「まなざし」という言葉の意味をご存知でしょうか。
聞いたことのある言葉ですが、普段使いする言葉というよりは小説や歌詞などで叙情的に使うことが多い言葉ですので、正しい意味を知らないという人もいるかもしれません。
そこで、この記事では「まなざし」という言葉の意味はもちろん、まなざしを感じやすい時や自分が特定の人にまなざしを送ってしまう時の自分の心理、他の人にまなざしを向けられた時に好意があるかどうかの判別方法や、好意のある男性からまなざしを向けられた時の対処法、また反対に興味のない男性からまなざしを向けられた時の対処法やまなざしを向けられた時に思い出したい注意点を紹介していきます。
「まなざし」という言葉の意味が分からないという人はもちろん、現在まなざしに関する悩みを抱えているという人も参考にしてみてください。
まなざしの意味
そもそも「まなざし」という言葉の意味を分からないと、「まなざし」に対する対処法を考えるどころの話ではありません。
小説などで見かけることはあってもなかなか実際に使う機会がない「まなざし」という言葉の意味に関して、分かりやすく言い換えながら覚えておきましょう。
視線
「まなざし」という言葉を聞き慣れている言葉に言い換えると「視線」という言葉になります。
つまり「まなざしを感じている気がする」というのは「誰かから視線を向けられている」という意味になります。
ただし、視線は単に「見られている」という意味のみを持つ言葉ですが、「まなざし」の場合はその視線になんらかの意図が含まれているという意味の言葉になります。
すなわち「期待をこめた視線」という意味で「相手に熱いまなざしを向ける」といった使われ方をすることがあります。
意味としてはそれほど大きく変わるわけではありませんが、厳密な意味で使いたい時などは使い分けるとさらに文章がランクアップすることでしょう。
まなざしを感じる時7選
誰かから視線を向けられて落ち着かない気持ちになった経験を持っている人も多いでしょう。
「誰かに視線を向けられている」という言葉は「どこかからのまなざしを感じている」と言い換えることができます。
では、どんな時にまなざしを感じることが多いのでしょうか。
ここでは、気のせいかどうかはひとまず置いておいて、多くの人がまなざしを感じやすいと言われている7つの瞬間について紹介していきます。
1:バスや電車に乗った時
バスや電車に乗り込んだ瞬間、既に乗っている乗客からまなざしを感じたように思えて、誰か知り合いが乗っているのではないかときょろきょろした経験がある人もいるのではないでしょうか。
しかし結果的に誰も知り合いはいなくて、まなざしを感じたのは勘違いだったのかと不思議に思うこともあるでしょう。
実はこれは立場を逆にしてみると分かりやすいと言われています。
すなわち自分が既に乗っている乗客だった場合、停留所や駅に停まって誰かが乗ってくると、なんとなくその相手を観察してしまうことがあるでしょう。
じろじろと見るのではなくチラリと見るだけでも、見られた本人はまなざしを感じたと思ってしまうことがあるのです。
2:お店に入った時
バスや電車に乗った時と同じように、お店に入った時にもまなざしを感じてきょろきょろしてしまう人もいるでしょう。
実はこれもバスや電車と同じ理由で、既にお店に入っている人が視線を送っているからまなざしを感じているケースがあります。
また、もし既に待っている人がいるファミレスのような店の場合、待っている人たちが手持ち無沙汰になって新しく入ってきた人に視線を向けたことがまなざしを感じる原因になることもあるでしょう。
誰もいないように見えた店内でもまなざしを感じる場合、もしかしたら店員さんに見られているのかもしれません。
店員さんは失礼にあたるのでじろじろと来店者を見ないことも多く、そのためまなざしを感じる程度にしか察知できていない可能性も高いのではないでしょうか。
3:街を歩いている時
単に街を歩いているだけなのにまなざしを感じ、近くに知り合いがいるのかと思ったことがあるという人もいるでしょう。
あるいは、自分が何かおかしい格好をしているのか、マナー違反をしてしまっているのか、それとももしかしたらストーカーに狙われているのかと不安になったことがあるかもしれません。
しかし、街中で誰かのまなざしを感じる場合も基本的には勘違いなのでそれほど心配しなくても良いでしょう。
街中で感じるまなざしは看板になっている芸能人の目線だったり、あるいは飾られているマネキンであったりする場合がほとんどです。
もしくは、ショーウィンドウに映っている誰かの視線を自分に向けられたまなざしだと感じることもあるようです。
4:仕事をしている時
少人数しかいない個室で仕事をしているのに、まなざしを感じて誰かに見られていると不安になってしまうこともあります。
この場合も勘違いであるケースが多く、自分は集中しているはずなのに集中していないから誰かに見られていると感じてしまうこともあるでしょう。
あるいは、こっそりスマホを見ている罪悪感などから、誰かに見られていて咎められるのではないかとまなざしを感じてしまっているケースもあります。
ただし、仕事をしている時は単に勘違いではなく、本当に上司や先輩社員があなたに話しかけるタイミングを伺ってまなざしを向けている場合もあります。
その場合は、まなざしだけではなく嫌な予感も一緒に感じてしまうかもしれません。
5:食事をしている時
ファミレスなどのオープンなスペースで一人で食事をしている時もまなざしを感じてしまい、自分が注目されるほど変な食べ方をしているのか不安に思ってしまった経験があるという人もいるのではないでしょうか。
食事の時間のようにリラックスしている時に誰かからのまなざしを感じると落ち着かない気分になってしまうのも仕方のないことです。
しかし、食事をしている時に周りに人がいないのにまなざしを感じてしまう場合、やはり勘違いの可能性が高くなるでしょう。
誰かがどこかを見た時にあなたがたまたま視界に入ってしまい、あなたはそれを特定の誰かからのまなざしだと勘違いしている場合がほとんどです。
心当たりがない場合は、あまり周りを気にしすぎる必要はありません。
6:飲み会に参加している時
飲み会に参加している時もまなざしを感じやすい時です。
特にお酒は飲んでいるもののまだそれほど量は飲んでいない時、どこかからまなざしを感じて落ち着かない気分になることがあるでしょう。
オカルト好きな人は霊が見ているのかもしれないとワクワクするのかもしれません。
しかし、これは単に酔っている途中なので冷静な自分を自覚しているからに過ぎません。
頭の中で酔った自分と酔っていない自分がいて、その酔っていない自分が自分のことを客観視していることを、誰かからの視線だと勘違いしてしまっている場合がほとんどです。
7:気になる相手が同じ場所にいる時
仕事中や飲み会など、気になる相手が同じ場所にいるとその人から見られている気がしてまなざしを感じた気になり、そわそわしていることもあるでしょう。
これは、本当に気になる相手があなたのことを見てくれていてまなざしを感じていることもありますし、あなたが無意識のうちに気になる相手に視線を送っているから、向こうが見返してきてまなざしを感じることもあります。