嘘つきな人は嘘をつくのが上手で、騙されてすごく嫌な思いをしたことがありませんか?
信じていたのに裏切られると、どんな内容であっても落ち込みます。
今回は嘘つきな人の癖を15個解説し、同じように嫌な気持ちにならなくて済むようにしましょう!
読んでくださった方が嘘つきな人に騙されないように、自分で嘘つきな人の癖を見抜けるように詳しく書いています。
自分が傷つかないように、自分を守りましょう!
嘘つきな人の癖15選
嘘つきな人には癖が15個あります。
嘘つきな人が嘘をつくときは、心と自分の行動が一致していません。
大なり小なり挙動不審になり、どうしても表に出てしまいます。
自分の心の中を知られたくない気持ちでいっぱいなので、それを守ろうと必死です。
目立つ行動はしなくても、表情に出たり、小さな仕草に現れたりします。
嘘つきな人の癖を前もって理解しておくと、「あれ?おかしいぞ?」と違和感を感じたときにすぐに嘘かどうかを見破れるようになります。
嘘に慣れている人なら、癖も隠し通すのでは?と思われるかもしれません。
しかし私たち人間はAIではありませんし、パソコンでもありません。
完全に数値化することはできないので、どうしても感情に左右されてしまいます。
相手への罪悪感や葛藤がほんの少し現れたときに、それは表に出てきます。
嘘つきな人の癖を知っておき、最初から嘘を見破る力をつけておきましょう。
では、それぞれ15個の癖について詳しく書かせていただきます。
1:口元を隠す
嘘つきな人は衝動的に口元を隠そうとします。
嘘つきな人が嘘をついていて、その相手がそれを信じて受け入れてくれたとします。
嘘つきな人は満足しているかもしれませんし、もしかしたらその逆で嘘をついたことへ葛藤しているかもしれません。
嘘つきな人だって感情を持っている人間です。
心が不安定なときは必然的に口元に現れますし、なかなかそれを隠すのはむずかしいです。
自分の心の内を知られたくない。
嘘をついていることを知られたくないと防衛本能が働き、自然と口元を隠しているのだと考えます。
口元を隠すことで、相手との距離感を保ったり、自分のテリトリーに相手が入ろうとすることを拒否したりしていることも考えられます。
家族、学校の友人や古くからの友人、仕事場の同僚、恋人、店員さん、自分たちに関わる人たちを皆信じたい気持ちは分かります。
しかし世の中色んな人がいますので、誰かとのやり取りで少しでも違和感を感じたら、口元を隠す仕草が目立たないかじっくりと観察してみてください。
2:鼻を触る
嘘つきな人は嘘をつくとき、鼻を触る癖があります。
嘘つきな人だって嘘をつくときは大なり小なり心中穏やかではありません。
もしも嘘つきがバレたらどうしようという不安な気持ちから、それをごまかすために鼻を触ろうとします。
あるいは挙動不審になりそうなのをごまかすために、鼻を触ろうとします。
嘘をつくことで緊張もしますので、体温が上がって鼻がむずむずすることも考えられます。
それをごまかすために、鼻を触るのかもしれません。
誰かとコミュニケーションを取っていて、相手がやたらと鼻を触るときは違和感を感じないか、相手の本音はどこにあるのかをじっくりと観察してみてください。
決して感情的にならず、落ち着いて話すことが大事です。
嘘つきな人には感情まかせに怒るよりも、落ち着いて本当のことを話すことの大事さを諭すほうが効果的です。
3:目をそらす
嘘つきな人はさっと目をそらし、嘘をついたときに相手との会話を拒否しようとします。
やり取りしている相手とは目を見て会話するのが基本ですが、嘘をつくとどうしても相手とのやりとりを拒否したくなる衝動にかられます。
そんなとき、目をそらす仕草となって現れてしまいます。
目をそらすことが多いなと感じる人がいれば、嘘つきでないかじっくり観察したほうがいいかもしれません。
