アンチな事を言ってしまう人たちには色々な理由があります。
ただ純粋に批判したいだけ、日頃から溜まっているうっぷんをはらすためにアンチな事を言ってしまう、同じようなアンチの思考を持つ人と同調してヒートアップしてしまう、などといったことが考えられます。
YouTubeやTwitterで「よくない」と分かっていても、ついつい悪いコメントをして爽快な気持ちに浸りたくなるのです。
今回はアンチな事を言ってしまう理由について書かせていただきます。
アンチとは?
アンチとは、有名な人や芸能人のファンとは反対の思考を持ち、特定の人を批判したり、自分の意見が正しいと主張したりする人たちのことを言います。
私たちは現実社会だと、自分の意見をなかなか言えずにストレスを抱えることがあります。
匿名で誰か分からないネット上の世界だと強気になり、いかにも自分が一番正しいという思考でアンチの立場に立ってしまいます。
アンチの立場に立っているときは気付かないかもしれませんが、忘れないで欲しいことがあります。
不特定多数の人からアンチとして批判の声をあびた側の人も人間です。
相手が傷つくことも忘れないようにしましょう。
「antipathy」を語源とした言葉
「antipathy」とは反感、毛嫌い、相容れない性質、性に合わないことといった意味を持っています。
さらに「anti」とは反対、反対のといった意味を持っています。
アンチとは「antipathy」を語源とした言葉になっており、個人、団体、企業などに対して批判的なコメントをすることを指します。
どちらにしてもあまりいい意味ではなく、反対のコメントをする人ということです。
反論者、攻撃する人を意味する
アンチとは、反論者、攻撃する人を意味します。
有名な人、芸能人、大手企業といった誰もが知るような存在に対して反論したり、攻撃したりします。
最初は小さな火種であったとしても、いつしか大きなものとなり社会的な問題を起こしてしまうパターンもあります。
私たちがネットでコメントを残したり、ブログを書いたりするときに、それを第三者が見たときにどう感じるか考えることはとても重要です。
アンチの行動10選
アンチのよくある行動を10パターン紹介します。
「これくらいだったら許されるだろう」と気軽な気持ちでしていることであっても、実は大きな問題となるアンチの行動があります。
自分には関係のないことだと思わずに、どういった行動がアンチに当てはまるのかをあらかじめ知っておくことはとても重要です。
ネット上でもコメントは一見誰が残したか分からないものとなっておりますが、調べればあっという間に誰が残したコメントなのかを調べ上げることができます。
自分がしていることは許されるという気持ちはやめておき、どういった行動がアンチに当てはまるのかを知っておいてください。
そうすることで、傷つく人を少しでも減らすことができるはずです。
Twitterで過激なリプ
Twitterで過激なリプを残すことは、立派なアンチの行動に当てはまります。
その前にリプとは、誰かが残したTwitterのコメントに対して返事をすることを言います。
リプすることで、誰かに対してメッセージを送ることができます。
便利なようでいて、時には過激なアンチに使われてしまうリプ、送られた側はどんな気持ちになるのかを落ち着いて考えるようにしてください。
リプする側はスマホで何の気なしに自分の気持ちをコメントして、勝ったような、正論を言ったような気になって清々しいでしょう。
リプされた側は時にその内容で傷つきますし、ずっと悩むかもしれません。
自分がリプを取消しても、第三者が画面保存していればあっという間に拡散されます。
Twitterで過激なリプをする前に、落ち着いて立ち止まることを忘れないでください。
複数の捨て垢で攻撃
複数の捨て垢で攻撃、これは立派なアンチ行動です。
捨て垢、攻撃的なコメントで特定の人を責めたり、過去の画像やコメントを引っ張り出してきて正当な意見で論破したり、色々なアンチ行動をします。
捨て垢だと分かっているからこそ、強気になれるのでしょう。
