だけでも色々なイメージを与えているはずです。
一度自分を客観的に見る目を持ちましょう。
知り合いが自分を他者に紹介するとしたら、どんなふうに言い表すと思いますか?
第三者から見た自分は、どんなふうに見えているのかを考えることで、周囲の自分に対するイメージ像をリアルに想像してみてください。
どのような振る舞いをしているか
普段の自分は、周囲に対してどんな振る舞いをしているでしょうか。
女性らしい?サバサバしている?明るい?物静か?きちんとしている?ガサツ?
気づいたことを書き出してみましょう。
また、自分が「こう思われたい」というイメージもあるはずですから、それを演じているところがないかチェックしてみましょう。
いわゆる「干物女」のように、家と外では違う顔を使い分けている人もいますよね。
外で演じている自分がいるならば、周囲の人はその姿が真実だと思い込んでいる可能性が高いです。
自分の普段の振る舞いを客観的に見ることができたら、ギャップ萌え演出の準備は整いました!
あとは真逆の事をやれば良いだけ!
自分が普段周囲に与えている印象、している振る舞いがわかったところで、その周囲の「あの人はこうするはず」という思い込みを覆しましょう。
基本的には、今までと真逆の行動パターンをとることでギャップを演出することができます。
騒ぎを起こすのが目的ではありませんから、あくまで自然に日常に取り入れましょう。
それが好きな男性であれば、彼の好みに合わせたギャップ作りも大切です。
例えば、普段は彼の好きなタイプのファッションとかけ離れた服装をしているのであれば、彼の好みのものを身につけてみると効果大ですよ。
ただしやり過ぎは相手に引かれてしまうので要注意
恋愛のスパイスになるギャップ萌えですが、やり過ぎるとかえって逆効果となってしまいます。
スパイスはちょっと効かせるのが料理を美味しくするコツです。
使いすぎれば料理も恋も台無しになってしまいます。
相手が引くような「ギャップ萎え」には十分気をつけましょう。
不信感を与える
ギャップ萌えが効果的だからといって、あまりやり過ぎると「狙ってやっているな」と不信感を与えて警戒されてしまいます。
ギャップ萌えはふとした瞬間に見える意外性が武器となるのです。
これ見よがしは相手を冷めさせてしまう恐れがあります。
また、自分のキャラをコロコロ変えすぎるのも、掴みどころがない女性だと思われてしまいます。
一時的には気を引くことができるかもしれませんが、そういうギャップばかりの人とは長期的には一緒にいて疲れてしまうもの。
安定したお付き合いをしたい相手ならば、本当に大切なのは信頼感を持てるかということですよね。
あまり作り物のギャップで相手を振り回そうとしないことです。
印象が良くなるギャップを見せて好きな人をゲットしよう
人はギャップには抗えない魅力を感じてしまうもの。
恋愛にギャップを活かすことができれば、相手に強く自分を印象づけることができるんですね。
しかし、ギャップにも2種類あることをお忘れなく。
悪いイメージがよいイメージに変わったときは通常よりもよい印象が残りますが、その反対によいイメージが悪いイメージに変わってしまうと、それはものすごく悪い印象に受け取られてしまうのです。
「キレイ好きだと思っていたら実は散らかし放題だった」などは、過度にガッカリさせる恐れもあります。
自分の本来持っている「良さ」を崩してギャップ萌えにするのはちょっと高度なテクニックとなります。
まずは周囲に「イマイチ」な印象を与えているところを良い印象に変えるところから、ギャップ萌えを目指しましょう。
先ほどの逆で「片付けができないと思っていたらきちんと整理整頓していた」などはよいギャップですよね。
相手の印象が良くなるギャップを見せることで、ぜひ好きな人をゲットしてくださいね。