ルールを作ると、夫婦、カップル、友達のいずれも喧嘩にならずに平和にやり取りができるようになります。
喧嘩が多いとお悩みの人は多く、仲良くしたいのにどうして喧嘩がたえないのだろう?とモヤモヤする日々です。
一緒にいる時間が長いと喧嘩するのは自然ですが、それでも喧嘩を減らす方法があります。
今回は喧嘩になる前に話し合って決める、ルールの作り方について紹介します。
いつも喧嘩ばかり!その理由は?
いつも喧嘩ばかりしてしまうのには、色々な理由があります。
人それぞれ価値観が異なるので喧嘩になるのは自然なことです。
夫婦、カップル、友達に特に多いのは一緒に過ごす時間が長く、だんだん遠慮がなくなってくることから喧嘩ばかりになりがちです。
時々顔を合わせる程度の知り合い、仕事でやり取りする上司や同僚、初対面の人などには気遣いをします。
そのため、さほどに喧嘩にはなりません。
自分をフリーにできる時間帯に一緒にいる人とは、どうしても喧嘩ばかりになります。
友達、恋人、家族とは楽しく一緒に過ごしたいのに、なぜ喧嘩ばかりになるんでしょう?
自分を責めてしまいますし、残念ですよね。
もう少し喧嘩ばかりになる理由を具体化して、一緒にモヤモヤする気持ちをシェアしましょう。
価値観の違い
夫婦、カップル、友達、それぞれ喧嘩が多いのは価値観が異なるからです。
一日三食食事のスタイル、夜就寝時の過ごし方、家事のやり方、インテリアや雑貨の好み、休日に行きたい場所、リラックスする時間、LINEや電話の頻度、細かく分けると数えきれないくらい価値観があります。
些細な価値観の違いはお互い我慢して許せても、それが増えてきたり、過ごす時間が長くなってお互い譲らなくなったりすると喧嘩になります。
価値観の違いは価値観が合う人とでも多少あると思ったほうがいいです。
すべて自分が正しいと思い込まないようにして、お互い歩み寄るようにしましょう。
喧嘩になりそうだと思ったら、いったん1人でクールダウンしてから一緒に過ごすのも1つの方法です。
価値観が違うから離れるとすぐに結論を出さず、色々なやり方を模索してみてください。
生活習慣の違い
夫婦、カップル、友達、それぞれ喧嘩が多いのは生活習慣の違いからもきます。
朝起きる時間、夜寝る時間、晩酌の有無、朝ごはんはパン派かご飯派か、自宅にゲストをお招きするのが好きかどうか、アクティブかインドアか、きれい好きかどうか、想像するだけでも色々な生活習慣があります。
一緒によく遊ぶ友達なら多少の生活習慣の違いは笑って許せても、夫婦、同棲中のカップルにとっては生活習慣の違いはストレスになります。
一緒に過ごす年月が長くなると、日頃のストレスから些細な事でも喧嘩になります。
もともと違った生活環境で過ごしていたのですれ違いは当然のことと受け入れ、新しい生活環境を作っていくしかありません。
自分のプライベートくらい好きに過ごしたいのが本音ですが、大切な人と過ごす時間を良いものにするためなら頑張れます。
育った環境の違い
育った環境の違いから、喧嘩になることがあります。
過去のヒットソングの歌詞にもあるように、育った環境が違うと自分が予想もしてこなかった行動をとられてしまい、びっくりすることがたくさん起こります。
夫婦やカップルだと、2人の過ごし方、デートのときの金銭感覚、男性と女性の立場の考え方、それぞれの家族との関わり方、これ以外にも色々出てきます。
落ち着けば「育ってきた環境が違うから仕方ないね」と笑えるのですが、度重なったり、あまりにもストレスがたまると我慢ができなくなります。
友達も夫婦やカップルほどでなくても、お互いの距離感、友達とのやり取り、物事の考え方、家族との関わり方、物への執着、と意外と育った環境の違いを実感することはたくさんあります。
学校や仕事場でできた女友達は顔を合わせる時間が長いため、さらに喧嘩になる頻度が増えてしまいます。
自分の育ってきた環境が当たり前だとは思わずに、色々な環境があることを理解してください。
それを具体化させるために著名なエッセイを読んだり、日頃からたくさんの人と幅広い会話をするようにしてください。
第一印象とのギャップ
第一印象とのギャップが大きいと、夫婦、カップルは特に喧嘩になってしまいます。
初対面のときはお互い自分を良く見せようと背伸びをしますし、出来ないことも出来ると見栄を張ってしまいます。
人を好きになると、エネルギーが湧いてきます。
普段は着ないような可愛らしいワンピースを着て、美容室でヘアセットしてもらって、メイクも気合を入れて、まるで一日シンデレラのようなデートもできます。
初デートで相手を喜ばせるために、睡眠不足になるくらいデートコースを吟味します。
お誕生日にサプライズするためにバイトを増やしたり、それとなく欲しいものを聞いたり、とことん相手のために尽くします。
一緒に過ごす年月が長くなると、少しずつそういった姿勢は軟化していきます。
お互い付き合いたての第一印象と今のギャップが大きいと、思っていたような相手と違う!と相手を責めてしまいます。
初対面のときは猫を被っていても、だんだん慣れてくると素に近くなるのは誰でも同じであることを受け入れましょう。
その上で、お互い相手にどういった人でいて欲しいのかを話し合ってみてください。
素のままの自分を許してくれる人こそ、本当の意味でのカップル、夫婦です。
自分を良く見せたい気持ちを大事にしつつも、本音で言い合える関係を築いていきましょう。
ルールを作るメリットは?
喧嘩が多いとお悩みなら、ルールを作ることでメリットが生まれます。
いつも喧嘩の原因は似ていることが多く、喧嘩になる前にどうすればいいかをルールで決めておくと喧嘩を減らすことができます。
お互いが平等になるようなルールにしておくと、不公平感が生まれづらいです。
まずはノートやパソコンにそれぞれの希望を書き出し、妥協点でルールにしておきましょう。
さらに忘れることのないよう、アプリやパソコンでデータ保管しておいてください。
ルールを作るメリットを紹介します。
少し面倒かもしれませんが、メリットを知ればルールを作りたくなるはずです。
事前に喧嘩を予防できる
ルールを作っておくと、事前に喧嘩を予防することができます。
夫婦、カップル、友達のいずれも一緒に過ごす時間が多く、喧嘩の内容も似通ったものが目立ちます。
ルールという防波堤があれば、イライラしても「相談して決めたよね」と落ち着いて話すことができます。
夫婦だと家事の分担で喧嘩が多いなら、それぞれの担当をリストアップして、さらに体調不良などイレギュラーなときの対応方法も書いておくといいです。
カップルだとデートのときの金銭感覚やどちらが奢るかで喧嘩が目立つなら、普段のデートのとき、記念日、お互いの誕生日とそれぞれでルールを決めると楽です。
友達だと、お互いの距離感で喧嘩になるなら、LINEの連絡や遊ぶ頻度、適度な距離感をキープすることなどを決めるといいです。
特に女性はむずかしいです。
何でも言い合える仲だからこそ決めることができるルールです。
不公平にならないよう、納得のいくルールを決めましょう。
食い違いが発生しない
ルールを作っておくと、食い違いが発生しないので喧嘩が少なくなります。
夫婦、友達、カップル、いずれもお互いの考えていることや価値観全てを把握しているわけではありません。