ただ恥ずかしいから目をそらすのと、嘘をついてバツが悪いから目をそらすのとでは訳がちがいます。
恥ずかしいから目をそらす人は、いつだって目を合わせることがむずかしいです。
そうではなく、都合の悪いときや気まずくなったときに目をそらすといったタイミングが限定されている場合は、嘘をついている可能性が高いです。
少しでも違和感を感じたら、目をそらされても相手の顔をじっと見つめてみてください。
それでも目が合わないときは、相手のことを疑ったほうがいいかもしれません。
4:目が笑っていない
嘘つきな人は目が笑っていないことが多いです。
写真撮影のとき、集合写真や自撮り画像を撮ろうと笑顔を作ったときはどうしても作った笑顔感が出てしまいます。
そうではなく、自然体で心から楽しいと思えているときに撮った写真は後から見ても楽しそうなのが伝わってきます。
笑顔は私たちは作ろうと思えば作れますが、どうしても心から楽しめていないときは目に現れてしまいます。
それをごまかすことはできません。
誰かとのやり取りで心がざわついたときは、相手が笑っていてもそれが心からの笑顔かどうかじっくりと観察したほうがいいです。
自分を守るためにも、相手が怒らないように真相を確かめたほうがいいです。
あるいはいったんその場をおさめ、後日対策を考えてから相手と話したほうがいいです。
心のからの笑顔とそうでない笑顔の違いを言葉で説明することはむずかしいですが、それは相手との付き合いが長くなればなるほど自然と分かるようになっていきます。
いつも落ち着いて対応することを大事にしてください。
5:頻繁にまばたきをする
嘘つきな人は頻繁にまばたきをして、自分の心を誤魔化そうとします。
嘘をついているときは心が動揺して、それが挙動不審な言動となって表れます。
しかしそれをおおっぴらにはできないため、頻繁にまばたきをすることで誤魔化します。
嘘をついていることがバレたらどうしよう?自分の評価は下がってしまうのだろうか?相手に嫌われてしまうのだろうか?と不安な気持ちで押しつぶされそうになっているはずです。
少しでも自分を安心させて冷静でいたいという気持ちから、それが頻繁にまばたきをする仕草となって表れます。
誰かと会話しているときは、たとえ恥ずかしい気持ちがあっても目をそらさないようにしてください。
そして頻繁にまばたきが多いと感じたら、相手のことをまるまる信じない方がいいかもしれません。
少し時間を持たせ、冷静になることで嘘かどうかを判断したほうがいいです。
6:よく水分を摂る
嘘つきな人はよく水分を摂る傾向があります。
嘘をつくと緊張して、ほんの少し体温が上昇したとします。
そうなると、心を落ち着かせるためによく水分を摂ったほうがいいかもしれません。
のども乾くので、ほんの少しでも喉を潤したいという気持ちからよく水分を摂るというのも考えられます。
ほっと一息つきたいときに珈琲や紅茶を飲んでティータイムをするのと同じように、水分を摂ることで自分の気持ちを落ち着かせようとしているのかもしれません。
職場や学校だとマイボトルや水筒を持参しているので、いつでも水分を摂りやすいです。
普段話している人で、やたらと水分を摂るなと引っかかることがあればじっくりと会話の内容を帰宅して整理してみてください。
嘘つきかもしれないし、本当に喉がかわいていたのかもしれません。
真相は分かりません。
周囲の人からの評判も耳に入れつつ、嘘つきかどうかじっくりと見極めましょう。
7:暑くないのにやたら汗をかく
嘘つきな人は暑くないのにやたら汗をかく傾向があります。
嘘をつくと自然と心拍数が上がり、ドキドキします。
その時暑くなくても、自然と汗が出てきます。
あるいは嘘がばれたらどうしようという不安から、冷や汗が出ていることも考えられます。
季節に関係なくたくさん汗を拭っていたり、普段からハンドタオルを持ち歩いていて拭いていることが多かったりする場合は気を付けたほうがいいです。
