現代では、1人で遊べる場所、食事が出来る場所が多くなり、女性が1人で過ごしやすい環境となってきましたね。
それに比べ、共働きしなければ家庭が維持できない低賃金から物価上昇、首都圏においての子育てのしにくさは、女性にとって結婚しにくい環境になっていると言えます。
そうしたことから、結婚する必要がないと考える女性が多くいても仕方ないことですし、女性としての人生を精一杯楽しみたいと考えることも当然のことと言えますね。
独身女性は増えている?
独身女性は増加していると言えます。
それは、結婚後に女性に対する負担が改善されることなく、増加していく一方で結婚に夢や希望を持てない状況と言えるからです。
子どもを育てたいと思っていても、専業主婦になることも難しく、低賃金から両親との同居がチラチラと見えていたら、甘い新婚生活も、自分一人で育児に奮闘することもなんだか夢物語のような感覚になりますね。
生涯の未婚率は男性も女性も増加の一途をたどっています。
2015年の統計では、女性の約14%が一度も結婚をせず生涯を終えるといったデータも算出されました。
7人に1人の割合で結婚しない女性がいるのですから、あなたの周りにも一度も結婚をしたことがない未婚の女性が居るのではないでしょうか。
また、あなた自身も未婚なのかもしれませんね。
今後10年程度はこの未婚率が上昇し続けると言われていますから、半数程度の女性が未婚という時代が近い将来訪れることも予想されています。
独身女性の特徴
それでは、独身女性たちの特徴を確認していきましょう。
どういった女性が独身女性としての人生を歩みやすいのか、また、独身女性の生活を続けているとどういった女性になっていくのか、その特徴を探っていきましょう。
仕事が忙しい
今や女性もバリバリ働く時代なので、仕事が忙しい時期では、結婚どころではありません。
新卒から、新人時代を経験し、やっと一人前として仕事が出来るようになり、仕事にやりがいも出てきますし、今までと違ったストレスも多くなってきます。
ですから、家と会社の往復でクタクタということも多くなるのではないでしょうか。
このように、仕事が多い場合は、仕事に一日の大半の時間を取られてしまうため、男性とデートに行ったり、そもそも男性と知り合えるような場所に出向く、気持ち的余裕も、時間的余裕も無いのです。
また、女性の積極的な社会進出が促されている時代ですから、男性と同じような仕事スタイルを求められがちです。
それに応え続けるには女性として様々なものを犠牲にしていかなければならず、結果独身女性が増えていくのです。
年代があがれば、役職や責任もついてくるため、より一層仕事に割かれる時間が増えてしまいます。
趣味に夢中
独身女性達は、自分一人で楽しむことが上手と言えます。
趣味に関しても、お店やネット環境などより探求できる環境も整っていますから、1人で趣味に没頭するのはとても楽しくストレス発散にもなるでしょう。
そういった趣味を充実させることは、素晴らしい事なのですが、固定の人としか接点を持てなくなってしまうのが難点です。
また、1人で没頭するタイプの趣味もありますから、人と接する機会が極端に減ってしまいます。
また、趣味には金銭的な余裕も必要な場合が多く、仕事で稼いだ金額を趣味に注ぐといった循環を繰り返す人たちも居ますから、自分の外見への投資や、ファッションなどに使えなくなるといったデメリットも発生します。
ですが、趣味を通して男性と知り合う機会もありますから、趣味に夢中になることはデメリットばかりではないと言えます。
外出しない
外出が億劫な独身女性は多くいます。
だって、外出するならある程度の身なりに整えなければならないし、下手すると化粧もしなければならず、実際面倒なのが本音です。
適当な恰好でコンビニくらい大丈夫と思い、出かけると、そんな時に限って誰かに会ってしまったり、軽い買い物のつもりが、知り合いに出くわし聞きたくもない話を聞かされるといったこともあり、外出は面倒なのです。
SNSやインターネットを見ると、ある程度の流行や楽しい情報を家でも手に入れることが出来ますから、気持ち的には満足することも出来ます。
また、仕事が多忙を極める女性達は、休日くらい誰にも会わず家で寝ていたいと思っているでしょう。
また、休日が不適の女性は、そもそも友人たちと休日も合わず、出かける予定を作りにくいといった問題点もあります。
今では、レンタルショップに出向かなくてもインターネット上で話題の映画なども見ることが出来ますから、ますます外出など必要なくなりますね。
このように、外出しなくても楽しく過ごせる環境と、生活を充実させる仕事が優先になりすぎて、仕事中心の生活を送ってしまっている女性が、独身女性として確立していくと考えられます。
恋愛に興味がない
近年では、恋愛に興味の無い男性も増え、絶食系男子と呼ばれるようです。
彼らは、恋愛したいといった感情が無く、異性と過ごす必要が無いと考えています。
そんな感覚が、恋愛好きの女性にも発生しています。
二次元好きの女性も増え、実際の人間相手に恋愛感情を持てないといった人たちも実は大勢いるのが現実です。
また、恋愛シミュレーションなど現実以外の恋愛ができるアプリやゲームも発売されていますから、わざわざお金も時間もかかる現実の恋愛をしなくても、心が満たされた感覚になるのです。
なぜ彼らや彼女たちが恋愛に興味を失くしているかというと、これだけの多くの情報を瞬時に知ることができる現代ならではの現象と言えます。
ネットを開くと、恋愛に関する愚痴やデメリット、恋愛に関する裁判や争いなどが多数見つけられますから、効率のいいインターネット世代は、そんな問題ばかりの恋愛に何のメリットも感じないのです。
また、周りの男性たちにも魅力的な人がいないといったことも問題の1つです。
女性がこれだけ自立できる社会環境が整っていますから、器用な女性達より素敵な男性で、なおかつ頼りになるような男性は少なくなっていると言えるでしょう。
現実の男性を深く知ろうともしていませんから、表面的に観察し、頼りないから自分で頑張ろうと早々に見切りをつけ、女性達は独身生活を謳歌していきます。
結婚にメリットを感じない
恋愛にメリットを感じていない人々が多いのですから、その先の結婚にメリットを感じるわけもありません。
また、結婚にメリットを感じないから、それ以前の恋愛を必要としない場合もあります。
なぜ彼女たちが結婚にメリットを感じないかと言えば、結婚すると自分の時間は減る一方です。
共働きが共通認識になった現代で、今の仕事だけの生活もいっぱいいっぱいなのに、旦那の世話や子どもの世話など考えたくもない事なのです。
なぜ、女性だけが結婚後、仕事と家事を両立させていかなければならないのでしょうか。
本来は、男性が仕事で稼ぎ、女性が家庭を守るといった役割分担があったはずです。
そのような役割分担になったのは、仕事と同じように家庭を維持することが重労働だからです。
それなのに、現代は女性の社会進出をといった大義名分のもと、なぜか家事の負担が減ることもなく、仕事も追加され、女性にとっての結婚がさらに重たいものとなってしまったのです。
理解ある夫などであれば、家事を分担してくれる場合もあるのですが、女性のように細かい部分に目が行き届く男性は少なく、結果女性がフォローしなければならないことが多いのです。