捨て垢であったとしても、現在は簡単に特定できるということを忘れないでください。
自分がしていることは、普段使っているアカウントではないから問題ないと強気にならないようにしましょう。
実際に著名な人や芸能人からも、捨て垢であっても特定することはできるというコメントも出ています。
複数の捨て垢で攻撃するようなアンチ行動は望ましくありません。
コミュニティやコンテンツの破壊工作
コミュニティやコンテンツの破壊工作、これらは立派なアンチ行動です。
コミュニティとコンテンツは同一のものと考えてもらったほうがいいです。
まず、コミュニティとはネット上で広がった人と人との繋がりのことを指します。
企業やグループが立ち上げた掲示板やSNS上でのコミュニティが存在します。
コンテンツとは、1つのテーマのことを指します。
何かテーマのあるコミュニティのほうが長続きしますし、人と人との繋がりも密接になります。
このような誰かが作り上げてきたコミュニティやコンテンツを、自分が気に入らないからと破壊工作をすることは立派なアンチ行動と言えます。
色々な考え方があり、特定のコンテンツを有するコミュニティが気に入らないという人も確かにおられるでしょう。
しかし、だからといって相手を破壊工作することは許されることではありません。
誹謗中傷
ネット上での書き込み、手紙、ありとあらゆる誹謗中傷もアンチ行動になります。
誹謗中傷するきっかけ、信じていたものに裏切られてしまった、絶対的な人気を持つ人がスキャンダルを起こした、何かしらのきっかけがあるはずです。
人は感情的になると、冷静な判断を失いがちです。
誹謗中傷することで、そのコメントや書き込みの向こうに傷つく誰かがいたり、誹謗中傷の対応に時間関係なく対応に追われたりする人たちがいることを忘れないでください。
特に集団になると強気になり、誹謗中傷したくなる気持ちは分かります。
しかし落ち着いて冷静になり、誹謗中傷することで起こってしまう色々なことを想像しながら自分をセーブさせるようにしてください。
ファンにも攻撃する
アンチ行動を起こす人たちは、ファンにも攻撃をします。
特定の人や団体、企業を気に入らない人たちはその対象へ色々な形でアンチ行動をします。
さらに、その行動はセーブが利かなくなるとファンたちへの攻撃へも向かいます。
ネット上には、特定のものが好きで集まる人たちのSNS、掲示板、グループなどが多数存在します。
わざとアンチはファンの集まりに表れ、誹謗中傷を繰り返します。
ファンから反発されることを気持ちいいとすら感じていて、ヒートアップさせます。
早い話、ファンの人たちはアンチ行動に対して塩対応するのが一番いいです。
相手にすればするほど、アンチ行動を起こす人たちはつけあがる傾向があります。
事実とは異なることを拡散
事実とは異なることを拡散する、これは立派なアンチ行動に当てはまります。
SNS、ネット上の書き込み、コメント、匿名ですることができるので「もしかしたら~かもしれない」という想像を「~である」と断定的に書くことは簡単です。
事実を捻じ曲げて、異なることを拡散するのもあっという間です。
現実社会でもこれが問題となり、特定の品物の買い占めが行われたことで私たちがパニック状態になった時期がありました。
これくらいなら大丈夫だろうと気軽な気持ちで、事実とは異なることを拡散するのはやめておいたほうがいいです。
根拠のない邪推をする
根拠のない邪推をすることも、立派なアンチ行動に当てはまります。
まず邪推とは、嫉妬やひがみの気持ちから、実際にそうなったと決まったわけでもないのに
「特定の人のせいで、悪い方向になった」と決め付けることを言います。
私たち人間も1人1人完璧ではありませんので、嫉妬もしますしひがみもします。
心のどこかで、誰かのせいにして逃げ道を作らないとやってられない時もあります。
心の中で思うことは自由なのですが、それを誰もが見れるSNSやネット上の掲示板に残すことに問題があります。
根拠のない邪推をして、責任を押し付けられた側の人だってそれが多数派の意見となると傷つきますし、ストレスを抱えてしまいます。
