婚活を始めた人から、良く結婚観という言葉を聞きます。

結婚観が同じ人と結婚がしたい。

結婚観が合わないと、結婚は難しいなど。

では、結婚観とはいったいどんなものを指すのでしょうか。

また、幸せな結婚をするためには、どのように結婚観をとらえれば良いのでしょうか。

今回は、結婚観について考えてみたいと思います。

あなたが思う結婚観とは

結婚観とは、ある人が人生の中で、結婚すること、家族を持つことを、どのように位置づけているか、という考え方全般のことではないでしょうか。

例えば、仕事を優先し、家庭は安らぎの場と考える人もいれば、仕事よりもまずは家族、夫婦優先で、それに合わせた仕事の仕方をするという人もいます。

もっと言えば、結婚が人生のすべてだと思う人もあれば、一部であると考える人もいます。

人生の出来事の中で、結婚すること、結婚していることの、優先順位をどうつけるかは、人それぞれです。

ぴったり同じ考えの人には、なかなか巡り合えないかもしれませんが、相手の考えに同意し、納得することができるのであれば、それは「価値観が合う」ということになります。

逆に、相手の考えに納得ができなかったり、噛み合わない場合は、お互いにいつまでも満足を得ることが難しいと考えられます。

人生のバランスシートの中の結婚という部分の比率を結婚観と言うのではないでしょうか。

結婚観の合う男性へ求めるもの

結婚観が合う男性に出会ったなら、お互いが望む結婚に必要なスキルや、スペックを男性が持っているのかを、確認する必要があります。

結婚後も独身時代同様に働き続けたいという女性が、同じく、女性がキャリアを持ち続けることに賛成の男性に出会ったとしたら、彼がそれをサポートできる能力があるのかをよく確かめてください。

家事能力がある、または、家事や育児を分担することを厭わない男性でなければ、女性が結婚後も独身時代さながらに働くことは現実的ではありません。

専業主婦を望む場合においても、少なくともある一定期間、彼の収入だけで、二人の望む生活水準を維持できることが必要条件です。

自分に似ている結婚観を持っている男性に出会ったら、それが単なる理想論なのか、実際に実現可能な状況にある人なのか、しっかり見極めたいですね。

ここだけは譲れない結婚の条件とは

結婚の条件を考え出すと、きりがありません。

旅行の準備と同じで、いざ考えてみると、あれもこれも念のためにと、いろいろ思いつきます。

相手に求めるものを考えるのではなく、まずは、自分自身について考えることから始めてはいかがでしょうか。

人生の目的や方向性、生活スタイルや、経済的観念など、自分では当たり前と思っていることを拾い出し、把握してみてください。

仕事を続けるのか、続けないのか。

子供を持ちたいのか、持ちたくないのか。

自分の両親との関わり方など。

その中で、今後もどうしても譲れない部分を選択し、その譲れないものを、譲らなくてよい相手の条件はなんであるのかを考えてみてはいかがでしょうか。

自分の生き方で、譲れないものこそが、譲れない結婚の条件と言えるのではないでしょうか。

結婚における第一条件ベスト5

結婚における第一条件ベスト5
それでは、実際に結婚における第一条件として考えられるものを挙げてみましょう。

抽象的なものから、具体的なものまで、女性が望む結婚について調べてみます。

第一位:性格が合うこと

性格の不一致は、離婚理由のワースト上位にあげられる問題です。

ある事象に対する感じ方や、考え方の違いなどが、性格の不一致と言われるものです。

この不一致ができるだけ少ない状態を、性格が合うと感じるのではないでしょうか。

生まれてから、結婚に至るまで、大部分を違う環境で生きてきた二人ですから、考え方がぴったり一致するというのはなかなか難しいことが想像できます。

できるだけ、同じ方向で物事をみることができることが望ましいですが、どうしても不一致が生じることについては、お互い歩み寄ることができれば、「性格が合わない」というストレスも少ないでしょう。

お互いの感じ方や、価値観を尊重しあえる相手こそ、性格が合う、相性の良い相手であり、譲れない条件と言えます。

第二位:収入があること

結婚生活において、お金は必要です。

日々の生活から、いざという事態まで、すべてにお金が関係します。

子供や、親が絡むとなおのことです。

収入の問題は、これから共にする、生活の質の問題でもあります。

結婚後、どのような生活を送りたいのか、その生活スタイルを維持する十分な収入が相手にあるのかということは、大切な結婚の条件です。

自分の収入も併せて家計を維持しようと考える場合では、女性が働きやすい環境をともに作ってくれる男性であることが必要条件になります。

また、結婚時点で、収入についての条件を相手が満たしていたとしても、人生の中で、リストラや病気など、不測の事態は起こりえます。

思わぬ収入の変化が起こった場合においても、ともに、状況に向き合い、努力しあえる相手であることも、結婚の大切な条件の一つではないでしょうか。

第三位:浮気をしないこと

浮気は結婚生活を揺るがす大きな要因の一つと言われています。

浮気によって、家庭そのものが崩壊の危機にいたることもあります。

そこまででなくとも、子供への悪影響や、家計の流出など、浮気にマイナスはあっても、プラスになることは何一つありません。

しかしながら、長い結婚生活で、絶対に、ほかの人に目移りしない、と約束することも、現実的ではありません。

浮気の入り口に立ってしまったときに、やはり家庭を壊すことはしたくない、と引き返せる人であることが、結婚相手の条件です。

万一、浮気をしてしまったとしても、本気で後悔し、次からは、浮気の入り口で必ず引き返そうと思える学習能力を持っていることも必要です。

そのためにも、壊したくないと思える家庭づくりをともにしていける相手であることが、何よりの条件ではないでしょうか。

第四位:家事を手伝ってくれること

家事を手伝ってくれる
毎日の家事を手伝ってくれる男性はポイントが高いです。

掃除、洗濯、食事の準備や片付けはもちろん、子育てなど、家事の範囲は広く、限りがありません。

結婚前は、できるだけ、相手のためにしてあげたいと考えることもありますが、生活をしていくうえで、すべての家事を女性が請け負うことは、大きな負担です。

結婚前に、親元を離れて生活をしたことがないなど、家事能力に疑問を感じる男性であるかどうかはあまり重要ではありません。

家事に対して抵抗がない男性であることが、結婚を考えるときの大切な条件です。

男が家事をするなんて、という考えの持ち主は、考え方から改革が必要ですから、結婚相手としては、ちょっと敬遠してしまいます。

少なくとも、自分のことは自分でできる、配偶者の行為には感謝ができる、手伝う努力をする姿勢があることが、ベストなお相手ですね。

共働きの家庭が一般的になっている

結婚しても仕事を続ける女性が増えてきました。

女性キャリアの形成の面から、結婚後、仕事を続けることはプラスと言えます。

また、女性が働き続けることで、家庭を担う収入が、二本以上の柱になるという点からも、心強い夫婦の形の一つですね。

そんな、共働きの家庭において、家事は手伝ってもらうものというより、分担し合うものであると考えるのが理想です。