ルールを作ると、夫婦、カップル、友達のいずれも喧嘩にならずに平和にやり取りができるようになります。
喧嘩が多いとお悩みの人は多く、仲良くしたいのにどうして喧嘩がたえないのだろう?とモヤモヤする日々です。
一緒にいる時間が長いと喧嘩するのは自然ですが、それでも喧嘩を減らす方法があります。
今回は喧嘩になる前に話し合って決める、ルールの作り方について紹介します。
いつも喧嘩ばかり!その理由は?
いつも喧嘩ばかりしてしまうのには、色々な理由があります。
人それぞれ価値観が異なるので喧嘩になるのは自然なことです。
夫婦、カップル、友達に特に多いのは一緒に過ごす時間が長く、だんだん遠慮がなくなってくることから喧嘩ばかりになりがちです。
時々顔を合わせる程度の知り合い、仕事でやり取りする上司や同僚、初対面の人などには気遣いをします。
そのため、さほどに喧嘩にはなりません。
自分をフリーにできる時間帯に一緒にいる人とは、どうしても喧嘩ばかりになります。
友達、恋人、家族とは楽しく一緒に過ごしたいのに、なぜ喧嘩ばかりになるんでしょう?
自分を責めてしまいますし、残念ですよね。
もう少し喧嘩ばかりになる理由を具体化して、一緒にモヤモヤする気持ちをシェアしましょう。
価値観の違い
夫婦、カップル、友達、それぞれ喧嘩が多いのは価値観が異なるからです。
一日三食食事のスタイル、夜就寝時の過ごし方、家事のやり方、インテリアや雑貨の好み、休日に行きたい場所、リラックスする時間、LINEや電話の頻度、細かく分けると数えきれないくらい価値観があります。
些細な価値観の違いはお互い我慢して許せても、それが増えてきたり、過ごす時間が長くなってお互い譲らなくなったりすると喧嘩になります。
価値観の違いは価値観が合う人とでも多少あると思ったほうがいいです。
すべて自分が正しいと思い込まないようにして、お互い歩み寄るようにしましょう。
喧嘩になりそうだと思ったら、いったん1人でクールダウンしてから一緒に過ごすのも1つの方法です。
価値観が違うから離れるとすぐに結論を出さず、色々なやり方を模索してみてください。
生活習慣の違い
夫婦、カップル、友達、それぞれ喧嘩が多いのは生活習慣の違いからもきます。
朝起きる時間、夜寝る時間、晩酌の有無、朝ごはんはパン派かご飯派か、自宅にゲストをお招きするのが好きかどうか、アクティブかインドアか、きれい好きかどうか、想像するだけでも色々な生活習慣があります。
一緒によく遊ぶ友達なら多少の生活習慣の違いは笑って許せても、夫婦、同棲中のカップルにとっては生活習慣の違いはストレスになります。
一緒に過ごす年月が長くなると、日頃のストレスから些細な事でも喧嘩になります。
もともと違った生活環境で過ごしていたのですれ違いは当然のことと受け入れ、新しい生活環境を作っていくしかありません。
自分のプライベートくらい好きに過ごしたいのが本音ですが、大切な人と過ごす時間を良いものにするためなら頑張れます。
育った環境の違い
育った環境の違いから、喧嘩になることがあります。
過去のヒットソングの歌詞にもあるように、育った環境が違うと自分が予想もしてこなかった行動をとられてしまい、びっくりすることがたくさん起こります。
夫婦やカップルだと、2人の過ごし方、デートのときの金銭感覚、男性と女性の立場の考え方、それぞれの家族との関わり方、これ以外にも色々出てきます。
落ち着けば「育ってきた環境が違うから仕方ないね」と笑えるのですが、度重なったり、あまりにもストレスがたまると我慢ができなくなります。
友達も夫婦やカップルほどでなくても、お互いの距離感、友達とのやり取り、物事の考え方、家族との関わり方、物への執着、と意外と育った環境の違いを実感することはたくさんあります。
学校や仕事場でできた女友達は顔を合わせる時間が長いため、さらに喧嘩になる頻度が増えてしまいます。
自分の育ってきた環境が当たり前だとは思わずに、色々な環境があることを理解してください。
それを具体化させるために著名なエッセイを読んだり、日頃からたくさんの人と幅広い会話をするようにしてください。
第一印象とのギャップ
第一印象とのギャップが大きいと、夫婦、カップルは特に喧嘩になってしまいます。
初対面のときはお互い自分を良く見せようと背伸びをしますし、出来ないことも出来ると見栄を張ってしまいます。
人を好きになると、エネルギーが湧いてきます。
普段は着ないような可愛らしいワンピースを着て、美容室でヘアセットしてもらって、メイクも気合を入れて、まるで一日シンデレラのようなデートもできます。
初デートで相手を喜ばせるために、睡眠不足になるくらいデートコースを吟味します。
お誕生日にサプライズするためにバイトを増やしたり、それとなく欲しいものを聞いたり、とことん相手のために尽くします。
一緒に過ごす年月が長くなると、少しずつそういった姿勢は軟化していきます。
お互い付き合いたての第一印象と今のギャップが大きいと、思っていたような相手と違う!と相手を責めてしまいます。
初対面のときは猫を被っていても、だんだん慣れてくると素に近くなるのは誰でも同じであることを受け入れましょう。
その上で、お互い相手にどういった人でいて欲しいのかを話し合ってみてください。
素のままの自分を許してくれる人こそ、本当の意味でのカップル、夫婦です。
自分を良く見せたい気持ちを大事にしつつも、本音で言い合える関係を築いていきましょう。
ルールを作るメリットは?