仕事柄集中すると汗をかいたり、一生懸命会話していると汗をかいたりすることもあります。
一概には言えませんが、会話の中で違和感を感じたら、汗かきかどうか普段から観察したほうがいいです。
思い込みから自分の人間関係にヒビが入ることもあるので、決め付けることはよくないです。
ただ、じっくりと様子を見た方がいいのは変わりないです。
8:足をもぞもぞ動かす
静止しているのにも関わらず、足をもぞもぞ動かす人は嘘つきかもしれません。
嘘をつくとき、どんなに嘘つきな人でも心がざわざわします。
それが行動に出てしまって、無意識のうちに足をもぞもぞと動かしているのだと考えられます。
会話をしているときはテーブル越しだったり、運転しながらだったりで立ったまま話すことは少ないです。
相手が落ち着きがないと感じたら、ちらっと足を観察してみてください。
無駄に足の動きが多いときは、何かをごまかしたり、嘘をついたりしている可能性があります。
足をもぞもぞ動かすのには、筋肉痛だったり、かゆかったり、何かしら体調が理由として考えるときもあります。
決め付けることはよくありません。
ただ、じっくりと観察することを忘れないでください。
まるまる相手を信じずに、自分の中にある冷静な心を忘れないようにしてください。
9:動作が大きくなる
嘘つきな人は1つ1つの動作が大きくなり、オーバーリアクションになりがちです。
嘘をつくとき、自然と心がざわざわしたり、嘘がバレた時のことを想像したりして不安になったりします。
しかしそれを言葉にすることはできないので、ごまかすために動作1つ1つが必然的に大きくなってしまいます。
本人に自覚はほとんどないので、無意識にしていることが多いです。
いつもよりやたらと声が大きくて、人を呼ぶときの動作が大きかったり、電話を取ったり文字を書いたりといった小さくても済む動作まで大きかったりするのはおかしいです。
少しでもいつもと違うと違和感を感じたら、相手の動作をじっくりと見つめてください。
最初から相手が言っていることが嘘だと決め付けることはよくないですが、少し疑い深い目を忘れないようにしてください。
10:早口で話す
嘘つきな人は嘘をつくときに特に早口で話す傾向があります。
誰だって嘘をつくときに罪悪感を持ちます。
そして嘘つきな内容の会話は少しでも手短に終わらせたいですし、相手に内容をツッコまれるような余裕は持たせたくありません。
畳みかけるように早口で話しているはずです。
どんなに相手が早口で話していても、そのペースに飲み込まれてしまわないようにすることがとても重要です。
少しでも疑問に思ったときは相手に一言声をかけて、自分のペースに持って行くようにしてください。
心を落ち着かせることが大事です。
早口で話す人は普段から行動も早くて、仕事もササっと済ませてしまうような人が多いです。
もし2人で会うことに苦手意識を感じたら、誰かを誘ったり、2人きりにならないように気を配るようにしてください。
11:声のトーンが高くなる
嘘つきな人は嘘をつくときに自然と声のトーンが高くなってしまいます。
嘘をつくとき、心拍数はいつもより少し上がります。
それを自分の中で抑え込むことが出来なくなると、声のトーンが高くなることで冷静さを取り戻そうとします。
いつもはさほどに声のトーンが高いと感じない人が高いと感じたら、普段よりも落ち着いて相手の会話を聞き取ったほうがいいです。
少しでもおかしいと感じたら、持ち帰らずにその場で解決したほうがいいです。
相手も何かしら悩みながらの嘘つきかもしれませんので、責め立てずに落ち着いて聞くようにしてください。
12:話の主導権を握りたがる
嘘つきな人はいつも自分が主役、話の主導権を握りたがる傾向があります。
嘘をつくには自分が中心でいないと、やりづらいです。
他に中心となる人がいた場合、嘘をついても相手を騙せるとは限りませんし、ツッコまれて辛い立場に追い込まれる可能性だってあります。
