愛する彼と同棲生活を夢見ている方も多いのではないでしょうか。
同棲は疑似結婚のような体験ができるため、ドキドキしてしまいますよね。
しかし、同棲することでこれまで知らなかった彼の一面を知ることも多々あります。
その結果、お別れを選択する方が多いのも事実です。
好きだった相手ですから、トラブルを抱えたままお別れをするのは嫌ですよね。
今回は同棲で別れたときにやるべきこと、注意点、メリットについて詳しく紹介していきます。
同棲とは?
同棲とは、入籍していない恋人同士が一緒に暮らすことを指します。
主に結婚を意識したカップルやお互いに地元を離れているカップルに多い傾向があります。
まだ入籍していないため夫婦ではありませんが、形だけ見れば夫婦とあまり変わりありません。
なかには疑似結婚を経験するために、同棲生活を始めるカップルもいます。
同棲生活にかかる生活費は、お互いに折半しているカップルが多い傾向にあります。
お互いに決まった金額を共同のお財布に入れたり、生活費の項目ごとに担当を割り振ったりなど、金銭的事情やルールはカップルごとに異なります。
同棲の他にも「半同棲」という方法もあります。
半同棲とはお互いに住まいを持ちつつも、大半の時間の相手の住まいで過ごすことを指します。
まだ完全な同棲までは踏み込めないカップルや仕事の都合などで住まいを移せないなどの事情を抱えているカップルに多い傾向があります。
同棲するカップルは多い?
実際に同棲を経験するカップルはたくさんいます。
ひと昔前は同棲せずに結婚する方もたくさんいましたが、今や多くの人が同棲を経験しています。
特に結婚前に同棲を始めるカップルが多数存在します。
単純に一緒にいたいという人もいますが、結婚前のお試し期間という認識も広まっています。
結婚をしたら簡単には後戻りできません。
新婚生活を始めてから、これまで知らなかった価値観や生活習慣の違いに驚くこともあるでしょう。
他人と生活をすると小さなことでもイライラしてしまうことが多々あります。
結婚前に同棲を経験していれば、入籍前に彼との相性を再確認することができます。
結婚に対して慎重な方が多いほど、同棲を選択するカップルも増えています。
実際に同棲を始めてからお別れを選択するというのも珍しいことではありません。
同棲はどのタイミングで始めるのが良い?
同棲を始めるには、タイミングも重要です。
ひとつは結婚に対する意識です。
あまり結婚願望がないうちに同棲をすると、ずるずると恋人関係を続けてしまう恐れがあります。
同棲を始めるのであれば、結婚を前提に考えた上で行いましょう。
入籍までの期限を設けることで、ダラダラとした付き合いを防ぐことができます。
もうひとつは金銭面です。
部屋を借りたり引っ越したりするためには、それなりにまとまったお金が必要です。
お互いに一人暮らしの場合は、今住んでいる家の更新のタイミングも大きく関係してきます。
更新したばかりのタイミングで引越しをすると、違約金や更新料など余計にお金がかかります。
新しい生活をスタートするためには、何かとお金が必要になります。
出費を抑えるためには、なるべく負担が大きくならない選択をすることが重要です。
同棲して別れた。なんてならない為に事前に決めておくと良いこと
好きな人と同棲することが決まれば、新生活に向けてドキドキワクワクが高まりますよね。
どんなインテリアにしようか、どんな生活が待っているのかと期待で胸が膨らむでしょう。
しかし、あまり浮かれていられません。
同棲を始める前には決めておくべきことがたくさんあります。
最初のルール決めをあやふやにすると、その後トラブルに発展してしまう可能性があります。
彼といつまでも仲良く暮らすためにも、最初のルール決めをきちんと行いましょう。
次は同棲前に決めておくと良いことについて詳しく紹介していきます。
家事分担
同棲を始める前に、家事の分担を決めておきましょう。
初めての同棲生活に気合が入り、家事全般を自分でこなそうとする女性もいます。
頑張るのは素晴らしいことですが、いきなり何でもやろうとしても長続きしません。
毎日の生活に関わる家事は、無理をし過ぎると大きな負担になってしまいます。
何でも自分でやろうとせず、最初から分担を決めておくことが重要です。
多くの男性は女性に女性らしいことを望んでいます。
家事をするのが面倒なのではなく、家事をしてもらうことに喜びを感じているのです。
最初に分担をしておかないと、家事に参加しないことが習慣化してしまいます。
後の文句や不満に繋げないためにも、最初からきちんと分担しておくようにしましょう。
費用分担
生活に関わる費用を分担しておくことも非常に重要です。
お金のことを話すのはいやらしい感じがして、つい後回しにしてしまう人もいるでしょう。
しかし、残念ながらトラブルになりやすいのはお金のことです。
後から嫌な思いをしないためにも、お金のことだからこそ明確にルールを設けましょう。
生活費を分担するためには、毎月の収入と支出を明確にすることが大切です。
ざっくりと「男性だから○万円」「女性だから○万円」と決めてしまうと不透明さが残ります。
お互いに収入が異なるため、きちんと話し合うことで不満や負担を解消することができます。
結婚を考えている場合は、結婚後の生活に向けて貯金をすることも大切です。
支出に必要なお金だけではなく、毎月どれくらい貯金するかを決めるようにしましょう。
見落としてしまいがちなのがボーナスなどの臨時収入の使い道です。
分担方法を決めたからといって、ボーナスを好きに使って良いとは限りません。
言った言わないの問題に発展させないためにも、ボーナスの使い道についても話し合いましょう。
結婚する気はあるのか
同棲を始める前に結婚に対する意識を確認することも大切です。
カップルのなかには一緒にいたい一心で同棲に踏み切る方も少なからずいます。
しかし、目的のない同棲はただ時間だけを消耗してしまう危険性があります。
仲の良いカップルほど同棲に満足し、次のステップに踏み切れなくなってしまうので注意しましょう。
もちろん、結婚するだけがすべてではありません。
今はいろいろな家族の形があるので、結婚しないのであればそう決定するのも良いでしょう。
最も避けるべき事態は、どっちつかずな状態です。
最初は楽しく生活をしていても、次第に「結婚してくれるの?」と不安になってしまうかもしれません。
そのような問題を未然に払拭するためにも、結婚に対する考え方を一致させましょう。
まずはこの同棲が結婚を前提にしたものであるかどうかを確認しましょう。
すぐに結婚すると決める必要はありませんが、前向きかどうかを確認することは大切です。
結婚を真剣に考えている場合は、いつまでに入籍するか決めておく方法もあります。
きちんと期日を決めておくことで、ダラダラと同棲を続けてしまうのを防ぐことができます。
お互いに納得しているか
最後にこれまでに決めたルールをお互いに納得しているか確認しましょう。
いくらルールを決めていても、それに納得していないのであれば意味がありません。
お互いにとって生活しづらいルールであれば、この段階で変更するべきです。
後から「あれが嫌だった」「不満があった」と言い始めたらルールを決めた意味がありません。
上手くルールに沿った生活をするためには、最初から同意を得られていることが重要です。