喧嘩が多いとお悩みなら、ルールを作ることでメリットが生まれます。
いつも喧嘩の原因は似ていることが多く、喧嘩になる前にどうすればいいかをルールで決めておくと喧嘩を減らすことができます。
お互いが平等になるようなルールにしておくと、不公平感が生まれづらいです。
まずはノートやパソコンにそれぞれの希望を書き出し、妥協点でルールにしておきましょう。
さらに忘れることのないよう、アプリやパソコンでデータ保管しておいてください。
ルールを作るメリットを紹介します。
少し面倒かもしれませんが、メリットを知ればルールを作りたくなるはずです。
事前に喧嘩を予防できる
ルールを作っておくと、事前に喧嘩を予防することができます。
夫婦、カップル、友達のいずれも一緒に過ごす時間が多く、喧嘩の内容も似通ったものが目立ちます。
ルールという防波堤があれば、イライラしても「相談して決めたよね」と落ち着いて話すことができます。
夫婦だと家事の分担で喧嘩が多いなら、それぞれの担当をリストアップして、さらに体調不良などイレギュラーなときの対応方法も書いておくといいです。
カップルだとデートのときの金銭感覚やどちらが奢るかで喧嘩が目立つなら、普段のデートのとき、記念日、お互いの誕生日とそれぞれでルールを決めると楽です。
友達だと、お互いの距離感で喧嘩になるなら、LINEの連絡や遊ぶ頻度、適度な距離感をキープすることなどを決めるといいです。
特に女性はむずかしいです。
何でも言い合える仲だからこそ決めることができるルールです。
不公平にならないよう、納得のいくルールを決めましょう。
食い違いが発生しない
ルールを作っておくと、食い違いが発生しないので喧嘩が少なくなります。
夫婦、友達、カップル、いずれもお互いの考えていることや価値観全てを把握しているわけではありません。
時に相手のために良かれと思ってしたことで怒られ、喧嘩になることもあります。
ルールがあることで、お互いの見えていないところも分かりやすくなります。
お互い一緒に過ごすときは気持ちよく過ごせますし、1人のときも相手のために色々としてあげることができます。
多少面倒くさくても、食い違いの発生を予防するには細やかなルール設定が有効です。
すぐに仲直りできる
ルールを作っておくと、喧嘩をしても仲直りが早くなります。
一度喧嘩してヒートアップすると、同じことで喧嘩してもその都度どこで妥協点を見つけるかでさらにヒートアップします。
お互いいちいち覚えていないので、あの時はああだったのにとお互いを責めることも日常茶飯事です。
ルールを作っておくと、分からないことを調べる辞書のようにすぐに妥協点を見つけることができます。
仲直りがスムーズになり、お互い同じことで喧嘩をしなくなっていきます。
まずはよくある喧嘩のネタをリストアップして、それぞれの希望を書いてから妥協点を話し合ってみてください。
喧嘩のネタをリストアップするときは、カレンダーの裏側にデカデカと油性ペンで書くくらいの勢いがあったほうがいいです。
そのほうが、お互い本音で言い合えてスッキリします。
長く付き合うことができる
ルールを作っておくと、長く付き合うことができて楽しいです。
喧嘩の回数が増えるとストレスがたまり、だんだん相手のことが嫌になってしまいます。
ルールを作ることで喧嘩の回数が減り、すれ違いも減っていきます。
一緒に過ごすこと自体がストレスという状況から、少しずつお互いの気持ちも軟化していくはずです。
お互いの理解度も高まり、一緒に過ごすと素直な気持ちで楽しめるようになります。
住宅購入や家電購入の際に安心できるところから納得いくものを選び、長く愛用する感覚に似ているかもしれません。
面倒でも最初にルールを納得いくまで決めておき、お互いそのルールを守るようにしましょう。
ルールの作り方15個
夫婦、カップル、友達とそれぞれのルールの作り方を紹介します。
喧嘩の回数を減らすためにあらかじめルールを作るとメリットがたくさんあることは分かりました。
しかし、いざルールを作るとなるとどうやればいいのか考えてしまいます。
感情を持った人同士がちょうどいい妥協点を見つけてルールを決めるまでに、新しい喧嘩が勃発するのではないだろうか?
