アンバサダーを使った言葉9選!それぞれの内容をしっかりご紹介していきます!について
「アンバサダー」という言葉を知っていますか?テレビ番組やCM、SNSなどで「○○アンバサダー」と目にする機会が増えてきたかと思います。

今回は、アンバサダーの意味や類語、またアンバサダーを起用するメリットやアンバサダーを使った言葉について紹介していきます。

アンバサダーについて興味がある人や、好きなブランドのアンバサダーになりたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

アンバサダーとは

コスメやファッションブランドの公式アンバサダーや、スペシャルアンバサダーなど、テレビ番組やCMを見たり、SNSを活用する人であれば「○○アンバサダー」というフレーズを目にする機会が多いのではないでしょうか?

とはいえ、アンバサダーについて、実はあまり理解していないという人もいるかと思います。

ということで、ここからはアンバサダーについて解説していきます!

ブランドの認知向上の役割を担う人

アンバサダーとは「従事する企業やブランドの認知向上の役割を担う人」のことを指す言葉です。

そのため、主にビジネスシーンで使われる機会が多いといえます。

たとえば「ネスカフェアンバサダー」とか「ディズニーアンバサダー」など、テレビ番組やCMで耳にしたことがある人も多いかと思います。

また、近年ではSNSを使った企業やブランドの認知向上のための活動が盛んに行われており、モデルや俳優といった有名人だけでなく、一般の人であっても企業やブランドなどの公式アンバサダーとして活躍する機会が多くなりました。

英語で「大使」

アンバサダーは、英語で「大使」という意味の言葉になります。

そもそも「大使」は、自分の国を代表して、外国に長期間とどまる最高位の外交官のことを指します。

また、日本で使われているアンバサダーには「従事する企業やブランドを代表して認知向上の役割を担う」という意味が込められています。

もちろん、アンバサダーの本来の意味である「自分の国を代表して外国に長期間とどまる最高位の外交官」と、日本で使われている「従事する企業やブランドを代表して認知向上の役割を担う」という意味を持ったアンバサダーは、同じ言葉とはいえども別物になります。

もし、海外旅行に行った際や英語のテストを受けるときなどで「アンバサダー」というフレーズが出てきた場合は、混同しないように注意しておきましょう。

アンバサダーの類語

ここまで「アンバサダー」について解説してきました。

本来は「自分の国を代表して外国に長期間とどまる最高位の外交官」という意味を持つアンバサダーという言葉ですが、日本で使われる場合は「従事する企業やブランドを代表して認知向上の役割を担う」という意味になるので、混同しないように気をつけましょう。

また「ネスカフェアンバサダー」や「ディズニーアンバサダー」など、テレビ番組やCM、最近だとSNSでも「○○アンバサダー」という言葉を目にする機会が増えてきたので、割と馴染み深い言葉ではないかと思います。

それでは、ここからは日本で使われる場合の「従事する企業やブランドを代表して認知向上の役割を担う」という意味を持つ、アンバサダーの類語を紹介していきます!

インフルエンサー

インフルエンサー
インフルエンサーとは「世間に与える影響力が大きい人」を意味する言葉です。

ちなみに、英語で「影響を与える人」という意味がある「インフルエンサー」が語源となっています。

近年では、インスタグラムやツイッターなどのSNSが非常に盛り上がりを見せていますが、特にインスタグラム上で活躍する「インスタグラマー」は、まさにインフルエンサーの代表格ともいえるでしょう。

そのため、インフルエンサーとはSNS上でフォロワーを多く抱え、影響力のある人のことを指しています。

従事する企業やブランドを代表して認知向上の役割を担うインフルエンサーは基本的にSNS上での活動のみになるので、その点は「アンバサダー」とは異なります。

エバンジェリスト

エバンジェリストとは「最新の技術的な話題を大衆に分かりやすく解説して、世間に広める人」のことを指す言葉です。

ちなみに、英語で「キリスト教における伝道師」を意味するキリスト用語の「エバンジェリスト」が語源となっています。

「アンバサダー」に比べると、あまり聞き慣れない人も多いかと思います。

そもそも、エバンジェリストは1984年のアップル社の宣伝をきっかけに、世間から認知されるようになりました。

また、近年では最新の技術的な話題を大衆に分かりやすく解説して、世間に広めるエバンジェリストを配置する企業が増えてきたとされています。

広告塔

広告塔とは「企業や団体の主張を世間に広める役割を担う有名人」のことを指す言葉です。

有名人というだけあり、具体的にはモデルや俳優、スポーツ選手や歌手などが挙げられます。

たとえば、好きなモデルが身につけているアクセサリーに対して「すてきだな」とか「私も同じのが欲しいな」と思ったことはありませんか?

まさに、企業やブランドの知名度を世間に広めたうえで、消費者の購買意欲を高める有名人こそ、広告塔といえるのです。

ただ、最近だと「広告塔」という言葉よりも、同じく従事する企業やブランドの認知を向上した上で売り上げに貢献している「インフルエンサー」という言葉の方が馴染み深いかもしれません。

アンバサダーを起用するメリット

ここまで、アンバサダーの類語を紹介してきました。

SNSの盛り上がりと共に、活躍しているインフルエンサー、またエバンジェリストや広告塔と、アンバサダーと同じく従事する企業やブランドを宣伝する役割を担っている人は案外多いです。

インスタグラマーを中心としたインフルエンサーは、普段の生活において非常に馴染み深いかと思いますが、エバンジェリストや広告塔に関しては、今回はじめて知ったという人もいると思います。

これらの人たちの影響により、もしかすると新たに企業やブランドについて知ったり、購買意欲を高められていることがあるかもしれませんね。

それでは、ここからは「アンバサダーを起用するメリット」について紹介していきます!

質の良いPRができる

一般的に「アンバサダー」とは、従事する企業やブランドをもともと好んでいる、もしくはファンである可能性が非常に高いです。

そのため、企業側から「もっと、こういう風にアピールしてほしい!」など、一からすべてをレクチャーしなくても、常に質の良いPRが期待できます。

やはり、質の良いPRする際には、PRする製品やサービスについてきちんと理解しておく必要がありますよね。

また「無理やりやらされている」と思ってPRするのと「私が好きなものをみんなにも知ってほしい!」と思ってPRするのとでは、消費者の心を掴める可能性も大きく変わるはずです。

そのため、従事する企業やブランドをもともと好んでいる、もしくはファンである可能性が非常に高いアンバサダーを起用することで、質の良いPRを期待できるといえるでしょう。

広告臭が出にくい

アンバサダーは、一般的に従事する企業やブランドをもともと好んでいる、もしくはファンである可能性が非常に高いため、PRをする際に広告臭が出にくいといえます。

たとえば、香水のPRをする際に「この香水はジャスミンの香りで、つけるたびに心が癒されます」というと、どことなく定型文っぽく感じられ、広告臭も出ているように思われます。