元彼と結婚ってあり?自分をよく知ってくれている相手と結婚するメリットと注意点について
「そろそろ結婚したい」と思った時に、ふと元彼のことを思い出す人もいるのではないでしょうか。

一度別れた相手との恋愛なんて考えられないという人もいれば、一度は本気で好きになった人だからこそ、今もう一度付き合ってみたいと考える人もいます。

もし、元彼もあなたと結婚を見据えた復縁をしたいと考えている場合は、十分に元彼もあなたの結婚相手の候補になってくれるでしょう。

元彼は結婚相手として、あなたにどんな存在になるのでしょうか。

実際どうなの?元彼との結婚

なかなか周りに元彼と結婚した人がいないという人は、元彼との結婚がイメージできなくても仕方ありません。

実際、元彼はあなたにとってどんな存在なのでしょうか。

また、そんな元彼との結婚はどのようなものになるのでしょうか。

あなたにとって元彼がどういう人なのかという点からじっくり考えてみましょう。

一度は別れてしまった元彼

別れ
「元彼」というからには、一度はあなたと別れた相手です。

別れた理由は元彼かあなたの浮気かもしれませんし、単にお互いに忙しくてタイミングが合わずに自然消滅したのかもしれません。

あるいは、どちらかが心変わりをして別れたことで、まだどちらかは強い未練を残しているというケースもあるでしょう。

元彼との結婚は、当然ながら新しい彼氏との結婚とは違い「一度は別れてしまった」という点がポイントになってきます。

元彼との結婚を具体的に考えれば考えるほど、そのポイントは無視できないものになっていくでしょう。

なかには付き合って別れてを繰り返す人も

もちろん元彼との別れは一度だけとは限りません。

なかには一度は別れた後で復縁をし、さらにもう一度別れてしまうように「付き合いと別れ」を何度も繰り返しているというカップルもいるでしょう。

もちろん、何度「付き合いと別れ」を繰り返しているカップルであっても結婚に大きな支障が出るというわけではありません。

結婚を考える際に真っ先に考えておきたいのは「何度別れたか」という回数ではなく「なぜ別れてしまったのか」「なぜ別れたのに復縁したいと思ったのか」というお互いの気持ちの理由です。

元彼との結婚についてリサーチ

では、実際に元彼との結婚はどのようなものになるのでしょうか。

ここでは、元彼と結婚する時に特有のメリットや、逆に元彼との結婚の際に覚えておかなければならない注意点、また元彼との結婚を考える時に必ず確認しておきたいチェックポイントを紹介していきます。

今結婚をしたいと考えている女性の中で、元彼が候補に挙がっている人はすぐに結婚する前に必ずメリットと注意点、チェックポイントを確認してください。

入籍する前にどれくらい元彼との結婚を具体的に考えられたかどうかは、今後の結婚生活を幸せに送る上で非常に重要なポイントとなります。

自分をよく知ってくれている元彼との結婚のメリット

まずは、元彼と結婚をする上でのメリットを10個紹介していきます。

幸せな結婚生活ですので、元彼との結婚生活における注意点の前にまずはメリットに目を向けるようにしましょう。

元彼が結婚生活に対してどのように考えているかを知る前に、まずはあなたの中でしっかりメリットを把握しておくことで話もスムーズに進みやすくなります。

気心が知れているので楽

一度は別れてしまった相手とはいえ、元彼は期間に差こそあれ一度は付き合ったことがある人です。

そのため、お互いに気心が知れている楽な相手だと考えることができるでしょう。

新しく知り合った人と結婚するためには、その人との性格的な相性はもちろん食事の好みや金銭感覚、恋愛における貞操観念などをしっかり見極める必要があります。

しかし、元彼は過去の付き合いの中で既にそうしたことを知っているので、お互い変に緊張することもなく付き合うことができます。

自分を理解してくれている

気心が知れているだけではなく、元彼はあなたの理解者にもなってくれるでしょう。

過去には喧嘩ばかりであっても、復縁してからは「〇〇という発言はあなたを怒らせてしまう」や「〇〇のことを言うと、あなたは傷ついてしまう」ということをしっかり理解してくれています。