ルールを決めても、時間の流れとともに忘れてしまうのではないだろうか?
決めたルールがいい加減になり、立場の強い方の言いなりになる未来が見えていないだろうか?
などなど不安が尽きません。
法律、社内規約、校則といった公のルールではないため、どこまでお互い守れるのか心配になりますよね。
お互い気持ちよく守れるルールの作り方を知り、長く安定したお付き合いができるように頑張りましょう。
夫婦編
まずは夫婦間のルールの作り方を紹介します。
カップルから夫婦になって一緒に住むと、デート期間は見えてこなかったお互いの生活習慣や価値観の違いにイライラすることは増えます。
ストレスがつもりにつもると爆発して、喧嘩の回数も増えてしまいます。
せっかく好きで一緒になったのですから、離婚という選択をしなくても済むように2人の間でルールを決めておきましょう。
将来的に子供が生まれると、もっと喧嘩になりそうな種は増えていきます。
生活環境が違う2人が結婚したのだから、理想のようにうまくいかなくて当然ということを受け止め、さらに今後を良くする方法を考えていってください。
夫婦間でルールを決めても守らないのでは?という意見もありますが、夫婦でルールを決めておくことで、いつまでも新鮮な気持ちをキープできる魅力もあります。
結婚する前にルールを作る
夫婦間のルールはできれば結婚する前に作っておくようにしてください。
結婚前にルールを決めておくと、実際に新婚生活が始まってからのすれ違いを防ぐことができます。
2人の新居、家事の分担、妊活の時期、女性は仕事を続けるかどうか、お互いの両親との同居の有無、こういったことを決めながらルールも決めましょう。
場合によってはお互いの両親や兄弟姉妹に関係する夫婦のルールもありますので、結婚する前のほうが相談しやすいです。
さらに新婚生活が動き出すと、2人とも忙しくてルールを決める余裕がなくなります。
夫婦共働きであれば仕事、家事、親戚付き合い、友達とのやり取り、結婚祝いの内祝い、新婚旅行、時間に終われているとあっという間に1年くらい過ぎ去ります。
お互いゆったりした時間でデートができる恋人期間のうちに、落ち着いてルールを作っておきましょう。
結婚生活で何を大切にしたいかを想像しながら考えていくと、そんなにギスギスせずにルールも考えられるはずです。
お互いの価値観を擦り合わせる
夫婦お互いの価値観を擦り合わせてルールを作るようにしてください。
夫婦のルールを決めるときに事務的なやり取りのみになると、あとからお互いの考えが入っていないと喧嘩になります。
ルールを1つずつ決めていき、それぞれ価値観も擦り合わせるようにしましょう。
たとえ時間がかかっても、相手にどう思うか確認しながら進めていってください。
今まで見えていなかったお互いの価値観に気付くこともあるので、自分の気持ちや今後どうありたいかは素直に話したほうがいいです。
納得いくまで話し合って、夫婦のルールを決めていってください。
お金の管理や家事の分担は必ず決める
夫婦のルールでお金の管理や家事の分担は必ず決めておいてください。
夫婦の喧嘩で一番多いであろう金銭感覚の違い、家事をしない夫への不満、こういったものこそ夫婦のルールを決めておくことで、トラブルを減らしましょう。
お金の管理をどちらがするか決めておかないと、結婚後グダグダになって無駄な浪費を招いてしまう可能性があります。
夫婦別会計であっても、お互いの会計は明瞭にして、さらにどちらかが働けなくなったときのことも想像しながら生活設計をしていきましょう。
家事の分担は夫婦共働きがほとんどのため、きちんとルールで決めておいたほうがいいです。
思っている以上に男の人は何もしません。
妻のことを実家の母のように考えていて、脱いだ服すらぐちゃぐちゃの夫もいます。
新婚生活を夢見てお花畑にならず、現実をしっかり見てシビアにルール決めをしましょう。
ルール内容は明確に
夫婦間のルール内容は明確にされたほうがいいです。
家事の分担、お互いの両親や親戚付き合い、友達付き合い、妊活、夜眠る時間、朝起きる時間、食事の食べ方、外食の頻度、こういった細かいところまで明確にしましょう。