話の主導権を握り、相手に猶予を与えないことで全てを自分のものにしようとします。
何を話してもこちらの話はあまり聞いてくれないと感じたら、あまり相手との距離は近くしない方が無難です。
プライベートなお付き合いも避けたほうがいいです。
話の主導権を握って相手のペースも配慮できない人は、どちらかというと自己中心的で振り回されることが多いです。
そして嘘つきです。
適度な距離感をキープしつつ、相手にのまれないように気を付けてください。
13:何度も同じことを話す
嘘つきな人は何度も同じことを話し、誰かにそれをツッコまれても繰り返します。
嘘つきな人は相手が自分の嘘を信じてくれているかとても不安な気持ちになります。
そこで反復させることで、さらに相手を自分のペースに飲み込もうとします。
嘘をついている後ろめたさから、何度も同じことを話してしまう傾向もあります。
本当にこのまま嘘を貫き通してよいものか?相手は本当に自分を疑っていないだろうか?と不安になるとキリがありません。
普段から何度も同じことを話すことが多い相手とは、少し距離感を持ちつつお付き合いを続けたほうが無難かもしれません。
何か頼まれごとをされたり、誘われたりしたときは2人きりで出かけないほうがいいです。
相手のペースに飲み込まれないようにしてください。
14:話題が急に変わる
嘘つきな人は嘘をついたときや、嘘が終わったタイミングで話題が急に変わります。
嘘をついた内容を相手に反復されるとツッコまれる可能性がありますし、一通り嘘をつけたらその話をすぐにでも終わらせたいはずです。
そのため、無理にでも話題を変えようとします。
今まで相手からの頼まれごとや相談事を聞いていたのに、急にまったく関係のない世間話をふられたり、話の腰を折ろうとしたりしてきたときは要注意です。
話題が急に変わったなと感じたら、一度元の話題に戻してみてください。
それでも相手の反応が変わらなければ、さほどに疑わなくてもいいと思います。
逆に少しでも顔色が変わったら、嘘をついている可能性があります。
普段から話題が急に変わることが多いなと感じたら、聞き流す程度に聞いておくほうが無難です。
あまり相手のペースに飲まれないようにしましょう。
15:話のつじつまが合わない箇所がある
嘘つきな人は話のつじつまが合わない箇所があり、じっくり聞くと目立ちます。
一度嘘をついて、そのまま嘘をついたことを認めて謝罪せずに嘘の重ね塗りをすると、どうしてもつじつまが合わなくなります。
想像上の話で無理矢理本当の話のように見せかけようとするので、じっくり聞くと違和感を感じます。
普段からオーバーな話が多かったり、周囲の人を集めるくらいの会話力がある人ほど、もしかしたら話のつじつまが合わない箇所があるかもしれません。
誰かと話をするときは、出来る限り最初から最後までじっくりと相手の話を聞くようにしてください。
そして、大事なところはメモをとるようにしてください。
記録は後々トラブルが発生したときに重要な証拠となります。
つじつまが合わないなと違和感を感じたら、それらを記録しておくと心強いです。
ボイスレコーダーやスマホの録音機能も頼ってもいいです。
相手の前でやることに抵抗を感じたら、一人になったときに覚えている範囲で会話した内容を覚えておきましょう。
嘘をつく理由
嘘つきな人には嘘をつく理由があるはずです。
嘘つきな人も根っからの悪人というわけではありません。
何かしら心の中で葛藤していたり、悩みを持っていたりすることから嘘をついてしまいます。
そして、嘘つきな自分を責めてしまうこともあるはずです。
嘘つきな人に騙されると、すごく嫌な気持ちになってしまいます。
すごく分かります。
まずは嘘つきな人の嘘をつく理由をきちんと理解し、相手を拒否せずにお互い本音で話せる関係に持って行くことができれば素敵です。