もちろん傷つくポイントだけではなく「〇〇が好き」などの好みや趣味もしっかり把握してくれているでしょう。

そのため、付き合いたてから長年の付き合いがある熟練夫婦のような安定した付き合いが可能になります。

新しく知り合った人と付き合う時には、お互いに好みや嫌なポイントなどを探り探り付き合っていかなければならないので、そうしたことに疲れてしまうという人は元彼との付き合いが心地良く感じられるのではないでしょうか。

元彼への理解もある

もちろん、元彼だけが一方的にあなたの良き理解者になってくれるだけではありません。

あなた自身も元彼にとって、良き理解者になることができるでしょう。

一般的に男性は女性の心情を察するのが苦手な人が多いと言われていますが、元彼のことをあなたがしっかり理解してあげることで、あなたは元彼にとって「一緒にいて居心地の良い女性」となり、元彼の結婚願望を強く刺激することができるでしょう。

元彼のことを理解しているということは、元彼だけにメリットがあることではありません。

元彼が何を言われると喜ぶのか、どういうものを欲しがるのか、あるいは何を言われたら怒ってしまうのかということを理解しているのは、二人で過ごす上で重要なポイントです。

元彼との付き合いでは理解力を発揮することで、お互いに心地良い会話を楽しむことができるでしょう。

これが新しく知り合った彼氏の場合は、何気ない一言でいきなり不機嫌にしてしまったり、喜ばせるために頑張って選んだプレゼントが逆効果になってしまうなどのデメリットが生じてしまう場合もあります。

そうした新鮮さを楽しめるのは新しい彼氏ならではですが、結婚に向けて前向きに考えている時期には疲れてしまうという女性も少なくはありません。

自分の素を出せる

お互いに理解しあっているあなたと元彼との付き合いですので、無理に格好をつけて取り繕う必要はありません。

知り合ったばかりの人に対しては、本当は嫌なことでも我慢してしまうこともありがちですが、元彼相手なら遠慮なく拒否できるなどの場面も多くあるでしょう。

特にデートの時に行き先やディナーの場所を選ぶ時は、付き合ったばかりだと相手の好みばかりを優先してしまって自分が楽しめなかったり疲れてしまったりということもあります。

しかし、お互いに気心が知れて素が出せる元彼との付き合いなら「ここに行くと喜びそう」「ここは嫌がりそうだから提案はやめておこう」のように、お互いに相手の素を理解しながらデートのプランを立てることができるというメリットがあります。

言いたいことが言い合える

言い合い
元彼との付き合いはお互いの素を出し合える付き合いになるので、相手のことを考えた提案ができるというのは先ほど紹介した通りです。

もちろんそれだけではなく、相手のことを考えつつも自分の主張をしっかりできるのがメリットだと感じる人も多いと言われています。

「〇〇は好きじゃないと思うけど、私は〇〇に行きたい。次のデートは私の苦手な△△に付き合うから、今日は〇〇に一緒に行ってほしい」のように、相手のことを気遣いながらも自分の主張がしやすいというメリットがあります。

もちろん、デートのプランを考える時だけではなく、相手の嫌な癖などについても「一度はこれが我慢できずに別れたけど、今回は別れたくないから言っておきたい」などのように勢いがついて「〇〇をやめてほしい」のように言い出しやすくなります。

一般的に、付き合っている相手とはいえ、相手の行動を制限するようなことは言いにくいものですが、元彼に対してはそういった遠慮なく自分の思ったことを言えるという人も多いと言われています。

価値観を合わせやすい

知り合ったばかりの人と付き合う時は、お互いに相性が良いと感じていてもそれが本当かどうかは分かりません。

そのため付き合っていく中で、お互いの価値観が合っているかを探り探りで確認していかなければならないでしょう。

たとえば一緒にショッピングに行っても「この人は10,000円のスカートを買っても嫌がらないだろうか。金遣いが荒いと思われてしまうだろうか。それとも、そんな安いのしか買わないと幻滅されてしまうだろうか」のように価値観が分からずに悩んでしまうというケースも珍しくはありません。