1つでもグダグダにしたり、その時がきたら考えようと流したりしておくと、後から困ることがたくさんあります。
特に家事の分担、どちらか帰宅が早い方から率先して家事をするといったザックリした決め方だと、結局女性に負担がいきがちです。
子供を希望するかどうか、両親との同居の有無、こういったあたりは結婚後にすれ違いが分かると離婚案件になりかねません。
女性が夫側の両親にストレスを感じ、離婚に踏み切ることはたくさんあります。
結婚前という幸せな時期にシビアな話はしたくないかもしれませんが、将来のことも想像しながら話し合ってください。
挙式、披露宴、二次会、フォトウェディング、海外挙式、色々な形でお祝いしてもらっている時間はまさに幸せの絶頂と言えます。
そこから先の生活のほうが長いので、結婚式準備よりも夫婦間のルール決めのほうが時間をかけたほうがいいかもしれないです。
婚前契約書を作ることも視野に入れる
夫婦間のルールを確固たるものにするため、婚前契約書を作ることも視野に入れましょう。
夫婦間のルールに法的拘束力はなく、夫婦間のルールを破ったからといってすぐに離婚が認められるわけではありません。
法的拘束力のあるものにすることで、お互い緊張感を持ってルールを守ろうとします。
婚前契約書はひな型がネット上にあります。
ひな型をダウンロードして2人で作成するだけではなく、段階を経て弁護士に相談されたほうがいいです。
夫婦のいずれかがすでに莫大な資産を保有していたり、高額な年収を得ていたりすると今後それが夫婦間のトラブルになる可能性があります。
金銭面に関しては、特にシビアになりましょう。
弁護士への依頼はお住まいの市区町村で行われる弁護士相談を通じて、もしくは法テラスの利用、各都道府県の弁護士会からの紹介といった形で弁護士を選んでください。
弁護士費用や時間などコストがかかりますが、婚前契約書を作っておくことで安心して結婚生活を送ることができます。
カップル編
カップル間のルールの決め方も紹介します。
夫婦ほど一緒に過ごす時間は長くないものの、デートを重ねているうちにお互いの価値観のズレを感じたり、どちらか一方が我慢していたり、何かしらトラブルの種があります。
特に同棲となると夫婦と変わらないくらいの関係になるので、特にルールを決めておいたほうがいいです。
結婚のタイミング、お互いの仕事、家族関係、色々な不安要素もルールがあれば明らかでさほどに心配せずにすみます。
カップルなのに気楽に恋愛を楽しみたいという気持ちも分かりますが、長く安定したお付き合いができるよう、ルールを決めておきましょう。
特に女性は自分を守るという意味でも、ルールをハッキリさせておいたほうがいいです。
さらにお互い不満を抱えないようにすることで、平和なカップルでいられます。
カップルのルールについて紹介しますので、ぜひ彼氏彼女で相談してみてください。
ルールは5つ程度に絞る
カップルの間のルールは5つ程度に絞ったほうがお互いストレスが溜まりづらいです。
お互いの不満をすべて話して1つずつルールを決めていると、ルールはいくつあっても足りなくなります。
夫婦ほど縛りがないため、カップルのルールは絞って、お互いそれを守るようにしたほうがいいです。
カップルの間はお互いのことを知る期間でもあるので、ルールで縛りすぎずに、お互いの育ってきた環境、生活環境、価値観などの擦り合わせをしましょう。
ルールは浮気をしない、言いたいことはきちんと言う、後ろめたい隠し事はしない、デートのときのお財布事情(彼氏彼女の経済的な負担)、お互いの友達付き合いなど大事なところに絞っておきましょう。
ルールを決めるのはできるだけ早い方がいいので、付き合いたての頃に決めましょう。
どちらかが不利にならないよう、お互いの意見がきちんと入るようにしましょう。
ルールを決めることで、お互い安心してお付き合いができます。
相手のスマートフォンは見ない
カップル間のルールでお互い相手のスマートフォンは見ないとしたほうがいいです。
スマートフォンを見れば浮気しているかどうかが一目瞭然ですので、見たい気持ちは分かります。
しかし、浮気していなくても見られたくない部分もあります。