嘘をつく理由を見ていきましょう。
自信がない
嘘つきな人は、自分に自信がないことから嘘をついている可能性があります。
自分に自信がない理由、これは幼い頃からの家庭環境、学校でのいじめを受けた経験や人間関係に悩まされた過去など辛い経験からくることもあるので、嘘つきな人を責め立てようとしないでください。
一番愛して欲しい幼い時期に、実の両親に褒められたり、愛情深く接してもらったりする機会が少ないと、どうしても自分に自信がなくなってしまいます。
これは実際に経験した人でないと分かりません。
同じように学校でのいじめや職場での人間関係によるストレス、これらも自分をまるごと否定されることです。
長期間続くと自分に自信をなくしてしまいます。
一度受けた心の傷は簡単には治らないので、どうしても自信のなさから嘘をついてしまいます。
もしも嘘つきな人が自分にとって大切な人で、嘘つきをやめて欲しいと思うならきちんと向き合ってください。
そして繰り返し、相手のことを褒めて愛情深く接してあげましょう。
注目されたい
嘘つきな人は、ただ注目されたい一心で嘘をつく傾向があります。
注目されようと思うと、実際にない成功話や自慢話で嘘をついたり、自分をよく見せるためにできないこともできると話したりします。
注目されたい一心で嘘をつき、最初の頃は人が集まってくるかもしれません。
しかし同じことを何度も繰り返すと、誰からも信じて貰えなくなります。
注目されたい!自分を見て欲しい!と不安な気持ちでいっぱいなことをまずは理解してあげましょう。
その上で、嘘で固めた自分で注目されても、虚しさしか残らないことを理解してもらうことが大事です。
本当に注目されたいなら、自分が理想とする人物像に近づくための努力を重ねていくしかありません。
普段から自慢話が多いと感じる人がいたら、すべてを受け止めるとストレスがたまります。
半分くらいは聞き流し、大事な人なら嘘をつくことがよくないことであることを繰り返し伝えてください。
自分の身を守りたい
嘘つきな人は、自分の身を守りたい一心で嘘を重ねているのかもしれません。
自分の本当の気持ちを話すと、今いる環境下で仲間外れになる可能性があったとします。
自分の身を守る一心で、相手に合わせて本音を言わずに嘘を重ねていってしまいます。
自分の身を守るために嘘を重ねると、結果的にそれがストレスになってしまいます。
周囲の人に本音を話せない環境もあるかもしれません。
普段からあまり自分の気持ちを話さない人ほど、自分の身を守るために嘘をつこうとします。
どんな環境下であっても、お互いの気持ちを話せる環境づくりをしていきましょう。
得したい
嘘つきな人は、得したいと損得勘定から嘘をつきます。
誰だって自分が得したいという気持ちはあっても、誰かを騙してまで得することに罪悪感を感じて踏みとどまる人たちが大半です。
それよりも自分の利益を優先させようとする人たちが嘘つきになります。
あまり儲かる見込みのない仕事話をオーバーに儲かるからと誘ったり、実際に必要な費用より高めのコストで請求したり、やり方は色々あります。
普段あまり親しくない人から儲け話をふられたり、やたらとオーバーな話があったりしたときはあまり信じない方がいいでしょう。
得したいからと嘘をついても、結果的に人の信頼関係を失うので損をします。
もし自分にとって大切な相手なら、何事も損得勘定に囚われないことの大事さを繰り返し伝えてあげてください。
人に負けたくない
嘘つきな人は負けず嫌いで、人に負けたくない一心で嘘を重ねています。
誰かが成功したり、自分よりも勝っていたりするとそれを認めようとしません。
嫉妬心で心がいっぱいになり、できないこともできると言ってしまうことがあります。
勝つことも大事ですが、それよりも嘘をつかないことのほうが大事です。
今トップに立つような人たちだって、たくさんの失敗を重ねてきた過去があります。