根拠のない邪推をするときはあくまでも個人的な範囲にとどめ、それを外に表現していくことは控えた方がいいでしょう。
コメント欄で嫌味や悪口を書く
コメント欄で嫌味や悪口を書く、これらは立派なアンチ行動になります。
コメント欄を書くスペースがあるところ、それは誰かのSNSの写真投稿、コメント投稿、ブログ記事といったところが考えられます。
人の記事を見て批判的な意見を持つことは自由ですが、だからといってそれを口実に嫌味や悪口を書くことは望ましいことではありません。
個人が何かを投稿しているところに嫌味や悪口を書くと、それをきっかけに口論となるリスクも持っています。
いったん炎上してしまうと、なかなか収拾がつかなくなる可能性もあります。
コメント欄で嫌味や悪口を書くことは控え、心で思う程度にとどめてください。
他のコミュニティでも対象者の愚痴を書き込む
他のコミュニティでも対象者の愚痴を書き込む、これは立派なアンチ行動です。
目の前で言えないからといって、対象者が見ていないところで愚痴を書き込むことはあまり望ましいことではありません。
たくさんの人が集まると人間関係もむずかしくなり、相性の合う・合わないが出てくることは重々承知しています。
それでも、どこかで愚痴を形に残してしまうことは控えておいてください。
愚痴が溜まったときは、信頼できる家族や友人に聞いてもらったり、自分自身が好きなことをしてストレス発散したりして、あまりそのことを考えないようにしてください。
脅迫などを行う
脅迫などを行うことも、立派なアンチ行動に当てはまります。
脅迫は下手すると刑法222条に該当し、2年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金に処せられる可能性もあります。
もちろん、今まで挙げてきた他のアンチ行動も刑法に該当することもあります。
一時の感情に任せて、誰かを脅迫することはやめておいたほうがいいです。
それがネット上の書き込みであっても、手紙や電話であっても、直接会って発した言葉であっても、脅迫であることに変わりはありません。
昨今は色々なリスクを想像し、ボイスレコーダーを常備している人も珍しくありません。
ネット上の書き込みや投稿は、削除したあとも残り続けます。
誰かがスクリーンショットしていれば、それを止めることは出来ません。
その記録は下手したらずっと拡散されるリスクすら持っています。
常に冷静な判断を失わないようにして、脅迫といった行動に走らないようにしてください。
アンチなことを言ってしまう理由10個
アンチなことを言ってしまうのにも理由はあります。
誰だって何の理由もないのに、特定の個人、団体、法人を批判するようなアンチな行動をとることはしません。
そんな時間があるくらいなら、自分にとって有益なことをしたいはずです。
それなのになぜ、アンチなことを言ってしまうのか?
代表的な理由として10個紹介します。
優越感に浸りたい
アンチなことを言うことで、優越感に浸りたいという理由があります。
一方的に特定の個人、団体、法人に対してアンチなことを言っているその時間は、誰かに批判されたり、言い返されたりする心配はありません。
自分が正しいことを言っている。
自分に勝るものはいないという気持ちでアンチなことを好きなだけ言っても大丈夫です。
アンチなことを言っている自分はヒーローのような存在で、自分が代表者となってアンチなことを言っている、そんな気持ちにすらなるでしょう。
まるで正義の味方でしょうか。
優越感に浸り、誰も反論しないことをいいことに勝ったような気持ちになります。
しかし、立ち止まって考えてみてください。
その優越感は一時のものであって、落ち着いてくると虚しさに変わるものでもあります。
アンチなことを言っている人の周りに人が集まるのはほんの一瞬であって、時間が経つとあっという間に離れていきます。
もっと違う意味での本当の優越感を探しましょう。
アンチなことを言って優越感に浸るなら、努力して得られた結果で優越感に浸ったほうが本当の意味で幸せな気持ちになれます。