しかし、元彼ならお互いにある程度の価値観が分かっているので、そうした心配はありません。

別れた期間が長いと価値観が変わってしまっている可能性もありますが、そういった時も「え、それ高すぎない?」のように気楽に言い合うことができるでしょう。

特に初対面の人と話すのがあまり得意ではない人見知りタイプの女性にとって、価値観を合わせやすい元彼との付き合いはとても楽なものになります。

愛情を再認識できる

愛情
元彼と別れた理由が喧嘩別れであっても自然消滅であっても、多かれ少なかれ別れた時点での辛い気持ちはあなたの心の中に残ってしまっているでしょう。

そのため、付き合いを再開してからしばらくの間は「また別れてしまうのではないか」と不安になってしまう人も珍しくはありません。

しかし、元彼との付き合いはあなたのそうした不安な気持ちや辛い気持ちを癒してくれるものになるでしょう。

新しい彼氏と付き合った場合はゼロからのスタートとなりますが、元彼との恋愛は「別れ」を経験している分マイナスからのスタートとなります。

だからこそ、一つ一つの愛情表現がさらに効果的に感じられ、以前よりもより強く元彼の愛情を再認識することができて幸せな気持ちになれるでしょう。

本当に好きな人と一緒になれる

元彼ではなく新しい彼氏と付き合いを始める場合、年齢にもよりますが結婚を意識する場合がほとんどです。

そのため、気の合う友人関係から恋愛に発展していったり合コンで意気投合して付き合いが始まるというケースよりも、婚活パーティーやマッチングアプリを利用して付き合いが始まるというケースが多いこともあるでしょう。

もちろんそうした出会いでも本当に好きな人と出会える可能性はゼロではありませんが、人によっては相性よりも年収や同居の有無などの条件面を重視して相手を選んでしまうことも少なくはありません。

その一方で、元彼と復縁して結婚する場合は、条件よりも元彼自身との相性を重視して結婚する場合がほとんどです。

場合によっては「以前は結婚に向けて年収がネックになって別れてしまったけれど、やっぱり元彼しか好きだと思えないから復縁する」というケースもあるでしょう。

相性と条件、どちらを選べばより幸せな結婚生活を送れるのかは時と場合に寄りますが、本当に好きな人と結婚したい時は元彼を選んだ方が良い場合も少なくはありません。

別れた頃より成長している

元彼と別れてしまったのは、浮気や自然消滅などどんな理由であっても、お互いに「嫌な思いや辛い思いを相手にさせない」という思いやりや「嫌なことや辛いことがあっても相手と一緒に乗り越えていきたい」という情熱が欠如していた場合がほとんどです。

時には自分のプライベートに余裕がないことを理由に相手に甘えすぎてしまうなど、子どもじみた一面を相手に押し付けてしまっていたこともあるでしょう。

しかし、別れてから違う人と恋愛をしたり仕事や趣味を通じて色々な人と関わって多くの経験を積むことで、確実に別れた頃よりお互いに成長した姿で向き合うことができるでしょう。

そのため「昔は〇〇なところが嫌だったけど、相手もそんな人じゃなくなった」と相手の成長を感じることがあるのはもちろん、「昔の自分は〇〇を言われるとすぐに怒っていたけど、最近は受け流せるようになった」などのように自分の成長を実感することもできるでしょう。

その結果、お互いに「〇〇は怒られるから絶対に避けよう」と相手を思いやれる余裕を持てるようになります。

スムーズに結婚に繋がりやすい

結婚
中学生や高校生であれば、何度も復縁や別れを繰り返しても大きな変化があることはめったにありません。

しかし、成人した男女が別れてから復縁する場合は話は別です。

あなた自身はもちろん、彼氏も「復縁するからには相手の人生に責任を持って結婚しよう」と考えていることも珍しくはないでしょう。

あなたたち二人だけではなく、復縁を知った周りも「このタイミングで復縁をしたってことは、きっと結婚間近だろう」と考えても不思議ではありません。

お互いに両親に別れたことや復縁したことを話しているのであれば、両親も「結婚前提での復縁だろう」と考えるのが自然でしょう。

このように本人たちではなく周りの人の後押しもあるため、新しい彼氏と結婚を全体に付き合った場合と比べて、元彼と結婚を前提に復縁する場合の方がスムーズに結婚に繋がりやすくなります。