人に負けたくないという気持ちよりも、まずは自分で努力するようにしていったほうが早いです。
負けず嫌いで嘘つきな人が近くにいたら、嘘をついて人から注目されるよりも、努力を重ねて注目されるほうがずっと美しいことを伝えましょう。
誰にだって見栄を張りたくなる気持ちはありますが、それよりも行動で努力を重ねていってほしいです。
その場を盛り上げたい
嘘つきな人は純粋にその場を盛り上げるために嘘をつきます。
その場を盛り上げるためについてしまう嘘、嘘つきな人本人の自慢話だったり、周囲の人のプライベートを面白おかしくいじったり、どちらにしてもあまりよくないです。
嘘に巻き込まれた当事者でない限り、その場は楽しく盛り上がることができるかもしれません。
しかし、作り上げられた嘘に巻き込まれた本人はその場に居合わせなくても心に傷を残してしまいます。
普段から盛り上げるのが上手で、何でもオーバーな話し方をする人の話は聞き流すくらいがちょうどいいのかもしれません。
一緒になって盛り上がると、嘘つきな人と同じように見られてしまいます。
その場を本当に盛り上げたいのであれば、周囲の人に配慮して、浮いている人がいれば優しく声をかけてあげるのが一番大切です。
一時の浮ついた気持ちで簡単に嘘をつかないことが大事です。
そして、それを真に受けないようにすることも大事です。
隠し事がある
嘘つきな人は隠し事があって、それをごまかすために嘘を重ねていきます。
一度嘘をつくと、それが嘘であったことを認めて周囲の人に謝罪するのには大きな勇気が必要です。
今までの信頼関係を失いますし、嘘つきな人というレッテルを貼られてしまいかねません。
それが怖いから、嘘を嘘で重ねていくために隠し事の上にさらに嘘をつきます。
話し上手なのに行動が伴ってこない人、自分のプライベートな話はほとんどしない人、何か聞きたいことがあって話しかけてもすぐに話題を逸らす人、じっくり観察しながらお付き合いしたほうがいいと思います。
隠し事の内容は人それぞれ、もしかしたら人には言えないような悩みだったり、体調面の心配だったりするのかもしれません。
自分が巻き込まれない限りは、嘘をついていると分かってもあまりツッコまないであげたほうがいいかもしれません。
隠し事であろう核心をついてしまう前に、一度立ち止まって考えてみてください。
嘘を付くことが悪いと思っていない
嘘つきな人は嘘を付くことが悪いと思っていないので厄介です。
普段から当たり前のように嘘をついていると、それが普通のことのように麻痺してしまいます。
周りの人から批判されたり、友達と仲違いしたりしても、それよりも自分の生きやすさを重視してしまいます。
嘘つきな人と心から向き合いたいのであれば、時間をかけたやり取りが必要です。
嘘をつくことで傷つく人がいること、一度嘘をつくと何度も嘘の上塗りをする必要があること、目先の利益よりも長い目で見たものを優先すべきこと、他にもたくさんあります。
一度くらいでは伝わらないので、繰り返し何度も何度も伝えないといけません。
心が折れそうになったら離れて、ちょうどいい距離感で向き合っていったほうがいいです。
心の病気の可能性も
嘘つきな人は心の病気の可能性があり、それを本人が自覚していないのかもしれません。
心の病気は本人が認識できていない場合も多いので、あまりにも周囲との人間関係に支障をきたしている場合は専門医師の受診をしたほうがいいです。
心の病気の治療は専門医、心理カウンセラー、そして周囲の人たちのサポートが必要不可欠です。
自分の心が折れてしまわないよう、複数の人たちで支えていったほうがいいです。
特に一緒に生計を共にする家族の場合、サポートする側が潰れてしまわないように配慮が必要となります。
パーソナリティ障害
心の病気の1つに、パーソナリティ障害というものが挙げられます。
