恋人になった当初は、会うだけでドキドキしていたのに…ときめきがなくなることもありますよね。
ラブラブなカップルにも訪れる可能性がある「倦怠期」はカップルにとって最大の試練です。
今は「私たちには関係ない」と思っている人たちでも、倦怠期に陥る可能性があります。
いつまでも仲のいいカップルになるためにも、倦怠期の時期や乗り越え方を先に学びましょう。
今回は付き合ったら陥りやすい倦怠期の時期や乗り越え方について詳しく紹介していきます。
倦怠期とは?
倦怠期とは「飽き」や「慣れ」によって恋人に対する愛情が減少してしまう時期のことを指します。
付き合いはじめた当初は何もかもが新鮮なため、どんな些細なことでも心を躍らせていました。
しかし、恋人と過ごす時間が長くなれば新鮮味がなくなり、恋愛に刺激がなくなっていきます。
倦怠期は恋人同士だけでなく、結婚した夫婦関係のなかでも起こり得ます。
夫婦の場合は恋人同士よりも多くの時間を共有しているため、早い段階で飽きがきてしまいます。
しかし、必ずしも相手に愛情がなくなるというわけではありません。
新鮮味がなくなってしまうだけで、恋人に対する愛情がなくなるとは限らないのです。
ただし、倦怠期は放置し過ぎると問題が膨れ上がってしまう危険性があります。
倦怠期に入った際は放置せず、適切なてこ入れをするように心がけましょう。
倦怠期になるカップルは多い?
倦怠期になるカップルは珍しくありません。
どんなにラブラブなカップルでも倦怠期に入ってしまう可能性と常に隣り合わせです。
倦怠期の主な原因は「飽き」と「慣れ」です。
どんなに素敵なパートナーでも一緒にいる時間が長くなればなるほど飽きや慣れが生じます。
そのため、どんなにラブラブなカップルでも多くの人たちが倦怠期を経験しています。
大好物の食べ物でもずっと同じものばかりを食べ続けるのは難しいですよね。
それと同じように相手を愛していても時間とともに飽きや慣れを感じるようになるのです。
倦怠期を乗り越えるためには、飽きない工夫や慣れない工夫をすることが大切です。
同じ食材でも調理方法や味付けを工夫すれば飽きずに食べることができますよね。
お互いの愛情の量を保つためには、いつもと違う工夫や刺激を与えることがとても重要です。
倦怠期の原因
倦怠期を上手く回避するためには、倦怠期にぶつかる原因を知ることが大切です。
倦怠期の原因は無意識のうちにやってしまっていることもあるので注意が必要です。
次は倦怠期の原因について詳しく紹介していきます。
相手に興味がなくなる
倦怠期の原因のひとつとして、相手に興味がなくなるということが挙げられます。
付き合いはじめた頃は彼についてわからないことも多く、新たな発見がたくさんある時期です。
しかし、時間が経つにつれて彼について初めて知ることも少なくなり、彼の考えや行動を予測できるようになってしまい新鮮味がなくなってしまいます。
新鮮味がなくなるとドキドキすることもなくなり、相手への愛情がなくなったと錯覚してしまいます。
愛情が消えていなくても恋愛に対する楽しみが減り、どんどん相手に興味がなくなっていくのです。
他にも二人の考え方や価値観の小さなズレがストレスになり、愛情が冷めてしまうこともあります。
異なる考えの男女が同じ時間を過ごすなかには、少なからずストレスを感じてしまいます。
ストレスが溜まると相手に対する愛情が少しずつ薄まり、次第に興味を失っていきます。
途中で改善できればいいですが、放っておくと事態が悪化し、最悪別れの原因にもなります。
馴れ合いになる
倦怠期の原因のひとつとして、慣れ合いになってしまうということが挙げられます。
一緒にいる時間が長くなればなるほど、お互いの関係に慣れが生じてしまいます。
いつまでも付き合いはじめたときと同じ熱量を維持できないのはある程度しかたありません。
恋愛は片思いから付き合いはじめまでの期間が愛情のピークといわれています。
時間が経つにつれて恋愛に対する熱量が落ち着き始め、二人の関係も少しずつ慣れていきます。
もちろん、関係に慣れるだけであって愛情がなくなるというわけではありません。
とはいえ、慣れてしまうことに対して面白みがなくなると感じる人もいます。
特に恋愛に対してドキドキやときめきを求めている人にとって慣れてしまうことは死活問題です。
ドキドキやときめきがなくなってしまうことによって倦怠期に入ってしまうケースも多々あります。
嫌な部分だけが見えてくる
倦怠期の原因のひとつとして、嫌な部分だけが見えてくるということが挙げられます。
付き合いはじめは付き合えた喜びが勝り、彼の魅力的なところばかりに目が行ってしまいます。
「オシャレなお店に連れて行ってくれる」「いつも優しく接してくれる」など付き合って初めて知る彼の顔も多く、それを発見するたびに彼への愛情が高まっていきます。
しかし、時間が経つにつれてオシャレなお店に連れて行ってくれることも、いつも優しく接してくれることも当たり前になってしまい、彼の魅力ではなくなってしまいます。
一方、恋愛の熱量が下がっていくと相手の嫌な部分にも目が行くようになります。
それまでは彼の魅力に隠れて気にならなかったことも徐々に気になりはじめ、嫌になっていきます。
彼の性格や接し方が変わっていなくても、今まで彼の魅力だったことが当たり前になってしまったことで、嫌な部分が目立つようになってしまうのです。
自分磨きしない
倦怠期の原因のひとつとして、自分磨きをしなくなるということが挙げられます。
付き合いはじめはオシャレに気を配っていたのに、次第に手を抜くようになることもありますよね。
最初は新品の洋服をおろし、ばっちりメイクをして臨んでいたデートも、二人の関係が深まるにつれて同じ服を着まわしたり、スッピンで彼の家に行ったりとオシャレが雑になってしまいます。
彼に素の自分を見せられるようになるのはいいことでもありますが、彼にとっては「最近オシャレしてくれないな」「デートが楽しみじゃないのかな」などネガティブに思われてしまうこともあります。
自分磨きを疎かにしてしまうことで彼の愛情が下がっていき、倦怠期に突入してしまうのです。
いくら気心知れた間柄になれたとしても、自分磨きを続けることはとても大切なことです。
マンネリ化
倦怠期の原因のひとつとして、マンネリ化が挙げられます。
マンネリ化とは新鮮味や独創性がないことを言い、恋愛においてはとても大きな問題です。
恋愛におけるマンネリ化にはいくつもの原因があります。
ひとつは相手に対して慣れてしまうことです。
付き合いはじめは一緒にいるだけでドキドキしますが、時間とともにときめかなくなります。
これは一緒にいることに慣れてしまい、彼がいるのが当たり前になってしまうからです。
もうひとつはデートの内容に慣れてしまうことです。
付き合う期間が長くなると、デート先のレパートリーも減っていき新鮮味がなくなります。
いつも同じ場所に同じ人と行くということに飽きてしまい、それがマンネリ化に繋がります。
その他にもマンネリ化を引き起こす原因は日常のあらゆるところに隠れています。
愛情表現がない
倦怠期の原因のひとつとして、愛情表現がないことが挙げられます。
付き合いはじめは頻繁に「好き」と愛情を伝えたり、スキンシップを取ったりしますよね。
しかし、付き合う期間が長くなると「今さら恥ずかしい」「言わなくてもわかるでしょう」という恥ずかしさや慣れが生じてしまい、愛情表現をする機会が少なくなってしまいます。