相手に嫉妬している
相手に嫉妬していると、どうしてもアンチなことを言ってしまいがちです。
嫉妬しているときはすごく心の中がモヤモヤしてしまって、そのモヤモヤした気持ちを何らかの形で発散させないとすごくイライラします。
そのストレス発散の対象として、アンチなことを言ってしまうのです。
心に余裕がないときは人の幸せを素直に祝福出来なかったり、どうしても嫉妬してしまうものです。
ただ、それを形にしてアンチなことを言ってしまうのはよくありません。
後々の人間関係にも影響しますし、自分自身にとってもマイナスでしかありません。
承認欲求を満たしたい
承認欲求を満たしたいとき、アンチなことを言ってしまうことがあります。
1人がアンチなことを言うと、同じような考えの人たちも先陣を切って同調してくれますし、最初にアンチなことを言ってくれた人として喜ばれます。
同じ気持ちの人を見つけたい、自分のことを認めて欲しい、そういった気持ちが募るとアンチなことを言ってしまうのはすごくよく分かります。
あなたの気持ちが分かるよと言われると、それがアンチなことを言った結果であっても嬉しいですし、一瞬でも承認欲求は満たされます。
しかしそのエネルギーは自分を変えることへと使ったほうが、ずっと有効です。
アンチなことを言わなくても、誰かから必要とされる自分になりましょう。
それが友達関係、恋人関係、仕事関係、何でもいいです。
誰かから必要とされ、繋がっていける人になってください。
承認欲求をバネに、自分自身を成長させていきましょう。
1人は気楽でいいかもしれませんが、やはり誰かに認められることはすごく大事です。
相手の良くないところを見つけたい
相手の良くないところを見つけたいとき、アンチなことを言ってしまいがちです。
誰もが知る芸能人、才能を持つ著名な人、幅広く活躍する人、大手企業、などたくさんの人から羨望のまなざしで見つめられる存在には、どうしても嫉妬の気持ちが生まれます。
あんなに優秀で何でも出来るけれど、1つくらい良くないところがあるはずだという考えになってしまうのです。
そして批判したい相手の過去ブログやSNS投稿を執拗にチェックし、重箱の隅を楊枝でほじくるようなアンチなことを言ってしまいます。
それも想像でしかないのに、相手の良くないところを発信しようとします。
何かに秀でた存在がいると、憧れの気持ちとは裏腹に嫉妬の気持ちも芽生えます。
そこは上手に気持ちを切り替えて、自分自身を高めるための行動へと変えていきましょう。
正義感が強すぎる
正義感が強すぎると、アンチなことを言ってしまいます。
正義感が強いと、自分が関係なくても正しい主張をしたくなるものです。
今まで憧れの存在だった芸能人がスキャンダルを起こしたり、大手企業で何らかのトラブルが起きたりしたとき、その反対側には裏切られた人たちがいます。
裏切られた人たちを守りたい、自分が代表となって発信したいという気持ちからアンチな発言をすることは控えたほうがいいです。
よかれと思ってすることで、自分が矢面に立たされるかもしれません。
正義感は大事な人を守る時だけにして、ドライですがさほどに関係ないときは落ち着いて対応したほうがいいです。
相手の困る姿が見たい
相手の困る姿が見たいとき、アンチなことを言ってしまうことがあります。
誰かの成功や称賛を浴びる姿って、憧れの気持ちを持つ人もいれば、時々その人を困らせたいという気持ちを持つ意地悪な人もいます。
意地悪でなくても、ちょっとからかう気持ちでアンチなことを言ってしまうことは誰にだってあります。
言葉を言った側はすぐに忘れても、言われた側はずっと引きずることを忘れないようにしてください。
何の気なしに言ったことで、相手は困るだけではなくて心の底から傷つくかもしれません。
アンチなことを言う前に、それは本当に良いことなのかどうか立ち止まって考えましょう。
相手に認知してほしい
相手に認知してほしいからこそ、アンチなことを言ってしまいます。
優秀な人や人気のある人の周りには、自然とたくさんの人たちが集まります。