パーソナリティ障害は認知における行動や考え方が平均的な人たちよりも大きく乖離しています。
そのため、周囲の人たちとの人間関係においてトラブルを引き起こします。
子供の頃は気付かないことが多いのですが、思春期から成人にかけて多く見られます。
パーソナリティ障害にはいくつかのタイプがあり、普通とはかけ離れた考え方や行動に周囲の人が振り回される傾向があります。
本人は自覚がない場合も多くあります。
決して見放さず、根気よく治療を続ける必要がある病気です。
嘘つきを通り越してトラブルが多い場合、心の病気も視野に入れたほうがいいです。
嘘つきな人に騙されない方法
嘘つきな人には特性があっても、騙されてしまう人は騙されます。
自分で普段から自覚しておき、騙されないようにする方法を身につけておいてください。
いつも人と接するときに、相手のことを疑ってかかるのは心が疲れてしまいます。
最初から嘘つきな人を見抜く方法を知っておくことで、ストレスを軽減させてください。
優しい心を持つことはとても大事ですが、優しさがゆえに嘘つきな人に騙されて自分の心に傷ができるのは避けたほうがいいです。
時には心を鬼にして、人と接するときにフィルターをかけたほうがいいです。
表情や動作をよく観察する
相手の人柄が分からないうちは、表情や動作をよく観察してください。
嘘つきな人には一定の特性があり、特に嘘をつこうとしているときにはそれらが顕著になって表れます。
初対面に近い人ほど騙しやすいと思い、距離感を縮めようとしてきます。
初対面なのにやたらと親し気に話しかけてきて、すぐにランチや飲みに誘ってくる人にはほんの少し警戒心を持ったほうがいいです。
いつも同じことを繰り返し話していたり、やたらと自慢話が目立ったりする人も気を付けてください。
新しい環境下に置かれたときこそ、嘘つきな人を見抜くのはむずかしいです。
周囲の人からの評判なども聞くようにしてください。
最初から信用しない
人のことを最初から信用すると、時々大きなトラブルに巻き込まれてしまいます。
初対面の人を全員最初から疑ってかかるというわけではありませんが、ある程度親しくなるまでは心を許さないほうがいいです。
聞かれても話したくないことはごまかせばいいですし、頼まれても嫌なことはハッキリと断ればいいです。
嘘つきな人は初対面の人こそ、自分のペースに巻き込もうと最初は優しく接してきます。
最初のうちは一定の距離感をキープしつつ、相手の人柄が分かってからプライベートでも親しくなるようにしてください。
恋愛にも同じことが言えます。
言葉上手な男性のペースに飲まれず、自分で相手を見極めるスキルを身に着けていってください。
話を聞き流す
人の話はきちんと聞くことが大事ですが、それが仕事や信頼関係に関わるような話題でなければ、時々聞き流すくらいのいい加減さが大事です。
何でもストレートに受け止めて信じていると、自分の心が疲弊してしまいます。
今日会った人との会話内容をぼんやり覚えているくらいがちょうどいいです。
自分にとって都合が悪い、相手のペースに飲まれそうといった話題については特に聞き流したほうがいいです。
嘘つきな人は素直に自分のことを受け入れてくれる人が大好きです。
さらに嘘をついて自分の都合のいいように巻き込もうとします。
嘘つきな人を蹴散らすくらいの強さで、話を聞き流すくらいのいい加減さも持ち合わせておいてください。
なるべく複数人で話す
もしかして嘘つきかも?と感じる人とのやり取りはなるべく複数人で話すようにしてください。
嘘つきな人は会話の主導権を持ちたがります。
2人きりだとどうしても相手のペースにのまれてしまうので、複数人で話すことで避けるようにしてください。
飲みに誘われたら、周囲の友達や同僚も巻き込む。
デートに誘われたら、いっそのこと合コンにしてしまう。
多少強引にでも、2人きりにならないようにしてください。