お互いに今更金銭感覚や食事の好みなどの価値観をすり合わせることもないので、お互いの気持ちが固まり次第すぐにでも入籍をするのも珍しいケースではないでしょう。

元彼との結婚は楽さがポイント

今まで紹介してきた通り、元彼との復縁を経た結婚はお互いに分かり合えている部分も多く周りの協力もあるため、結婚に向けた話し合いも結婚生活自体も楽になるのが大きなメリットです。

婚活に疲れてしまって嫌気がさしてしまっている人こそ、元彼との結婚はとても魅力的に思えるという人も少なくないのではないでしょうか。

でも良いことばかりではないかも

先ほど紹介したように、元彼と復縁して結婚を意識することはすぐに思いつくだけでも10個のメリットがあります。

しかし、一度は別れた元彼と復縁するからこそのメリットがある一方で、当然ながら「新しい彼氏にはないけれど、別れを経験した元彼だからこそ存在するデメリット」があることも覚えておかなければなりません。

メリットばかりに目を向けて元彼と復縁してしまうと「こんなはずじゃなかった」や「やっぱりこの人の〇〇なところが受け入れられない」のように、再び破局してしまうケースも少なくはありません。

元彼と結婚を前提とした復縁をするということは、決して夢のようなメリットだけではないということをしっかり把握しておくようにしましょう。

良い面と悪い面両方チェックしておこう

復縁が本格的に決まりかけていたり結婚に向けて具体的な話が出てくると、ついつい気分も明るくなって良いことばかり考えてしまいがちです。

気になるところがあっても「まぁ結婚したらなんとかなる!」とポジティブに考えすぎてしまい、結局結婚してから「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうというケースも少なくはありません。

人生を大きく左右するイベントである結婚前だからこそ、良い面だけに目を向けずにしっかり悪い面にも目を向けなければなりません。

元彼との結婚話が具体的になる前に、悪い面も忘れずにチェックしておきましょう。

元彼との結婚の注意点

では、メリットだけではない元彼との結婚を考える上で覚えておきたい注意点にはどのようなものがあるのでしょうか。

もちろん、以前別れてしまった理由によって注意すべき点も色々と変わってきますが、ここではどんな理由で別れて復縁したカップルにも共有する7つの注意点を紹介していきます。

結婚話が具体的になればなるほど、後戻りはしづらくなってしまいます。

どうにもならなくなってしまう前に、しっかりデメリットもチェックしておくようにしましょう。

またダメになる可能性がある

まだ別れたことがないカップルの場合は「別れてしまうと、二度とこの人と会えなくなるかもしれない」という恐怖心から、別れに対するハードルが高くなります。

しかし一度でも別れたことがあるカップルは、「とりあえず今は気が合わないから別れておこう」のように、距離を置くだけではなく簡単に別れを選択してしまう傾向があります。

それは結婚を前提とした復縁でも変わりません。

お互いに「別れてもまぁいいや」という気持ちが残っていることがあるため、普通のカップルよりも喧嘩になってしまった時の破局率が高いと言われています。

また、お互いにこの法則を知っていると「〇〇が気になるけど、相手に伝えると別れるって言われるかもしれない」と疑心暗鬼に陥ってしまい、自分の言いたいことを言えずにストレスが溜まってしまうというケースもあります。

メリハリがなくなる

「別れたい」と言って別れて「やっぱり復縁しよう」と言葉で伝えて復縁するカップルが多いですが、なかには「なんとなく連絡を取らなくなって会わなくなり自然消滅したけれど、どちらかが連絡してきて、ちょっとだけ復縁したような雰囲気になっている」というカップルもいます。

もちろんそれでも付き合いが上手くいくケースもありますが、そういったケースではメリハリがなくなってしまうというデメリットがあります。

お互いに言葉がないため、今が付き合っている状態なのかどうか確信が持てなくなってしまいます。

そうすると、自分は浮気のつもりではないのに相手に浮気だと思われてしまったり、その逆もあります。

結婚に対しても「なんとなく結婚する」ということで「これから二人で頑張っていこう!」という気持ちにならないことから、結婚生活もつまらないものになってしまって、またなんとなく別れてしまうということも珍しくはありません。