その中で特別な存在になりたい、相手に認知されたいと願うのは自然なことです。
幼い男の子が、好きな女の子の気を引こうとしてわざと意地悪をしてしまうのに似ているかもしれません。
アンチなことをすれば、確かに相手に認知されるかもしれません。
しかし、その中には「苦手意識」「嫌い」といった意味での認知しかないことを忘れないようにしてください。
もっと別の関わり方で、相手に認知される方法を探しましょう。
相手を見ていると不安を感じる
相手を見ていると不安を感じるとき、気持ちを安定させたくてアンチなことを言ってしまうことがあります。
自分よりも優秀な人が目の前に現れると、今までの自分をまるごと否定されたような気持ちになってしまいます。
不安な気持ちを落ち着かせるために、わざとアンチなことを言って自分を正当化しようとします。
言われた側は嫌な気持ちになりますし、関わりを極力減らそうとするでしょう。
たとえ相手を見て不安な気持ちになったとしても、アンチなことを言うのはやめたほうがいいです。
結果的に自分が損をするだけですので、誰とでも無難なお付き合いをしたほうがいいです。
ストレス発散
ストレス発散のためにアンチなことを言ってしまう人もいます。
自分の気持ちをストレートに表現出来ると、すごく気持ちがスッキリします。
アンチなことを言うと自分が優位に立ったような気持ちになれますし、日々のストレスも発散されます。
特に個人を特定しづらいネットでのやり取りになると、それがヒートアップするのが手に取るように分かります。
ストレス発散をするときは、あくまでも自分の好きなことをしてエネルギーを使うようにしましょう。
誰かを傷つけるようなアンチ行動でストレス発散をしても、結果的に自分にとってマイナスになって返ってくるだけになってしまいます。
暇潰しとしてゲーム感覚でしている
暇潰しとして、ゲーム感覚でアンチなことを言っている人たちもいます。
何かしらアンチ行動できるものを見つけて、そのたびに面白半分でアンチなことを言ったり、アンチな行動をとったりします。
時間があるのであれば、もっと有効な使い方ができないのか考えてみてください。
暇つぶしにゲーム感覚でアンチなことを言ったところで、何のメリットもありません。
もう少し落ち着いて、今自分がやりたいことを整理したり、もう少し目標を立て直したりしてみてください。
何か見えてくるものがあるはずですし、アンチ行動がカッコ悪いことに気付くはずです。
アンチ行動をやめる方法とは?
アンチ行動をやめるには、自分から強制終了させる方法が一番です。
アンチ行動を明日からやめようと思っても、それが日常生活の一部になっていたり、自覚がなかったりするとなかなか抜け出せません。
どういったことがアンチ行動なのかを知ってもらい、やめるようにしていきましょう。
アンチ行動をやめるには、自分で自分に厳しくするのが一番手っ取り早いです。
アンチ行動をやめる方法を一緒に考えていきましょう。
対象から距離を置く
対象から距離を置くことで、アンチ行動をやめるようにしていきましょう。
対象から距離を置くと、そのことを考えなくて済みますし、アンチ行動をする気持ちにすらならないでしょう。
対象から距離を置くためには、色々なやり方があります。
今まで日常的に使っていたものをやめてしまったり、わざと考えないようにしたり、どのやり方にしても強い意志がないと続きません。
仕事や友達関係でどうしても対象から距離を置けない場合もあります。
そういった時は、割り切った気持ちを持つようにしてください。
アンチ行動を起こしたくなる対象に対して、仕事という対価が発生するから関わる、友達との信頼関係があるから関わる、とドライな気持ちでいると楽です。
無理に対象から距離を置こうとするとストレスが溜まるので、自分のために距離を置こうという考え方でいたほうがいいかもしれません。
どちらにしても時間が必要ですが、極力関わらないようにしていきましょう。
SNSを辞める
アンチ行動をやめるために、思い切ってSNSを辞めると手っ取り早いです。