嘘つきな人は時にとても強引で、自分の都合よく事を運ぶために無理にでも相手を騙そうとします。
そうならないためにも、最初が肝心です。
プライベートな連絡先を聞かれても、上手に交わして誘われないようにすることも大事です。
共通の友人知人に相談する
まだ人柄が分からない人や嘘つきと感じる人とのトラブルは、共通の知人友人に相談することで解決に繋がるかもしれません。
嘘つきな人は相手を見て嘘をつきます。
「この人なら信じてくれそう。騙せそう。」「この人なら自分の都合のいいように動いてくれそう。」と悪意を持って嘘をつくことだってあります。
共通の友人知人に相談して味方を増やすことで、嘘つきな人のペースに飲まれないようにすることができます。
また、味方がいることで嘘つきな人も一定の距離感をキープしようとします。
自分よりも先輩、上司といった目上の人のほうが心強いです。
自分の殻に閉じこもらずに、誰かに相談することを忘れないでください。
重要な事は話さない
心を許せる相手でない限り、重要な事は話さないに限ります。
自分にとって重要なことを乱されると、とてもストレスを抱えます。
しかし嘘つきな人は重要な事こそ聞き耳をたて、ありもしないことをでっち上げて噂にすることだってあります。
悩み相談や今抱えている大事な案件、誰かに聞いて貰うことで心を落ち着かせたいときは誰だってあります。
しかし一度落ち着き、本当に話してもいい相手かどうかじっくりと見極めるようにしてください。
相手から聞かれても、うまく交わすスキルを身に着けることも大事です。
嘘つきな人が相手を見極めるように、自分自身も相手を見て重要なことを話すようにしてください。
関わる機会を減らす
嘘つきな人とは出来る限り関わる機会を減らし、ストレスを軽減させてください。
自分にとってよほど大切な家族や恋人、親友ではない限り、嘘つきな人と無理に一緒にいる必要はありません。
嘘をつかれる度にストレスを抱えるくらいなら、必要最低限のやり取りを徹底させたほうがいいです。
嘘つきな人は騙しやすい人を嗅ぎ分けるスキルが高く、一度いけると思うとどんどん距離感を縮めていきます。
思い切らないと、悪い方向へ進む一方です。
嘘つきな人と面と向き合い、嘘をつくことがよくないことだと伝えても、それが相手に通じるかどうかは未知数です。
自分がもう限界だと感じる前に、嘘つきな人との距離感はじわりじわりと離していきましょう。
遊びや飲みに誘われても、断り続けても問題ありません。
思い切って縁を切る
嘘つきな人とは思い切って縁を切ってしまい、関係をなくしてもいいです。
嘘つきな人に性格を改めてもらい、嘘をつかないように心がけてもらうには長期間根気良いやり取りが必要です。
そこまで頑張る必要がないのなら、思い切って縁を切って自分がストレスをためないようにしたほうがいいです。
思い切って縁を切るのも、相手に気付かれないように少しずつにしてください。
プライベートな誘いは断り続ける、自分からは連絡しないを徹底します。
しつこく連絡がくるようであればLINEブロック&着信拒否もやむを得ないです。
仕事関係や共通の友達がいる場合、関係を断っても顔を合わせることはあるかもしれません。
自分の立場が不利にならないよう、周囲の人も味方につけながらやり取りしなくて済むようにしていきましょう。
思い切って縁を切るのはむずかしいかもしれませんが、時には強い判断を求められる場合もあります。
嘘つきな人の癖を見抜いて自分を守ろう
嘘つきな人の癖を見抜き、トラブルに巻き込まれないようにして保身しましょう。
嘘つきな人と深く関わると、そこから抜け出すまでにも疲れますし時間が必要です。
最初から嘘つきな人を見抜き、あまり親しくならないようにしてください。
世の中には色々な人がいます。
自分のことを一番に考え、大切な人との関係も維持できるように嘘つきな人と関わらないようにしましょう。