お互いの平和のためにも、相手のスマートフォンは見ないでおきましょう。
スマートフォンを見なくても安心できるよう、お互いのスケジュールをアプリで共同管理したり、友達と出かける予定を報告したり、仕事で忙しいといった近況を伝えたりするようにしてください。
言わなくても分かるだろうということはありません。
お互い何を考えているのか、今どういった状況なのかをきちんと伝えてください。
どんなに忙しくても、LINEや電話の返事は早めにしてあげたほうがいいです。
待っているほうはどんどん不安になり、スマートフォンを見ることで解決しようとしてしまいます。
連絡頻度を決める
カップル間のルールで連絡頻度は決めておきましょう。
LINEや電話の連絡頻度は人それぞれです。
よほど急ぎでない限り、時間のあるときに返せばいいやと数日そのままの人もいれば、すぐに返事をする人もいます。
価値観のズレから、いつになったら連絡があるのだろう?もう私のことは冷めたのだろうか?と不安になってしまいます。
連絡頻度を決めておくことで、そういった不安要素や、連絡しなくてはいけないストレスから解放されます。
マメでない人は最初から連絡が少なめであることを伝え、お互い何日以内にはきちんと返事をすることを約束しておきましょう。
仕事の繁忙期などのスケジュールもその都度伝えると、お互い不安になりづらいです。
ルール通りいかないときもきっとありますが、それでもお互い守ることで信頼関係を築いていくことができます。
不満はルールを決めるときに伝える
カップル間でルールを決めるとき、お互い持っている不満は伝えましょう。
ルールを決めるからと言って、お互い相手に嫌われたくない気持ちを持っています。
見栄を張ってルールを決めて、あとから不満を言い出すことがあります。
言われた側は「ルールを決めるときに言って欲しかった」とイライラします。
こういったすれ違いを予防するためにも、不満はルールを決める時に言いましょう。
仕事で忙しい時期は帰宅後寝るだけなので、LINEが返せない日もあるのであれば、翌日中にはLINEを返すといったルールにしましょう。
デートの頻度や時間帯、場所なども決めておくとスムーズです。
お互い奢ってくれる、奢ってくれないといった不満はあるあるですので、デートの時のお財布事情も相談しておきましょう。
納得いくまで相談して、2人だけのルールを決めてください。
仲直りするためのルールを決めておく
カップル間でルールを決めるとき、仲直りするためのルールも決めておきましょう。
たくさんルールがあっても、いざ喧嘩したときに仲直りのルールがないとどうすればいいのか悩んでしまいます。
お互い意地を張って、そのまま別れてしまうかもしれません。
仲直りするときはきちんと話し合って解決する、その日のうちに解決する、お互いわだかまりを残さないといったルールを決めておくといいです。
ルールになくても、お互い変なプライドが邪魔しないように素直な気持ちになることも大切にしてください。
少し照れくさいかもしれませんが、お互い仲直りするためのルールも相談しましょう。
友達編
友達間のルールの決め方も紹介します。
友達は相性が合うことで一緒に過ごす時間が長いです。
同じ職場や学校だとさらに一緒に過ごす時間が長くなります。
普段は楽しいと思っていても、ふとしたことで友達にストレスを感じたり、ふとしたことで友達との間で大きなトラブルになることができます。
せっかくできた友達をなくすことのないよう、お互いの間でルールを決めておきましょう。
ほどよい距離感とルールを守り、いつまでも安定した関係でいてください。
揉め事になることを禁止するルールを作る
友達間のルールは揉め事になることを禁止するルールを作りましょう。
女性同士、男性同士、それぞれどんなに親しい友達に対しても嫉妬心が芽生えることはあります。
あらかじめ揉め事になりそうなことは禁止して、嫉妬心が芽生えないようにしましょう。
特に金銭面や恋愛面は友達でもトラブルになることが多く、そのあとの仲直りもむずかしくなってしまいます。
せっかくできた友達、仲違いになるようなトラブルは避けましょう。
お互い対抗心をむき出しにすることなく、友達と過ごす時間は癒しの時間とできるようなルールを作ってください。