SNSをやっていると、どうしても自分が批判したい対象や、今話題になっている情報が目に入ってきます。
アンチ行動をもうやめようと思っても、自分の視界に入ると何かしらの行動を起こしたくなってしまいます。
SNSをやめることで、自分から何かを発信したり、投稿したりすることを一切やめてしまいましょう。
今までSNSメインの生活をしていた人にとってはストレスでしかありませんが、慣れればあっという間です。
たくさんフォロワーが欲しい、いいね!が欲しい、コメントが欲しい、そう思って今まで頑張っていたこと全てを手放すのです。
今までSNSに使っていた時間を自分のためだけに使い、もっと上手な時間の有効活用を学びましょう。
友人関係のほとんどがSNSで繋がっているという若者世代には少々ハードルが高いかもしれません。
SNSを辞めるのが人間関係からむずかしい場合、友達限定にしておく、アンチ対象となるものは最初からブロックしてしまうといったやり方もあります。
SNSをしていると便利な反面、目に入らなくていいものまで入ってしまいます。
本当は断捨離という気持ちも含めて、SNSを辞めた生活のほうが楽かもしれません。
気に入らないものは見ない
アンチ行動をやめるには、気に入らないものは見ないほうがいいです。
気に入らないものを見ると、人はどうしても自分の意見を言ってスッキリしたり、気に入らない対象となるものを批判したりしたくなります。
気に入らないものを見ると、ストレスが溜まります。
気に入らないものを見ないようにすることで、自然とアンチ行動に走ろうとする気持ちを減らしていくことができます。
気に入らないものを見ないことと、臭いものに蓋をすることとはまったく異なります。
自分にとって関わりのあるものは関わらないといけませんが、さほどに影響がない場合はあまり気にしないほうがいいです。
私生活を充実させる
私生活を充実させることで、アンチ行動に使う無駄な時間をなくしましょう。
私生活が充実すると、今置かれている自分の人間関係、仕事、プライベート、趣味といったすべてのことに関わるだけでも手いっぱいになります。
アンチ行動をするためにネット上を徘徊するような時間があれば、好きなことをして過ごしていたいと考えるようになります。
私生活を充実させるには、色々なやり方があります。
今までしていなかった新しいチャレンジをしたり、スキルアップを考えたり、どちらにしても自分の成長に繋がります。
今は何かしらセーブが多く、中にはチャレンジ出来ないこともあります。
その中でも、どうやって楽しみながら私生活を充実させるのか?考えることからスタートしてみてください。
人と比較しない
人と比較しないようにすると、アンチ行動をやめられるようになります。
アンチ行動のきっかけの1つに、自分よりも優秀な人や人気のある人への嫉妬心があります。
実力で勝つことが出来ないからこそ、アンチ行動というやり方で嫉妬心の対象となる人に勝とうとするのです。
人はどうしても人と比較したくなりますし、嫉妬心も持ちます。
どれだけ心を落ち着かせ、自分は自分、人は人と割り切って生活出来るかによって変わってきます。
人と比較しそうになったら、その都度心を落ち着かせて「どうすれば自分をもっと成長させることが出来るのか」を考えるようにしてください。
嫉妬心をアンチ行動というエネルギーに使わず、自分を変えるためにとことん使ってみてください。
アンチなことを言うのはやめて充実した生活を送ろう!
アンチなことを言うことで、結果的に自分も辛い思いをするし、言われた人はずっと心に残ってしまうということをお伝えしました。
匿名のネット上だからこそ、誰だって強気になれるのは理解出来ます。
日々のストレスをSNSで発散したくなる気持ちもすごく分かります。
そこをぐっと踏みとどまり、アンチなことを言ってストレス発散せずに、自分の好きなことをしてストレス発散するようにしてください。
ネット上での書き込みは後々残りますし、場合によっては個人を特定することだって容易です。
何も考えずにアンチなことを書き込むのは控え、充実した生活を送るようにしましょう。