今を生きると思える瞬間7選!現在を大切に思える時を噛み締めて一度きりの人生を楽しもうについて
「今を大切に生きよう」や「今を生きることを意識すれば後悔のない人生を送れる」など、現在の時間を大切にして丁寧に生きることは人生において大切なことだとされる場合も多いでしょう。

しかし、実際には今を生きようと思っていても目の前の仕事でいっぱいいっぱいになって自暴自棄になってしまったり、今自分が持っている大切なものを全て放り出して過去に戻り、人生をやり直したいと感じることも多いでしょう。

あるいは「今を生きる」なんて言葉は単なる綺麗ごとで、具体的にどうすれば「今を生きている」ことになるのか分からないという人も多いのではないでしょうか。

いっそ「今を生きる」なんてのは偽善者の標語にすぎないとまで思っている人もいるかもしれません。

ここでは、「今を生きる」と思えるような瞬間を紹介していきます。

もちろん、それだけではなく実際に「今を生きる」を実現する上で必要なことも紹介していくので、今を生きたくてもその方法が分からないという人も参考にしてみてください。

今を生きると思える瞬間ってある?

そもそも「今を生きる」と思ったことがある人はいるでしょうか。

何か良いことがあった時や大きな失敗をしてしまって過去に戻れないことを痛感した時、あるいは現在がとても充実していて毎日が楽しくて仕方のない人にとっては「今を生きる」という気持ちも理解しやすいものになるでしょう。

しかし、そうした気持ちを抱いたことがない人にとっては「今を生きる」という気持ちを抱くこと自体が嘘だと思えてしまうかもしれません。

現実に絶望していて、自分なんて生きていても死んでいても同じだと考えてしまうような精神状態では、そもそも充実した瞬間を過ごしたい、今を大切に生きていきたいと思えないのも無理のないことでしょう。

そういう人は、「今を生きる」方法を知ることや「今を生きる」ために必要なことを知る前に、周りの人がどのような時に「今を生きよう」と思えるのかという瞬間を知る方が先決という場合もあります。

「今を生きたい」と思っている人も「今を生きる」という気持ちがどんなものかを知りたいという人も、自分自身の状況に応じて役に立つことを調べてみると良いのではないでしょうか。

今を生きると思える瞬間7選

そもそも、人はどのような時に「今を生きる」と思うのでしょうか。

少なくとも絶望して今なんてどうなっても良く、未来なんて考えることができない、もう全てがどうでも良いと思っている時に「今を生きる」と思えないことは容易に想像がつくでしょう。

しかし、逆に「こういう時は必ず誰しもが今を生きると思うに違いない!」と確信を持って断言できるという人はほとんどいないでしょう。

それくらい、「今を生きる」ということは難しいことなのです。

そのため、今から紹介する瞬間に関しても必ずしも全ての人が「今を生きる」と思えるわけではありません。

あくまでも多くの人が「今を大切に生きていこう」という意識を持ちやすい瞬間として紹介していきます。

いまいち「今を生きる」という気持ちが分からないという人も、自分がそういう状況に陥った時のことを具体的にイメージしながら読んでみてください。

家族が増えた時

家族が増えた
結婚して家族が増えて夫婦二人暮らしとなった時、あるいは結婚後しばらく経って子どもが生まれるなど家族が増える瞬間に立ち会った時に「今を生きる」と感じる人は多いと言われています。

それまでが自暴自棄な暮らしを送っていて良いことを実感したことがないという人も、自分で望んで誰かと結婚したり子どもが生まれたりした時は自分が生きていることを実感し、この幸せが少しでも長く平穏に続くことを望むでしょう。

そうした瞬間に立ち会うと、今までのような刹那的な生活はしていられないと多くの人が感じます。

今まではいつどうなっても良いと思っていても、今後は自分がいないと大切な人が悲しんでしまうということを痛感するでしょう。

そうした瞬間に「自分自身を大切にしなければならない」と感じ、今までとは違い一瞬一瞬を大切に生きて行こうと思う人は多い傾向があります。

人によってはこれまでの生活を大きく変えて、一気に安定した生活を始めるという人も珍しくはありません。

大切な人の死別

家族が増えるなど、大切なものが増えるとその幸せを長く続けるために今を大切に生きていきたいと思う人は増えるものです。

しかし、残念ながらそうした良い出来事だけが「今を生きる」と決意させてくれる瞬間になってくれるわけではありません。

家族が増えるのとは反対に、大切な人との死別によって「今を生きる」ことの重大さを実感することもあります。

特に「昔から可愛がってくれたけど最近は会えていないおじいちゃん・おばあちゃん」など、会う機会の少ない大切な人の死別によって実感する人は多いと言われています。

普段、私たちが生活している時に日常的に常に死を意識しているという人はめったにいないでしょう。

しかしながら、だからこそ大切な人の死に直面した時に「どんなに大切な人でもいつか別れは訪れる」ということを実感し、「それなら、今大切な人と一緒にいられる今を大切に生きよう」と思うことができるのです。

大切な人だからこそ「今を生きる」ことの重大さを理解できるのでしょう。

感動した時

感動
家族が増えたり大切な人の死に直面するなど、命に関わる瞬間だけが今を生きることの大切さを実感させてくれるわけではありません。

そうしたケースだけではなく、単に何かに感動することでも今を生きることがいかに大切なことであるかを痛感するということもあるでしょう。

たとえば大きなことを成し遂げた人を目の当たりにして努力の大切さを実感し、日々を適当に過ごすのではなく努力しながら生きることを自分自身の目標とする人もいます。

あるいは、感動をもたらしてくれた人のインタビューなどを聞き、日々の過ごし方によって自分も誰かに感動を与えられるかもしれないと知ることで日々への向き合い方が変わるという人もいます。

このように、家族や親戚以外にもたまたま見た映画やスポーツがきっかけとなり日々を生きることの大切さを実感することは誰にでもあるのです。

活躍できる場にいる時

自分自身の能力がしっかり発揮されている状態だと、自分の存在価値を実感することもできるでしょう。

このように、今までは「今を生きる」ということがいまいち分からなかった人も、自分の能力を発揮して活躍できる場にいることで、自分の存在価値を認めて「今を生きる」ということを実感できることもあります。

自分が活躍できるような場所で自己肯定感を高めて初めて、今までと意識が大きく変わるという人もいるでしょう。

もし、あなたの周りに普段から自暴自棄で自分のことも大切にしていない人がいるなら、その人が活躍できる場を与えてみてください。

そうすることで、責任感も持ち今までには考えられなかったパフォーマンスを発揮するようになってくれることもあるのではないでしょうか。

頼りにされた時

自分自身が活躍できる場にいるのは、単なる自己満足に終わってしまうこともあります。

あるいは、活躍できる場面でも人間関係が築けないと「どうせ周りは自分を利用しているだけだ」と人間不信になってしまい、今までよりもさらに自暴自棄になってしまうこともあります。

そうなると「今を生きる」ということを実感することは非常に難しくなってしまうでしょう。