新鮮さがない

変に緊張せずに相手に素の自分で接することができるのは元彼と復縁するメリットではありますが、一方で新しい彼氏と付き合っている時のような新鮮さを感じられないというのはデメリットになります。

新しい彼氏と会う時はあなたの家でデートをする時にもしっかりメイクをしてオシャレをするのに、元彼とのおうちデートの時には部屋着にスッピンで出迎えることもあるのではないでしょうか。

お互いにリラックスしていてその状態に文句がないのであれば問題ありませんが、どちらかが新鮮さのなさに不満を抱いてしまうと、浮気などの破局の原因になりかねません。

いざ結婚生活が始まっても料理や掃除も適当になってしまって「今日は忙しいから適当で良いよね」のように相手にダラダラとした姿ばかりを見せてしまって、幻滅されるということもあるでしょう。

相手への気遣いが減る

先ほどメリットの項目で「元彼との付き合いは相手の嫌なところも好きなところも分かっているので、お互いに気配りがしやすい」ということを紹介しました。

しかし、人によっては「お互いのことが分かっているからこそ、気遣いをしなくなってしまう」という人もいます。

たとえば新しい彼氏に対しては疲れていても明るい声で電話をするのに、元彼に対しては気遣いよりも甘えが出てきて、不機嫌に応対してしまうということもあるでしょう。

素を出した付き合いは気楽ですが、気遣いがなくなってしまうとどちらかが大きなストレスを溜めてしまうことになります。

その状態がずっと続いていると「自分は〇〇の親ではない!」と爆発してしまうこともあるでしょう。

素の自分でいることと相手に甘えること、相手に気遣いをすることはそれぞれ似ているようで全く違うということを、お互いに覚えておくようにすると良いでしょう。

信用しきれない

以前の別れの原因が相手の浮気だった場合、復縁したからといって全力で相手のことを信じることができなくても不思議ではありません。

少し連絡が取れなくなっただけで、仕事時間中なのに不安になって浮気を疑ってしまうこともあるでしょう。

もちろん相手にも非はありますが、ずっとそのような関係性ではお互いに息が詰まって再び破局してしまうのも珍しいことではありません。

浮気などが原因で別れていない場合でも「相手は本当に結婚を目的に復縁しているのだろうか」「この復縁は次の相手ができるまでの繋ぎだろうか」「相手は本当に言いたいことを言えているだろうか、ストレスを溜めていないだろうか」など、復縁ならではの悩みはたくさんあります。

そうしたことを相手と話し合えずに自分の中に溜めこみ続けていると、信用できないことに疲れてしまうこともあります。

周りの目が気になる

お互いに共通の友人がいなくて両親にもまだ紹介していない状態なら問題ありませんが、付き合いが長くて共通の友人が多かったり両親に紹介した後で別れたカップルの場合、復縁してからも周りの目が気になってしまうということがあります。

特に自然消滅したわけではなく、どちらかの浮気や借金が原因で別れていたり周りを巻き込んで喧嘩別れしたカップルの場合はその傾向が強くなります。

どちらかが加害者のような状況で別れたカップルの場合は「本当に今度は裏切らないの?」のように周りから言われることもあれば、好奇心で観察されるような状況に疲れてしまうこともあるでしょう。

自然消滅の場合でも、お互いの両親から「復縁したということは結婚は間近なんでしょ?」のようにプレッシャーをかけられて疲れるというケースもあります。

復縁や別れを繰り返していると「またどうせすぐに別れる」などと言われることもあるでしょう。

カップルの復縁は、意外と周りの人の目が気になってしまうということも珍しくはありません。

妥協になってしまう

本当に大好きな元彼と復縁して結婚する場合、条件面よりお互いの相性を重視して結婚できる人が多いと言われています。

新しい彼氏はついつい条件面に目がいってしまいがちでも、元彼の場合は相性が全てだと考える女性も多いでしょう。

しかし、そうした女性ばかりではなく、妥協の末に元彼と復縁して結婚しようと考えてしまう女性もいます。

「元彼は結婚相手としてめちゃくちゃ良いというわけではないけれど、これといって悪いところもないし年齢的に元彼以上のスペックの男性を探すのも無理だろうし、婚活に疲れたからとりあえず元彼と結婚しよう」と考えてしまう女性は決して少なくはありません。