お金の貸し借りはしない
友達間のルールではお金の貸し借りはしないようにしましょう。
どんなに親しい友達でも、お金の貸し借りからルーズな対応をすると信頼関係を失ってしまいます。
お金の貸し借りを申し出ただけでも嫌がる人もいます。
お付き合いからお金の貸し借りを申し出ないといけないこともありますが、金銭的に苦しいときは飲み会のお誘いや趣味のお出かけも断りましょう。
今月出費が多くてしんどいから、また来月に誘ってください!と正直に話せばお互いスッキリできます。
お互いお金の貸し借りをしないほうが、人それぞれ違う金銭感覚でストレスを感じることもなくなります。
友達間のやり取りがストレスなくできるよう、毎月の出費から見直すのもおすすめです。
友達の彼氏彼女に手を出さない
友達間のルールで友達の彼氏彼女に手を出さないと決めておきましょう。
お互い自分の友達に限って彼氏彼女に手を出すわけがないと思っていても、まったく知らないところで2人が親しくしていることはよくあります。
きっかけは彼氏が彼女の女友達に相談したり、彼女が彼氏の男友達に相談したり、そんな些細なことです。
それでもお互い惹かれ合うと、浮気になるのはあっという間です。
そういうことを予防するためにも、最初から友達の彼氏彼女には手を出さないと決めておきましょう。
彼氏彼女と過ごす時間、友達と過ごす時間をスッキリと分けることも大事です。
普段からモテる魅力的な友達には、あまり自分の彼氏彼女を紹介しないほうが無難です。
お互いのSNSは教えない
友達間のルールでお互いのSNSは教えないとしてほいたほうが平和でいられます。
友達と会っているときは、お互いこの話題は嫉妬の対象になるから止めようと話題をセーブすることがあります。
女性だと、独身の友達に家庭の話はせず、お互いの共通の趣味の話、仕事の話、友達の近況といった話題を選ぶようにします。
男性だと、仕事でストレスを抱えている友達に自分の昇進した話は控えます。
しかし、SNSでは友達のことまで考えることはほぼなく、自分の日常を正直に投稿しています。
SNSでは幸せな日常の一コマと、プライベートの充実した時間、仕事場の楽しかった話、といった感じで主に充実した日々を投稿します。
それを自分の友達が見ることで、嫉妬心に燃え上がるかもしれません。
共通の友達と遊んでいる投稿を見て、どうして自分は誘われなかったのだろうと怒り出すかもしれません。
友達同士SNSを知っていると距離が近くなり、おいおいトラブルの原因になります。
聞かれても、お互いのSNSは教えないようにしましょう。
プライベートは詮索しない
友達間のルールでプライベートは詮索しないようにしましょう。
どんなに親しい友達であっても、一定の距離感がないとストレスの原因になります。
一緒に過ごす時間が長ければ長いほど、いらぬ干渉をしてお互いイライラする原因を作ってしまうかもしれません。
お互い彼氏彼女の愚痴を聞く機会があっても、聞くまでにとどめておきましょう。
こうしたほうが良い、ああしたほうが良いとあまり口やかましく言わないほうがいいです。
親しき中にも礼儀ありという言葉の通り、お互い分からないほうが平和なことがあります。
相手のプライベートに突っ込みすぎず、相手の話してくれたことに対して共感したり、時々自分の話を振ったりもしてください。
一定の距離感を大切に、友達とずっと親しくいられる関係を大事にしてください。
ルールを作って喧嘩を予防しよう!
夫婦、カップル、友達のそれぞれにルールを作っておいたほうが喧嘩を予防でき、さらに長く安定したお付き合いができることを紹介しました。
お互い色々不満を抱えることもありますが、価値観や育ってきた環境が違うからすれ違いがあって当然だと考えましょう。
その上で、ちょうどいい妥協点を考えながらルールを決めてください。
ルールを作って喧嘩を予防して、毎日を楽しく過ごすようにしましょう。
自分自身が笑顔でいれば、周りにいる人たちも自然と笑顔になることができます。
今日は少し嫌なことがあったと感じた日も、とことん楽しいと思えた日も、ルールを作ることでお互いが心地よく過ごせるはずです。