このように元彼との結婚が妥協の末の産物だと、結婚してからも「やっぱりこの人なんか選ばなければ良かった」のような後悔が遅くなってしまい、結婚生活もギスギスしてしまう可能性があります。

元彼と復縁する時には、本当に自分の中に妥協の気持ちがないか一度しっかり確認してみると良いでしょう。

元彼との結婚で確認すべきこと

元彼との結婚は良い面も悪い面もたくさんあります。

もちろんそれはどんな出会い方をした男性と付き合っても同じですが、「一度は別れを選んだ元彼」と復縁するからこそ、しっかり結婚前に確認しておきたいことがあります。

幸せな結婚生活にするためにも、元彼との結婚で浮かれている気持ちを一度冷静に見つめ直し、今から紹介する3つのポイントをしっかり確認してみてください。

別れた原因の解消ができているか

別れ
元彼と復縁しても結局破局してしまう人の多くは、最初に別れた原因が解消されていないため別れてしまうと言われています。

たとえば最初に別れた原因があなたの浮気にあるのでしたら、次は元彼に対して一途な恋愛をする覚悟はあるでしょうか。

「この人だけ」と思っていても、元彼と揉めた時に他の男性に目移りしてしまうということもあります。

そういった時に自分を抑えるしっかりした自制心は育っているでしょうか。

他にもどちらかの借金が原因で別れた場合は借金は全て返済されていて、新しい借金はないでしょうか。

仕事の忙しさが原因で別れてしまった場合は、仕事の状況が変わっていたり、忙しくてもお互いに不満を抱かないようなルールは新しく決まっているでしょうか。

そうした別れの原因が解消されていないのに「やっぱり相性が良いから」という理由だけで付き合ってしまうと、「前と同じで〇〇は絶対に我慢できない」という理由で別れてしまう原因になりかねません。

入籍後に別れるのは役所の手続きも含めて非常に手間がかかるので、入籍前にしっかりお互いに話し合うようにしましょう。

お互いへの思いやりは消えていないか

先ほど、元彼との結婚の注意点の中でお互いに気遣いがなくなりがちだということを紹介しました。

結婚生活において、お互いを気遣って思いやる心がないと非常にギスギスとした結婚生活になってしまいかねません。

お互いへの思いやりの気持ちが消えていないか、一度確認してみると良いでしょう。

たとえばあなたが楽しみにしているデートの時に相手が体調を崩しても、文句を言わずに看病してあげることができるでしょうか。

相手が忙しい時にあなたの具合が悪い時、相手はあなたに思いやりの言葉をくれるでしょうか。

相手に求めてばかりでは、遅かれ早かれ結婚生活は破綻してしまいます。

そうならないためにも、お互いに思いやりを持って接することができるかを再確認するのがおすすめです。

お互いの想いは一致しているか

結婚生活はお互いの想いが一致していないと、なかなか上手くいきません。

片方は「この人が大好きで一生一緒にいたいから結婚したい」と思っているのに、一方が「結婚相手も見つからないし、まぁとりあえず妥協して結婚するか」という気持ちだと、気持ちの温度差が出てきてお互いにストレスの溜まる結婚生活になってしまいます。

お互いの気持ちに温度差がないか、お互いしっかり相手のことを考えた結婚生活を送る覚悟があるのかを確認するのも大切なことです。

どちらかの気持ちが結婚に向けてまだ迷っているようであれば、周りから急かされている場合でもお互いに覚悟ができるまで結婚を保留にした方が良いケースもあります。

入籍前に、今一度相手の気持ちを確認してみると良いでしょう。

元彼との結婚は相手をよく見直して

元彼との結婚はメリットもデメリットもたくさんあります。

新しい彼氏との結婚とは違い、元彼だからこそ得られるメリットもあれば、元彼だからこそ注意しておきたい点もあるでしょう。

復縁を申し込まれた時もあまり焦らず、相手の気持ちをしっかり見直してから結婚するようにしましょう。